有名人の墓や好きな映画の舞台を訪ねるのに役立つサイト

映画の舞台を訪ねたいときはGoogle等の検索エンジンで原題を検索すればたいていの名作はそのファンが舞台を追って旅したサイトが見つかる。もちろん、有名な映画なら日本語サイトからもたっぷりと情報が探し出せる。たとえば、「ハンニバル フィレンツェ」と検索すると1820件がヒットするが、そのうちの30ほどは目的にピッタリとかなったサイトだった。おまけに、「フィレンツェが登場する映画」などというページまで見つかった。
Googleなどのイメージ(画像)検索機能を使えば、映画の舞台やポスターなどの写真を見ることができる。ロケ地の地名のイメージ検索でもその舞台の風景を眺めることができるだろう。
 映画の舞台を訪ねる専門サイトもできている。Famouslocations.com http://www.famouslocations.com/index.phpは有名な映画のロケ地に関する情報と画像が検索できる。たとえば、“third man”「第三の男」と検索すれば7カ所ほどのロケ地のデータと画像が現れる。トップページはウェブマガジン風になっており、「ラスト・サムライ」や「ロード・オブ・ザ・リングス」などニュージーランドをロケ地とした映画が取り上げてあった。映画ファンが旅行計画を立てるときには役立つだろう。
 フランス、イタリア、スペイン、オーストリアチェコ、スロヴァキア、ロシアの7カ国の有名人の墓碑を画像で紹介し、生年没年などのコメント、埋葬簿地名などを添えたお墓の案内サイトFamous Graves http://www.zboray.com/graves/も有名人の足跡を訪ねるのに便利だ。Find A Graveのページでは名前や業績、生没年等による多様な検索も可能だ。全体では有名無名も含めた500万名の墓碑が検索できるという。欧米には親類縁者でない限り有名人の墓地をお参りするという習慣はほとんどないが、日本人には喜ばれるサイトだろう。
☆右上の写真はフィレンツェのサン・ミニアート教会にあるファッション・デザイナー エンリコ・コヴェリの墓