鉄道旅行の計画に役立つサイトを紹介

振り返ってみれば、学生時代の最初の海外旅行、卒業後ウィーンに住む直前の3ヶ月、会社を辞めた際の充電旅行など、人生の節目ごとに1〜3ヶ月のユーレイルパスを使ったヨーロッパ鉄道旅行を楽しんでいた。そろそろ、リタイア後のユーレイルパス(3ヶ月)を使ったヨーロッパ鉄道旅行をと目論んでいるので、いくつかの鉄道サイトを見直してみた。そもそも、インターネット活用旅行術に目を付けたきっかけが95年頃に「ドイツ鉄道電子時刻表」などの鉄道関連のサイトの便利さに目から鱗が落ちる思いをさせられたことだった。
 当欄でも「鉄道旅行のルーティングに便利な鉄道電子時刻表」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040420、「ヨーロッパの鉄道に関する優れた個人運営ホームページ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040930などの記事も書いているので参照いただきたい。
 10年ほど前に見つけて惚れ込んだサイトがRailfaneurope.net http://www.railfaneurope.net/というサイトだ。これもURLが変わっていた。The European Railway Serverという副題が付いており、European Railway Linksを開くと、国旗や各国鉄道会社のマークのアイコンを使って、Timetable、Network Map、Passenger、Freight、Infrastructure、Museum、Railfan などのカテゴリーに分類したリンク集が現れる。
欧米の鉄道関係リンク集としては、1万以上のサイトをリンクしたRAILlinks.com http://www.raillinks.com/や5千以上をリンクしたRailroadData.Com http://www.railroaddata.com/rrlinks/も要チェックだ。
The Trans Europ Express http://homepages.cwi.nl/~dik/english/public_transport/TEE/は、今はなくなったノスタルジックなヨーロッパ横断特急(TEE)ファンのページだ。
最近は、ヨーロピアイーストパスやバルカンフレキシーパス、チェコフレキシーパス、ルーマニアハンガリーパスという中欧旅行に便利な新顔の鉄道乗り放題パスも登場している。
ユーレイルパスについてはオランダに本部のあるThe Eurail Group G.I.E.のOfficial Eurail website http://www.eurail.com/を見るとよいだろう。
ユーレイルも含めたより広範囲な鉄道パスについては、フランス国鉄SNCF)とスイス国鉄(CFF/SBB/FFS)のジョイントベンチャーの鉄道販売促進機関Rail Europe の英語サイトhttp://www.raileurope.com/で確認できる。レールヨーロッパジャパン http://www.raileurope.jp/という日本語サイトはコンテンツは少ないものの「鉄道商品に詳しいレイルエキスパート資格者が勤務するお勧め旅行代理店」などを調べることができる。
日本語のサイトではすでに紹介した「ヨーロッパ鉄道旅行計画専門 」http://home.att.ne.jp/sky/railplan/が秀逸だ。ドイツに限定したものでは、Railways in Germany http://www.asahi-net.or.jp/~ny8h-ky/db-page/j-index.htmという日本語サイトもある。 
オーストラリアの鉄道サイトでは、「グレートサザンレールウェイズ社日本語オフィシャルサイト」http://www.australia-train.com/gsr/ が面白い。アデレードアリススプリングスダーウィンを結ぶオーストラリア完全縦断の旅が可能となった名物列車“ザ・ガン”を始め、アデレートからメルボルンを昼行で、メルボルンからアデレードを夜行で双方週4便運行している“ジ・オーバーランド”やアデレード経由でシドニーからパース間の4,352Kmを週2便、3泊4日で走る横断列車“インディアンパシフィック”などを運行するGreat Southern Railway Ltd.社の日本語サイトだ。
☆写真はウィーン西駅構内にあるエリザベート皇后像 彼女はオーストリア西部鉄道の筆頭株主でもあった