長崎のわが家の庭は冬支度へ

2週間前に今年最後の芝刈りを終え(刈り止めというそうだ)、一昨日は植木屋さんに入ってもらって生け垣や門の前のマキの木、樅の木、西洋菩提樹、甘夏などの剪定と、オリーヴなどの果樹の消毒をしてもらった。

 冬に備えての準備を始めているのだが、庭では、ヨーロッパに行く前に植えた長ネギやルッコラ、サニーレタスが収穫期を迎え、秋植のキュウリももうすぐ実がつきそうだ。間もなく1月の大雪で全滅して春に植え替えたパッションフルーツも実を結ぶだろう。
べにあずまなどのサツマイモ類やジャガイモも年内には収穫できそうだ。

 旅行の前に、枝を抜いておいたはずのバジルからは抜き残した枝から新しい葉が続々と育ってきている。枯れかかっていたレモンバームも見事に復活。繁茂しすぎて困っているのがミントだ。入浴剤代わりに使ったり、友人たちに上げたりしているのだが、増える一方だ。

野菜高騰の折り、大盛りのサラダが食卓に不可欠な私にとって、家計を助けてくれる葉ものの時季外れの豊作は有り難い限り。

 6本の甘夏やレモンの実も順調に育っており、甘夏は来年の2月初めには二百数十個が収穫できそうだ。オリーヴは天敵のゾウムシの被害で14本のうち6本がほとんどの葉を落としてしまっている。来年の復活を期待しているが、もしだめなら植え替えなければならない。残りの8本は、育ちすぎて3メートル近くの高さになっている。

 樹木では、今年植えた月桂樹やハイビスカス、ガジュマルが順調に育ってきている。昨年植えた砂地グミも2メートル30センチほどに立ち上がっている。

花では、コスモスやハイビスカスのほかマリー・ゴールドやケイトウ日々草、季節外れの垂れ桃などが咲いている。