福岡・唐津・長崎の旅 8月14日

この日の午前中は、唐津から長崎へ移動。九州の都市間交通は鉄道よりも高速バスの方が安く早いことがよくある。バスを駆使する旅であれば、当欄の「国内旅行に便利な交通機関のフリーパスを!」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20051011で紹介した北部九州3日間乗り放題の高速バス・北部九州フリー乗車券「SUNQパス」(6,000円〜)http://www.sunqpass.jp/index.shtmlを利用するのだが、今回は、博多→唐津唐津→長崎の2区間なので、区間ごとのチケットを買った。

唐津を09:00に出た昭和バスの“レインボー壱岐号”http://www.showa-bus.jp/jikokuhyou/f_iki.htmlは、高速道路経由で11:10には長崎駅前に到着。駅の観光案内所で郊外へのバスツアーやデイ・クルーズなどのパンフレットを集め、駅ビルのインフォメーションで市電の回数券(11枚で1,000円)を購入。

市電で、昔住んだ大浦松が枝町40番館に近いポルトガル風の造りのホテルモントレhttp://www.hotelmonterey.co.jp/nagasaki/へ向かう。以前は、楽天トラベルhttp://travel.rakuten.co.jp/で予約していたのだが、前回、モントレ・グループの会員になっておいたので、会員限定の「禁煙デラックス・シングル、朝食・朝刊付き 7,600円」のプランを使った。

 長崎での滞在は、昨年まで転々として、定宿と呼べるお気に入りは見つかっていなかった。前々回は、「楽天トラベル」で長崎南山手の港の見えるプチホテルHotel Majestic http://www.luckygroup.co.jp/hotel/majestic/main.html が「バーゲン価格 シングルユース 朝食なし」で6,000円前後で売られているのを見つけた。大浦天主堂やグラバー邸も歩いて2〜3分という絶好の位置にあり、以前から泊まってみたいと思っていたホテルで、通常シングルユースでも2万円前後したのでその時は迷わず予約した。しかし、今回は観光シーズンでもあり5泊通して「バーゲン価格」を取ることはできなかったので、セカンド・チョイスのモントレを選んだ。

 12時前に、ホテルに荷物を預けて、近くの四海樓http://www.shikairou.com/の展望レストランに名物のチャンポンを食べに出かけた。ちょうどお昼時で混んでいたので、ウェイティング・リストに名前を書き込んでから、館内にあるみやげ物店街や“ちゃんぽんミュージアム”を見物。30分後には席に着くことができた。実は、この店のチャンポン(997円)を食べるのは約50年ぶり。以前の店舗から移転し、観光テーマパークのようになってしまったので、不安があったが、さすがに本格的な味が守られていた。もっとも、50年前の味など覚えてはいなかったのだが。広く開いた窓からの長崎港の眺めも堪能できるので、長崎を初めて訪れる人にはおすすめだ。


 食事の後、当欄の「 ミュージカル“アルハンブラアメリカンホテル”」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040323で紹介させてもらった昔住んだ洋館の跡を通って市電の終点石橋まで歩き、「長崎南山手物語 アクセスとご案内」http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/glover/m_cont/access.html で写真入りで取り上げられている斜行エレベーターのグラバースカイロードhttp://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/douro/skyroad.htmlと垂直エレベーターを乗り継いでグラバー園の上に出た。
 途中にある、小学校の1、2年に通った南大浦小学校http://www.nagasaki-city.ed.jp/minamiooura-e/が取り壊されていたので驚いた。地元の人に聞くと、少子化が進んで周囲の小学校三校が統合され、新たに南大浦小学校の跡に建てられる「大浦小学校」に一本化されるのだそうだ。

昔からいつかは住みたいと思っていた、子供の頃によく遊んだグラバー邸の上にある丘を散策。丘を下る途中に、“グラバーの杜南山手”http://www.sekisuihouse.co.jp/bunjou/kyusyu/glover/index.htmlという長崎港を見下ろす分譲地が完成していた。


15:00にホテルに戻って、昼寝。
18:30より繁華街 思案橋、浜の町に出かける。まず、インターネット・カフェCybac http://www.cybac.com/infomation/hamamachi/index.htmlウェブメールをチェック。その後、好文堂書店http://www.koubundo.net/top/top.html郷土史コーナーで、長崎文献社「旅する長崎学」シリーズの新刊などを購入。
帰り道に、ぶたまんで有名な 桃太呂http://www.butaman.co.jp/の餃子を買って、ホテルに戻る。

旅する長崎学6 キリシタン文化 別冊総集編

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