夏休み旅行レポート ③ 7月2日 エストニア滞在

朝食後、旧市街にあるインフォメーションへ。途中、ハンザ銀行のATMで1,000Krをキャッシング。すでにこの分の請求が来ていてレートは1Kr=8.56円となっていた。キャッシング以外の利用はアルキカタ・マスターカードで5.55%引きとなるので、カード払いの実質レートは8.09円だった。
インフォメーションで市内交通や40あまりの美術館・博物館が無料となるタリン・カード(48時間有効300Kr)http://www.tourism.tallinn.ee/index.uk.php?page=103&setLang=2を購入。カードの説明パンフレットに「簡単なアンケートに答えればIn Your Pocket City GuidesのTallinn版(英語)がもらえる」というので早速記入。
In Your Pocket City Guides http://www.inyourpocket.com/サイトに「In Your Pocket City Guidesの印刷版は2ヶ月に1回改訂されバルト三国のキオスクで売られている」と書かれているのを数年前に読んだことがあった。タウン・ガイドブックが2ヶ月に1回改訂されるなんて日本の出版常識では考えられないので、ぜひその実態を解明したいと思っていたのだが、もらったガイドブックを見て納得。ヨーロッパの大都市でよく見かける観光客向けの広告入りガイドブックに似た形式をとっていたのだ。しかし、「記事は広告に左右されない」と言うだけあって批判精神溢れる記述は今時珍しい見上げたガイドブックだ。今回の旅では行き先ごとにこのガイドブックを手に入れたが、実に役に立った。
早速、カードを活用してバスで郊外にあるエストニア野外博物館http://www.evm.ee./en.htmlに向かった。広大な敷地にエストニア各地の農家が移築されており、実際に民族衣装の人々が農作業や民芸品作りを行っていた。
ひととおり見た後で、園内にある農家を利用したレストランでシチューとオープンサンド、サラダ、グラスワインの昼食をとった(90Kr)。
市内に戻り、タリン・カードで無料となる英語の二時間半のバスツアーに参加。91年の独立前後の興味深い話を聞くことができた。市内の一等地の分譲マンションは1平米当たり50万円近くするそうだ。
夕食は、In Your Pocketに出ていたホテルから徒歩八分ほどのところにあるエストニア料理店Eesti Maja http://www.eestimaja.ee.で。ピアノの生演奏がある雰囲気の良い地下レストランだ。名物というポークシチューにザウアークラウトを乗せたメイン(85Kr)とハウス・サラダ(45Kr)、エストニア産赤ワイン1本(100Kr)など。ここもカードで支払った。
  なお、IT先進国でもあるバルト諸国はレストランやホテル、ショップ、観光スポットのほとんどが独自のホームページを持っている。In Your Pocketサイトにはこれらの個々のサイトも見事にリンクされている。
 ついでに、日本のレストラン・ポータルのホットニュースを。ぐるなびご当地グルメ海外版http://www.gnavi.co.jp/world/ベトナムホーチミン、マレーシアのクアラルンプール、オーストラリアのケアンズニュージーランドオークランドなどアジア・オセアニア地域の12ヶ国16都市の300店舗ほどを7月20日に追加。併せて29か国50都市、約2,300店舗のレストラン情報が閲覧できるようになった。また、新たに「海外特派員」情報の提供や、月2回配信予定のメールマガジン「海外グルメ通信」の配信を開始した
☆右上の写真は タリン郊外のエストニア野外博物館園内で藁を編む民族衣装の女性