今年も生まれ故郷の唐津で「くんち」を見物

 11月2日から5日まで開催される、佐賀の「唐津くんちhttp://www.karatsu-kankou.jp/feature/見物に出かけてきた。3年連続の「くんち」見物だ。

 「唐津くんち」は、唐津神社の秋祭りで、16世紀の終わりに始まったと伝えられている。1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された。そして今年は、祭り開催直前の10月31日にユネスコ関連機関が「唐津くんちの曳山行事」、「京都祇園祭の山鉾行事」など18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」が無形文化遺産に登録するよう勧告があった。勧告は尊重されるのが通例で、登録はほぼ確実というので、祭りは例年になく盛り上がっていた。

 「くんち」には、刀町の一番ヤマ「赤獅子」から十四番ヤマ「七宝丸」まで、高さ7メートル余り、重さ2トンから5トンの重量がある勇壮華麗な十四台の曳山が登場。「七宝丸」http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/373274は台車の不調から「引き込み」などの荒々しい催しには不参加だった。

 この14台の曳山は、それぞれ獅子や龍、浦島太郎と亀、兜など、昔話に登場する馴染み深いものばかり。

 「くんち」は、11月2日の午後7時30分、花火を合図に始まる提灯の灯で幻想的な美しさの曳山が闇夜を練り歩くから、始まり、3日の御神輿がお旅所へと向かうのを曳山が先導・護衛しながら市内を巡行する「お旅所神幸」、4日の町人のための祭り「町廻り(まちまわり)」で市内を巡行して幕を閉じる。

 私は、唐津神社から80メートルほど離れた旧唐津城内の一角で生まれた。そこは残念ながらおくんちに参加する町人町ではなく、直接の参加経験はない。

 唐津での宿は、毎年、国民宿舎虹の松原ホテルhttp://karatsu-niji.jp/に泊まることにしていたが、今年は電話受け付け開始時刻からの電話がまったく通じず、キャンセル待ちとなった。幸い、9月に電話すると3、4日の2泊だけは確保してもらえた。2日の夜の宵山は、どうしても見たかったので念のために唐津に近い福岡県の糸島のビジネスホテルを押さえておいた。

 唐津市内での滞在を諦めきれなかったので、10月26日にダメモトで「楽天」で検索したところ子供の頃から縁のあったシーサイドホテルhttp://www.seaside.karatsu.saga.jp/に空きが出ており、ついでに11月1日も泊まることにして1、2日の2泊を予約した。唐津市内のホテルが軒並み「おくんち料金」で高くなるのに、なぜか、「西館洋室 最上階オーシャンビュー スーペリアタイプの中でも、特にハイグレードなお部屋」が通常料金に近い値段で取れた。

 「宵やま」は、いつものように京町にあるワインバーDiva Italiano https://www.facebook.com/divaitaliano/のカウンターからワインを飲みながら見物した。


 「唐津くんち」関連リンク:

唐津くんち情報『唐津くんちに来んね!』 http://www.geocities.jp/karatsunet/kunchi/ 
唐津観光協会の「唐津くんち」紹介ページ http://www.karatsu-kankou.jp/event.html 






■今日のブックマーク&記事■
□ExpertFlyer.com http://www.expertflyer.com/
《上記はJOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL http://www.johnnyjet.com/で紹介されていたサイト》