「NAVERまとめ」が面白い

 無料通話&無料メッセージアプリLine http://line.naver.jp/ja/の運営元でもあるNHN Japanhttp://www.nhncorp.jp/が運用するユニークな検索サイト「NAVERhttp://www.naver.jp/については、当欄でも何回か取り上げたが、「NAVERまとめ」http://matome.naver.jp/という機能があることを最近初めて知った。
 「NAVERまとめ」は、インターネット上で見つけた、あらゆる情報を、自由に組み合わせ、ひとつのページにまとめて保存・紹介できるサービス。誰もが[情報をデザイン]できるようにすることで、今までにない人と情報との出会いを実現することを目指しているという。

ボランティア的存在である「キュレーター」がトピックごとにまとめ上げるという消費者パワーに頼っているので、他の検索エンジンのようにメーカーや商用ウェブサイトの情報が上位に来ることはない。「スマートにお商売する人たちよりも愚直に消費者目線で情報をまとめる」力に頼っているせいか、他の検索サイトには出てこない情報が溢れている。

 「NAVERまとめ」の特徴http://naverland.naver.jp/?p=2657としては、
特徴1 リンク、画像、動画、テキスト、Tweetなど、形式を超えて自由に組み合わせ、
    ひとつのページに集約できる。
特徴2 WEBの技術は不要。情報を投げこむ感覚で追加でき、最適なレイアウトで表示される。
特徴3 ドラッグ&ドロップで自由に並べ替えたり、見出しをつけたりして、見やすく整理することができる。
特徴4 まとめに掲載された広告から得られる利益をすべて、まとめの作成者に還元。

などが挙げられている。詳しくは「まとめについてのヘルプ」http://help.naver.jp/faq?serviceNo=4も参照のこと。

 私が使い始めたきっかけは、準備中の「クラインガルテンhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20120116に必要な客観的情報を集めようと思って「まとめ」にたどり着いたからだ。とりあえず、「太陽光発電」「冷蔵庫」「チェア」「クラインガルテン」「液晶テレビ」「LED電球」などを調べてみた。

「海外旅行」や「ウィーン」、「LCC(格安航空)」といった旅行関係も まとめ検索してみた。「海外旅行」では、以下のような興味深い「まとめ」が見つかった。

 「海外旅行でマジ助けられたアイテムたち」「世界一周 ユニークな旅ブロガー達まとめ」「海外旅行に持っていって本当に役にたったもの」「海外旅行・滞在で便利な無料iPhoneアプリ」「iPhoneのデフォルトマップアプリを使って海外旅行中にオフラインで地図を見る方法」「海外旅行者絶対必見!!世界の無料wifi事情」「海外ホテルを格安で予約したいときに使うサイト」「日本発海外の格安航空会社(LCC)一覧【出発地域・空港別】」「海外でやってはいけないことまとめ」「Facebookを利用する上で注意、Facebookの危険性についてまとめ」


当欄関連過去記事:
検索エンジンのブロードバンド検索機能を活用しよう」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040602
「韓国の大手検索サイトNAVER が日本市場再登場」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20090714


■今日のブックマーク&記事

□ TripAdvisor「日本就航のLCC全路線(国際線)」 http://tg.tripadvisor.jp/lcc/

□Invite For A Bite  http://inviteforabite.com/
 The safe, friendly place for women to meet and eat. At home and away.

□Travel Beacons  http://travelbeacons.com/ 
Travel Beacons is an editorially controlled information portal for all things travel related.

山で暮らす愉しみと基本の技術

山で暮らす愉しみと基本の技術

完全版 自給自足の本

完全版 自給自足の本

世界時計などの電子ツールを集めたPoodwaddle.com

 またまた、アメリカの個人運営旅行ポータル「JOHNNY JET'S TRAVEL PORTALhttp://www.johnnyjet.com/の“Where's Johnny Jet This Week”という無料メールマガジンWEBSITE OF THE WEEKの項で 見つけた旅に役立つ電子ツールを紹介させてもらう。Poodwaddle.com http://www.poodwaddle.com/という、世界時計などの便利なガジェットを集めたサイトだ。
 とくに、World Clock http://www.poodwaddle.com/clocks/worldclock/が旅に役立ちそうだ。時計の下にあるWorld Timeをクリックして右の地球儀状にあるAS(アジア)を開き、Tokyoを選ぶと日本時間の表示に切り替わる。左側にあるPopulationを開くと、男女別の出生数や中国、インド、ヨーロッパなどの出生数が刻一刻と表示される。
 環境や、食料、天然資源、エネルギー、事故や病気での死者数、アメリカの犯罪率なども左のEnvironment、Energy、Foodなどから見ることができる。Moreを開くとアメリカの膨大な国家負債が表示され、目がくらむ。日本の負債を見る勇気のある方は、みどりインベストメントの“借金リアルカウンター”http://www.kh-web.org/fin/をクリックしてみるとよい。
 
Poodwaddle.com のClocks http://www.poodwaddle.com/clocks/にあるCountdown Timerも旅行に役立ちそうだ。早速、次の海外旅行出発まで何日何時間何秒という設定をしてみた。旅行中は、“旅パソ”に楽しい旅が終わるまで何日といった設定もできる。

当欄関連過去記事:
「トラベル・カルキュレーター TravelMath.com」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20101008



■今日のブックマーク&記事■

□「糸島ぐるっとナビ」http://www.itonavi.com/
 福岡市内から車で30〜40分の糸島半島の歴史・観光、生産者直売所、カフェ&レストラン、窯元・家具などの工房&ギャラリー、レジャースポットなどをナビゲートするウェブサイト。

□WEB KARAT http://www.kkarat.com/
唐津の情報を発信するサイト。テーマに沿った内容を投稿者に提供してもらい、みんなの手である種の「町興し」を考えて行こうという主旨とか。

トラベル・カルキュレーター TravelMath.com 

当ブログでたびたび取り上げさせてもらっているアメリカの個人運営旅行ポータル「JOHNNY JET'S TRAVEL PORTALhttp://www.johnnyjet.com/の“Where's Johnny Jet This Week”という無料メールマガジンWEBSITE OF THE WEEKの項でTravelMath.com http://www.travelmath.com/という海外旅行に役立ちそうな計算機能サイトが紹介されていた。 主要機能のtravel calculator では、distance (距離miles/kilometers)、travel time (所要時間flying or driving)、 carbon emissions(炭素ガス放出)、 time difference(時差)、最寄りの空港・ホテルを調べることができる。
 トップバーのflightsを開くと、Cheap flightsの検索機能が使えるなど、旅行計画に使える機能は豊富だ。

「旅行計画に役立つ旅の電子ツール」は、小見出しに ■ [tool]のように表示されている記事の、小見出しのカギ括弧の中のカテゴリー名称toolをクリックすると、関連記事のバックナンバーをまとめて参照することができる。また、下記の当欄関連過去記事もご参考に。

「旅行計画に役立つ旅の電子ツールを活用 Part 5」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070629
「旅行計画に役立つ旅の電子ツールを活用 Part Ⅰ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070625
「旅行計画に役立つアメリカの新サイトを2つ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20090711
アメリカTravelzooの日本語版が稼働していた!」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080521
「旅行履歴を地図上に記録できるサイト」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20081223
「個人のフライト履歴を保存・図示できるサイト」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070612
「計画段階から旅を楽しませてくれる『旅の電子小道具』」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040426


■今日のブックマーク&記事■

□forimmediaterelease.net http://www.forimmediaterelease.net/
  Travel News Distribution powered by eTurboNews

The Traveler's Web: An Extreme Searcher Guide to Travel Resources on the Internet

The Traveler's Web: An Extreme Searcher Guide to Travel Resources on the Internet

The Girlo Travel Survival Kit (Girlosophy)

The Girlo Travel Survival Kit (Girlosophy)

旅先で欲しいと思った旅行グッズ

旅先で“至福のひととき”と思うのは、朝まどろみながら天井を眺めて「ここはどこの宿だったかな?」と思い迷うときだ。
 しかし、今回旅をしていて、夜中に天井を眺めながら思ったことは、「天井に時計が浮かび上がったらいいな」だった。老眼が進んでいることもあって、ホテルのテレビやラジオに附属している時計は見づらい。ベッドサイドに使い慣れたトラベル・クロックを置いているのだが、明かりを付けて眼鏡を探し出し、首をひねって文字盤を見るという三つの動作も面倒だ。
 そこで、天井に文字盤が大きく浮かび上がるトラベル・クロックがあれば便利だと思いつき、「あわよくば特許でも取ってやるか」と旅の宿でほくそ笑んでいた。

 帰ってきて、Googleで「トラベルクロック 投影」と検索してみると、すでに多数商品化されていたのでがっかりした。
検索結果の中に、価格比較サイト“Smarter”の「投影 時計」http://www.smarter.co.jp/se--qq-%E6%8A%95%E5%BD%B1%E3%80%80%E6%99%82%E8%A8%88.html というページもあり、7種類ほどの投影時計があった。中でも、キーホルダー型時計投影ライト(735円 税込) http://store.shopping.yahoo.co.jp/shirayuki/wltime.htmlがコンパクトで旅によさそうだ。これは、「楽天」にも出品されていたhttp://item.rakuten.co.jp/shirayuki/wltime/
「プロジェクター電波時計C881」という据え置き型の商品もあった。自宅用にも欲しかったので早速、Amazonで取り寄せてみたが、時刻のほか気温も表示され、冬の室温管理にも重宝している。

なお、Googleの検索結果の末尾には、「英語のページの検索結果を日本語に翻訳して見る」という欄があり、“Travel Projection Clock”の検索結果にリンクが張ってあった。

プロジェクション付 クロックラジオ RK7-826

プロジェクション付 クロックラジオ RK7-826

当欄参考関連記事:
「ワールドタイム対応の電波腕時計」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071128
「ワールドタイム対応の電波腕時計 その2」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080625
「旅行グッズを探すのにも役立つGoogleAmazonhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070809

韓国の大手検索サイトNAVER が日本市場再登場

05年に日本から撤退していた韓国の大手検索サイトNAVER http://www.naver.jp/が、7月1日にベータ・サービスを開始した。昔は、他の検索エンジンが出遅れていた画像や掲示板の横断検索が先鋭的で旅行計画に役立ったのだが....。
ベータ・サービスには、検索キーワードに一致したウェブページを検索結果として提供する通常の検索エンジン機能のほか、入力された検索キーワードから意図を推測し、「画像」「動画」「ブログ」「クチコミ」「テーマ」「まとめ」などに分類されたさまざまなウェブ情報や「人物」「テレビ番組」「映画」「企業」などの30種類以上にわたる専門情報(テーマ))を検索することができる。

当欄関連過去記事:「検索エンジンのブロードバンド検索機能を活用しよう」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040602

旅行計画に役立つアメリカの新サイトを2つ

□Bing Travel http://www.bing.com/travel/ 
Microsoftの旅行検索サービス・ページ
□getaroom http://www.getaroom.com/
Hotels.comの創始者の一人が新たに立ち上げたホテル検索・予約サイト

■今日のブックマーク&記事■
AFPBB News 記事:日本人が3年連続「ベストツーリスト」、ワースト1はフランス人
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2619720/4347501

消えた宿泊名簿―ホテルが語る戦争の記憶

消えた宿泊名簿―ホテルが語る戦争の記憶

航空関係のディレクトリー(リンク集)Thirty Thousand Feet

 航空機内のデジタル・マップと同じように、個々のフライトの地図位置情報や高度、速度を表示するサイトをFlight Trackerと呼ぶ。これについては、当欄の「旅行計画に役立つ旅の電子ツール」を活用 Part ?」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070629でも取り上げたことがある。
 Flight Trackerのカバー範囲はアメリカ国内とアメリカ発着の国際線だが、日本を飛び立ったJALのフライトなど太平洋路線や大西洋路線もトレースできる。しかし、残念ながら日本からヨーロッパへの直行便などアメリカと関わりのない路線はトレースできない。これは、現在のFlight Trackerが北米航空宇宙防衛局(NORAD)など米軍関係の情報源に依拠しているからのようだ。
 ダメモトで“Flight Tracker Europe”と検索してみたが、期待したEU宇宙機関が情報源となるようなFlight Trackerは見つからなかった。
 しかし、寄り道をしたおかげでThirty Thousand Feet http://www.thirtythousandfeet.com/という航空関係のディレクトリー(リンク集)が新たに見つかった。
 見つけたきっかけは、先ほどの検索でThirty Thousand FeetのFlight Tracking http://www.thirtythousandfeet.com/track.htmという充実したFlight Trackerリンク集が見つかり、そのトップページにたどり着けたからだ。

 Thirty Thousand Feetリンク集のカテゴリの一部を紹介すると、Air Racing、Air Shows 、Air Traffic Control、Airlines、Airplanes、Airports & Airfields、Airships(飛行船)、Balloons、Blogs、Books、Events、Flight Attendants & Crew、Flight Planning、Gaming、History、Humor、Incidents、Inflight Entertainment、Kites、Magazines、Mail Lists、Museums、News、Photos, Images, Art、Podcasts、Stories、Television、Travel by Air、Videos、Weather、Web Ringsといった具合だ。
トップページの右側にはFeatured Sitesという欄があり、注目すべき航空関連サイトのニューフェースが取り上げられている。

Thirty Thousand FeetのFlight Trackerリンク集にあるfboweb.com http://fboweb.com/を久しぶりに開いてみると Google Earth!を使って3Dで飛行状況や過去の事故の再現をするページView live inbound traffic http://fboweb.com/flighttracking/default.aspx#が新たに設けられていた。いくつか3D画面を開いてみたが面白くて嵌ってしまいそうだ。


■今日のブックマーク&記事■
地球の歩き方」プレスリリース http://blog.arukikata.co.jp/press_release/2009/03/post_14.html
iPhoneiPod touch用アプリケーション「地球の歩き方 ニューヨーク」を開発し販売開始!〜ニューヨークの観光に役立つ情報が満載!〜”

Aviation Internet Directory: A Guide to the 500 Best Web Sites (Aviation Week Books)

Aviation Internet Directory: A Guide to the 500 Best Web Sites (Aviation Week Books)

Travelzooが立ち上げた横断型フライト検索エンジン

 当欄「アメリカTravelzooの日本語版が稼働していた!」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080521でその日本語版http://jp.travelzoo.com/を紹介した世界中で1,400万人を超える人々がニュースレターを購読している“世界最大の”オンライン旅行情報メディアTravelzoo http://www.travelzoo.com/Index.aspxが、Fly.com http://www.fly.com/という外部サイト横断型フライト検索エンジンのベータ版を稼働させた。
さっそく使ってみたが、実に軽快でストレスを感じずに検索結果にたどり着けた。日本の同種のサイトに見習ってもらいたいものだ。
 日本発のフライトにも対応しているが、日本発着の場合は一部格安航空券も含まれるがPEXなど正規割引運賃が中心となるようだ。
Fly.com は、将来、ホテルやレンタカー、クルーズなどにも検索対象を広げていく計画があるという。
ちなみに、Travelzooは、fly.comのドメイン名を買い取るために176万ドルをキャシュで払ったそうだ。

当欄関連過去記事:
「内外のワンストップ旅行サイトを目指す動き」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20061115
「ヨーロッパの横断型航空券検索エンジンMomondo」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20061016
アメリカで横断型ホテル・航空券価格検索エンジンの競争激化」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040928 
アメリカの横断型ホテル・航空券価格検索エンジンの新顔」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050517


■今日のブックマーク&記事■
□典座ネット〜禅と精進料理〜 http://www.tenzo.net/ 
「食乱れる現代。今こそ、食に対する感謝と敬意を精進料理から学ぶべき時です」との思いから曹洞宗大本山永平寺に伝わる精進料理の技と心を紹介するサイト。「精進料理のこころ」、「精進料理献立集」、「典座和尚のブログ」などのページがある。

永平寺の精進料理 七六〇年受け継がれた健康の智慧を家庭でいただく

永平寺の精進料理 七六〇年受け継がれた健康の智慧を家庭でいただく

Google 翻訳の取り扱い言語が44に増加

 当欄の「旅行予定先の現地発情報を事前入手」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20090106で取り上げたGoogleの「言語ツールhttp://www.google.co.jp/language_tools?hl=jaにある「Googleのウェブ翻訳機能」がいつの間にか44言語に倍増していた。
ただし、「言語ツール」のページのプルダウン・メニューには未だ34言語分しか現れないので、「Google 翻訳 よくある質問」http://www.google.com/intl/ja/help/faq_translation.html#langpairsの「翻訳できる言語」から開く必要がある。
44言語を列挙すると、アルバニア語、アラビア語ブルガリア語、カタロニア語、中国語 (簡体)、中国語 (繁体) 、クロアチア語チェコ語デンマーク語、オランダ語エストニア語、フィリピン語、フィンランド語、フランス語、ガリシア語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語ヒンディー語ハンガリー語アイスランド語インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、マケドニア語、マレー語、マルタ語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語ルーマニア語、ロシア語、セルビア語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語スウェーデン語、タイ語トルコ語ウクライナ語、ベトナム語

ネットの英語術一インターネットを使いこなすための英語表現ハンドブック

ネットの英語術一インターネットを使いこなすための英語表現ハンドブック

旅行履歴を地図上に記録できるサイト

 ブライトリンク株式会社http://www.brightlink.co.jp/ が、旅行履歴を地図上に記録できるサービス「MappyFlag」http://mappyflag.com/のβ版を公開した。このサイトでは、ユーザーが過去に旅行した国や都市の上に旗を立てていくことで記録し、各都市や国に設定された難易度の基準に応じて「経験値」がポイントとして獲得できる。

 サイト上にある「MappyFlagとは」http://mappyflag.com/about から引用すると。
「MappyFlag」は、旅した場所を記録するWebサービスです。
「旅」はバックパッカーに始まり、観光旅行、卒業旅行、新婚旅行、社員旅行、出張、居住、と地球上を移動するすべてのことが対象となります。

「MappyFlag」では場所(国・都市など)ごとに、獲得できる経験値(exp)が設定されています。

 場所は訪問条件や、渡航難易度によって、ユーザー同士で自由に数値設定することができます。訪れた場所を記録していくと、この経験値(exp)が加算され、経験値が増加するごとにレベルが上がります。さらにレベルに応じてユニークな「称号」が与えられます。

「称号」獲得のために、新たな地へ旅立ってください。

今後予定している追加機能は以下のとおりです。最新情報は[開発記録]をご覧ください。
すれちがったかも!?機能
偉人のマッピー(例:松尾芭蕉、ザビエル、仏陀三島由紀夫)
お知らせ機能(例:「あなたあと○○ポイントで次のレベルにあがります」という通知)
多言語対応
その他いっぱいあります!お楽しみに!

以上、引用終わり。

以前、「個人のフライト履歴を保存・図示できるサイト」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070612で紹介した。FlightMemory.com http://www.flightmemory.com/と似ている点もあるが、FlightMemoryは、個人のフライト履歴を一覧保存できる機能に絞っている。散逸しがちな旅の記録をこのサイトに保存しておけば、最新フライト、搭乗日、出発地、帰着地、飛行距離、所要時間、座席番号、機材の愛称、搭乗クラスなどで検索・並べ替えができるので、フリークエント・フライヤーには有り難いツールとなる。

 昔、紹介した関連するサイトをもうひとつ挙げておこう。早期リタイアした友人が運営するサイト「歩いて 見〜つけた!」http://blogs.yahoo.co.jp/canranjpだ。久しぶりに見てみるとGPSを利用して自分の旅の足跡をGoogle Map上に示していた。そのやり方については同サイトの「GPSの利用方法について」http://blogs.yahoo.co.jp/canranjp/folder/1747561.htmlを見るとよい。
ついでに、「歩いて 見〜つけた!」も参加しているランキング・サイト「旅行ブログ」の「ヨーロッパ旅行」http://travel.blogmura.com/europetravel/のページも紹介しておこう。人気ランキングのサイトだがヨーロッパ旅行に関する338のブログのリンク集として使うことができる。

カシミール3D GPSで山登り  関東甲信越の山 300コース

カシミール3D GPSで山登り 関東甲信越の山 300コース

SONY GPSユニットキット GPS-CS1KSP

SONY GPSユニットキット GPS-CS1KSP

Yahoo!百科事典ベータ版無料公開  

小学館の「日本大百科全書」が無料で使えるオンライン百科事典Yahoo!百科事典ベータ版http://100.yahoo.co.jp/が公開された。画像や音声などのマルチメディアデータも掲載。、自然科学、医学・薬学、工業技術・工学、動物、植物、経済・法律、政治・国際関係、軍事、社会、産業、生活・趣味、哲学・宗教、言語・民族、芸術、地理、文学、歴史のカテゴリがある。とくに、地理や歴史、言語・民族のカテゴリが旅行の計画に役立つだろう。

 試しに、「ウィーン」で引いてみると981件がヒットした。「ハプスブルク」では183件がヒット。同時にYahoo!ウェブ検索、Yahoo!辞書検索、Yahoo!知恵袋の検索ボタンも現れるので、事典以外の情報源を探ることも簡単にできる。

981件の中には、ただ単に事典の解説項目内に「ウィーン」という単語が含まれているものも多い。ウィーンでは、作曲家の「アディンセルRichard Addinsell (1904―77)」もひっかかってきた。彼がウィーンに留学(1929〜32)経験があることでヒットしたのだ。 
 ところで、ここ数日この作曲家が日本のウェブ上で登場する機会が急に増えた。フィギュアスケート織田信成が、NHK杯最終日にアディンセル作曲の「ワルソー・コンチェルト」を使ったためのようだhttp://skating.livedoor.biz/tag/%A5%EF%A5%EB%A5%BD%A1%BC%A1%A6%A5%B3%A5%F3%A5%C1%A5%A7%A5%EB%A5%C8
 この曲は映画「危険な月光」(1941年)に用いられたラフマニノフ風の偽古典的ピアノ協奏曲で、映画はイギリス空軍とともに戦った自由ポーランド空軍の活躍を描いたものだ。

 この曲には、個人的にはいろいろ思い出がある。冷戦中の1980年前後にブダペストの王宮の丘にあるレストラン“Pest-Buda”で老ピアニストがこの曲を生演奏していたので、こっそりと「(ソ連から敵視されている自由ポーランド軍の)ワルソー・コンチェルトを弾いても大丈夫なのか」と聞いたところ、「誰もこの曲の背景なんか知らないから大丈夫だよ」とウィンクしながら「ところで、お若いの、何でこの曲を知っているんだ」と聞き返されたことを鮮明に覚えている。
 この曲が好きだった母に頼まれて、先ず置いてないだろうと思いながらウィーンの楽譜店ドブリンガーで楽譜を探したところ、即座に出してこられて驚いたこともある。

 ついでに、Yahoo!ウェブ検索で「ワルソー・コンチェルト」を引くと「ウィキペディアWikipedia)」に「ワルソー・コンチェルト」の項目が立っていることも分かった。

下記の写真は、この10月に訪れた「ワルシャワ蜂起博物館」http://www.1944.pl/に展示されていた写真と、自由ポーランド空軍機の展示だ。

ワルソー・コンチェルト

ワルソー・コンチェルト

この夏の欧州旅行で役に立った旅行用具など

 今回の旅で役に立った旅行用具というと、まず、当欄の「海外旅行に持って行きたいデジカメとスーツケースなど」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080229で紹介し、春の欧州鉄道旅行でも愛用したパナソニックのデジカメ、ルミックス FX35 http://panasonic.jp/dc/fx35/index.htmlと超軽量ポリカーボネイト製スーツケース「TITAN Xenonタイタンゼノン」http://www.titanjapan.com/ のFlash 2wheel Lサイズ(75×57×34cm 106リットル 重量約4kg)を挙げておこう。

もうひとつ、今回の旅のテーマ“マーラーの足跡をたどる旅”に関して役立ったのは、当欄の「旅行や語学のラジオ番組の録音に便利なSONYのネットジューク」 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071211でもふれたSONYウォークマンNW-S718F(8GB)http://www.ecat.sony.co.jp/walkman/product.cfm?PD=28908&KM=NW-S718Fだ。その1/3の容量で、マーラーの全作品と関連する音楽を収めることができ、“ご当地ソング”のように、マーラーが作曲した土地や初演の街で、その作品を聴きながら歩き回ることができた。

今回の旅で初めて持って行ったものでは、当欄の「ワールドタイム対応の電波腕時計 その2」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080625で、取り上げたSEIKOのBRIGHTZ ブライツ ワールドタイムソーラー電波時計 SAGA011 http://www.seiko-watch.co.jp/p_search/detail/do.php?no=SAGA011も期待通りの活躍をしてくれた。
時間に余裕のない列車やフライトの乗り継ぎや遅延に伴う“残り時間”の計算と対処などを落ち着いて行うことができた。
 心配していたドイツのフランクフルト南東の地から発せられている標準電波の受信もローマ空港でこそ難しかったが、そこかから北のアルプスの山あいやボヘミアの丘では難なくできた。
この時計の難を言えば、デュアルタイム表示の小時計(日本時間など)が24時間制で読み取りにくいこともあってまったく無用の長物だったことと、老眼の眼には黒い文字盤が見にくかった点だろう。光を文字盤から吸収するソーラー時計では白い文字盤は技術的に難しいのかも知れないが克服してもらいたい点だ。もうひとつ注文を付けると、ヨーロッパの老舗時計メーカーが創るような手放したくなくなるような愛着の持てるデザインを日本でも創り出して欲しいという要望だ。

このSEIKOの電波時計シリーズは、一般的な利用でも注目されているようで、ウェブマガジン「日経BP セカンドステージ」(2008.07.31)に「快適家電のススメ−気品あふれるデザインと精巧な作り込み 大人に似合うソーラー電波時計があった」http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/kaiteki/homeappliances_080731.htmlという記事を見つけた。

この時計の電波受信のためにもアルプスやボヘミアなどでの徒歩旅行にも持ってくればよかったと思ったのが地図上にも置ける方位磁石(コンパス)だ。最近は、各地の観光案内所などで凝ったデザインのパノラマ地図を用意してくれているケースが増えているが、デザインを重視するためか“北を取っていない”場合が少なくない。そのせいか、日本のガイドブックで南北を間違っているケースもあった。こういう時の確認にもコンパスは役立つ。

ハイマウント(HIGHMOUNT) ウォータープルーフマップケース M(18x26cm) 68386

ハイマウント(HIGHMOUNT) ウォータープルーフマップケース M(18x26cm) 68386

 もうひとつ、今回旅先で見つけたお気に入りの品を紹介しておこう。旅先で、折り目を付けたくないポスターや地図、複製画などをおみやげに持ち帰る際、今までは、現地の文房具屋や画材屋で厚手の紙でできた紙筒を買い、スーツケースの対角線方向に収めて持ち帰っていた。今回、北イタリアのドッビアコの文具店で見つけたものは、プラスチック製でポスターの長さに応じて伸縮自在という優れものだ(€6.25)。おかげで、「マーラー音楽週間」のポスターや戦前の旅行ポスターの複製など貴重なおみやげを折り目無しで持ち帰ることができた。
 旅行ポスターと言えば、「1930年代の黄金時代に使われた旅行ポスター」を紹介してくれている「Virtual Gallery」のページhttp://www.lapl.org/virgal/travel/travel-1.htmlを再度紹介しておこう。

Travel Italia!: The Golden Age of Italian Travel Posters

Travel Italia!: The Golden Age of Italian Travel Posters

Wings of the World Luggage Labels

Wings of the World Luggage Labels

登山者のための地図とコンパスの使い方―あなたの方法は間違っている

登山者のための地図とコンパスの使い方―あなたの方法は間違っている

ワールドタイム対応の電波腕時計 その2

本題に入る前に、3月11日より4月8日までの「1974年の欧州鉄道旅行をいよいよ再現」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080118の旅行レポートが「第11日目 3月21日 ニース到着」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/200803までやっと到達したことを報告しておこう。なんとか、「次回のヨーロッパ旅行」出発前に終わりたいと思ってはいるのだが.....。


 当欄の「ワールドタイム対応の電波腕時計」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071128でも書いたが、海外旅行中は、より正確な時を刻む腕時計が欲しくなる。私の場合、長旅の間には、うっかり日にちを間違えて早めに次の街に旅立ったり、曜日の勘違いで休館日に美術館を訪れてしまったりということがここ数年多くなってきている。
 また、3月のヨーロッパ旅行でもそうだったが、乗り継ぎ時間に余裕のない列車を選んだ場合など、秒単位で正確な時刻を知りたくなるものだ。

 電波腕時計の中には、日本、欧州(ドイツ)、北米の世界3エリアで標準電波を受信して、秒単位まで正確に合わせる電波修正機能を持つワールドタイム仕様のものが出回り始めている。電池交換の必要のないソーラー時計のものが多いので、長旅にも安心だ。

 もっとも、「秒単位まで正確に合わせる電波修正機能」と言っても、たとえばドイツの空港に降り立った瞬間に、針が7時間戻るといった自動修正を行うわけではない。こちらで、タイムゾーンを合わせた上で“強制受信”してやる必要がある。

 次回のヨーロッパ旅行のために選んだのは、5月に発売されたSEIKOのBRIGHTZ ブライツ ワールドタイムソーラー電波時計 SAGA011 http://www.seiko-watch.co.jp/p_search/detail/do.php?no=SAGA011だ。電波時計の多くはメタルのバンドだが、これは革製なので60gと極めて軽い。税込み価格は131,250円だが、カメラ量販店では、ポイントも併せると40.33%引きの実質78,320円になった。

旅行用と割り切って買ったつもりだったが、使い始めてみると、その正確さと使いやすさから日常生活でも手放せなくなってしまった。とくに、1日2度の“針位置自動修正機能”は3つの針のずれが気になる性分の私としては精神衛生上非常によい。
 SEIKOのサイトhttp://www.seiko-watch.co.jp/bz/about/dualtime.htmlによれば、“日本、欧州(ドイツ)、北米の世界3エリアで標準電波を受信して、正確な時刻を表示する電波時計。毎日、定刻の自動受信により時計の時刻を修正し、誤差10万年に約1秒という高精度で時を刻み続けます”とのことだ。
 製品スペックを挙げると、日常生活用強化防水(10気圧)/耐磁/厚み 11.5 mm /パワーセーブ機能/フルオートカレンダー機能/ワールドタイム機能(24都市)/デュアルタイム表示機能/電波自動受信修正機能/強制受信機能/受信結果表示機能/レトログラード式曜日機構などだ。


■今日のブックマーク&記事■
□「消費生活アドバイザーが作った生涯学習サイト」
http://homepage3.nifty.com/licc/index.html
消費生活アドバイザーの視点で価値があると認めた情報を紹介する硬派なページ”
食品、生活用品を中心に値上げ予定を記入した「値上げカレンダー」http://homepage3.nifty.com/licc/index.htmlのページもある。

物理や化学の数値から靴のサイズ、両替レート、時差まで換算

 チェコの友達からConvertworld.com http://www.convertworld.com/ja/という加速度・放射能など物理や化学の数値から靴のサイズ、両替レート、時差まで換算できる日本語も含めたマルチ言語サイトを教えてもらった。
 このサイトで換算できるものを列挙すると、インダクタンス(誘導係数)、エネルギー、コンダクタンス(電気伝導力)、データ記憶、トルク、体積流量、力、加速度、動的粘度、動粘性率、周波数、圧力、容積、密度、帯域幅放射能、数字(ローマ数字など)、時間、時間帯(時差)、温度、照度、燃費、磁場、磁場強度、磁束、角度、輝度、通貨、速度、重量、長さ、電位、電気抵抗、電流、電荷、静電容量、面積、靴のサイズ。

 ついでに、当欄で紹介済みの“換算関連サイト”も挙げておこう。
 「度量衡換算」http://www.shurey.com/Soft/JavaScript/DoRyouKou/は、尺度、面積、体積、質量、速度、時間、温度、情報量、主要5通貨の換算が行える。服のサイズのインチからの換算、摂氏と華氏の温度換算、マイル表示の速度の換算など海外旅行時に必要となる換算が簡単にできる。

  同じ名前の「度量衡換算」http://hp.vector.co.jp/authors/VA018451/javascript/jdoryoko.htmというサイトもあり、こちらは操作性がより簡単。

 Conversion & Calculation Center http://www.convertit.com/Go/ConvertIt/は、度量衡の換算や温度、時差、通貨など旅行に必要な換算をサポートする便利なサイト。度量衡の換算機や北米地区のドライブや飛行距離の計算機、金利や日数などの計算機などが揃っている。世界各国の一覧表、地名対照表、アメリカの州ごとの基礎情報一覧等もある。

 当欄の「連動リンク集を設けている“インターネット旅行術”の本」 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070530で取り上げた、Randolph Hock氏著の"The Traveler's Web"の連動リンク集http://www.extremesearcher.com/travel/のChapter 10の Bits and Pieces and Practicalities http://www.extremesearcher.com/travel/chap10.htmlは、当欄で旅に役立つ“電子文具”と呼んでいる度量衡換算、両替、天気予報、電源、国際電話など旅行計画に役立つツールが集められている。飛行中のフライトを追跡するフライト・トラッカーや空港に関するサイトを集めたFlight Tracking and Airportsの項が要注目だ。

☆右上の写真はウィーンのシュテファン大聖堂入り口脇にある定められたパンの大きさを示す“原器”の金属尺

知っておきたい単位の知識200 (サイエンス・アイ新書)

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Googleで 22の言語と日本語の相互翻訳

 インターネット上の翻訳機能については、当欄の「Infoseek マルチ翻訳が欧州 5ヶ国語翻訳を提供開始」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060608、「旅先の英字新聞サイトで鮮度の高い情報を収集」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070807などでふれさせてもらっているが、いつの間にかGoogleで 22の言語と日本語の相互翻訳が可能になっていることをチェコの友人がメールで知らせてくれた。
 Googleの「言語ツールhttp://www.google.co.jp/language_tools?hl=jaのページを開くと、「翻訳できる言語」の一覧があり、アラビア語ブルガリア語、中国語 (簡体)、中国語 (繁体)、クロアチア語チェコ語デンマーク語、オランダ語フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヒンディー語、イタリア語、韓国語、日本語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スペイン語スウェーデン語、ポルトガル語の翻訳が可能になっていた。
他のウェブ翻訳機能同様「テキスト翻訳」、「ウェブページを翻訳する」の2つの機能があるほか、Googleらしく「検索するフレーズを母国語で入力して、外国語のページを検索できます。検索結果は母国語に翻訳されます」、「検索オプションを使用すると、検索するフレーズを翻訳することなく、言語や国で検索結果を絞り込むことができます」と検索機能との連携も見事だ。

 翻訳の出来は、有料の翻訳ソフトに比べれば数段見劣りがするが、何が書いてあるかは見当が付くだろう。
 これで、チェコの友人がせっかく知らせてくれた旅に役立つチェコ語のサイトも概要が掴めそうだ。さっそく、作曲家マーラーに関するチェコ語サイトを試してみることにしよう。

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