長崎へ4泊5日の旅

 用事があって6月6日より4泊5日で長崎へ帰郷。長崎に帰ったら必ず行う“入城儀式”がいくつかある。
 ひとつは、日暮れ時に港の入り口にかかる女神大橋http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060411を歩いて往復することだ。陽が落ちる前に外海側の歩道を歩き、日が暮れてから港側を歩きながら酒でのどを潤しつつ夜景を楽しむというのがいつものパターン。
もうひとつは、標高169mの展望台 鍋冠山(なべかんむりやま)に登り、ここで昼の弁当をつかった後、子供の頃の遊び場だった眺めのいい丘に下って、展望を楽しむというものだ。



 今回の旅行で、最近、長崎の居酒屋で流行っている“長崎サラダ”を初めて味わってみた。これは、長崎名物皿うどんの生細麺を油で揚げたものに野菜や魚介類を乗せドレシングをかけたもの。店によって様々にアレンジされているが、私が食べたものはレタスやルッコラ、トマト、ツナ缶、ゆで卵などをつかい、オリーヴオイル、ワインヴィネガーのドレッシングをかけたものだった。夏向きの前菜、つまみとしてなかなかよろしい。
 帰京後、早速作ってみたのが下記の写真。先日、ブダペストの公営質屋で買ってきたヘレンドの大皿に乗せてみた。サーモンや帆立の刺身を加え、ゴマだれで味わってみた。
 皿うどんの麺は長崎の中華街の真ん中にある顔なじみの三栄製麺http://www.chanpon.co.jp/からいつも取り寄せているが、皿うどんを作るとなると手間がかかる上、大勢で食べないと美味しくない。長崎サラダなら簡単に作れ、さまざまなアレンジも可能なので、これからわが家の定番料理に加えることにした。
なお、「長崎サラダ レシピ」で検索してみると、様々な具材ヴァリエーションのレシピが現れる。


長崎料理―百花繚乱ふるさとの味

長崎料理―百花繚乱ふるさとの味