鳥インフルエンザに関する最新情報の入手先

冬を迎えて、鳥インフルエンザが世界的流行の兆しを見せている。鳥インフルエンザSARSなどの感染症に関する最新情報は、当欄の「国立感染症研究所 感染症情報センターのサイト」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050630  で紹介した感染症情報センターhttp://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlのサイトなどを参考にしてほしい。同センターは「高病原性鳥インフルエンザhttp://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.htmlのページをすでに設けており最新の「鳥インフルエンザの分布図」などを閲覧することができる。
 厚生労働省検疫所が運営する「海外渡航者のための感染症情報」http://www.forth.go.jp/でも、「海外渡航者が渡航先で感染症にかからないために、渡航者向け、旅行関係者、医療従事者向けに海外での感染症情報や医療情報の提供」を行っている。トップページのWhat's New欄には「アジアでの鳥インフルエンザ流行状況」などのニュースが並んでいる。
外務省「渡航関連情報」にも「感染症SARS鳥インフルエンザ等)関連情報」http://www.anzen.mofa.go.jp/sars/sars.html鳥インフルエンザに関する情報が掲載されている。「在外公館医務官情報」も覗いておこう、ここには海外で勤務中の医務官が集めた「世界の医療事情」http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.htmlもレポートされており、その大半は感染症に関するものだ。関連ページの「海外安全ホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/を開くとさらに詳しい感染症や安全管理に関する情報が現れる。
 対象を旅行者に絞った分かりやすいサイトとしては、旅行業者の業界団体である日本旅行業協会(JATA)が開いている「感染症〜これだけ知っていれば怖くない!」http://tabitokenko.visitors.jp/がある。サイトの内容の監修は、「海外勤務健康管理センター」の先生が行っている。題名からは「感染症」に限った情報サイトかと思われるが、実際には旅行者が旅先での健康管理に必要な幅広い情報が掲載されている。
感染症や大災害、大規模テロが発生した場合は、テキサス大学の地図ライブラリー・サイトPerry-Castañeda Library Map Collection http://www.lib.utexas.edu/maps/も開いてみよう。冒頭のOnline Maps of Current Interestには航空機事故や治安・紛争、伝染病、自然災害など旅行者の安全に関わる最新地図がリンクされ、旅行の危機管理に大変役立つ。鳥インフルエンザに関しては「Avian Influenza Maps」http://www.lib.utexas.edu/maps/avian_influenza.htmlのページが設けられており。国際連合食糧農業機関(FAO)が隔週で発表するインフルエンザの流行地域図など関連地図が多数掲載されている。

鳥インフルエンザの脅威

鳥インフルエンザの脅威