私にとって両替術は最近至ってシンプルになった。まず、クレジット・カードの利用できる店では「アルキカタMasterCard」を使う。これは利用金額の5.55%をキャッシュバックしてくれるカードで、結果的には断然有利な両替方法となっている。つまり、クレジット・カードの引き落とし換算レートが１Euro＝136円とすると、結果的に128.52円で両替したのとおなじことになるのだ。これ以上有利な両替法は今のところないのではないだろうか。
ちなみに、今回の旅の買い物に対する請求は早くも２月20日午後にはカード会社のインターネット画面ですべて確認することができた。そして、３月の８日までに全額支払えばリボ払い手数料は発生せず、今回の場合１万1528円（5.55%！）のキャッシュバックが受けられることになった。もちろん、これとは別に免税手続きをした買い物に対しては手数料を差し引いた税の還付がさらに加わる。
旅行中は現地通貨の現金が必要となるケースも多い。ヨーロッパ旅行の場合は、Euroのキャッシュに対する取扱手数料が低く設定してある三井住友銀行の窓口で事前にキャッシュを入手することもある。しかし、たいていは面倒なので現地到着空港で荷物が出てくるのを待つ間に「アルキカタMasterCard」以外のクレジット・カードでキャシングしてしまうことが多い。このキャッシングも、かかる利息をより少なくするように帰国後すぐに支払ってしまうという方法がカード会社によってはあるようだが、私の場合その差はせいぜい200〜300円なのでそのまま通常の引き落としとなるのを待つことが多い。
ところで、ローマ空港到着時にカードを利用して200 Euroのキャッシングをした請求が回ってきたが、日本円換算額は26,952円（１Euro＝134.76円）。これにキャッシング手数料704円が加わって結果的には１Euro＝138.28円だ。今回は、うっかり成田空港で出発当日のEuro現金両替レートをチェックし忘れたが、この138.28円と大差はないはずだ。
ついでに海外旅行保険も、アルキカタ・ドット・コムを初め多くのインターネット旅行販売サイトが取り扱っている「ネットで最大４５％割引」というインターネット契約割引で申し込んでおいた。
☆右上の写真はフィレンツェのアリエントの露天市です
アルキカタMasterCard http://www.arukikata.com/card/master.html
「all about Japan イタリア」の「冬のサルディ情報」
http://allabout.co.jp/travel/travelitaly/closeup/CU20040104/index.htm
