送料・発券手数料無料のクラシック専門“プレイガイド”

住まいがコンサート会場が集中する渋谷にあるので、生の演奏に接する機会には恵まれている。しかしながら、ヨーロッパと違い入場料が高いので「1976年9月〜1979年10月ウィーン音楽会鑑賞記録」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040201に書いたように片っ端から聴きまくるというわけにはいかない。そこで、「チケットポンテ」http://www.tponte.com/など、インターネットによる半額販売を利用することが多くなっている。
 しかし、どうしても聴きたいコンサートは滅多に流れてこない。そういうときは、定価で買わざるを得ないのだが、オンラインで購入すると定価に送料・発券手数料が加算されるのが通常だ。チケットポンテでさえ「チケット当日お取置き料」として購入枚数1枚につき300円(税別)が必要だ。
 ところが、「チケット・クラシック」http://www.classic-japan.com/は、「音楽界の新しいチケットの買い方です。送料無料、チケット発券手数料も無料」という。しかも、コールセンターは毎日24時まで営業しており、インターネットで申し込んでおいて翌日希望の時間に「お席選びのお手伝いをするオペレーターより電話で連絡させて頂く」こともできる。
「チケット・クラシック」のトップページを見ると公演を「日付で探す」「ジャンルで探す」の2つの選択方法が提示してあるが前者は現在「メンテナンスとシステム入れ換えのため」休止中だ。
「海外プレミエ情報」http://classic-japan.cocolog-nifty.com/premiere/や「国内外のクラシック音楽関連ニュースをデイリーでお届け」する「世界のニュースを毎日速報」http://classic-japan.cocolog-nifty.com/news/のコーナーもあり、海外での音楽鑑賞旅行にも役立つだろう。
 クラシック・ジャパンはUSEN&楽天グループの ShowTime http://www.showtime.jp/を通じて「日本で初めての、インターネットによるクラシックのライブ映像の配信」という「ライブ!ジャパン」も有料でおこなっている。配信内容や料金の詳細はShowTime ミュージックhttp://www.showtime.jp/music/のページの下方にあるCLASSIC JAPANの項を開くとよい。

 クラシック・ジャパンは公演の情報を無料配布の月刊情報誌「チケット・クラシック」(毎月15日発行)でも提供している。「チケット・クラシックには、チラシだけでは伝えられないアーティストの鼓動、音楽ファンが知りたい情報満載」だそうだ。 情報誌は、「チケットのご購入から半年間は無料でお手元にお送り」するという。半年に1回以上チケット購入すれば無料で届き続けるというわけだ。
 「送付代2,000円をお支払い頂きますと、1年間 『月刊 TICKET CLASSIC』を郵送いたします。チケット・クラシックでは2,000円相当のポイントプレゼントがありますので、後にチケットを購入いただきますと、実質的に無料で手に入れることができます」という便利なシステムも用意されている。もっとも、「お近くのレコードショップ、ホールでも」無料配布されているそうだ。メールマガジンも発行している。

関連過去記事:
「日本でも演奏会チケットの直前半額販売が本格化」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040909