GoogleのGmailは旅人に便利!?
ここのところ、立て続けにコンピューター・トラブルに見舞われた。
ひとつは、修正ソフトWindows XP Service Pack 3(SP3)をインストールしてから、宛名ソフト「筆まめVer.15」が開かなくなったり、「一太郎2008」に不具合が起きたりしたことだ。これは、SP3のアンインストールで応急処置を終えたが、「ServicePack3 xp トラブル」と検索してみるとほかにもいろいろトラブルが発生していることが分かる。
もうひとつは、昨日突然、メールソフトOutlook Expresの既定のアカウントが使えなくなってしまったことだ。これも、今日になって、セキュリティソフトのサポートセンターに電話して解決した。親切なサポートセンターの方の日本語になまりがあるところから、「失礼ですがこの電話は(中国の)大連に繋がっているのですか」と最後に聞いてみると「よくお分かりですね」と言われてしまった。だいぶ前に日本企業の電話サービスセンターが大連に集中してきているというテレビ番組を見ていたので分かったのだが。
サービスセンターがお休みの日曜日にトラブルが発生したので、よい機会なので、かねてから使ってみようと思っていたGoogleのGmail(ウェブメール)にアカウントを開いてみた。
海外の友達から、スパムメールや時折発生するメールの未達に困っていると話したら「おまえさんのライフスタイルと性格にはGmailがピッタリだよ」と勧められてもいた。
使ってみると、なるほど便利だ。まず、スパムメールのブロック能力が素晴らしい。今まで、毎日、500通近いスパムに見舞われていたので、いずれ近いうちにメールアドレスを変更しなければと思っていたのだが、これで、不要になった。というのも、今まで使っていたメールアドレスから自動転送設定ができるので、Outlook Expresの既定のアカウントに来るスパムも撃退した上でGmail画面で読むことができる。また、「ウィルスに感染またはその疑いのあるファイルが添付されたメール」は既定のアカウントから取得せずにサーバーに残したまま、警告メッセージを送ってくれる。
「ラベル、フィルタ、およびスター」のメール仕訳・整理機能も非常に優れている。Google の「メール サービス」の項 http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/about.htmlに「一つのメッセージに複数のラベルを付けることができるので、無理して特定のフォルダに振り分ける必要はありません。また、フィルタを作成して、自動的に受信メールを分類したり、スターを付けて重要なメールをマークできます」とあるが、これを使いこなせるようになればよりスムーズにお目当てのメールを読むことができるだろう。
「不在応答メッセージ」機能も「メールを送信した相手に、不在を知らせるメッセージを自動返信します」ということなので、旅に出がちな人には便利だろう。
お手の物の「検索機能」も便利そうだ。「Gmail では、Google 検索と同じようにメール内を検索できます。まず、お探しのメールに含まれるキーワードを検索ボックスに入力します。 たとえば、買い物という単語が含まれるメールを探している場合は、検索欄に『買い物』と入力し、[メールを検索] をクリックします。 検索結果では検索キーワードが黄色でハイライト表示されます」とのことだ。
Google だからこれらのサービスはすべて無料なのだが、そのかわり「広告」がところどころに現れる。これも「広告は意味のあるものだけ−目障りなポップアップ広告や関連性の低いバナー広告は Gmail にはありません。その代わりに、メールの内容に関連があると思われるテキスト広告と関連リンクが表示されます」とのこと。
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