Google「ツールバー 3 (日本語ベータ版)」を公開

 グーグルは4月1日から、Internet Explorerツールバーhttp://toolbar.google.com/intl/ja/の「ツールバー 3 (日本語ベータ版)」http://toolbar.google.com/T3/intl/ja/の提供を開始した。新バージョンでは、「マウスオーバー辞書」「スペルチェック」「日本語ナビ」の3つの新機能が追加されている。
 システム必要条件は、OSがMicrosoft Windows 95/98/ME/NT/2000/XP、ブラウザーMicrosoft Internet Explorer 5.0 以降。
 「マウスオーバー辞書」機能は、英語のウェブページの単語をひとつずつ調べなくても、単語をマウスオーバーする(ポインターを単語の上に置く)だけでその意味が表示されるというもの。現在、マウスオーバー辞書の機能は、英語から中国語 (繁体および簡体)、日本語、韓国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語への利用が可能。ただし、ツールバー オプションで「マウスオーバー辞書の設定」をいちいち各言語に変える必要がある。
 「スペルチェック」機能では、“ウェブベース”の電子メールなど、ウェブ上の任意のフォームに入力したテキストに対してスペルチェックを行うことができる。[自動修正] オプションを使用すると、入力したすべての テキスト に対して、スペルチェックと修正を1回のクリックで自動的に行うこともできる。ホテル予約の文章をホテル・サイトのウェブ上の予約フォームに書き込むときなどのスペルチェックに威力を発揮するだろう。
 「日本語ナビ」機能は、サイトの URLがわからない場合でも、ブラウザのアドレスバーに日本語名を入力するだけで、簡単にサイトを見つけてくれるというもの。たとえば、アドレス バーに 「オーストリア政府観光局」 と入力すると、オーストリア政府観光局の日本語公式ホームページ (http://www.austria-connection.at/anto/home_aussenst...1.html) がいきなり表示される。「フィレンツェ」など、公式のホームページがないような語句を入力した場合やサイト名のホームページを特定できない場合は、入力した語句に対する通常のGoogleウェブ検索結果ページが表示される。日本語ナビ機能は、URLがわかりにくいウェブページやヤタラと長いURLのパージを見つける際に特に便利だ。
☆写真は 成田空港のサテライトにあるComputer Desk