直接海中撮影ができるコンパクト・デジカメ

昨年、当欄の「石垣島で早めのサマーヴァカンス」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070718で、「Kodak スナップキッズ 15m 防水27枚撮り」http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/consumer/snapkids/15m/ という、“水深15mまで潜れることを保証した世界初のレンズ付フィルム”を紹介したが、今年の夏はデジタル・カメラで直接、海の中を撮りたいと思い、防水デジカメにどのようなものがあるかをチェックしてみた。
最初は、当欄の「海外旅行に持って行きたいデジカメとスーツケースなど」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080229で取り上げたパナソニックルミックス FX35 http://panasonic.jp/dc/fx35/index.htmlを“マリンケース”http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMW-MCFS5に入れて使おうかと思ったが、ケース自体が最低価格でも20,686円もするので躊躇した。
 コンパクト・デジカメ自体でシュノーケリングでの潜水に耐えられるものがないかとチェックしてみたら、Olympusの“μ1030SW ”http://olympus-imaging.jp/product/compact/mju1030sw/という機種が見つかった。水中10m防水や2.0m耐衝撃耐荷重構造。さらに耐温度-10℃といったタフな機能に加えて、28mmワイド光学3.6倍ズーム搭載というものだ。ネットで見つけた送料込みの最低価格は34,999円だった。近くのビックカメラでは、下取り3,000円とポイント加増20%というキャンペーンを行っており、ちょうどお役ゴメンのデジカメもあったので、ここで購入した。実質、32,240円。ルミックスのマリンケースとの差額は12,000円弱。シュノーケリングのほかサイクリングなど耐衝撃や防塵性能が求められるシチュエーションでも使えそうなので、マリンケースより本体を買った方がお得と判断した。

 買った時点では防水能力のあるライバル機種は見当たらなかったのだが、今日届いたメールマガジンで、PENTAXオプティオW60 http://www.pentax.jp/japan/news/2008/200813.htmlが6月下旬に発売予定とあった。“薄型デザインの軽量ボディに広角28mmからの光学5倍ズームレンズを新たに搭載するとともに、防水性能をさらに強化し、水深4mで連続2時間の水中撮影を可能にしたコンパクトデジタルカメラ”とのことだ。私の個人的予想最低価格はOlympusと同程度の34,999円前後だ。


■今日のブックマーク&記事■

□NIKKEI NET 記事“JTB、「逆転の発想」で新旅行サイト・ウェブ開発物語”
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbe000008052008 
JTBが立ち上げた参加型の“旅の研究会”「たびけん!」http://www.kanko.tv/を紹介。記事を読んでも、どうやってアクティヴな参加者を集めるのかがイマイチ分からないのだが。

□Guardian News and Media Limitedの記事“The technological future of the travel guid”
http://blogs.guardian.co.uk/books/2008/06/the_technological_future_of_th.html 
ウェブガイドブックの将来に関するブログ記事。コメント欄も面白い。

Panasonic マリンケース DMW-MCFX35

Panasonic マリンケース DMW-MCFX35