1979年にウィーンで開かれたグスタフ・マーラー研究会の記録

1979年の6月11日〜16日にかけてウィーン旧市街のパルフィ宮で開かれたÖsterreichischen Gesellschaft für Musik http://www.music.at/oegm/主催、Internationale Gustav Mahler Gesellschaft http://www.gustav-mahler.org/協賛のマーラー研究会(GUSTAV MAHLER KOLLOQUIUM)に参加させてもらったときの資料や研究会を特集した音楽雑誌Österreichische Musik Zeitshriftなどが出てきた。入場無料で参加資格制限も一切なし、音楽学者アンリ・ルイ ド・ラ・グランジュ、クルト・ブラウコップフなど世界的に著名な研究者たちが「マーラードストエフスキー」「マーラークリムト」「マーラー漢詩」「マーラーフロイト」「マーラーブダペスト時代」「シューベルトマーラー」などという興味深いテーマに関して白熱の論議を交わしていた。ドイツ語では聞き取りきれないので、カセットに録音させてもらったが、議論の途中でアンリ・ルイ ド・ラ・グランジュが突然マーラーのメロディーをピアノで奏でだしたりといった模様が今でも鮮明に残っている。この研究会はマーラー研究史上でも重要な役割を果たしたようでGUSTAV MAHLER KOLLOQUIUM 1979とGoogle検索すると夥しい関係資料が検出される。
☆建築家ヨーゼフ・ホフマンによって作られたグスタフ・マーラーの墓(ウィーン19区Grinzinger Friedhof )http://www.findagrave.com/cgi-bin/fg.cgi?page=gr&GRid=1298&pt=Gustav%20Mahler

マーラー―未来の同時代者

マーラー―未来の同時代者


マーラー:交響曲 大地の歌

マーラー:交響曲 大地の歌