長崎では1906年の観測開始以来最多の積雪
暖冬が続き、季節外れでロシアン・ヒマワリやブーゲンビリヤ、ハイビスカスが咲き、パッションフルーツが実っていた長崎のわが家だが、一転して長崎市内は1906年の観測開始以来最多の17cmの積雪となった。
山の中腹、標高86mにあるわが家の庭は22cmほどの積雪。吹きだまりでは40cmに達したところもあった。道を通る人が気づかずに足を取られるといけないので午前中に、家の前の道の側溝と吹きだまりだけでも除雪しようと思い、頑張って作業を終えたのだが、終えると同時にまた雪が降り始めた。
不作年で少しの収獲しかなかった甘夏と冬作のジャガイモは先週収獲を終えていたので被害はなかった。しかし、150個ほどのパッションフルーツは多くが凍結してしまったようだ。
昼食は、いつもイチゴや柑橘類、キウィなどの果物を刻んだものにパッションフルーツとリモンチェッロ酒をかけ、その上にヨーグルトというもので簡単に済ませているのだが、昨日の段階でパッションフルーツの中身はシャーベット状になっていた。
昨夜は、雪の舞う中をイルミネーションを輝かせてゆっくりと出航する客船“コスタ・セレーナ号”(11万4千トン)の幻想的な姿を眺めながら雪見酒を楽しむことができた。明日も、“クァンタム・オブ・ザ・シーズ号”(16万8千トン)が入港するようだ。
雪が消えないうちに、「自然冷凍パッションフルーツ食べ放題、雪で冷やした白ワイン飲み放題の雪見酒パーティーを」と友人たちにも呼びかけているのだが、皆、慣れない大雪の対策に忙しいためか反応が極めて悪い。
■今日のブックマーク&記事■
□トラベルボイス1月 22日記事“KNT未来創造室が次々と放つアイデアプロジェクト群、「スマートツーリズム」の事業展開とその狙いを聞いてきた”
http://www.travelvoice.jp/20160122-58274
□Vollenweider Chocolatier Confiseur http://vollenweiderchocolatier.ch/
(昨春わが家の前を通って鍋冠山展望台に登るスイス人のツーリスト2人連れを見かけ、「帰りにわが家で冷たいものでもどうぞ」と声を掛け自家製の桃酒をふるまったことがあった。新年になって彼らからチョコレート42個の詰め合わせが届き、味わってみたらチョコレート・フリークの私の生涯のベスト・ワンと呼びたくなる美味だった。検索してみるとチューリッヒ近郊にある知られざる名店の逸品で、日本でも一軒だけ直輸入の店があり、そのお値段はひと粒560円だった。ヴァレンタインデーを控えての催促ではないので念のため)
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