旅行計画作りに役立つルート・プランナー

   始点と終点、経由地などを入力すると、利用道路と距離、所要時間などを計算し、地図上にルートを描き出す機能をルート・プランナーと呼ぶが、欧米の旅行ポータルサイトはその多くが独自のルート・プランナーを持つか、他のサイトから機能を借りている。世界中で展開されているルートプランナーの便利なリンク集を紹介しよう。The Route Planner Page http://www.reiseroute.de/route_uk.htmのトップページのRoute Plannerの項は、Germany/SwitzerlandとEurope、USA/ Canadaに分かれており、それぞれを開くと複数のルート・プランナーが機能の概略と一緒に一覧表示される。もともと、ドイツで作られているのでドイツ語ページの方がリンク数も多く更新も頻繁だ。
  最も使いやすく、コンテンツも豊富なプランナーは、ヨーロッパ全域をカバーしているタイヤメーカー ミシュランのルートプランナーViaMichelin(英仏独伊西語)http://www.viamichelin.com/だ。他のサイトの手本ともなっているので、これに慣れれば他のプランナーもスムーズに使いこなせるだろう。
  英語版の場合、ルート・プランナー機能はトップバーの左側にあるDriving Directionsで開く。Departure、Destinationの欄にそれぞれ出発地と目的地名を入れ、下のプルダウンメニューから国名を選ぶ。周遊ルートをとる場合はNextを押してから Plan the Stages 画面で5カ所まで経由地を入れることができる。次の画面で出発日時などを選びResultを押すと、瞬時に全行程の距離、所要時間、高速料金、燃料代の合計が割り出され、区間距離と所要時間、国道名などのナヴィゲーションデータが表示される。ナヴィゲーションデータの右には赤いベッドやナイフ&フォークのボタンが並び、ここからルート上の該当する町や村のホテル、レストランのガイドブック・ページを開くことができる。
☆右上の写真はフィレンツェ市内で客待ちをしている観光馬車