都市環境保全のために復権が目覚ましい路面電車

昨年、ローマを4年ぶりに訪れたとき、環境に配慮したためか昔より市電の路線が増えていたことに気づいた。日本の財団法人自治体国際化協会のサイトに「フランスのトラムウェイー復権する路面電車とその経営」 http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/gyosei/108/INDEX.HTMというページがあるのも見つけた。
 わが故郷長崎でも市電は健在でひと乗り百円の市民の足として重宝がられている。Google長崎市電と検索してみると「想い出の車窓から」の長崎電気軌道 のページhttp://hp1.cyberstation.ne.jp/shasou/nagasaki.htmlなど数多くのサイトが見つかった。
 ワールド・トラム・ドットコム http://www.worldtram.com/home_j.shtmlは、個人の鉄道・路面電車ファンが運営する、世界の路面電車、トラム、トロリーバス、LRT、ケーブルカー、地下鉄、都市近郊鉄道の紹介サイトだ。工事中のページもも多いが欧米からアジアまでとカバー範囲は広い。「国別情報」から入ると主要都市の路線図、電化方式、運行距離、軌間、車両の情報、写真、公式サイトへのリンク等が都市ごとにまとめてある。「写真集」も充実。最初に「このHPの見方」と「What's new」のページを見るとよいだろう。
 世界路面電車めぐりhttp://park2.wakwak.com/~tram/路面電車を紹介する個人運営のホームページだ。「写真館」のページを開くと世界地図が現れ、国を選ぶとさらに都市選択画面が開く。各都市の画面では数点の写真と運営者の現地での利用体験記を見ることができる。「資料館」のページには、バス、トロリーバス渡し船、地下鉄など路面電車以外の交通機関を集めた「第三展示室」、世界の路面電車のチケットやパス類を集めた「第六展示室」などがある。
 世界中の市電サイトを集めた英語のTram Ringhttp://e.webring.com/hub?ring=tramというリンク・ポータルもある。
☆右上の写真は エストニアの首都 タリン市内を走る路面電車