欧州共通通貨ユーロの両替に関して

 当欄の3月2日の「最新両替レポート」の記事で、「一回の海外での支払いで5.55%得するクレジット・カード」の話などを紹介したが、今回はその追加情報を。
  旅行中は現地通貨の現金が必要となるケースも多い。ヨーロッパ旅行の場合、Euroのキャッシュに対する取扱手数料が他行より低く設定してある三井住友銀行に注目したい。三井住友銀行のホームページhttp://www.smbc.co.jp/の「法人のお客様」の「外国為替情報」にあるExchnage Quotationsの「CASH」→「SELLING」のレートを東京三菱銀行 http://www.btm.co.jp/など他行のレートと比較してみるとその有利さが分かるだろう。
  過去の両替レートを知りたくなったときは、OANDA http://www.oanda.com/convert/classicのホームページにある Currency Converterでは1990年元日までの任意の日にちの両替レートを知ることができる。しかも、原則として164カ国の通貨相互のレート表示が可能で、今は廃止となったフランス・フランやドイツ・マルクの15年前の対円レートを調べることもできる。
欧州共通通貨ユーロを導入した12カ国とその詳細については 駐日欧州委員会代表部の「ユーロと経済通貨同盟」http://jpn.cec.eu.int/japanese/euro/のページを見るとよい。