欧州鉄道予約の日本語サイトがオープン

 ヨーロッパにおける各種レイルパス及びチケットの販売を行うフランス国鉄SNCF)とスイス国鉄(SBB)のベンチャー企業レイルヨーロッパが一般旅行者向けのウェブサイト http://www.raileurope.jpをオープンした。
 オンライン上で、各種ヨーロッパ鉄道パスやチケットの予約が可能となった。ワンクリックで好きなパスやチケットを選び、リアルタイムで空席状況やチケット料金が確認できる。クレジット・カードでのオンライン決済も可能で、チケットの自宅へのデリバリーも行っている。
 サイト上では、パスやチケットの予約だけでなく、各種ボーナス特典情報やパスの利用ルールなどの情報も掲載している。
区間チケットの指定席予約を試してみたが、自分のコンピューターのセキュリティのせいか、うまくいかなかった。予約プロセスのバー(4ステップ簡単精算)の「支払い情報」に無理矢理移動すると、なんとか支払いの段階まで到達することができた。
 オンラインのクレジット・カード決済のほか、店頭での支払い・ピックアップや電話口でのクレジット・カード決済もできるようだ。支払先は「地球の歩き方 旅プラザ」となっていた。どうやらレイルヨーロッパ自体の販売ではなく、提携先である「地球の歩き方T&E」が実際の販売を担当しているようだ。
指定席料金以外にも「手数料及び送料」がかかるようだ。
 ヨーロッパでの鉄道旅行を頻繁に行っている友人たちには、ドイツ鉄道のサイトhttp://www.bahn.de/p/view/international/englisch/international_guests.shtmlのOnline-Ticket http://www.bahn.de/p/view/international/englisch/travelservice/engl_onlineticket.shtmlを利用しているようだ。ここでは、自分のPCでのプリントアウトがそのままチケットとして通用する。ただし、最初に登録が必要なので最低限の英語力と自己責任の心構えが必要だ。
当欄の「ヨーロッパ鉄道の旅 インターネットガイドという本」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070511で紹介した下記の「ヨーロッパ鉄道の旅・インターネットガイド」などでよく勉強してから利用する方がよいだろう。

■今日のブックマーク&記事■

東京アメッシュhttp://tokyo-ame.jwa.or.jp/
東京都下水道局の降雨情報システム。“コンクリートに覆われ、高度に都市化の進んだ現在の東京では、ひとたび集中豪雨が発生すると、新たな浸水被害を引き起こす原因ともなりかねません。東京都下水道局では、昭和63年度より、降雨情報システム「東京アメッシュ」を導入。雨の正確な情報収集と、適切な下水道施設の運転を通じ、都民の皆様の快適な生活を支えております”とのこと。

□DiscoverBrazil http://www.discoverbrazil.com/ 
ブラジルを専門とする旅行会社のサイト。使いやすさで高い評価を受けている。

ヨーロッパ鉄道の旅・インターネットガイド

ヨーロッパ鉄道の旅・インターネットガイド