デジタル・ガイドwCities.com が日本語版に再挑戦

 当欄の「デジタル・ガイドブックwCities.com がリニューアル」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20061206 や「英語の“デジタル・ガイドブック”を活用しよう」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060526で紹介した優れたウェブ・ガイドwCities.com http://wcities.net/が日本語版に再度取り組み始めたようだ。再度というのは、「日本の大手旅行サイトが新たな海外情報コンテンツを導入」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060113で紹介したように、旧ヴァージョンの日本語版は乗換案内のジョルダンの「タウン情報」http://www.jorudan.co.jp/towninfo/などで活用されていた時期があるからだ。「タウン情報」を再度開いてみると新ヴァージョンの一部が利用され始めているようだ。
新ヴァージョンの日本語版の正式なポータルがどこにあるかは今のところ不明だが、ヨーロッパの「入り口」は http://wcities.net/ja/continent/1/cont.html にある。このページのトップバーから、ほかの大陸の「入り口」を開いていくことができる。

 各都市の右フレームには「概要ガイド」があり、エリア案内、歴史的背景、宿泊情報、レストラン&バー、エンターティメント、お薦めツアー などのガイダンス記事がある。
 個々の物件紹介は、左フレームの「探検」からホテル、レストラン、バー・カフェ・ナイトライフ、観光、ビジネス情報、ショッピング、イエローページを開いていくことができる。各物件のオリジナル・ホームページにリンクが張られているので大変便利だ。
 物件ごとの「地図」も添えられているようだが、フォーマットが特殊なのか開くことができなかった。
なお、都市によっては、日本語訳ができていなくて、英語のまま表示されるところもある。また、翻訳は自動翻訳ではなく、マニュアルのようで、日本語のほか27カ国語版がラインアップされ始めている。

 wCities.com の優れている点は、「iPod シティガイド」や「携帯ダウンロード」からシティガイドをPDA、または携帯電話などにダウンロードすることができる点だ。