ヨーロッパ往復15,000円から!?

 当欄の「1974年の欧州鉄道旅行を今一度」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005でも書いたが1974年のエールフランス南回りヨーロッパ往復の格安航空券代は119,000円だった。当時の大卒初任給が3万円代だったことを考えると、サーチャージや空港税等を抜きの欧州往復格安航空券は、実感として42年前の1/8ぐらいの価格と言えるだろう。

ここ数ヶ月は、燃油サーチャージもゼロになっていることから、ヨーロッパへの行き時かもしれない。

 インターネット航空券販売会社のウェブやメールマガジンを見ていると、どっきりとするような価格も目にする。
先日も、DeNAトラベルhttp://www.skygate.co.jp/のサイトでロンドン行き 成田・羽田(東京) 発 格安航空券をオフシーンズンで「料金が安い順」で検索すると、航空券web価格¥15,000というものが先頭に出てきた。
詳細を見ると、中国国際航空の北京乗り継ぎで、航空券代金は¥15,000だが、海外諸税が¥40,960、空港施設使用料¥2,670、取扱手数料¥5,400が加算され、総計では¥64,030だった。

DeNAトラベルでは、「ターキッシュエアラインズ サンタクロースフェア」http://sml.skygate.co.jp/c/ahuVaToUrSgzf7ac なるものも開催中で、オフシーンズンは「ロンドン、バルセロナ、ローマなど60都市がなんと29,800円から!」とあり、さらに「先着で追加割引あり!2,000円OFF」となっており、往復が27,800円となるようだ。
 このケースでも追加料金があり、ロンドンの場合、海外諸税¥26,280、空港施設使用料¥2,610、取扱手数料¥5,400を足すと、¥62,090となる。

当欄関連過去記事:
「ノスタルジック・ジャーニー・オン・ザ・ウェッブ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050606
「1974年の欧州鉄道旅行をいよいよ再現」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080118