長崎は開港450周年、わが家は9周年

*[長崎日記]長崎は開港450周年、わが家は9周年

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台風の被害で半分に折れた花水木 順調に回復している

 長崎を治めていたキリシタン大名大村純忠は天然の良港を求めていたイエズス会と協定を交わし、1571年に初めてポルトガルの貿易船が入港。それとともに大村氏による町割りが始まり、旧県庁のあった岬にイエズス会の本部と教会が建てられた。あまり語られることがないが、1579年4月に岬を起点とする長崎6町と長崎の南東天草灘側の有馬氏領の茂木がイエズス会に寄進され教会領となり(1584年には有馬氏領の浦上も寄進された)、領有は1587年に豊臣秀吉によって没収されるまでの足かけ9年続いた。
 今年は、ポルトガル船入港(すなわち長崎開港)から450周年にあたり、長崎県立歴史文化博物館における長崎開港450周年記念展http://www.nmhc.jp/exhibition/2021/450th/index.htmlを初めとする記念行事が開かれている。

 なお、「長崎開港の日」は便宜的に4月27日と定められた。秀吉が長崎を天領とした1588年4月2日(太陽暦4月27日)からきているようだ。
 詳しくは長崎開港450周年記念事業公式ホームページ https://nagasakiport450th.jp/ をご参照あれ。例年4月末に開かれていた、「長崎帆船祭り」も450周年に合わせて盛大に開催されるはずだったがコロナ禍で中止が決まった https://www.at-nagasaki.jp/event/51782/

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2015年4月の帆船祭り



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 さて、わが家の家庭菜園では、目立つのは、2月下旬に植え、芽かきと呼ばれる間引き作業を済ませ30~40cmの高さに育ったデジマ種とメイクィーン種のジャガイモの3つの畝だ。早くも白い花を咲かせたものもある。数日前に雑草を取り、施肥と土寄せを済ませたところだ。6月の中旬には収獲できそうだ。ジャガイモの畝の脇には、収獲もれのホースラディッシュが大きく葉を開いてきたので、一緒に収獲することになりそうだ。今から、ポテトサラダにホースラディッシュ・クリームソースをかけて食べるのが楽しみだ。

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ジャガイモと混在するホースラディッシュ

 ほかに元気に育っているものとしては、3月初めに種蒔きしたハーブや葉ものがある。とくに、ベビーリーフ、レタスサラダミックス、バジルが順調に育って収穫期を迎えている。
 2メートル四方の石積みのハーブガーデンには、未だ収穫できているコリアンダー(シャンツァイ)やサニーレタスを避けて4月7日にコリアンダー、バジル、イタリアンパセリ、ベビーリーフ、レタス・サラダミックス、サニーレタスを種播きしたが、早くもベビーリーフとレタス・サラダミックスは摘み取れる大きさに育っている。
 暖かくなると、虫の被害が発生し、バジルなど虫が嫌うハーブ類以外は、収穫できる部分が少なくなるのが悩みの種だ。わが家は丘の上にあるので、風が強く、虫・鳥除けネットやビニールハウスの設置も無理。毎年のことだが、真夏は果樹を除いてホームガーデンが半ば休園状態となってしまう。

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ハーブガーデン、手前はホースラディッシュ

 

 被害と言えば、昨日の朝、庭を見回っていると小動物(多分アナグマ)にせっかく種植えして、発芽したばかりのキュウリの畝やルッコラの畝の周辺部が掘り返されていた。培養土などで補強し、蛇やナメクジよけの粒剤を周辺に撒いておいたので多分持ち直すだろう。
 裏庭に3メートル×1.5メートルの蔓植物用ネットを張って新たに作ったキュウリ用の畝には、苗を買ってきて植え付けしてある。こちらは今のところ小動物の被害には遭っていない。

 昨日は、去年新たに設けた楕円形の畝の収獲を済ませた絹さやエンドウやサラダ菜を引き抜いて畝の半分を整備したところに二十日大根とベビーリーフの種を播いておいた。畝の残りの半分からは、イタリアン・パセリやディルが未だ収穫できているが、5月末には茄子やスイカを植えることになるだろう。

 家庭菜園に使えるスペースは200坪ほどあり、畝を新設する余裕は充分有るのだが、虫や小動物の害を少しでも避けるために大きめのプランターも8つほど置いている。その1つには、カラフルな実をつけるラブリーパプリカを種播きした。また、ほかの1つには、初めて収獲できた蘇鉄の種を植え付けた。こちらは、発芽まで3~6ヶ月かかるようだ。

 庭で実をつけ始めたものは、垂れ桃と茂木枇杷だ。垂れ桃の実はブランデーに漬けて果実酒にする予定。枇杷は一部色づき始めており、本来ならご近所が皆しているように紙袋を被せなければいけないのだが、わが家では鳥の被害が少ないこともあって、間引きした後は放っておくことにしている。順調にいけば6月上旬には例年にない量の豊作が期待できるだろう。

 毎年春からは、旺盛になる庭の雑草の刈り込みや芝生刈りの作業が欠かせなくなる。雑草の方は充電式草刈り機で刈り込むのだが、すでに自生するコスモスなどの花の芽が出始めており、枯れ葉の下には昆虫の卵も潜んでいるようなので、深く刈り込めないのが悩みの種だ。6月~9月の間は、自分1人では手が回らずシルバー人材センターにお願いしている。

 春秋の2回、植木屋さんに剪定を中心とする庭の手入れを頼んでいるが、春の剪定は5月1日にお願いしてある。今回は通常の手入れに加え、1月の大雪で枯れてしまったグリーンカーテンとして重宝していたパッションフルーツの枯れ枝除去をお願いしてある。パッションフルーツも新たに植え直すかどうか考えなければならない。

 60坪ほどの広さの庭の芝生は、今月の初めに肥料を撒いておいたので、急に緑の色が濃くなってきている。こちらの悩みは年々増えてくる芝生の間から伸びる雑草だ。東京の友人が見かねてプレゼントしてくれたグリーンカートに座って横滑りしながら手で雑草を抜いているが、雑草の勢いにはとても追いつけない。芝生の間に生える雑草にだけ効くという除草剤を撒いたこともあるが、効き目はなかった。

 家を建ててこの夏で9年目になるが、そろそろ芝生も寿命で、張り替えをするか、防草タイルや砂利敷きか枕木などの材木敷きにするかなど、こちらの体力と将来を見据えた、省力化ガーデンとする方策を考える時期が来ている。自分自身の寿命も考えれば200坪の裏庭も省力化の方策を立てなければならない。できるだけ除草剤や防草シートを使った不活性化を避けたいので、そこが考えどころだ。
 一時期は平置きの太陽光発電を始めることを考えていたが、本当に二酸化炭素削減に効果があるかどうか、そして経済的かどうか疑問が湧いてきたのでペンディングにしている。

 9年目になると、住宅設備や家電も買い換え時期に来ている。地球環境を考えればなるべく延命させたいのだが、以前書いたように14年目となるオーディオ・システムを初め、芝刈り機やテレビも寿命が近づいている。

 家電の中で、真っ先に買い換えを考えなければならないのはテレビのようだ。最近、画面がフリーズしたりB-CASカードの不調などが続いている。電源のオン・オフやカードの再挿入などで再起動できるのだが、少々煩わしい。

 テレビは、購入の顛末を当欄「フルHDの4倍緻密な映像を目指す4Kテレビ」https://europedia.hatenablog.com/entry/20130805/p1でも紹介したとおり、2013年の夏に購入した東芝の65インチ4KテレビRegza 65Z8X http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/z8x/index_j.html を使用している。実は、4Kと言いながら、4K本格放送開始時に必要な部品を交換するのに出遅れ、気がついたときにはメーカーの在庫がなくなっており、正規の4K視聴はできていない。しかし、アップコンバートでハイビジョン(2K)を疑似4K化して視聴できており、その画質には満足している。

 次に買い換えるときは8Kテレビhttps://www.nhk.or.jp/bs4k8k/8k/と決めているが、4Kや8K専用のアンテナを立てたり、アンテナ・コードを交換する必要https://www.nhk.or.jp/bs4k8k/howto/があったりするので躊躇していた。

 前にも書いたが、昨年のオリンピックが中止になってから8K放送そのものの見直しも始まっているようで、今年の秋以降の放送がどうなるかも不透明になってきているようだ。
 NHKの8Kチャンネルだけでも「バーンスタインウィーン・フィルマーラー“第9番”(収録1971年)」などの魅力的なクラシック・プログラムhttps://www.nhk.or.jp/bs4k8k/program/も少なくない。それに、2Kや4K放送の8Kへのアップコンバート画質も緻密さや濃密感などが優れていると高評価のようだ。

 わが家で8K対応のアンテナを付け替えたとしても、丘の上のわが家では風による影響で微妙な角度調整が必要な4Kや8Kの受信には障害があるようだ。それに、アンテナでの4K・8Kの受信は悪天候による視聴中断も起きやすい。

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わが家のアンテナ塔

 いろいろ調べているうちに良い解決策が見つかった。それは“光回線テレビでの視聴”だ。アンテナが不要なので、導入が容易な上、インターネット・プロヴァイダーやスカパーなどの専門テレビ、docomoなどの携帯電話会社との組み合わせで、総合すると安価になるケースも出てくるようだ。
 興味のある方は、ヒカリCOMの「2021年光回線おすすめ8社!4つの比較ポイントで選ぶおすすめインターネット回線」https://icip.info/hikarikorabohikaku/、「フレッツ・テレビNTT西日本https://flets-w.com/opt/ftv/4k8k/ 、「ひかりTV for docomohttps://www.hikaritv-docomo.jp/、「BBIQ光テレビ」https://www.bbiq.jp/hikari/tv/ などを参照いただきたい。

 8Kのもうひとつの魅力は22.2chのサラウンド音響とされる。サラウンドに関しては50年前の4チャンネル・サラウンドからから試しているが、いつも飽きて2チャンネル・ステレオに戻ってしまっていた。光回線テレビでは、FM放送やハイレゾ・ストリーミング、8K対応のNetflixAmazonビデオといった動画ストリーミングサービスなどへの可能性も広がることから、もう一度チャレンジしてみるのも面白いと考えている。                         22.2 chのスピーカーを並べずに疑似的にサラウンドを体験できるサウンドバースタイルのスピーカーセットや“オブジェクトオーディオ”“イマーシブサウンド”といった音響関連の新技術を8Kに応用する研究も進んでいるようだ。Stereo Sound online https://online.stereosound.co.jp/ やAV.watch https://av.watch.impress.co.jp/といったオーディオ・ヴィジュアル関係のサイトで研究してみよう。

 8Kテレビ受像機自体もこれから1~2年で大きな技術革新とコストダウンがあるようなので、価格.com の8Kテレビ比較ページhttps://kakaku.com/kaden/lcd-tv/itemlist.aspx?pdf_Spec051=1&pdf_so=e2で随時チェックしてみるとしよう。今、見た限りでは韓国LG Electronicsの有機ELテレビ OLED88ZXPJA https://www.lg.com/jp/tv/lg-OLED88ZXPJAが良さそうだが、日本勢の対抗製品に期待したい。


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  長期滞在まで」  https://www.ryokolink.com/travel/hotelsogo_telework.htm 
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