国内旅行で便利なワンセグ携帯

九州を旅行していてワンセグ携帯の便利さを改めて痛感した。今回は、「海外旅行を考えた携帯電話選び」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070531で書いた富士通FOMA携帯「F904i」http://www.fmworld.net/product/phone/f904i/index.html(右上の写真)を持って行った。最初は、都市ごとのチャンネル設定に戸惑ったが、いったん設定しておけば、チャンネルリストで都市の切り替えが簡単に行える。出張などで、頻繁に訪れる都市が決まっている人は、リストを早めに設定しておくとよいだろう。今回は、ローカル局のニュースで地元の祭りや花火大会に関する詳細な情報を事前に得たり、(長崎港の一斉汽笛を聞きながら)戦没者慰霊祭で黙祷したり、高校野球の九州勢の活躍を見るのに役立った。

よく誤解している人がいるが、ワンセグは公共の電波を受信しているので、情報料や通信料は課金されない。まったくタダで視聴できるのだ。ただし、ワンセグ視聴画面からテレビ番組欄サイトやデータ放送サイトに移ると多くの場合、課金されるように巧みに作られているので要注意だ。

ワンセグは視聴できる範囲が大都市に限られているかと思ったら、いつの間にか、おおむね、全土の半分程度では受信状態の善し悪しはあれ視聴可能となったようだ。
視聴できる範囲は、デジタル放送推進協会http://www.dpa.or.jp/の「ワンセグ放送エリアのめやす」http://vip.mapion.co.jp/custom/D-PA/を見るとよい。
 「日本全国ワンセグ感度マップ」http://1segmap.jp/という、ボランティアが昔のハム(アマチュア無線)のSINPOコードのように、GoogleMap上でレポートを、通信機メーカーごとに記載していくサイトもできている。
 自分の受信している箇所を地図上で左クリックすると、簡単にワンセグの受信状況を入力することができる。「感度マップ」は未だスタートしたばかりで、レポート数は少ないが、これから充実していくことだろう。

 ワンセグ全般については、「ワンセグを楽しもう」http://www.nowhow.net/1seg/というサイトが、外部へのリンクも多く、分かりやすく解説してくれている。

当欄関連過去記事:
「海外旅行を考えた携帯電話選び」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070531
「12.1型ワイド液晶で重量768gの“旅パソ”」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070606
「CD並高音質のデジタルラジオを聴くには」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070305

■今日のブックマーク&記事■
□フリー百科事典ウィキペディアWikipedia)「ワンセグ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B0

□フリー百科事典ウィキペディアWikipedia)「デジタルラジオ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA