東北・北海道への小旅行レポート その1

6月24日(土)に仙台、26日(月)に札幌で仕事があったので、その合間に2泊の小旅行を楽しませてもらった。
24日の仕事の後は、東北新幹線の終着駅八戸まで北上。駅の一角にあるJR東日本系のビジネスホテル「メッツ八戸」http://hotel.eki-net.com/mets/116.htmlに宿を取っておいた。「楽天トラベル」http://travel.rakuten.co.jp/で1泊素泊まり4,725円だ。

 チェックインの後、街の中心に近いJR本八戸駅までローカル電車で行き、以前から一度訪れてみたかった「みろく横町」http://www.36yokocho.com/index2.htmlまで歩いてみた。ここに行ってみたかったのは、商店街興しの成功例として知られている屋台村の雰囲気を見たかったからだ。
 「みろく横町」のホームページには「視察・見学依頼への対応」というページが設けられているほど県外の自治体からの視察希望者が絶えないようだ。
学生時代に新宿ゴールデン街をよくハシゴして過ごしたからか、この手の居酒屋密集地帯にはなぜか惹かれてしまう。

 今までに見た居酒屋密集地帯で最高の密度と居心地のよさを感じたのはフランスに近い北スペインのヴァスクの港町サン・セバスチャンの中心街だ。
  San Sebastián 観光局http://www.sansebastianturismo.com/
  San Sebastián http://perso.dromadaire.fr/vince/lasfotosEuroEspana.html

「みろく横町」はというと、小振りな屋台風飲み屋や飲食店が25軒ほど並ぶ一本道で、テレビの紹介番組などで見た印象よりも小さく見えた。どこかで見た雰囲気だなと記憶をたどると、新宿区役所通りを挟んでゴールデン街の反対側にあった飲み屋街にどことなく似ていた。その一帯の名物店「小茶」という店にはよく通ったものだが、小茶を懐かしむ人は多いようで、Googleで「小茶 新宿区役所」と検索すると多くの記事が見つかった。
みろく横町の方は、「小茶」一帯と比べ着物姿の女将たちが皆“不似合いに”若く、屋台街の印象もどことなく映画のセットじみて感じられた。
みろく横町を三度ほど行き来して観察した後、八戸駅に戻り「福助http://4travel.jp/domestic/area/tohoku/aomori/hachinohe/tips/?CAT=RESTAURANT&ID=3431という元魚屋さんがやっている居酒屋に寄った。ジャガイモやカボチャを使ったチーズ餅や、刺身、「小茶」を思わせる大きなおにぎりが美味しかった。

さて、今回の移動には期間外で使えなかったが、当欄の「大人の休日倶楽部ミドル土・日きっぷを体験」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060130でふれた、JR東日本の50歳以上のシニア層向け会員組織「大人の休日倶楽部」http://www.jreast.co.jp/otona/が、JR東日本全線のほか、函館や下田、富山・金沢方面へも行ける、おトクなパスを新たに発売している。フリーエリア内で、新幹線も特急も、普通車自由席が3日間乗り放題。あらかじめ座席指定を受ければ、普通車指定席やグリーン車も6回まで利用できるので、ゆったりと旅が楽しめる。
 「大人の休日倶楽部会員パス」は、年4回の発売を予定。6月26日(月)〜7月9日(日)、9月22日(金)〜10月1日(日)、11月27日(月)〜12月10日(日)、 2007年3月2日(金)〜3月11日(日)の連続する3日間有効だ。
 価格は、普通車用は、大人の休日倶楽部会員パス(+普通指定6回)で12,000円。グリーン車用は、大人の休日倶楽部会員パス(+グリーン6回)で16,000円。
 詳しくは、「大人の休日倶楽部会員パス」http://www.jreast.co.jp/otona/members/clubpass/memberpass.htmlを参照のこと。
☆右上の写真は八戸と函館を青函トンネルhttp://www.hakodate.or.jp/JR/tonnel/default.htm経由で結ぶ「特急スーパー白鳥1号」