電動自転車で長崎の急坂を登る

　6月10日放送のフジテレビ系列の番組「ほこた」で、「ヤマハの電動アシスト自転車vs長崎の超急な坂道」という企画が放送された。長崎は、急な坂道が無数にあるが、その中から３つを選んで、とくにスポーツ経験もない40代の主婦（ヤマハ社員の奥さん）がチャレンジするというものだ。
そのうちの一番目に取り上げられた坂は、わが家や国宝大浦天主堂にも近く、距離70m、標高差13m 、平均勾配22%というものだ（右上の写真）。
二番目に取り上げられた坂は距離120m、標高差36m、平均勾配24%、三番目は、距離170m、標高差42m、平均勾配26%だ。大学のサイクリング部員が挑戦してもあっけなくギブアップという演出も加えられていたが、主婦は予想通りすべての坂を登りきった。

ヤマハは、「激坂チャレンジ」http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/gekizaka/ というシリーズ企画でテレビなどとタイアップして各地で同様のプロモーションを行っているようだが、ネット上を飛び交う話題を見ている限り少なくとも長崎では企画は成功したようだ。

エコでもヘルシーでもないと思われる電動自転車は私のサイクリング・ポリシーには反するが、日頃、家への帰り道の急坂で苦労している身としては、少し心が動かされた。この電動自転車なら、わが家までの車も入れない細い坂道を楽に登り切ることができるはずだ。

　放送では、PAS ナチュラL スーパー http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/natura-l-super/という車種が使われたが（26型で27kg）、スポーツ・タイプのPAS Brace L http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/brace-l/はデザインもそう悪くはない。ただし、重量は26型で23.5kg。私の乗っている最軽量車は7kgなので、三倍以上の重さだ。