いつの間にか国内線無料手荷物許容量20kgに拡大

主要航空会社の国内線無料手荷物許容量が、15kgから20kgに拡大されているのに、最近になって気がついた。

全日空は、2009年12月1日から、 普通席が20kg、プレミアムクラスが40kgとなっていたようだ。同社のプレスリリースhttp://www.ana.co.jp/pr/09-0709/pdf/09-154.pdfによれば、「従来は重量合算でしたが、今後はお預かり手荷物と機内持ち込み手荷物の重量を区分します。国内線プレミアムクラスの無料手荷物料金は、50kg(お預かり手荷物40kg+機内持ち込み手荷物10kg、合計50kg)とし、国内線普通席の無料手荷物許容量は、30kg(お預かり手荷物20kg+機内持ち込み手荷物10kg、合計30kg)とします」と機内持ち込み手荷物の重量を別枠とすることも明記されている。

日本航空は、2011年05月31日のプレスリリース「JAL国内線手荷物ルールの改定と超過手荷物料金の変更について」http://press.jal.co.jp/ja/release/201105/001809.htmlで、この8月1日以降、無料手荷物許容量を20kgまでと変更することを告知していた(ファーストクラス利用の場合は45kg)。

ホームページを見た限りでは、スカイネットアジア航空 http://www.skynetasia.co.jp/も20kgへ拡大済みだが、スカイマークhttp://www.skymark.co.jp/ja/は、今のところ15kgに据え置いているようだ。


最近は、羽田−長崎間のフライトを利用することが多い。最安料金を探してみるとスカイマークにWEBバーゲン(28日前までの予約、席数限定)で片道5,800円というものが見つかった。ただし、神戸空港経由なので少々時間がかかる。

日本航空全日空も「スーパー先得」、「スーパー旅割」といった事前購入割引で便限定ながら9,970円という料金がある。スカイネットアジア航空には、9,870円で「バーゲン28」という事前購入割引があった。

 個人的には、マイレージ・ボーナスを勘案すれば、実質的にスカイマークのWEBバーゲンと大差ないので、今のところ無料手荷物にも余裕のある日本航空を利用している。

 近く、ロードレーサーをもう一台、長崎に運ぼうと思い調べてみたら、「中年martyの自転車日記」http://homepage2.nifty.com/henabike/index.htmというサイトに「飛行機での輪行方法(国内線ANA)」http://homepage2.nifty.com/henabike/technique/rinkoe_hicouki.htmという記事が見つかった。新幹線で輪行するか、フェリーで運ぶかも含め目下検討中だ。


当欄関連過去記事:
「欧州系航空会社の一部も無料手荷物許容量拡大」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110414
ANAに引き続きJALも国際線受託手荷物許容量を拡大」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110307
ANA受託手荷物の無料手荷物許容量を拡大」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110211


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