クリスマスに関するサイト

昔 、「冬こそ素顔のヨーロッパ」という記事を書いたことがある。モスクワっ子がモスクワの一番いい季節は「冬」というように、日本より寒いオーストリアやドイツ、スイスの冬の魅力を列挙したものだ。手元にその記事は残っていないが、今回はそれを思い出しながら、あらためて「冬のヨーロッパの魅力」を紹介してみたい。

 ヨーロッパの多くの国々もクリスマス休暇明けからダイナミックなバーゲン・セールが始まる。イタリアは州や都市によっても違うが本格的セールは1月中旬以降となるようだ。

セールスの期間やショッピングの楽しみ方は、現地発の日本語ウェブマガジンやメールマガジンでチェックするとよいだろう。イタリアやフランスに関してのバーゲンやアウトレット情報は、各ジャンルの専門ガイドが得意分野のリンク集を作り、記事を書いて情報発信するAll About Japan 海外旅行http://allabout.co.jp/abroad/のイタリア、フランスのガイドページが要注目だ。

クリスマスから年末年始にかけては、ヨーロッパ各国ではさまざまなイベントが繰り広げられる。最近、日本からの旅行者に人気なのが、ドイツ、オーストリアなどの「クリスマス市」だ。これは、市庁舎前広場などでクリスマス飾りや子供達のためのプレゼント、お菓子などを売り、ときには小コンサートなども加わる市で、11月中旬からクリスマス前後にかけて開催される。

Google検索エンジンで「クリスマス市」(ドイツ語ではChristkindlmarkt)と検索すると、日本国内のものも含め数千のサイトが見つかった。

 クリスマスに関するリンク集では、Yahoo Japanトップから、生活と文化 > 祝日、記念日、年中行事 > クリスマスと開いたところにあるページhttp://dir.yahoo.co.jp/Society_and_Culture/Holidays/Christmas/  や「検索くん」http://www2u.biglobe.ne.jp/~yume/kensaku/の「クリスマスリンク集」http://www2u.biglobe.ne.jp/~yume/kensaku/xmas.html も便利だ。

 www.Weihnachtenseite.de http://www.weihnachtenseite.de/index.htmlという、クリスマス市、サンタ・クロースなどに関する広範なポータルのリンクリンク集http://www.weihnachtenseite.de/links.htmlも大いに活用しよう。基本的にはドイツ語だが、英語を理解する人への配慮も見られる。ニュルンベルクチューリッヒ、ウィーン、ザルツブルクなどのクリスマス市、ザルツブルク郊外の「浄しこの夜」誕生の礼拝堂Oberndorfもリンクされていた。

 このほかにも、クリスマスに関する世界中のサイトをリンクしたChristmas 'round the World http://eclecticesoterica.com/christmas.htmlやChristmas Traditions Around the World http://www.santas.net/aroundtheworld.htmスウェーデン「サンタワールド」の日本語版SANTA WORLD http://www.santaworld.co.jp/、タウンネット・コムの「世界のクリスマスページ」http://www.townnet.com/events/christmas/world-j.htmlも面白い。

政府観光局のホームページも冬のイベント情報を集めるのに役立つ。

 ドイツ政府観光局http://www.visit-germany.jp/  の「クリスマスマーケット」のページhttp://www.visit-germany.jp/JPN/culture_and_events/christmas_markets.htmには、クリスマスの伝統と習慣、アドヴェントカレンダー、クリスマスの祝い方、グリューワイン(ホットワイン)、クリスマスのお菓子などの記事がある。

 オーストリア政府観光局http://www.austria.info/jp/ の「オーストリアの冬の楽しみ」のページhttp://www.austria.info/xxl/_site/jp/_area/540352/_aid/846321/には「オーストリアのクリスマスと新年」、「クリスマス市」、「欠かせないクリスマスクッキー」「オーストリア家庭の聖夜の過ごし方」などの記事があった。

スイス政府観光局の「冬の祭り」のページ http://www.myswiss.jp/tradition/fest/winter/index.htmには、アドヴェント降臨節)、サンタクロース(聖ニコラス)、シンギング・クリスマスツリー、リヒターシュヴィメン (キャンドル流し)などの関連行事が紹介されている。

冬は、音楽会やオペラが盛り上がるシーズンでもあり、ウィーンやベルリンではクリスマスを除いて連日公演が繰り広げられている。その日程やチケット入手法を知るのにも観光局サイトが役立つだろう。

「クリスマス市」の影に隠れて見過ごされているが、ヨーロッパの人にとってのクリスマスはドイツ語でクリッペン(Krippen)と呼ばれる、教会の一角にしつらえられる「キリスト降誕の“うまや”模型」も欠かせない風物詩だ。各教会が競うように立派なものを作っているので、教会を訪れるたびに探してみるとよい。上記のwww.Weihnachtenseite.deにはKrippensammlung Hans Jess † und Wilfried Jess(ほとんど全世界のクリッペン)というページhttp://www.krippensammlung.de/ もリンクされておりそのリンク集からは、いくつかのクリッペン関連サイトへ飛ぶことができる。

 同じくドイツ語だが、krippen.de http://www.krippen.de/index.phpはクリッペンを中心にクリスマス関連の行事を紹介しており、リンク集http://www.krippen.de/links.phpも設けられている。

 毎年取り上げている、ちょっと厳めしい名の北米航空宇宙防衛局ノーラッドの日本語“サンタサイト”http://www.noradsanta.org/jp/home.htmもすでにオープンしている。ふだんは北米大陸をミサイル攻撃から守るため衛星やレーダー探査機で探知活動をしている米国の軍事組織だが、クリスマスにはその“総力”を挙げて、出発準備段階から北極への帰還までトナカイにひかせて飛び回るサンタクロースの追跡プログラムを稼働し、サンタさんの移動映像を大胆にもウェブ上でストリーミング生中継してくれるのだ。それも、日本語のアナウンス付きで。このサイトについては間近になったら改めて紹介したい。

 最後に、東京六本木にある本格的ドイツ料理を味わえる店「ツム・アインホルン」http://www.zum-einhorn.co.jp/indexx.htmlのホームページにある「ドイツのクリスマス」http://www.zum-einhorn.co.jp/traube/dkurisumasu.html のページを紹介しておこう。

■関連過去記事:
□「エスニック料理とクリスマス料理に関するサイト」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20051111
□「クリスマス市やサンタ・クロースなどのリンク集」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20051107


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