夏の家庭菜園は大賑わい

秋のおくんちと並ぶ長崎の2大イベントのひとつ、故人の霊を船に乗せ、西方浄土へ送る長崎の夏の伝統行事「精霊流しhttp://www.nagasaki-tabinet.com/event/51798/ が15日夜、県内各地であり、3,300隻の精霊船が流された。以前、「日本の爆竹の8割は長崎のお盆に消費される」と書いたが、旧盆期間中は深夜2時頃まで墓や自宅の庭で爆竹や打ち上げ花火が鳴り響いた。長崎っ子は、これがないと寂しくて寝られないようだ。

庭では、トンボも見かけるようになり、コスモスも花を開き始めて秋の気配が濃厚になってきた。引っ越してきて2年目のこの夏は、菜園での収穫も順調で、キューリやズッキーニは食べきれないほどとれた。今は、イタリアン・チコリ、トマト、イチジク、オクラ、パッションフルーツ、スイカなどが収穫期を迎えている。ニンジン、大根、ラディッシュももうすぐ収穫できそうだ。
 ハーブ畑では、ルッコラ、バジリコ、シャンツァイ、イタリアン・パセリ、ミント、ローズマリーがとても使い切れないほど育っている。
 毎朝、庭を散歩しながらサラダの材料を摘んで回るのが楽しみだ。反面、夏は雑草や芝生の処理、水撒きにも追われ、雨の降らない日は作業にかかりっきりになる。

14本のオリーブは3年目に入って高さが2メートル半を超え始め、オリーブ林と呼べそうになってきた。昨年の秋は、数粒しか実らなかったが、今年は期待できそうだ。

昨年は、2メートル以上の高さのロシア・ヒマワリが百本以上咲き誇っていたが、今年も昨年採種したヒマワリの種と昨年購入した種の残りを蒔いたのだが、ナメクジなどに発芽期に襲われ10本ほどしか育たなかった。
ご近所の人にナメクジ対策の薬を撒いてから種まきすると良いと教わったので、先月、ちょっと小ぶりなゴッホの名前がついた“ビンセント”種のヒマワリの種を蒔いてみたが、時期が遅すぎたようでなかなか育ってくれない。

来月からは、タマネギ、ジャガイモ、ニンニク、ワケギの植え付けを始めなければならない。


当欄関連過去記事:「8月15日 夏の伝統行事 精霊流し を見物」 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20130821
  「わが家の庭では大輪のロシア・ヒマワリが満開 」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20130729