「大人の休日倶楽部会員パス」で陸路北海道へ

 花粉症がひどくなったせいもあって、急きょ2泊3日の北海道大沼公園への旅を思い立ち17日から出かけてきた。当欄の「大人の休日倶楽部会員パスで東北温泉巡り」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20081218でも取り上げた1万2000円の「大人の休日倶楽部会員パス」http://www.jreast.co.jp/otona/を使って、東北新幹線東北本線津軽海峡線と乗り継ぎ片道約7時間の旅だった。
 突然、鉄道の長旅をしたくなることを、鉄ちゃん(鉄道マニア)たち独特の言い回しでは、「鉄分を補給する」というそうだが、まさに鉄分と温泉成分補給の旅だった。

滞在したのは、学生時代から一度は冬に雪見酒をしに来たいと思っていた函館の北にある大沼公園
 「まるごと大沼」http://www.onuma-guide.com/のホームページや大沼を含む自治体「七飯町・観光情報」 http://www.town.nanae.hokkaido.jp/info/sight/new_kankou/top2.htmを見ると四季折々の魅力が伝わってくる。

 「楽天トラベル」http://travel.rakuten.co.jp/で、以前http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060629、列車で通過したときに見かけた「クロフォード・イン大沼」http://www.jr-shop.hakodate.jp/crawford/というリゾート・ホテルが直前一週間限定割引の「北野料理長おススメ洋食コースディナー+流山温泉往復送迎付き無料入浴券付プラン」を9,975円という破格値で提供していたので連泊してみた。

 ホテルの客室は、29平方メートの広さがあるトゥインのシングルユースで、窓からは湖面が凍って雪が降り積もった小沼が白樺林越しに見渡せた。ホテルのホームページを見ると、夕食はコースディナーではなく、温泉も付かないが、「夕食サービス!もちろん朝食付き!ビジネスプラン♪シングルユース確定!」というプランもあり、こちらは更に安く5,000 円だ。


ホテルと同じJR北海道グループのジェイ・アールはこだて開発が経営する源泉かけ流しの「流山温泉」http://www.jr-shop.hakodate.jp/nagareyama/は、世界的な彫刻家 流 政之氏が彫刻広場および日帰り入浴施設の建物を造ったという貴重なモニュメントでもある。露天風呂には巨岩が配されその合間から駒ヶ岳の雄姿が眺められる。

  大沼公園一帯は冬でもアクティビティhttp://www.onuma-guide.com/newsblog01/2009/01/post-28.htmlは盛りだくさんで、私は、「大沼合同遊船」http://www.onuma-park.com/の「氷上島巡り そりツアー」(800円)に参加した。たまたま、他の客が居なかったのだが、たった一人でも同一料金で案内してもらえた。
 北緯42度ラインでは、橇から降りてツアーガイドの説明があり、氷の厚さウオッチなども楽しめた。湖上の気温は零下6度だったが、時折、地吹雪が起き橇の上での体感温度は更に低く感じられた。ガイドさんから、新井満氏が名曲「千の風になって」を作曲した別荘と誕生の地を記念するモニュメントの場所も教えてもらった。

大沼から東京への帰路、函館駅前の朝市に立ち寄り、昆布や寿司海苔、干し帆立貝柱、とろろ昆布などの食材を購入。さんざん値切らせてもらった市場のおばちゃんに教えてもらった、“どんぶり横丁市場”内の「あけぼの食堂」http://akebono-syokudou.com/で四色海鮮丼を食べ、「白鳥22号」で帰途についた。

千の風になって スペシャル盤

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