航空・旅行業界で使うスペルアウト

旅行会社などで予約客の名前を電話で航空会社や卸業者に予約するときに、スペルの間違いが起きないように、符丁のようなスペルアウトを行う。アルファベットは以下のようなスペルアウトが使われている。たとえば、井手さんの場合は、「アイテム、ドッグ、イージー」といった具合だ。もっとも、最近は電話予約からコンピューター予約に変わってきたので、使われることも少なくなっているようだ。しかし、旅行業者同士でURLやメールアドレスを知らせるときなどには便利だ。また、海外で添乗員がフライト予約の再確認をするときにも使われることがあるようだ。ただし、これは日本の業者同士で通用するだけで、イギリスやアメリカの業界などはそれぞれ別のスペルアウトを使っているのでスムーズには通じない。
今は、旅行業界からリタイアした身だが、つい旅行予約をするときに「ヨークからヤマグチ」といった言い方をしてしまう。そうすると、相手もアウンの呼吸で元業界人と分かってくれて、話が早くなることもある。
 A Able (エイブル)    
 B Baker (ベイカー)
 C Charley(チャーリー)
 D Dog (ドッグ)
 E Easy (イージー
 F Fox  (フォックス)
 G George (ジョージ)
 H How (ハウ)
 I Item  (アイテム)
 J Jack (ジャック)
 K King (キング)
 L Love (ラヴ)
 M Mike (マイク)
 N Nancy (ナンシー)    
 O Over (オーバー)
 P Peter (ピーター)
 Q Queen (クィーン)
 R Roger (ロジャー)
 S Sugar (シュガー)
 T Tiger (タイガー)
 U Uncle (アンクル)
 V Victory(ヴィクトリー)
 W Whisky(ウィスキー)
 X X-ray (エクスレイ)
 Y York (ヨーク)
 Z Zebra (ゼブラ)
☆写真は ウィーンのホイリゲWolfにいたチャーリー、エイブル、タイガー