ロードレーサーを5分で組み立てられる“輪行袋”

 「久しぶりに遠出のサイクリング 南伊豆」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070528 でもふれたが、これからは、タイヤを外して専用の袋に入れて、電車等で自転車を運ぶ“輪行”を頻繁に行おうと思っている。そのため目下、晴れた日は1日20キロ以上走行を目標にトレーニング中だ。

高校時代からの自転車趣味のお師匠さんが、数年前に早期リタイアして、ヴィンテージパーツの販売も行う自転車工房http://www.kusano-eng.com/を立ち上げた。実は、その工房に昨年末に注文しておいたオーダーメイドのロードレーサーが梅雨明けにはできあがってくる予定だ。フレームのパイプのつなぎ目に今では時代遅れとなった飾り(フレンチ・カットラグ)のある1960年代のロードレーサーに似たアンティークな仕様で、パーツセットもイタリアのカンパニョロの50周年記念復刻レコード・セットを使ってもらっている。
そういう愛車を輪行する際に、前輪だけを外してディレーラーの付いている後輪を外さないで済む“輪行袋”がないかと思って近所の自転車屋さんに聞いてみたら、ちゃんと希望通りのものがあった。

 「オーストリッチ」のブランド名でサイクル用品の製造を行っているアズマ産業の「超速FIVE輪行袋ストロンガー」http://www.ostrich-az.com/catalog-p15-rinkou03.htmlという品で、「超速FIVE」とは5分で組み立てることができるという意味だそうだ。
右上の写真がそれで、さすがに図体は通常の輪行袋より大きいが肩に持った感じでは、運搬はスムーズにいきそうだ。
 これであれば、今後使うことになるであろう、現在主流に成りつつある傷みに極端に弱いカーボン・ファイバーのロードレーサーも、傷つけることなく運べるはずだ。ちなみに、現在作ってもらっているアンティーク風ロードレーサーは、重量が10キロ前後だが、カーボン・ファイバー製で最も軽いものは6キロを切っている。
もっとも、お師匠さんにこの輪行袋のことを話したら「後輪を外す手間を厭うなど邪道だ!」と一喝されてしまった。もっともなご指摘。ハイハイ、この輪行袋は、カーボン・ファイバーのロードレーサーに乗るようになるまで仕舞っておきます。

 “輪行”については、「自転車ツーリングの魔法のジュータン輪行http://homepage1.nifty.com/kadooka/rinko/index.htmlに詳しい記事がある。


☆☆本日、住まいの近くで大きな爆発事故が起こった。外出中で爆発音には気づかなかったが、多くのお見舞いの電話とメールを頂戴した。この場を借りてお礼申し上げる。爆風の影響もなくわが家には全く被害が及ばなかったが、住まいの前の道路が封鎖され、上空には報道のヘリコプターが騒々しく飛び回っていた。実は、出先で携帯にもお見舞いの電話がかかってきたのだが、とっさに以前当欄でも書いたワンセグ携帯で状況を確認することができた。緊急時には心強い味方であることが確認できた。
         
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