クリスマス市やイエス生誕の馬屋のドールハウスなどのリンク集

クリスマスから年末年始にかけては、ヨーロッパ各国ではさまざまなイベントが繰り広げられる。最近人気なのが、ドイツ、オーストリアなどの「クリスマス市」だ。これは、市庁舎前広場などでクリスマス飾りや子供達のためのプレゼント、お菓子などを売り、ときには小コンサートなども加わる市で、11月中旬からクリスマス前後にかけて開催される。
Google検索エンジンで「クリスマス市」(ドイツ語ではChristkindlmarkt)と検索すると、日本国内のものも含め数千のサイトが見つかった。
 Michael's Weihnachten Seite http://www.weihnachtenseite.de/links.htmlという、クリスマス市、サンタ・クロースなどに関する広範なリンクも大いに活用しよう。基本的にはドイツ語だが、英語を理解する人への配慮も見られる。ニュルンベルクチューリッヒ、ウィーン、ザルツブルクなどのクリスマス市、ザルツブルク郊外の「浄しこの夜」誕生の礼拝堂Oberndorfもリンクされていた。
 このほかにも、クリスマスに関する世界中のサイトをリンクしたChristmas 'round the World http://www.auburn.edu/~vestmon/christmas.htmlスウェーデン「サンタワールド」の日本語版SANTA WORLD http://www.santaworld.co.jp/、タウンネット・コムの「世界のクリスマスページ」http://www.townnet.com/events/christmas/world-j.htmlも面白い。
政府観光局のホームページも冬のイベント情報を集めるのに役立つ。昨年のドイツ政府観光局http://www.visit-germany.jp/のトップページには「クリスマスならドイツだよ!」というバナーがあり、ドイツ全土の「クリスマス市マップ」が出てきた。また、「ドイツ観光局推薦ロマンチック・クリスマスの旅情報!」のページには日本の旅行会社が企画したクリスマス関連ツアーが並べられていた。今年はどうなるのだろうか。
 オーストリア政府観光局http://www.austria-tourism.at/index.htmlの「ウィンターバカンス」のページには、「オーストリア家庭のイブの過ごし方」、「欠かせないクリスマスクッキー」、「主なクリスマス市一覧表」、「ウィーンの舞踏会日程表」などの記事があった。
「クリスマス市」の影に隠れて見過ごされているが、ヨーロッパの人にとってのクリスマスはドイツ語でクリッペン(Krippen)と呼ばれる、教会の一角にしつらえられる「キリスト降誕の“うまや”模型」も欠かせない風物詩だ。各教会が競うように立派なものを作っているので、教会を訪れるたびに探してみるとよい。上記のMichael's Weihnachten SeiteのKの項目にはKrippen aus - fast - aller Welt(ほとんど全世界のクリッペン)というページもリンクされておりそのリンク集(Links zu anderen Krippen)からは、世界中のクリッペン関連サイトへ飛ぶことができる。とくに、Krippen Linkliste http://links.parsimony.net/links1781/というリンク集が網羅性が高い。
 ちょっと厳めしい名の北米航空宇宙防衛局ノーラッドの“サンタサイト”http://www.noradsanta.org/も例年通りだと11月下旬にはオープンするだろう。ふだんは北米大陸をミサイル攻撃から守るため衛星やレーダー探査機で探知活動をしている米国の軍事組織だが、クリスマスにはその“総力”を挙げて、出発準備段階から北極への帰還までトナカイにひかせて飛び回るサンタクロースの追跡プログラムを稼働し、サンタさんの移動映像を大胆にもウェブ上でストリーミング生中継してくれるのだ。それも、日本語のアナウンス付きで。
☆写真はウィーン市庁舎前広場のクリスマス市で綿飴を手に持つ子供