「JATA世界旅行博2007」レポート

 当欄、「 9月15日、16日 東京ビッグサイトでJATA世界旅行博2007開催」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070806でお知らせした「JATA世界旅行博2007」http://ryokohaku.com/top.html が開催されている。

 一般公開日に先立つ9月14日(金)の旅行業界関係者招待日http://www.jata-wtf.com/を覗かせてもらった。
最近は、興味のあるブースを覗いて、URLの掲載されたカードなどを集めて帰るだけなので、集めたパンフレットを会場の出口にある宅配便で自宅に送る必要もなくなった。
 出展者のホームページは「旅行博」のホームページの「最新!出展者リスト」http://www.ryokohaku.com/whois2007/にリンクされているので、カード集めも本当はあまり必要なくなってきているのだが。

今年も出展者数は順調に増えているようだが、実際に行ってみると年々寂れてきているような印象を受ける。インターネットによる情報提供が充実してきたことと、新興国マーケットの拡大もあって、出展者側の日本マーケットに対する熱い思いが薄れてきているからではないだろうか。

 いくつか、個人的に興味のあった「出展者」を列挙すると。
 当欄の「欧州鉄道予約の日本語サイトがオープン」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070702で紹介した「レイル ヨーロッパ」http://japan.raileurope.com/japan/が、今まで以上の大きさのブースを構え盛んなPRを行っていた。

 昨年に続き中欧バルト三国旧ソ連邦構成国http://www.ryokohaku.com/whois2007/index.php?event_calss3=155,177&zone=5&i=5の出展も増加していた。
 当欄の「中欧4カ国の観光プロモーション日本語サイトが誕生」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050502で取り上げたチェコハンガリーポーランドスロバキアの「ヨーロピアンカルテット」http://www.european-quartet.com/index.php?lang=01は、「中央ヨーロッパの四カ国 珠玉のユネスコ世界遺産」という立派なパンフレットを作って共同戦線を張っていた。

 「旅のストリート」http://www.ryokohaku.com/whois2007/index.php?event_calss3=171&zone=16&i=15という中小旅行者の集まる一角では、海外・旅の専門店連合会「旅専」http://www.tabisen.com/のメンバーが多数ブースを出していた。

ほかに、「パソコン版 旅の指さし会話帳」を出している情報センター出版局http://www.4jc.co.jp/や財団法人ロングステイ財団http://www.longstay.or.jp/、クルーズのコーナー http://www.ryokohaku.com/whois2007/index.php?event_calss3=170&zone=11&i=12フィンランド航空http://www.finnair.co.jp/、国内のファーストクラス・シートを展示した日本航空インターナショナルhttp://www.jal.co.jp/などのブースを覗かせてもらった。

 変わったところでは、日比谷クリニック http://www.hibiya-clinic.com/ もトラベルクリニックというテーマで出展しており、予防接種、留学健康診断書、健康診断書、海外赴任前健康診断、簡易携帯英文診断書、薬物携帯証明書などについて展示を行っていた。

☆右上の写真は「JATA世界旅行博2007」のハンガリー・ブースで見かけた民族音楽の楽団