「ハードディスク付き携帯情報端末+携帯電話」の登場が待ち遠しい

 10月11日に買ったSONY VAIO VGC-RA71PL9 http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGC-RA71P/に旧VAIOからようやく引っ越しを済ませることができた。使い始めてみて4年前に買ったVAIO R73Kと性能の違いに驚いてしまった。15年ほど前にステレオ・アンプにCDなどの情報管理、ラベル印刷機能を付けたらと某メーカーに提案したことがあったが、その頃考えていた“ホームターミナル”の夢はほとんど叶えられているようだ。
ブロードバンドを前提として作られているせいか、光ファイバによるインターネット接続の実行速度は変わりないのに、ストリーミング放送の滑らかさが全く違う。
実は、旧VAIOでもTV録画やCDデータベースのインターネット経由取得、デジカメ画像の編集管理、CDのコピーといったことはできていたのだが実用上は問題だらけだった。ハードディスクの高性能化やCPUの高速化などさまざまな技術革新の結果ようやく使ってみたくなってきたというのが本音だ。
当欄9月21日記事で「旅にカスタマイズしたパソコン“旅パソ”を作ろう」と書いたが、新機種ではさらに多くの面で「旅するように暮らす」道具として使えそうだ。
しかし、今度は「暮らすように旅する」道具としてのモバイル機器が欲しくなってきた。
幸い、Windows XP普及のおかげもあって旅行中もインターネット・カフェで日本語表示に困ることは少なくなった。だから、私にとってかさばるモバイルパソコンを持って行く必要性も減った。今、欲しいのはウェブガイドブックや電子時刻表の画面、地図などを入れられる「ハードディスク付き携帯情報端末」だ。と思っていたら昨日シャープが「4GBハードディスク内蔵の新ザウルスを発表」というニュースが流れた。新製品「SL-C3000http://ezaurus.com/lineup/sl/slc3000/index.htmlを11月10日から発売するそうだ。私の予想実売価格は7万円強だ。USBケーブルでパソコンと接続できるので外付けハードディスクとして旅から帰った情報をデスクトップに吸い上げ、また旅立つときは携帯情報端末で旅に役立つ情報を補給すればよい。
もうひとつ欲を言うと、この「ハードディスク付き携帯情報端末」に海外でも使える国際電話、インターネット接続機能を付けて欲しいことだ。聞くところによればハードディスク付きかどうかは不明だが「携帯情報端末+携帯電話」という新機種が年内にも発売されるそうだ。