1月20日、長崎港の玄関口にある小さな港町神ノ島http://tabinaga.jp/walk/016.phpへバスで向かい、港の玄関口に立つ航海の安全を見守る純白のマリア像や白亜の神ノ島教会を散策。もとは、船でしか往き来できない約1キロほどの小さな島で、17世紀に徳川幕府が発布した厳しいキリシタン禁教令のもとでは、その不便な地ゆえにキリシタンたちが潜伏していた。戦後、埋め立てられて陸続きとなり、工場やANA長崎コールセンター http://www.joho-nagasaki.or.jp/invest/voice/002.htmlなどが誘致されている。
神ノ島からの帰り道に、長崎出身で東京在住の友人にぜひ行けと勧められていた長崎造船所史料館http://www.mhi.co.jp/company/facilities/history/index.htmlを見学(無料)。ここは、長崎造船所が日本の近代化に果たした役割を後世に残そうと、1985年(昭和60年)10月に開設したもの。史料館の赤煉瓦の建物は、1898年(明治31年)7月三菱合資会社三菱造船所に併設の「木型場」として建設されたもので、三菱重工業株式会社発祥の長崎造船所に現存する最も古い建物とのこと。日本最古の工作機械や海底調査の泳気鐘、日本で最初の国産蒸気タービンの技術の進歩を物語る珍しい品々のほか写真等で長崎造船所の歴史的変遷を示している。岩崎家コーナーや戦艦武蔵コーナー、客船コーナーなど興味を引く展示物が豊富で、思いがけず長い時間を過ごしてしまった。
1月23日(月)から2月6日(月)の15日間にわたり、中国色豊かな灯の祭典『2012長崎ランタンフェスティバル』http://www.nagasaki-lantern.com/が、開催されている。この祭りは、長崎在住の華僑の人々が、中国の旧正月(春節)を祝うための行事として始めたもので、もともと「春節祭」として長崎新地中華街を中心に行なわれていたが、1994年から規模を拡大し、長崎の冬を彩る一大風物詩となっている。写真は、中華街に隣接する湊公園でのオープニング・イベント。
■今日のブックマーク&記事■
□東京新聞Web 1月25日朝刊記事「今度こそ団塊照準 完全リタイアで海外旅行を」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012012502000039.html
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