五官で自然を味わうサイクリング旅行のすすめ

数年前に、愛用のロードレーサーの自転車を折り畳んで輪行袋というモノに入れ、成田まで運び、そこから、ヨーロッパへ.....。と言いたいところだが、実は、京成成田駅で下車し、駅前で自転車を組み立て、とりあえず、成田空港近くまでサイクリングし、離発着が見える公園で弁当を広げて飽きずに飛行機を眺めていた。(輪行講座http://forum.nifty.com/fcycle/faq/rinko/rinkotec.htm
 その後、印旛沼サイクリングコース、花見川サイクリングコースhttp://www.asahi-net.or.jp/~fz6t-sby/と乗り継いで稲毛海岸まで出た。そのときに、驚いたのはサイクリングコースを進むに連れ、四方八方から鳥や虫の声や聞こえ、花や樹木、空気そのものの匂いが千変万化していき、桃源郷にさ迷い込んだかのような錯覚に浸りきることができたことだ。
 同じように、輪行して三浦半島の突端近くの京浜急行三浦海岸駅まで行き、自転車を組み立てて、半島を縦断し鎌倉までたどり着いたことも2度ほどある。

最近は、健康のためにも1日25kmを最低目標に家の近所でサイクリングをしているが、歳を追って反射神経が鈍くなり目も悪くなってきているので、専ら、近くの代々木公園http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.htmlにあるサイクリングコースhttp://www.tokyo-park.or.jp/park/format/facilities039.htmlを走っている。1周1,860メートルあり、11周すると家から公園までの距離と併せて25kmになる計算だ。サイクリングコースの奥はウィーンの森を思わせるほど深い緑に囲まれているので森林浴気分にも浸れる。

 環境問題と健康管理は現代人の最大関心事。その両方を追い風としてサイクリングは世界的ブームとなっている。自転車専用道路やサイクリング・ツアー、貸自転車、詳細なサイクリング・ガイドブックなどの充実も著しく、海外サイクリングは自転車ファンの独占ではなく一般の旅行者にも簡単に体験できるスポーツ・アクティヴィティーとなってきた。ホテルによっては、貸自転車を用意していたり、貸自転車屋から配送させるといったサービスも行っている。
また、オーストリア国鉄のように特定の駅でレンタ・サイクルを行っていて、目的地の駅で乗り捨てることができるというサービスを行っている国もある。

最近は、コペンハーゲンやウィーンのように街角に無料の貸自転車スタンドを設置している街もある。ウィーンでは、自転車修理設備と専用の駐輪場を持ったホテルを公式リストに明示している。オランダ政府観光局の日本語ホームページhttp://www.holland.or.jp/には、「モデルコース」に「レンタサイクル&サイクリングツアー」というリンクがあり、「キーワード検索」で「サイクリング」と引くと12件の記事が出てきた。現在、ページトップには「関口家族の自転車でヨーロッパ横断プロジェクト【オランダ編】を公開中」へのリンクも張られている。
 ハワイ観光局の日本語ホームページのアクティビティのページhttp://www.gohawaii.jp/activity/index.htmlにもサイクリング・ツアーの案内がある。
 観光局によっては、レンタサイクルのリストやサイクリスト用の地図、パンフレットを用意していくところもあるようだ。
 「海外 サイクリング」をキーワードに日本語サイトを検索をしたり、英文で「地名+Cycling」と検索してみるのも面白い。自転車文化センターが運営する「自転車広場」http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/index.htmlには海外の最新自転車事情を毎月レポートする「海外レポート」というページやLet's Beginの「海外サイクリング」のページには海外でのサイクリングに関する基本的ノウハウが書かれている。
 「日本国際自転車交流協会http://www.t3.rim.or.jp/~sayori/JPN/fuji-ten.htmlは海外を自転車で走る人を応援するサイトで自転車での世界一周体験などへのリンクも豊富だ。日本アドベンチャーサイクリストクラブは自転車という身近な道具で大きな体験をしようというクラブで、ホームページhttp://www.pedalian.net/jacc/index.phpにはいくつかの体験記がリンクされている。地球と話す会ツール・ド・シルクロードhttp://web.infoweb.ne.jp/chikyu/は「普通の人でも20年かけてリレーしていけばシルクロードを走破できる」という夢を実行に移しているサークルだ。
 「定年後は海外でサイクリングを楽しもう」http://allabout.co.jp/family/teinen/closeup/CU20060623A/index.htmや「自転車のんびりサイクリング in ヨーロッパアルプス」http://www.tabisaku.co.jp/jitensha_alps.html、「定年夫婦自転車旅行準備編」http://allabout.co.jp/family/teinen/closeup/CU20040426A/index.htmといったサイトもある。
 最近ブックマークしたものでは、地球環境基金の応援を得ている「東京自転車グリーンマップ」http://green.k.tamabi.ac.jp/top/にほんブログ村「自転車ブログ - サイクリング・MTB・BMXポータルサイトhttp://cycle.blogmura.com/、「自転車活用推進研究会 発言 〜自転車活用総合ポータルサイト【自転車森羅万象】〜」http://www.cycleportal.jp/speak/index.html 、JCA:(財)日本サイクリング協会http://www.j-cycling.org/、「多摩川サイクリング情報マップ」http://members.jcom.home.ne.jp/tamariva/、「多摩川サイクリング・マップ」http://www2c.biglobe.ne.jp/~Seishin/tamcm/index.htm、「のんびりサイクリングWEB」http://oyajigag.hp.infoseek.co.jp/tabi/、345のサイクリング関係ブログをリンクした自転車・サイクリングランキング [人気blogランキング]http://blog.with2.net/rank2030-0.html などがある。
関連過去記事:「海外でのサイクリング旅行に役立つホームページ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040412
         「サイクリングルートも割り出せるGoogle Mapsツール」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050921
☆右上の写真は 愛車と代々木公園の案内板

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