「Google Maps API」活用のユニークな地図連動サイト

 米Googleが提供している「Google Maps API」の機能を利用した地図連動サイトが続々誕生している。Google Mapsそのものについては、当欄の「Google Mapsは誰でも応用できる“電子白地図”」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050729なども参照していただきたい。また、すでに、「はてなフォトライフ」の画像を地図上に表示する「はてなマップ」(ベータ版)http://map.hatena.ne.jp/ も紹介した。
同じく紹介済みの「世界旅行博」http://www.ryokohaku.com/top.htmlのサイトに、「衛星マップを散歩(マッポ)しよう! 都市名をクリックすると衛星地図が飛び出します!」http://maps.google.co.jp/という旅行博参加国をヴァーチャル旅行できるページが登場した。
すでに、何度か取り上げた旅のクチコミサイト フォートラベルも、「世界地図で見る世界遺産ガイド」のページhttp://4travel.jp/map/?mode=sekaiisanGoogle Mapsを活用している。
 カカクコムhttp://kakaku.com/は、レストランの口コミ情報サイト「食べログ.com」http://tabelog.com/でレストランの地図検索サービス・ページhttp://tabelog.com/restaurant/rstmap.asp をオープンした。現在、東京、神奈川、京都、大阪、神戸の5地域の3万店近くのレストランの情報が登録されているという。
 求人情報サイトを展開するイー・マーキュリーhttp://www.emercury.co.jp/も東京の求人情報の検索ができる「地図から検索 Find Job ! Maps」(ベータ版)http://www.find-job.net/fj/mapsearch.cgiを公開。
 Google で「Google Maps API 」のキーワードで「日本のページを検索」すると、ナント138,000 件も検出された。
その中には、「Google Maps / Google Earth 応用例」http://www.blogpeople.net/TB_People/tbp_3468.htmlのページや「earthhopper」http://earthhopper.seesaa.net/article/6067919.htmlなど、Google Mapsの現状を把握するのに便利なサイトもあった。
 後者は、アメリカの「Google Maps Mania」http://googlemapsmania.blogspot.com/というページも紹介しており「Google Maps でデジタル家系図」などユニークな活用例を紹介している。
表示させた地図範囲について書かれたブログ記事を検索できる新しい検索エンジンmaploghttp://maplog.jp/というものも見つかった。
個人的には、武蔵大学サイクリングOB部ログ「自転車旅行を愛する人たち」http://cyclo.way-nifty.com/cyclo/google_maps_api/にはまった。武蔵大学サイクリング部やOBのサイクリングの軌跡を地図でたどることがで、「Google Mapsツールドフランスを空から観戦」といったページもある。
これらのサイトを見ると、個人の旅行記やツアーの“写真交換会”、旅行会社のツアー催行状況生中継、ローカル観光局のプロモーション、旅仲間の募集、ワイン・テイスティング・マップ、危険地域マップなど旅行関連ページへの多様な応用の可能性を思いつかせてくれる。