ワールドタイム対応の電波腕時計

 海外旅行中は、より正確な時を刻む腕時計が欲しくなる。また、長旅であれば電池交換の必要のないソーラー時計などが便利だ。
電波腕時計の中には、日本、欧州(ドイツ)、北米の世界3エリアで標準電波を受信して、秒単位まで正確に合わせる電波修正機能を持つワールドタイム仕様のものが出回り始めている。
もっとも、「秒単位まで正確に合わせる電波修正機能」と言っても、たとえばドイツの空港に降り立った瞬間に、針が8時間戻るといった自動修正を行うわけではないようだ。
 セイコーシチズンに聞いてみると、到着時に(空港では受信状態がよくないこともあるので空港外に出てから)、タイム・ゾーンを合わせて強制受信を行うという、2つの動作が必要だそうだ。

 セイコーウオッチhttp://www.seiko-watch.co.jp/のドルチェ&エクセリーヌのワールドタイムソーラー電波時計のページhttp://www.seiko-watch.co.jp/de/about/solar.htmlブライツのワールドタイムソーラー電波時計のページhttp://www.seiko-watch.co.jp/bz/about/dualtime.htmlを開くといくつかのモデルが紹介されている。
 ドルチェ&エクセリーヌのSADZ048(105,000円)というモデルhttp://www.seiko-watch.co.jp/p_search/detail/do.php?no=SADZ048は、9.1 mm と比較的薄くふつうのドレスウォッチのようなデザインだ。
ブライツのSAGA001(141,750円)http://www.seiko-watch.co.jp/p_search/detail/do.php?no=SAGA001は、メカニカルなデザインで、中央の時・分針と6時位置のサブダイヤルの時・分針(24時間制表示)によって、同時に2つの異なった時刻を表示することができる。海外旅行や海外出張の際に便利な機能だ。

 シチズンウオッチhttp://citizen.jp/のATTESAのエコ・ドライブ電波時計 ジェットセッター・シリーズhttp://citizen.jp/attesa/lineup/rcw_jetsetter.htmlのATV53-2834(136,500円)は、メカニカルなアナログ仕様だが、ホーム都市とワールド都市の表示小窓がデジタルとなっており独自の3レター都市表示とともに世界43都市のワールドタイムを表示する。 
シチズンには、プロマスターSKYナビホーク エコ・ドライブ電波時計http://citizen.jp/promaster/lineup/sky_navi_rcw.htmlというシリーズもあり、PMV65-2242(157,500円)というモデルhttp://citizen.jp/promaster/lineup/sky/652242.htmlには、航空計算尺機能http://citizen.jp/cs/guide/gaiso/keisan.htm#skyなるものが追加され、所要時間、飛行距離、燃料消費率(時間当たり消費量)、燃料消費量、飛行可能時間の計算ができるそうだ。

 カシオ 時計http://casio.jp/wat/のOCEANUS http://oceanus.casio.jp/やWAVE CEPTOR http://casio.jp/wat/waveceptor/watch/#というシリーズにもワールドタイム電波時計が含まれており、WAVE CEPTORのWV-58J-1AJF(5,500円)http://casio.jp/wat/waveceptor/watch/WV_58J_1AJF.htmlのように安価なデジタル・モデルもある。

 トラベルクロックは、地球の歩き方「地歩工房」海外旅行用時計 http://www.arukikata.co.jp/shop/list/clock.htmlのページに2つのモデルが紹介されていた。
ワールドトラベラーズ(1,575円)http://www.arukikata.co.jp/shop/list/122.htmlは、電波時計ではないが、海外で使用する時計の機能(アラーム、世界主要16都市[ホノルル・ロス、デンバー、シカゴ、ニューヨーク、リオデジャネイロ、ロンドン、パリ、カイロ、モスクワ、カラチ、バンコク、香港、東京、シドニー、ウエリントン]の時間表示以外にも、200年分のカレンダー、8桁の電卓機能、外貨換算機能も付いている。