夏休み旅行レポート ⑩ 7月9日 カウナスからコペンハーゲンへ

 朝、カウナスからヴィリニュスまでバスで戻る。帰路はミニバスではなくユーロラインのロゴを付けた空調完備の大型バスを選んだ。料金は同じだが快適度は高い。ヴィリニュス駅近くのバスターミナルまで戻って、1991年の1月にソヴィエト軍特殊部隊と戦車によって市民12人が殺された高さ326mのテレビ塔http://www.lrtc.net/en/index.htmlへ向かおうと思っていたが、ターミナルに戻る手前のテレビ塔への分岐点でバスを降りることができたので、そこで16番のトロリーバスに乗り換えてテレビ塔へ行く時間を節約することができた。
 塔の165mの位置にある展望台からヴィリニュス市内を眺め、1階にある91年の悲劇の展示室を見学して市内へ戻る。
 13:30から旧市街の高級プチホテルStikliai Hotel http://www.stikliaihotel.lt/リトアニア料理レストランStikliu Aludeで昼食。赤カブの冷製スープ6Lt、サーモン・ソテーのポテトケーキ添え20Ltをシャルドネのグラスワイン11Ltで食す。
  旧市街を見物しながら15:00にホテルへ戻り荷物をピックアップしてからタクシーで空港へ向かう(料金40Lt)。
 コペンハーゲンへの航空券は本欄の6月25日の記事で紹介した「空の周遊に便利なヨーロッパ・フライトパス」エアパスワールド http://www.airpassworld.com/eba/の1区間当たり$99(空港税等別)のクーポンを使った。空港のリトアニア航空オフィスで空港税60Ltを支払いクーポンを搭乗券に代えてもらい無事チェックイン。今回使ってみてフライトパスの便利さを実感したが、この$99フライトパスをうまく使えばヨーロッパの空の周遊旅行が効率よく組むことができる。
 コペンハーゲン着陸前にスウェーデン上空から地上の景色が楽しめた。スウェーデン上空からは原子力発電施設が見えたが、コペンハーゲン空港への侵入態勢に入ると海上風力発電の風車が一直線に並び壮観だった。
 19:10にコペンハーゲン降着コペンハーゲンでは縁あってデンマーク人ご夫妻の家にホームステイさせてもらうことになった。家は、コペンハーゲン北方17kmほどの位置にあり、広い庭とそれに続く森や池に囲まれた静かな豪邸であった。
☆右上の写真はヴィリニュス空港出発ロビーの無料インターネット・アクセス・ターミナル