晩秋に向かい庭と家庭菜園は冬の準備へと思ったが.......

*[長崎日記]晩秋に向かい庭と家庭菜園は冬の準備へと思ったが.......

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庭に自生した彼岸花

 台風17号で潮風に当たった影響か、本来春に咲くべき垂れ桃や花桃、ボケなどがこの時期に狂い咲きを始めた。塩害に対する自己防衛本能か西洋菩提樹や甘夏ミカン、レモンなどもいったん葉を落としてから若葉が出てきている。塩害に強いのはオリーヴや枇杷ミモザなどもともと海に近いところで育つ樹木のようだ。
 塩害はわが家だけではなく周囲の家やより海から離れている家でも興っているようで、植木屋さんは大忙し。おかげで、わが家の秋の剪定作業も例年に比べ遅れて11月中旬になりそうだ。

元気に育ち始めたのは9月15日に4つの畝に種芋を植え付けたデジマ種のジャガイモだ。収獲まで90日というのが目安なので12月15日前後には掘り出し作業となりそうだ。
植え付けて5年ほどになる柚子も黄色く色づいてきており12月には収獲できそう。レモンはまだ色づいていないが料理などに使い始めている。

 ハーブ類ではバジルやディル、ミント、コリアンダー(シャンツァイ)の収獲が続いている。プランターに種蒔きしたサラダミックスもようやく虫の害が減ってきて生育を始めている。近日中に、秋蒔きのサラダ菜も種蒔きをする予定だ。

秋は、長崎の氏神諏訪神社」の秋季大祭「長崎くんちhttp://nagasaki-kunchi.com/が盛大に催されるが、わが家の地元にある大浦諏訪神社の秋季大祭「大浦くんち」も10月7日・8日・9日に開催された。大浦の子供達が担ぐコッコデショ(太鼓山)が例年一番人気だ。

 当欄「忘れられた天才画家、いま甦る 岡山聖虚の聖母子画展」 https://europedia.hatenablog.com/entry/2018/12/29/170753 でふれた「聖母マリアと幼子キリスト」を描いた掛け軸は、6月に長崎市にあるイエズス会が運営する日本二十六聖人記念館 http://www.26martyrs.com/に寄贈したが、10月4日付けの読売新聞(長崎版)によれば11月24日にローマ法王フランシスコが記念館を訪れられることになり、掛け軸をご覧いただける可能性が高まったようだ。

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昨年の落とし種から咲いたコスモス

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デジマ種のジャガイモ畑

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狂い咲きした垂れ桃

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大浦くんちの津軽三味線奉納