イタリア政観、ついに日本語公式サイトを開設

 観光大国で唯一日本語公式サイトを持っていなかったイタリア政府観光局が、6月14日についに日本語公式サイトhttp://www.enit.jpを新設。ようやく“ホームレス”状態を脱却した。
トップページにはイタリア政府観光局東京支局長の「ご挨拶」も掲げられ「新しい公式ウェブサイトにようこそ!数ヶ月をかけて準備した当サイトは、今後も段階的に進化し続け、我が国への旅行準備をされる皆様に『イタリアへの窓』として様々な情報をお届けしていきます」とのことだ。
 主な内容は、最新のイタリア情報をブログで配信する「Ciao!観光局」、祝祭日・美術館・ショッピング・レストラン・宿泊・交通などの「基本情報」、伝統行・音楽・芸術・スポーツ等の月別「イベント情報」、「イタリア主要都市」の紹介、「魅力溢れる20州」の案内、41にのぼる「世界遺産」の紹介、「イタリア関連機関」のリンク集、「資料請求のご案内」などだ。
より詳細で最新のイタリア旅行情報が得られるイタリア政府観光局ローマ本局公式サイトhttp://www.enit.it/(英・伊ほか)へのリンクも張られている。

トップページの下方には「ANTOR-Japan(在日外国観光局協議会)からお知らせ」へのリンクも張られており、開いてみると、来る7月2日(日)の10:00〜17:00まで、東京丸の内東京ビルディングで開催される「Let's go 海外!」の日のイベント案内のページが現れた。詳細はPDFのページhttp://www.kaigairyokou.net/antor_event.pdfで見るとことができる。
 当日は各国の観光局や大手旅行会社の一部がデスクを持ち、来訪者の海外旅行のプランの相談にのったり、最新情報を提供するとのことだ。また、海外旅行が当る抽選会も実施。キャセイ航空で行く香港旅行、アリタリア航空で行くイタリア旅行などの賞品が用意されている。夏休みの旅行を計画中の人には情報収集の絶好のチャンスだろう。

下記の絶版となった拙著は一時期定価(1,890円)の2.5倍ほどの値段でAmazonのユーズド(古書)コーナーで取引されていましたが、最近“相場”が急落したようです。と言っても、今日現在2,490円!

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