ドナウ河の旅に役立つホームページ

 Danube Tourist Commission(ドナウ流域観光促進トラベルマート)は沿岸8カ国が参加する観光促進機関だ。そのホームページ"The Danube-A River's Lure" http://www.danube-river.org/en_home.htmlには、ドナウの歴史や地理のほか、沿岸の世界遺産やサイクリングコースを紹介するコンテンツを展開している。Linksから沿岸各国の観光局などのサイトを開くことができる。
 ウィーンなどからブラティスラヴァやブダペストへドナウを航行する水中翼船で行ったり、リンクから世界遺産のヴァッハウ渓谷を通ってワインの名産地クレムスに行きたいという人はDDSG BLUE DANUBE SCHIFFAHRT汽船会社 http://www.ddsg-blue-danube.at/のホームページが役に立つだろう。英語ページhttp://www.ddsg-blue-danube.at/en_index.htmの“Danube River Cruises 2005" をクリックするとPDF形式のパンフレットが開く。
スロヴァキアからハンガリーセルビアブルガリアルーマニアにかけてのドナウ沿岸諸国をヴァーチャル旅行したい人には、その沿岸諸国の学校の先生たちが運営している
Welcome to DanubeOnline http://www.x3m.ro/danube/がある。地図や画像も豊富だ。
 ドナウ川沿いのサイクリング・ロードはドイツ国境近くのパッサウからウィーンにかけて整備が進んでおり、オーストリア政府観光局のCycling in Austriaというページhttp://cms.austria.info/aussenstelle2...1.html?_hm=312730&_lc=us&_hl=&_hmo=25642 でも紹介されている。
Cycling Tours in Austria http://homes.tiscover.com/project/radtouren/f_homepage...2.htmlのホームページも
大いに参考になるだろう。 
9月9日に当欄で紹介したフリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』の英語版にもドナウ(Danube)http://en.wikipedia.org/wiki/Danubeに関する充実したページが設けられている。
 以前紹介したが、歴史的ルーツ、伝統を共有するチェコハンガリーポーランド及びスロヴァキアの中欧4カ国が、1991年ハンガリーのヴィシェグラードにおいて、相互に経済援助を行い、EU加盟に向けて協調して取り組むことで合意した。そして、2004年5月1日にEU加盟は実現した。「ヨーロピアン・カルテット」http://www.european-quartet.com/index.php?lang=01は、この4カ国が観光促進のために開いた日本語ホームページ。歴史の町、ユネスコ文化遺産、温泉、ユダヤ遺産、主な中欧横断ルート、会議等イベント・ツアーなどの項目が設けられており、ドナウ河との関わりも深い。内容は英語だが「主な中欧横断ルート」のページは旅行計画作りの参考になるだろう。4カ国の政府観光局へリンクを張った「メンバーズ・サイト」もある。
☆右上の写真は ブダペスト市内を流れるドナウ河。中央に見えるのは鎖橋。

ドナウの旅人〈下〉 (新潮文庫)

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