*[長崎日記]夏休みを、雲仙、伊王島、野母半島で

*[長崎日記]夏休みを、雲仙、伊王島野母半島

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ロシアヒマワリ

 先月同様に、7月の24日と25日の2日にわたって、シルバー人材センターにお願いして草刈りをしてもらった。一段低くなった港側の庭では、雑草が刈り取られたおかげで2m前後に伸びて開花を始めた200本ほどのロシアヒマワリ並木とその手前に70cmほどの高さに育ったコスモスが公道からよく見えるようになり、道行く人が、足を止めて写真を撮ったりする姿も見かけるようになった。
 ロシアヒマワリは、昨年のように成長過程で台風や虫の被害に遭わなかったので、珍しく高さが揃ったが、初期に植え直した苗もあったせいか開花時期がずれてしまっている。また、なぜか、年を追って花の大きさが小さくなっている気がする。おそらく、育ち始めた時期の間引きを怠っているせいだろう。

 もうひとつ港側の庭で目立つのは、友人から頂戴したひょうたん型カボチャの苗の成長ぶりだ。オリーヴやレモン、薔薇の木に絡むだけなら良いのだが、公道にまで飛び出しそうな勢いで、無理矢理フェンス内に収まるように強制移動した。雌雄一対の苗をもらったのだが、雌花の開花が早すぎて、雄花に受粉させるタイミングが合わない。それでも一部カボチャがふくらみ始めているのは昆虫が良い仕事をしてくれたのだろう。

 裏庭の方では、6月末に播いた、つるありインゲンと平さやいんげんが順調に育ち、80cmの高さのネットを既に超え始めている。収獲は、おそらく9月頃だろう。

 今でも収獲が続いているのは、バジル、ディル、サニーレタス、イタリアンパセリコリアンダーホースラディッシュなどだ。

 港側と裏庭の3カ所のキュウリ畝でも収獲が続いているが、一時期の1日10本という勢いはなく、せいぜい3本前後というペースで、自家消費にはちょうど良い量だ。

 目下の家庭菜園の悩みは、7月13日に梅雨明けしてから雨がほとんど降らなくなり、1.5トンの容量の雨水タンクが枯渇することだ。雨水タンクには、風呂水や台所から出るあまり水もV字溝を通して流し込めるようになっているのだが、それでも昨日(30日)には枯渇し、今年初めて真水を庭に撒くことになった。幸い、今晩からは若干の降水が見込めるが、いつまでもつことやら。

 

 毎年、初夏には、石垣島シュノーケリングを楽しんでいたhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2019/07/26/112641が、コロナのおかげで、昨年に続き今年も石垣島での夏休みは諦めた。石垣島は離島ならではの医療事情の切迫が有り、リゾートホテルでも厳しいコロナ対策をせざるを得ないようだ。定宿としていた川平のクラブメッドhttps://www.clubmed.co.jp/も、メインレストランやバーでのアルコール類の提供を控え、“部屋飲み”に限っているようで、飲み放題のワインを楽しみにしている私には辛い制約だ。

 石垣島の代わりに、今年は6月末~7月に3回に分けて県内のビーチや温泉で短い夏休みを楽しんだ。幸い、3回の旅の予約を済ませた後に、長崎県民向けに「第2弾 ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」https://www.nagasaki-tabinet.com/feature/furusato-sinkokyuという、県内の対象宿泊施設への宿泊及び旅行商品に対し、一人1泊あたり代金の50%(最大5,000円 同一施設につき、毎月3泊まで)を助成する制度が7月1日の宿泊から始まり、地域限定クーポンも1泊あたり2,000円付与される。つまり、1泊あたり7,000円の補助となった。

 小間切れの夏休みの第一弾は、6月29日から7月3日までの4泊5日で、1泊目は小浜温泉橘湾に面したオレンジ・ベイ・ホテルhttps://orangebay.jp/に滞在。ここは、これまでに5回ほど利用している。全室オーシャンビュー、半露天風呂付きだが、価格はリーズナブルだ。
 続く3泊は、これも今までに5回ほど利用した九州ホテルhttps://kyushuhtl.co.jp/index.htmlで、夏休みの利用は昨年に続き2回目だ。こちらも半露天風呂付きだ。昨年同様、unzen旅チャリhttps://select-type.com/rsv/?id=zxfpm_FsFZ0&c_id=110266でサイクリングを楽しんだ。今回は、標高700mの雲仙ゴルフ場からロープウェーの駅がある標高1,080mの仁田峠までの登り道を電動アシストの力を借りて登り切った。いつもは、多くの観光客が訪れる観光ルートだがこのときは、途中、一台の車とも出合わなかった。

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仁田峠第二展望台から普賢岳を望む

 第二弾の夏休みは、これまた昨年に引き続き長崎港外の伊王島http://www.ioujima.jp/にある温泉付きリゾート・ホテル「アイランドナガサキhttps://www.islandnagasaki.jp/での7月13日からの4泊5日だ。ここでは、昨年同様https://europedia.hatenablog.com/entry/2020/07/31/125408シュノーケリングとサイクリングを楽しんだ。

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 第三弾の4泊は、7月26日から長崎市の西に伸びる野母半島の先端近くにある温泉付きリゾート・ホテルOcean Resort Nomon長崎https://nomon-nagasaki.jp/ で過ごした。

 ここは、以前、公共の宿として運営されていたものを大改築して温泉リゾート・ホテルにしたものだ。専用というわけではないが、ホテルの前には100mほどの長さのビーチがあり、正面に軍艦島を望むことが出来る。ここでも、シュノーケリングとサイクリング、そして評判の料理を堪能した。とくに、ビーチでは、カヌーや水泳を楽しむ地元の子供たちがときおり来ることもあるが、私が泳いだ午後の時間はひとりで独占状態。水もきれいで石垣島ほどではないが亜熱帯魚も見られた。

 沖合に岩礁があるためか、波も静かだったが、訪れた前日の7月25日には中国本土にそれた台風6号の影響により、軍艦島の見学通路の柵と桟橋の連絡橋の柵が高波で破損し、当分の間、上陸見学が停止されているそうだ。

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“専用ビーチ”から軍艦島を望む

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東シナ海に沈む夕日

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地魚のカルパッチョ






 さて、オリンピックが開催中だが、実は、私も1964年の東京オリンピックにボランティアとして係わったことがある。当時中学一年生だったが、ボーイスカウトとして、国立競技場での毎朝8時の国旗掲揚を手伝ったのだ。住んでいた麻布笄町から競技場の最寄り電停だった権田原まで、都電の早朝往復割引(往復15円だったと記憶する)を利用して通った。ボーイスカウト日本連盟から話が通っていたので中学の授業には堂々と遅刻することができた。家のどこかに当時もらった功労賞の記念メダルが残っているはずだ。ボーイスカウト日本連盟のホームページ https://www.scout.or.jp/member/tokyo2020-kyouryoku/に「東京および関係県連盟から150人あまりが関わりました」「スカウトたちにとっては、忘れることができない体験だったことでしょう」と書かれていた。あれから、57年、オリンピックも当時とは様変わりして........。