穏やかな季節を迎え、久しぶりの遠出。

*[長崎日記] 穏やかな季節を迎え、久しぶりの遠出。

              

コスモス越しの港の眺め

 9月の2度に渡る台風被害の後片付けも一段落し、台風シーズンのピークも過ぎたので、10月は久しぶりにノンビリと過ごさせてもらった。

   台風で倒れ、立て直した3本のオリーヴには充分に水をやっているものの、再生できるかどうかは、春になるまでわからない。

   9月の気温が平年より高かったせいか、庭の枝垂れ桃や小手毬は季節外れの開花が見られた。このような“狂い咲き”は、長崎郊外の桜などでも観測されているようだ。
 庭では、ほかにもロシアヒマワリが落とし種から40センチほどに成長し、季節外れの姿を見せている。

   庭の手入れとしては、例年なら9月で終わっているシルバーさんによる雑草刈り作業を10月15日にも1度お願いした。これも温暖化の影響で雑草の伸びが10月まで続いているためだ。
   雑草刈り作業の後、今年最後の芝刈り機による刈り込み(刈り留め)もおこなった。刈りとった芝は、5つのジャガイモ畝の土寄せの材料とした。
   そのジャガイモは、芽かき(間引き)や追肥・土寄せなどの手入れをおこない、今は、白い花を付け始めており、順調な生育ぶりがわかる。植え付けから90日後の12月中頃には収獲が見込めるが、目標の総収穫量100kgに達するかどうかは微妙だ。

        

刈りとった芝を土寄せに使ったジャガイモの畝

   現在収穫が続いているのは、先月に引き続く、バジル、イタリアンパセリ、シークァーサー、人参、ホースラディッシュに加え、レタス・サラダミックスと9月に新たに種蒔きしていたイタリアンパセリだ。

 甘夏ミカンも黄色く色づき始めているが、収穫は12月下旬以降となる。平年並みの600個前後の収穫を見込んでいる。

                

   花の方は、コスモスはそろそろ盛りを過ぎてきた。8月中旬に南側の門前に植えたハイビスカスは、今も花を開き続けており、コリウスも元気に育っている。
   季節外れだが6本の薔薇もポツリポツリと花を咲かせている。

   初夏に赤紫の花を咲かせるタチアオイは、裏庭で30箇所ほどに葉と茎が残っている。嬉しいことに2年前に1本を港側の庭に移植しておいたタチアオイの種が周辺に飛び散ったようで、何カ所かに芽が出てきており、来年は、道行く人の目を楽しませてくれるだろう。

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 庭が落ち着いてきたので、今月は2回ほど旅に出ることが出来た。

 1度目は、4月と7月にも訪れ、すっかり別荘気分で利用させてもらっている長崎港外の伊王島https://ioujima.nagasaki.jp/にある温泉付きリゾート・ホテル「アイランドナガサキhttps://www.islandnagasaki.jp/への10月3日からの3泊の旅だ。

   お目当ては、秋ならではの伊王島漁港で水揚げされる伊勢エビづくしの料理。それに、前回、チェックアウト時に、「前回宿泊より3ヶ月以内のご宿泊」は50%引きという「Back To i+Land」というクーポンを頂戴したので、それを試してみたいというのも理由だ。実際にクーポンを使ってみると、飲み放題のワインや料理のアップグレード料金も含めて半額という優待料金だった。
 困ったことは、チェックアウト時に50%引きという「Back To i+Land」クーポンを再度もらったことだ。年内にもう一度行くことになるのだろうか。

     

伊勢エビを中心としたお造り

 いつもなら、市内から伊王島大橋を渡って行く無料送迎バスを往復利用するのだが、今回は、帰りを航路https://www.nomo.co.jp/nomo/takasu-shunkan/とした。料金は、満70歳以上のシニア割引適用で480円(通常680円)。所要時間は19分とバスの半分ほどだ。
   伊王島の一角からわが家が見え、当然わが家からも島が見えるが、港内に入ってくる船から見上げるわが家の姿も新鮮だ。

   船と言えば、長崎では毎年4月下旬、「長崎帆船まつり」https://www.at-nagasaki.jp/event/51782が開催され、複数の帆船が列をなして入港するパレードやセイルドリル(操帆訓練)、夜のライトアップなどが展開されるが、今年は、コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となった。2015年の帆船まつりは、当欄「軍艦島クルーズ」と「長崎帆船まつり」https://europedia.hatenablog.com/entry/20150429/p1を参照いただきたい。

   帆船まつりの代わりに、10月27日〜10月31日に「西九州新幹線開業を祝って」“長崎ベイサイドフェスティバル”https://www.at-nagasaki.jp/feature/hansenが開催され、日本丸海王丸の2隻の帆船が来航し、さまざまなイベントが催され、花火も打ち上げられた。       
      

     出航する「日本丸」と伊王島から長崎港に向かう高速船「俊寛

 

 さて、もうひとつの旅は、10月19日から1週間の19年4月以来、3年半ぶりの東京行きだ。4カ所の墓参りが主目的で、コロナ禍も有り、親しい友人たちにも告げず、失礼させてもらった。ご容赦。
 航空機の料金はJALマイレージを有効期限前にe JALポイントという航空券やツアーの代金に充当できるポイントに交換したものを利用した。
 コロナ禍のため、海外旅行に出かけられずマイレージを期限切れにしてしまう人が案外多いようだが、航空会社の多くは、期限延長やポイントとの交換などの“救済措置”を設けているので失効する前に航空会社のホームページをチェックしておいた方が良いだろう。

   滞在は、最近の定宿となっているJR東日本系列のホテルメッツ渋谷https://www.hotelmets.jp/shibuya/。メンバー割引が効き、場所も渋谷駅新南口に隣接していて便利だ。なによりも野菜類を中心としたヘルシーな朝食ビュフェが魅力だ。
 
 上京してなによりも驚いたのは20年ほど住んだ渋谷の変貌ぶりだ。以前は、4つほどしかなかった高層ビルが倍以上に増えている。その変貌振りと将来の姿は「未来の渋谷はどうなる?」https://shibuyaplusfun.com/future/というサイトで見ることができる。また、その再開発計画の問題点は、「渋谷 再開発 失敗」と検索すれば夥しい件数がヒットする。
        
   墓参りは、初台教会 http://hatsudai-church.sakura.ne.jp/、東京カテドラル  https://catholic-sekiguchi.jp/横浜外国人墓地http://www.yfgc-japan.com/message.htmlなどを巡った。初台教会の地下納骨堂には、母と義姉が眠り、私もそう遠くない将来ここで眠りにつかせてもらう予定だ。
 東京カテドラルの地下納骨堂には、母方の祖母が、カテドラルの設計者丹下健三氏と同じ一角に眠っている。

         

丹下健三氏設計の東京カテドラル


   横浜外国人墓地には、母方の祖父の妹(大叔母)ルイザがその夫リスターと一緒に眠っている。子供の頃、当時麻布龍土町に住んでいた大叔父リスターには大変お世話になった。
 また、若い頃長崎に住んでいた大叔母ルイザは、長崎居留地の洋館にあった“アルハンブラアメリカンホテル”を切り盛りした人気者で、当時の様子は、2004年に長崎市民の手でミュージカル化され、2千人以上入る市内のブリックホールを満席にして上演された。 

    私も、日本に残る血縁者の代表として招待いただき、当時住んでいた東京から見に行かせてもらった。出演者だけでも102人、3時間半に及ぶ大作で、全編に流れる素晴らしい音楽もこのミュージカルのために作曲されたもので、45名のフルオーケストラで生演奏された。ミュージカルについては当ブログの「ミュージカル“アルハンブラアメリカンホテル追想録”」https://europedia.hatenablog.com/entry/20040323/p1でもふれた。

   その横浜外国人墓地の墓を探すのが大変だった。なにしろ、十数年ぶりに訪れたので記憶も定かでなく、構内には案内板の類もなく、雑草が茂り、通路も木々が邪魔し、管理者も常駐していなかった。
   40分ほど探して諦めかけた頃、まさかこんなところにはないだろうと思った奥に一歩踏み入ってみると、奇跡的に見つけることができた。

      

大叔母と大叔父の墓

 母方の祖父と曾祖父の墓は神戸市立外国人墓地https://www.city.kobe.lg.jp/a17526/kanko/event/graveyard.htmlにあるのだが、こちらは美しく整備されており、1998年に初めて訪れたときには“エデンの園のようだ”と思ったほどだ。そのとき、管理者の方に「神戸市民は莫大な整備・維持費の負担に異議を唱えないのですか」と聞いたところ、「神戸市民は今の神戸があるのは、ここに埋葬されている外国の方々のおかげと思っていますので、反対の意見を聞いたことはありません」との答えが返ってきた。約14ヘクタールという広大な敷地に、日本人の生活・文化に影響を与えた著名人を含む世界61カ国約2600柱が埋葬されている。この墓地については、当ブログの「神戸有馬温泉への旅」https://europedia.hatenablog.com/entry/20070521/p1でも紹介したことがある。

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 最後に、少しヨーロッパ旅行についてもふれておこう。ロシアのウクライナ侵攻の影響により、ヨーロッパへの空路はロシアを迂回する遠回りルートをとっている。当ブログの5月、6月、8月の記事の末尾でもそのことについてふれた。

   香港のキャセイ・パシフィック航空が11月からニューヨークと香港を結ぶ路線でロシア上空を飛行するようになるとの報道(ロイター10月31日)もあるが、今のところヨーロッパ路線にそのような動きはないようで、燃料費や燃油サーチャージ、供給座席数の減少、円安などから、航空運賃の高騰は当分続きそうだ。

   現在のルートがどうなっているかと思い、「ヨーロッパへの航空路」と検索してみたら、旅行総合研究所タビリスの「ヨーロッパは遠くなりにけり。航空会社の日欧新ルートを比較する」https://tabiris.com/archives/europa-new-route/という記事に行き当たった。記事では、「フィンエアー北極海横断」、「JALはグリーランド経由」、「ANAカザフスタン経由」といった現状が書かれていた。同記事にも紹介されていたが、民間旅客機の航路追跡サイトflightradars24 https://www.radarbox.com/(日本語のフライトレーダー24 https://flightradars24.info/ja/ というページもある)でフライトナンバーや地図から検索すると各航空会社のルートがリアルタイムでわかる。

 旅行会社 日本橋夢屋の「渡航国別 ウクライナ情勢に伴うヨーロッパ行きフライト運行状況について」https://www.tokutenryoko.com/news/passage/16385というページも国別のフライトが一覧でき便利だ。

 ほかにも、「JAL 欧州線路線計画変更内容(2022年10月1日~2023年3月25日)」https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/inter/europe-russia/、「ANAの飛行ルートマップ(国際線)」https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/airinfo/int-routemap/といったページが見つかった。

 

■今日のブックマーク&記事■

日経新聞10月26日記事「列車に自転車持ち込みサイクリングへ JR九州が実証実験」
   https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC259PI0V21C22A0000000/

□10月17日付けトラベルボイス記事
JAL、12月からの国際線・燃油サーチャージを値下げ、ハワイは片道3万500円に、北米・欧州は4万7000円」https://www.travelvoice.jp/20221017-152219


   

                羽田空港の夕景色

*[長崎日記] 台風の被害と庭の修復、西九州新幹線の開通

*[長崎日記] 台風の被害と庭の修復、西九州新幹線の開通

      

3メートルの高さのオリーヴの樹が台風で吹き飛ばされた

 わが家の庭は、9月5日夜に最接近の台風11号と、9月19日未明に最接近の台風14号によって大きな被害にあった。
   温暖化のせいか年々、台風の威力は増す一方なので、今年の夏は、大型台風接近時に雨戸のない3つの大窓にプラスティック段ボール(プラ段)を耐水性の強力粘着テープでアルミサッシに貼り付ける防御策を準備しておいた。

   台風接近時には、小学校時代の友人たちが駆けつけてくれて、1人ではできないプラ段張りをはしごに乗って手際よく処理してくれた。今年が初めての作業なので、取り敢えず上部の15cmほどの隙間はプラ段を張らず、養生テープを貼ってしのぐことにした。ほかの小窓は、養生テープをユニオンジャック型に貼って済ませた。
   また、テラスから室内に入るところにある内開きの玄関扉の前には土嚢と水嚢を並べて雨の吹き込みを防いだ。


   台風11号は、五島列島の西200kmほどを950hPa.で通過し、済州島方面にそれることになったが、長崎市内も暴風域の中に入ったため、西側に面したわが家の庭は吹き返しの風に見舞われ、3メートル前後に育っていた3本のオリーヴの樹が根をむき出しにして倒された。このときは、建物そのものには被害はなく、テラスの梁に付いていた扉の止め金具がひとつ飛ばされた程度だった。
   3本のオリーヴの樹は、植木屋さんに頼んで3日後に、ロープと滑車を使い立て直してもらい、太い支柱で補強してくれた。根が一部切断していたので、再生できるかどうかは半々とのことだった。

   後で気づいたのだが、電力会社の電柱に宿借りしていたNTTの6メートルほどの長さの避雷針コードが焼け焦げて数カ所切断していた。1週間後にNTTが修理に来たが、はっきりした原因はわからず、NTTの通信線のどこかで落雷か何かの理由で過剰な電流が流れ焼け焦げたのだろうとのこと。避雷針コードを付け替えて帰って行った。

 19日未明に最接近の台風14号は、当初の気象庁の予報では東シナ海から長崎市を直撃するコースが予測されていたが、結果的には、鹿児島に上陸し有明海を通って、福岡県柳川市付近に再上陸するコースとなった。 長崎市に最接近時は950hPa.ほどで11号と同程度だったが、こちらの吹き返しの方が強烈で、西側(港側)に面した庭は甚大な被害を被った。

   19日午前中、未だ強い吹き返しが吹く中を庭を見回ったら、一番実が付き葉が茂っていた3メートルのオリーヴの樹3本が吹き飛ばされ、1本が大きく傾き、1本の太い枝が吹き飛んでいた、そのうち2本は文字通り根こそぎ数メートル吹き飛ばされひっくり返っていた。
    元々根が浅い3メートルの高さのミモザもなぎ倒され、再起不能の状態となっていた。毎年、3月に友人知人にプレゼントしていた鮮やかな黄色い花も、来年からは配って回ることが出来ない。

   さらに、港側の庭を横切るように40メートルほどの電線が何カ所かで切れて垂れ下がっていた。また、台風11号で焼け焦げて一部切断していたNTTの6メートルほどの長さの避雷針コードが、前回よりひどく焼け焦げて切れ切れになっていた。
    電力会社とNTTに連絡すると、電力会社は2時頃には駆けつけ、応急処置として電線を巻き取って電柱の下部に結びつけていった。電力会社の話しでは電流の流れる電線ではなく、離れたところにある電線を持ち上げるための支持線とのことだった。

   NTT避雷針コードの方は翌日、「火花が枯れ木などに燃え移ると危険なので早く処置を」と催促したら、午後に来訪。避雷針コードを完全に撤去して帰った。原因不明の過剰な電流が発生しているはずなのに大丈夫なのかなと、かえって心配になった。

   吹き返しが少しおさまった19日の午後に、家の前の小道などに出て点検すると、路上や敷地内にスレート(粘板岩を薄い板状に加工した屋根材)の大小の破片や熨斗(のし)と呼ばれる板金のカバーが飛んできていた。バイクなどの通行の邪魔になるので路上のものは敷地内に仮置きしていた。友人に相談すると「産業廃棄物扱いになるので一般ゴミとしては廃棄できないはず」と言うので、市役所の廃棄物対策課に相談したところ、翌日回収に来てくれて、飛来物処理についていろいろとアドバイスもしてくれた。

 倒れたオリーヴをよく見ると、30cm×20cmほどの大きなスレートも下敷きになっていた。どうやら、オリーヴがわが家の建物に飛んでくるスレートも避けてくれていたようだ。
   また、3つの大窓に張っていたプラスティック段ボールを点検してみると1箇所、ものがぶつかった窪みと小さな穴があった。窓の下を見てみるとスレート片が落ちていた。おそらく、このスレート片をプラ段が跳ね返してくれていたのだろう。プラ段でガードしていなかったとしたら、少なくとも窓にヒビが入っていたはずだ。
 アルミニウムメッキ鋼板のサイディング(外壁)にも2カ所ほど窪みがあった。付近に小石などは見つからなかったが、何かがあたり弾き飛ばしていたものと思われる。

   この日の午後は、台風一過の恒例で、建物の外壁に張り付いた枯れ葉などと、海から吹き上げた塩分をホースで雨水タンクの水を使い洗い落とした。吹き返しが弱くなった後も時折横殴りの雨が降っていたので、塩害はそれほどでもなかったようだ。

   大窓に張っていたプラスティック段ボールの撤去は小学校の同級生たちに再度手伝ってもらい翌20日の午後に作業をおこなった。台風11号のときは、1人で撤去したが、友人たちが「危険だから1人ではやるな」と言ってくれたので、お言葉に甘えた。たしかに、はしごを延ばしての作業は高齢者1人では危なっかしかった。
   今後のことを考えれば、毎年友人たちの助けに頼るわけにはいかない。お互いに後期高齢者になるのもそう遠くはないことだし。そこで、シャッターを取り付けるなどの対策工事を早急に検討しなければならない。設計者の意図した建物の美観を損なうことになるので、悩ましいところだ。

    

大窓に張ったプラスティック段ボール

   オリーヴなど立木の処理は、出入りの植木屋さんに出動を要請しておいた。被災した庭が多かったようで、わが家の庭に来てくれるまで時間がかかりそうなニュアンスだったが、22日と23日の2日がかりで作業をおこなってもらうことができた。

 北側の被害に遭ったオリーヴ5本のうち、完全に吹き飛んで根から反転していた2本は諦めることになり、倒れたミモザと一緒に電動ノコギリで裁断してもらい、友人の家の薪ストーブの燃料となることになった。
   飛ばされた残りの2本と、傾いていた3本は木を起こし、“丸太3本支柱”など、強風対策の手法で、支柱を組み直してもらった。植木屋さんの話では4本のうち、2本は生存確率50%だそうだ。
 現在、北側の庭には、ほとんど被害に遭わなかった2本と、なんとか残った4本の計6本が並んでいる。
   南側の庭の4~5メートルの高さのオリーヴ6本は、この夏天敵のゾウムシの被害に遭い、実のほとんどと葉の多くを落としていたせいもあって、風圧を受けず、樹齢も10年で根が深く張っていたので台風に持ちこたえていた。来年にかけて樹勢が回復できれば、南北合わせて12本のオリーヴ並木が揃うことになるはずだが.......。

    西側(港側)の庭に比べ東側の裏庭には、台風の被害はほとんどなかった。猛暑の影響も有り台風のせいばかりとは言えないが、葉が出始めていた二十日大根が吹き飛んでいたぐらいだ。

   台風11号通過後の9月8日には、裏庭の更地南側3メートル強の長さの2本の畝には21個のデジマ種のジャガイモの種芋を植え付け、2メートル四方のハーブガーデンにも、13個の種芋を植え付けた。
   14日には、ハーブガーデンの畝の残りにニシユタカというデジマ種の改良種の種芋を4個植え付けた。デジマ種やメイクイーン種の種芋が手に入らなかったからだが、ニシユタカはデジマより収穫量が多く見込めるという。
    21日にも、裏庭北側の二十日大根を収穫済みの畝にニシユタカを9個植え付けた。今日、現在、遅れた14日の植え付け以外からは順調に芽が出てきている。収獲は、植え付けから約90日後の12月8日以降ということになる。

 前回、「例年の3倍ほどの収獲を目指す」と豪語したが、台風のお陰もあって港側の畝が耕作不可能になったので、せいぜい2倍で100kg前後の収穫見込みとなりそうだ。

   ジャガイモ以外では、9日に、イタリアンパセリと二十日大根、レタス・サラダミックスを、裏庭の春にジャガイモを収穫した畝2本に種蒔きしたが。順調に芽が出たのはイタリアンパセリのみで、レタス・サラダミックスは10%ほどしか発芽しなかった。

   現在収穫が続いているのは、バジル、イタリアンパセリ、シークァーサー、人参ぐらいのものだ。

    花では、9月14日に日々草4苗、ナデシコ3苗を港側の公道に面した花壇に植えたが、台風14号でほとんどが吹き飛んでしまった。
 8月中旬に南側の門前に植えたハイビスカス、観賞用唐辛子、コリウスは風にも負けず元気に育っている。

    

台風にも耐えた門前のハイビスカスとコリウスなど

   今年初めに植えた、枝垂れ桜と枝垂れ梅は、一時期不調だったが、植木屋さんに枝を支柱でつるように教えられ、今は順調に成長しており、来年は小ぶりながらも開花するものと期待している。

 例年、タチアオイは秋に種が飛び、本体は枯れていくはずだが、今年は昨年に続き、低い茎葉が30箇所ほどに残っている。春になって芽を出すものもあるはずなので、来年の初夏には赤紫の見事な花が賑わうことだろう。

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   前回も書いたように、九州新幹線長崎ルート(博多-長崎、約143km)の西九州新幹線https://www.jrkyushu.co.jp/train/nishikyushu/と呼ばれる長崎駅武雄温泉駅の約66kmの区間が、9月23日に開業した。
   開業を祝って、当日午後1時半から20分ほど、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」6機編隊が福岡県の空自築城基地から飛んできて、展示飛行をおこなう予定となっていた。わが家の前の鍋冠山展望台に向かう遊歩道には見物客が鈴生りとなり、立ち入り禁止の札が立っている敷地内の路肩の上にまで人が並んでいた。しかし、あいにくの雨で華やかな展示飛行は中止となり、ただ、何回か編隊飛行を繰り返すだけだった。しかし、悪天候にもかかわらずわざわざ顔見せに来てくれたので、見物客から不満の声は聞こえなかった。

   実は、快晴だった前日の同時刻にリハーサル飛行が有り、このときも多くの見物客がわが家の周りに集まっていた。女神大橋から長崎駅上空を抜ける編隊飛行の何種類かのターンのほか、桜の花びらやハート型を描いていった。何回かは、わが家の上の領空侵犯もあった。一番低い飛行高度で500メートルということだったので、高度86メートルのわが家周辺は絶好の観覧席となった。写真は、そのリハーサル時のもので、本番なら桜の花びらにも色がついたそうだ。

   思い返せば、ブルーインパルスを見たのは58年ぶりだ。1964年の東京オリンピック開会式で、当時住んでいた麻布笄町(今の西麻布)で、神宮外苑の国立競技場上空に見事な五輪マークを描くのを目撃した。後で聞いたことだが、五輪マークを描く飛行は、予行演習では一度も成功せず、本番で初めて成功したそうだ。

       

ブルーインパルス6機の編隊飛行

青空に桜の花びらを描く

    

  さて、その西九州新幹線だが、台風の後処理が一段落した開業3日目の9月25日(日曜)に乗車した。生まれ故郷唐津への3泊4日の旅行に「おためし!かもめネット早特7」(片道3,200円)という割引を利用して博多まで行き、そこで地下鉄+JR(1,060円)に乗り換えて唐津まで往復してきた。
   往路は、かもめ24号で定刻11:45に長崎駅発、12:13分に武雄温泉に到着し、乗り換え時間3分で対面ホームに待っていたリレーかもめ特急24号に乗り換え、13:14に博多駅に着いた。ここまで、所要1時間29分だ。新幹線の感想は、66 kmの区間の内、60%以上がトンネル区間で、高速地下鉄といった印象だった。
   博多からホテルの送迎がある東唐津駅へは、福岡市地下鉄をJR筑肥線に乗り継いで所要1時間17分だ。 

  

西九州新幹線「かもめ号」

   唐津では、子供の頃から縁のあった唐津シーサイドホテルhttps://www.seaside.karatsu.saga.jp/に滞在。
   縁というのは、戦後米軍がシーサイドホテルを接収して、海軍の保養所としていた頃、母が通訳兼秘書として昭和31年頃まで勤めており、よく遊びに行っていたからだ。その頃のシーサイドホテルと近くの景勝地虹ノ松原で撮った写真が50枚ほど残っている。当時、ホテル前の海岸から200メートル沖合までは「日本人遊泳禁止」であったことは最近、唐津近代図書館https://www.city.karatsu.lg.jp/kyoiku/toshokan/で新聞を閲覧していて知った。

 もうひとつの縁は、2000年12月にホテル滞在中、夕食後に酔ってエレヴェーターに乗ったところ、白髪の小柄な白人が先客として乗っていて同じフロアーに降りたことがあった。部屋に入って思い出したのは、映画「グラン・ブルー」のモデルとしても有名な潜水家であり思想家である故ジャック・マイヨール氏その人であったことだ。なぜ、マイヨール氏がここにと思ったが、翌朝ロビーで見かけ、話しかけると1927年に上海のフランス人租界で生まれ、幼少時代に毎年のように唐津で夏休みを過ごし、最初に素潜りをしたのも、イルカと泳いだのも唐津でのことだったということを気さくに話してくださり、ホテルのロビーで販売していた同氏著の「海の記憶を求めて」に素潜りのイラストまで描いてサインして下さった。
 戦前は、マイヨール氏一家ばかりではなく多くの欧米人が上海から唐津を中心に雲仙など北部九州のリゾート地にヴァカンスに訪れていたという。
 後日、1939年版のトーマス・クック大陸時刻表復刻版で博多と上海を結ぶ航路があったに違いないと調べてみたが、見つからなかった。念のために、唐津で調べると、驚いたことにこれがあったのだ。Japan-Bombay Lineという横浜から上海経由でボンベイへ向かう航路の途中寄港地としてKaratsuの名が記されていた。

 

   今回のホテル滞在中は、ひたすらホテルの温泉でノンビリしようと思っていた。初日には、8階にあるルーフトップサーマルバスで誰も居ないことを良いことに、虹ノ松原玄界灘を眺めながらぬるめのお湯の中を夕風に吹かれながら泳いで何往復もした。
 翌日は、レンタサイクルで街中を散策と思って出かけようとしたが、天気予報が外れ雨に降られ中断。そう言えば、2年前にもサイクリング中にずぶ濡れになって、すぐに温泉につかってことなきを得た。しかし、今回は、風邪を引いてしまったようで発熱し寝込んでしまい、夕食もルームサービスにしてもらった。ひょっとしたら前日の、夕風に当たりながらのぬるま湯の遊泳もいけなかったのかも知れない。
   しかし、よく眠れたお陰か翌朝には快復。唐津城http://www.karatsu-bunka.or.jp/shiro.htmlなどへの観光に出かけた。

           

 虹ノ松原を眼下に眺めるルーフトップサーマルバス

   日頃の行いのせいか、唐津からの帰路は散々だった。博多13:54発のリレーかもめ33号に乗って、新幹線への乗換駅である武雄温泉駅の1つ手前の江北駅(旧肥前山口駅)に14:43に到着したところで、「安全確認のため点検が終わるまで停車します」とのアナウンスがあった。いつまでも動かないのでスマホで調べると、「午後3時34分という時刻指定の爆破予告メールが沿線の各自治体に入った」とのことだった。結局、爆破予告時刻を過ぎた後の15:59になってリレーかもめが動き出し。16:09に武雄温泉駅に到着。新幹線かもめ33号に乗り換え、16:16に同駅発。爆破予告直後ということで、徐行運転となり、通常より4分遅い32分をかけて、長崎駅には16:48の到着となり、予定より1時間24分の遅れとなった。

 

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■今日のブックマーク&記事■

□FlyTeam 09/07記事  “ITAエアウェイズ、11/5から羽田/ローマ線 運航へ”
https://flyteam.jp/news/article/137577
  エアバスA350-900型機使用。現在、A350を5機を保有

  ■ITAエアウェイズ 羽田/ローマ線スケジュール
  AZ793便 羽田 13:35 / ローマ 20:30 (水・金・日)
  AZ792便 ローマ 15:40 / 羽田 11:35 (翌日) (火・木・土)

飛行時間は、ローマ発が11時間55分、羽田発が14時間55分を予定。北回り・南回りを利用し、ロシア上空を迂回して運航。

□DenshaDex 9月07日記事「オーストリア連邦鉄道、新型「ナイトジェット」の車内を公開!2023年夏デビュー予定」
  https://denshadex.com/2022/09/07/20453/

□DenshaDex 4月15日記事
オーストリア連邦鉄道、「ナイトジェット」の新型寝台客車が2023年春から運行開始!
   https://denshadex.com/2022/04/15/obb-nightjet-siemens/

 DenshaDex https://denshadex.com/ は、シアトルを拠点として、アメリカを中心とした鉄道、航空、バスなどの公共交通、都市開発の情報を発信中。
                                                   

 


 

*[長崎日記] “更地”の土中環境改善に取り組む

*[長崎日記] “更地”の土中環境改善に取り組む

             

新たに門前に植えたハイビスカス

 今月は、8月2日と25日に芝刈り作業をおこなった。本来なら夏場は2週間おきにおこなうのだが、雨が続いたこともあって間が空いてしまった。
 芝刈りは、電動で刃が回転するマキタの芝刈り機を使っているが、30坪ほどの雑草混じりの芝生を刈るのは、なかなかの重労働で、熱中症に注意しながら、休み休みおこなっている。25日の作業は熱中症注意報が出ていたこともあって、芝生の2/3ほどが日陰になる朝早くから正午前まで、1回の30分休憩を挟みながら一気に片付けてしまった。もっとも、朝早くといっても私の場合9時頃からなのだが。
   刈り取った芝生は今まで、燃えるゴミとして出していた。刈り取った芝生は、堆肥に変えるには時間がかかるためだ。しかし、雑草の割合も多くなったことからこの夏から堆肥置き場に積み上げて、昨夏の石垣工事で出た土と混ぜて、ジャガイモの土寄せなどに活用することにした。

   年々雑草に負けてきている芝生だが、2週間おきに刈り込むことを怠らなければ、わが家を見下ろす鍋冠山への遊歩道から眺めれば、雑草と悪戦苦闘している気配をまったく感じさせない立派な芝生に見えているようだ。

 いつもなら、朝の8時頃から庭の点検を兼ねてハーブや葉ものを摘んでガーデンサラダを用意し、自分で焼いた米パンとベーコンエッグ、それとその日の気分次第で選んだ何種類かの珈琲豆を挽いて淹れたコーヒーで1時間ほどかけてゆっくりと朝食をとるのだが、この日はチョコレートケーキを牛乳で流し込むという慌ただしい朝食とせざるを得なかった。

 

芝生とオリーヴ越しに港を臨む

   夏場は、芝生のほか、オリーヴや甘夏、シークァーサー、レモン、柚子、ブルーベリーなどの果樹、胡瓜、インゲン豆、レタスなどの野菜やハーブ類などにも肥料が必要となる。

   台所の生ゴミなどをコンポストに入れて太陽熱で発酵させて作る堆肥や、庭で刈り取った草、機械で粉砕した枯れたヒマワリなどを積み上げて作る緑肥、ホームセンターで購入する牛ふん堆肥や腐葉土、菜種油粕、有機石灰、木炭屑など有機肥料を極力使いたいと考えている。
   「土の中の水と空気の流れ」を大切にし、土中環境を整えていくためだ。とくに、昨夏の石垣工事で客土した庭の“更地”部分は、土壌を豊かにする細菌類やミミズなどの虫たちが未だ育ってくれていないようなので、刈った草や枯れ葉などを敷き詰め、牛ふん堆肥などを散布して、本来、自然の持つ土壌の豊かさを少しでも早く回復するようつとめている。 
   しかし、こちらの努力と知識の不足も有り、現状では化成肥料もある程度使わざるを得ない。とくに、ジャガイモなどの根菜類の栽培には欠かせないようだ。

  

   よくわかる土中環境 


   8月初めにホームセンターで、培養土や有機と化成の肥料類、洗剤やトイレットペーパーなどの日用雑貨をまとめて購入したのだが、その化成肥料の値上がりが凄まじかった。昨年と比べ5割以上値上がりしている。化成肥料は、窒素・リン酸・カリウムが主原料だが、その供給に障害が出ているためだ。念のためネット上の販売価格を調べてみると倍近くに値上がりしているものも多く見られるばかりか、“在庫切れ”の表示も目立つようになっていた。

 主な原因は、ウクライナにおける戦乱により、主原料である塩化カリウムと窒素肥料の主要供給国ロシア、ベラルーシウクライナからの調達が困難になったためだ。

   リン酸アンモニウムは、約9割を中国から輸入している日本だが、中国はすでに、昨年秋から国内向けを優先し、輸出を規制しており、価格が高騰している。

 また、ロシアのウクライナ侵攻なども一因である原油天然ガスの急激な値上がりも、化成肥料製造過程で必要なエネルギー価格を引き上げ、価格高騰に輪をかけている。

   価格が急騰しながらも調達がある程度出来ている日本はまだ良いが、戦乱のおかげで小麦などの食糧のほか、トウモロコシなどの飼料も買い負けしているアフリカなどの発展途上国では、肥料まで供給が絞られれば飢饉に繋がりかねない。

 ヨーロッパの「過去500年で最悪の」干ばつも心配だ。小麦などの農作物への影響のほか、水力発電や多量の水を要する原子力発電に影響し、ただでさえ不足しているエネルギー供給が危ぶまれる。
   1970年代にウィーンで暮らしていたとき、冬の寒さが身に応えたのを思い出す。ウィーン郊外で零下30度近くになったこともあった。アルバイトで大河歴史ドラマのモンゴル兵役のエキストラをつとめたとき、凍った湖に穴を開けて白い息を吐きながら魚釣りをやらされたこともある。
 子供の頃から肉は食べられなかったのだが、ウィーンの冬には肉を食べないと身体の潤滑油が不足するようで、ウィナー・シュニッツエル、ターフェルシュピッツなどの肉料理を好んで食べるようになった。
 確か、オーストリアでは、10月~4月までの間は暖房のない部屋を貸すことは法律で禁じられていたはずだ。日本では天然ガスや電力の不足はインフレを引き起こす価格高騰に焦点を当てて報道されているが、ヨーロッパでは文字通りの死活問題なのだ。

   ヨーロッパでの暖房は温水を使ったセントラル式暖房が主流だが、この温水暖房に日本の得意芸でもあるエコキュートなど大気の熱を利用した「ヒートポンプ式暖房」を活用しようとする動きがあるようだ。ヨーロッパ各国で低炭素社会実現への取り組みの一環として再生可能エネルギーと見なされる「ヒートポンプ式暖房」への移行が促進されている。
 長崎のわが家も、風呂やキッチンなどで使う温水はエコキュート太陽熱温水器の併用で作り出している。床暖房にもエコキュートを使っているが、東京で使っていたガス床暖房に比べて温度が低い。
 ヨーロッパでは寒冷地向けの「ヒートポンプ式暖房」の開発が進んでいるようだが、もともとヒートポンプには電気などの稼働エネルギー源が必要なので、いかほどのエネルギー節約になるのだろうか?

 

               

収穫期を迎えたイチジク

 さて、我が家の家庭菜園では、現在、キュウリ、レタス・サラダミックス、サニーレタス、イチジク、シークァーサー、パセリ、バジルなどが収獲できている。
  来月からは、インゲンなどの豆類やニンジン、オリーヴの収獲も見込めそうだ。

   バジルは、隣接して植える野菜などへの防虫効果もあるというので、今年は例年の3倍ほど植え付けたので、大豊作だ。毎朝のサラダに多めに加えたり、松の実やオリーブオイル、チーズなどを加えてジェノヴェーゼソースにしたり、タイ風焼きそばなどのアジア料理に活用しているが、とても消化しきれず、友人たちには“勝手取り放題”を宣言して協力してもらっている。市販のものより香りと味が濃いと評判は上々だ。

 調べてみると、バジルには強い抗酸化・抗ウィルス・抗微生物・抗菌抗炎症作用があるそうだ。栄養面では、血液の凝固を助ける成分を生成するのに必要なビタミンKが豊富で、ビタミンA、ビタミンE、カルシウム、ミネラル、鉄分、葉酸などの栄養素も含まれているそうだ。勝手に、コロナの予防にもなるだろうと期待している。

 なお、バジルは花を咲かせてしまうと、葉が硬くなってしまうので、この時期は摘心という作業が欠かせない。今までは、葉を柔らかく維持するために、経験則で花芽の下部から摘み取っていたが、調べてみると花芽から2節ぐらい下からカットするべきだと知った。そうすれば、下の葉が新たに伸びて収穫量もあがるのだそうだ。それがわかって、一度にハサミで摘心して回ったが、おかげで手首を痛めてしまった。

 

          

コスモスとバジル畑

 庭の各所に植えているバジルのおかげか、今年は庭仕事中に蚊に刺されることはほとんどない。これも調べてみると、わが家のバジル効果だけでなく全国的な傾向のようだ。
   蚊が活発に活動するのは、気温が26度~32度の間で、35度を超えると蚊が活動しなくなるそうだ。
   長崎は海洋性気候のお陰で、福岡や佐賀の内陸部に比べ2~3度気温が低く、最高気温が35度を超えることはほとんどない。ただ、33度に達することはときどきあった。また、陽射しも内陸部より強い気がする。

   そう言えば、わが家には地下の1.5トンの雨水タンクのほか、大きな野菜洗い用の水桶やポリバケツにも雨水をためているが、例年なら1週間も放っておくと、蚊の幼虫であるボウフラが湧き出すのだが、今年はその気配が見られない。
   なお、例年なら夏に雨水タンクが枯渇して数回は真水を家庭菜園や甘夏ミカンなどの果樹、芝生に撒くのだが、今年は今のところ1回だけで済んでいる。1週間以上雨がまったく降らないということがほとんどないお陰だ。

      

甘夏の収獲は1月だが、すでに実は大きい


   暑さと言えば、7月末に、追加でサニーレタス、レタス・サラダミックス、二十日大根、丸オクラなどの種蒔きをしたが、猛暑のせいかまったく発芽が見られない。さらに追加で種蒔きしようと思っていた、オクラなどの秋野菜作りも見送っている。
   その代わり、昨夏の工事で出来た“更地”の南側に3メートル強の長さの畝を2本作り、有機石灰、牛ふん、油粕を加えて養生し、例年より早い9月初めにジャガイモの種芋を植え付ける予定だ。
 収獲に時間差を設けるために、昔からあるブロックで囲まれた2メートル四方のハーブガーデンや港側の8メートルほどの長さの畝にも9月後半にはジャガイモの植え付けをするつもりだ。
   ジャガイモに関しては、例年の3倍ほどの収獲を目指して、いずれ来るかもしれない“食糧難”の時代に備え経験を重ねておくつもりだ。

  ちなみに、今年の5月のジャガイモの収獲は50~60kgだった。


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  以前、書いたように、九州新幹線長崎ルート(博多-長崎、約143km)の西九州新幹線https://www.jrkyushu.co.jp/train/nishikyushu/と呼ばれる長崎駅武雄温泉駅の約66kmの区間が、いよいよ9月23日に開業する。
   66kmを最速23分で結び、武雄温泉で対面ホームで在来特急に乗り換え(所要3分)、博多駅に最速54分で到着するというスケジュールで、トータル1時間20分となる。
   今までは、特急「かもめ」で最速1時間50分ほどの所要時間だったので30分の短縮というわけだ。
    なお、博多までの全線開業のメドはまったく立っておらず(工事計画すらない)、このままでは15年ほどはこの部分開業状態が続くと言われている。

   長崎-博多の指定席特急と乗車券を合わせた料金は、通常6,050円だが、22 年 12 月 31 日有効開始分までの発売で3,200円という半額近い「おためし!かもめネット早特7」(出発日の7日前までに予約が必要)http://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/331というネット割引が席数限定で売られている。
 また、「いい旅!西九州きっぷ」http://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/325という2日間有効の、長崎と佐賀の南西部エリアの普通、快速列車と西九州新幹線および特急列車の普通車自由席に乗り降り自由な割引きっぷもあり、料金は9,230円だ。

   私も、秋の恒例としている生まれ故郷唐津への旅行に「おためし!」を利用して博多まで行き、そこで乗り換えて唐津まで行こうかと思っている。


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  Europediaの本来のテーマでもあるヨーロッパ旅行についてもふれておこう。
                                       
   9月7日から日本へ帰国・入国する際の海外出発地で、出国前72時間以内におこなわなければならなかったPCR検査が免除となる。ただし、当局が認める「ワクチン3回目接種済みであることの証明書」があればということだ。
 詳しくは、外務省ホームページの「国際的な人の往来再開に向けた措置について」https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html厚生労働省の「 新型コロナウイルス感染症について > 水際対策」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html  ページを参照いただきたい。

 「海外旅行中に陽性と判定されれば、しばらくの間、帰国できないのではないか」という不安で旅行をためらう人が少なくなかったということなので、これで、ワクチンを接種した日本人の海外渡航のハードルがかなり下がったと言えるだろう。

   しかし、「円安」「原油高」「シベリアルート迂回」というハードルは残っている。

   また、接種済みの人でも、海外から帰国前に感染して現地で足止めされるという事例が数多く報道されている現状を考えれば、PCR検査が免除となれば、帰りの機内などでの感染も起こりうるのではないかとちょっと心配になる。しかし、接種者でも旅行中にコロナ感染が起きるのであれば、機内だけの感染を心配してもあまり意味がないのかも知れない。

 東洋経済オンラインの8月21日の記事“「帰国できない」海外旅行、PCR検査の高すぎる壁”https://toyokeizai.net/articles/-/612334という記事を読むと、「ワクチンを接種済みだった。だが、旅行中に複数の陽性者が判明」し、パック旅行の主催旅行会社が日本からサポートのための添乗員を現地へ派遣するといった事態も発生しているようだ。


 国際線航空券の燃油サーチャージシンガポールケロシン・タイプのジェット燃料の平均価格をもとに、2カ月ごとに見直しがおこなわれている。6月の記事で、「8~9月発券分の日本発欧州往復燃油サーチャージは、ANAの場合、9万8千円、JALは9万4千円」と書いたが、10月1日から11月30日発券分がさらに値上げされることが決まった。JALは11万4千4百円、ANAは11万6千円だ。

 インターネットで、ある航空券販売サイトをチェックしてみると、8月末現在の発券で、11月のトルコ航空イスタンブール乗り換え)ウィーン往復は航空券料金57,500円、諸税(燃油サーチャージを含む)114,890 円、合計172,390円とあった。航空券料金自体の約2倍の燃油サーチャージを含む諸税がかかるとうわけだ。これでは、旅行意欲をそいでしまうだろう。

   産油国でもあるカタール航空(ドーハ乗り換え)ウィーン往復は、航空券料金147,900 円、諸税25,100 円、合計173,000円だ。燃油サーチャージがほとんどかからないようだ。

 ノンストップ直行便を運航する日本の航空会社や欧州系航空会社では、11月のヨーロッパ往復は、燃油サーチャージや空港税など込みで、エコノミーが30万円前後から、ビジネスで75万円前後からといったところのようだ。これも、コロナ前の倍近い。

     

■今日のブックマーク&記事■

□TTG Media 8月3日記事
EU DELAYS LAUNCH OF ETIAS 'E-VISA' UNTIL WINTER 2023” 
       https://www.ttgmedia.com/news/eu-delays-launch-of-etias-e-visa-until-winter-2023-35613
  (EU渡航認証「ETIAS」の導入を23年冬以降に延期)

□トラベルボイス8月10日記事
“海外旅行での賢いネット接続とは? 「なりすましWi-Fi」のリスク、手持ちのスマホの活用法” https://www.travelvoice.jp/20220805-151746?tvm

□トラベルボイス8月13日記事
“世界の旅行者に支持される観光局サイト10選、米観光産業ニュースサイトが選定したベスト・デザイン”   https://www.travelvoice.jp/20220813-151508?tvm

□トラベル Watch    8月23日記事
海外で新型コロナ陽性になったらどうする? 帰国困難状態を解消する「領事レター」取得手続きまでの道のりを紹介
     https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1433406.html

□TRVLWIRE 8月25日記事
“米大手旅行サイトが選ぶお勧め最新旅行アプリ14選、日本でも今後トレンドに?”
   https://trvlwire.jp/?p=29376

薔薇とコスモス

 

 

*[長崎日記] 300本ほどのロシアヒマワリが開花したが.....

*[長崎日記] 300本ほどのロシアヒマワリが開花したが.....

 

庭から見た「ながさきみなとまつり」の花火(7月30日)

   5月上旬に60メートルほどのフェンス沿いに種蒔きしたロシアヒマワリは、7月に入って300本近くが順次開花したが、一斉にとは行かなかったのである程度咲きそろうのを待って写真を撮ろうと待ち構えていたら、7月19日未明の大雨と風で多くが傾いてしまい、シャッター・チャンスを逃してしまった。
   この大風で開花が始まったばかりのコスモスも何カ所かで倒れ、楠やジュンベリーの枝も折れた。ちょっとした台風並みの被害だ。
   一昨日、台風5号が最接近したが、風雨の被害はなかった。もし長崎を直撃したら傾きながらも健気に大輪の花を咲かせているロシアヒマワリやコスモスにとどめを刺すことになっただろう。

フェンス沿いのロシアヒマワリ(7月10日撮影) 

 

開花が始まったコスモス

   

   家庭菜園の収穫は、つるありインゲンとつるあり平さやインゲンが80センチほど高さのネットに絡み上がってきた。実をつけるのは未だ先だが、ネットを倍ぐらいの高さにしておけばよかったと後悔している。こちらも、今後の台風によるネット倒壊が心配だ。

         

ネットに絡む つるありインゲン


  

   サニーレタスの収穫は続いているが、あと2週間ほどで取り終わるだろう。新たな畝に、先月末にサニーレタス、レタス・サラダミックス、つるなしインゲン、丸オクラなどの種蒔きをしたが、暑さのせいかまったく発芽が見られない。

 一方、同じ時期に蒔いた、早生節成キュウリと地這いキュウリ、二十日大根の方は葉が育っているので、3~4週間後には収穫できそうだ。
 既存の、2カ所のキュウリの畝では、最盛期には1日8本ほどが取れたが、現在は1日3本ほど。それでも、累計の収穫数は160本を越えた。
   6月初めに種蒔きした時無し五寸人参も葉が伸びてきたので、8月中には収穫できそうだ。

   ハーブ類では、虫除け効果も狙って15カ所ほどで元気に育っているバジルや1カ所だけ蒔いたイタリアン・パセリが毎朝収穫中だ。

        

バジルとサニーレタス

   果実類は、植えて4年目のシークァーサーが青い実を多数つけている。未だ小粒だが、料理や泡盛に添えるのには充分だ。
 昨年末に苗木を植えたブルーベリーも数は少ないが実をつけており、来月には収穫できるだろう。
   何度かの台風被害で、消滅寸前だったイチジクの木も樹勢を取り戻して高さ2メートル以上に復活した。すでに大きな実がついており、来月には色づき収穫時期となりそうだ。
              

多数の実をつけたシークァーサー


 多くの実をつけて、今年こそ初の本格的収獲と期待していたのがオリーヴの樹だ。しかし、7月24日にオルトランという防虫剤をオリーヴの根元に散布したとき、南側の6本の木の根元に多くの穴が空き、おがくずのようなものがあることを発見。オリーヴの天敵オリーヴアナアキゾウムシの被害に遭っている典型的な証拠だ。
   2015年にも北側の5本のオリーヴの樹ゾウムシの被害に遭って全滅し、植え替えることになった経験があるので、注意していたつもりだったが、石垣修復工事の影響でオリーヴの根本の周辺に60センチほどの盛り土がしてあったので気がつくのが遅れてしまった。例年に比べ葉の落下が多いなとは思ってはいたのだが。
   早速、オリーブアナアキゾウムシを防除するためのスミチオン乳剤という薬を50倍に希釈して4リットルの薬液を根元から1メートルほどの高さまで噴霧した。作業中にすみかの穴を追い出された、カミキリムシに似たゾウムシがぞろぞろと出てきた。

   素人作業では心許ないので、植木屋さんにも連絡し、翌々日には本格的な駆除作業をしてもらったが、果たして樹勢を回復できるものやら。もし、このまま枯れるようなら、今度は別の果樹を植えようと考えているところだ。

   なお、北側のオリーヴの樹8本のうち、2本にはゾウムシ被害の痕跡があったが、樹木本体にはダメージが少ないようだ。残り6本からは10月にはオリーヴの実の収穫ができそうだ。


   夏は雑草と芝生の刈り込みが大きな課題で、6~9月の期間はシルバー人材センターにお願いし15日ごとに草刈りをしてもらっている。
   30坪近い芝生の刈り込みは、月に2回、電動芝刈り機で自分でしなければならないのだが、植木屋さんに雑草を抑える薬剤を散布したりしてもらっているが、雑草の勢いは止まらず、半分の15坪ほどは雑草と共存させることにした。残りの半分は芝刈り機で雑草とともに刈り込んで、なんとか芝生としての外観をとどめている。


   コロナ禍のおかげで12年続けて恒例となっていた石垣島での夏休みhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2019/07/26/112641もここ3年間は断念せざるを得なかった。昨年は3回にわけて県内のビーチ2カ所と雲仙高原の温泉で計12日間の夏休みを過ごした。
 今年は、2つの宿が例年になく混んでいて、少なくとも3連泊という希望の日程が取れなかったため、わが家からも遠望できる、長崎港外の伊王島http://www.ioujima.jp/にある温泉付きリゾート・ホテル「アイランドナガサキhttps://www.islandnagasaki.jp/での7月12日からの3泊4日のショートヴァカンスとなってしまった。ここでは、昨年同様https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/07/31/163743シュノーケリングと温泉を楽しんだが、天候の関係か、海水の透明度が低かったので海中撮影は断念。

   宿泊プランは“連泊割~i+Land nagasakiでゆったり過ごす、夏の特選和食コース(2食付)。このリゾートホテルは、伊王島漁港を始め近海の魚の料理が美味しいのが気に入っている。

 今年の4月中旬にもアイランドナガサキで2泊3日の、九州在住者限定の「九州割・お日にち限定、伊勢海老特選プラン」で骨休めをしてきた。そのときの伊勢海老づくしの料理が美味しかったので、その旨を親しくなったウェイターさんに話したら、翌日の夕食にこの時期には出ないはずの伊勢エビ一匹の刺身を盛り合わせの中に入れてくれた。

 チェックアウト時に、「前回宿泊より3ヶ月以内のご宿泊」は50%引きという「Back To i+Land」というクーポンを頂戴したので、9月にも再訪したいと思っている。

 

ハンモックと長椅子を備えたテラスから海を望む客室

伊勢エビ一匹と蝦夷アワビを含む刺身の盛り合わせ

思わずお代わりしたくなったイサキ炙りのにぎり寿司

           
            
         

*[長崎日記] ジャガイモや枇杷の収穫と植え替え

*[長崎日記] ジャガイモや枇杷の収穫と植え替え

        

収穫の済んだジャガイモの畝から飛び立つ鳶

   5月から、収獲の季節が続いている。増産体制に入っていたジャガイモは50~60kgの大豊作だった。
   キッチンの小窓から、収獲を終えたジャガイモの畝のあたりを覗いていたら、作った覚えのない150cm幅で60cmほどの高さの土の盛り上がりが見えた。眼鏡をかけて、よく観察すると翼を広げた鷹のような大きな鳥だった。慌ててカメラを取ってきて撮ったのが、上の畝から飛び立つ姿だ。鷲、鷹、鳶(トンビ)に明確な区別の基準はなく、ざっくりと大きさで分けられているそうだが、どうやらこの鳥は鳶のようだ。と言うのも、敷地内の電柱の上に止まって、あたりを睥睨しながらピーヒョロロロと鳴く鳶の姿と同じだったからだ。
   この鳶のおかげで、昼間は小動物やカラス、蛇などの姿をあまり見なくなった。しかし、このガードマンが不在の夜は、アナグマなどが跋扈しているようで、エサのミミズを掘った跡と思われる15cm前後の深さの穴が庭のあちこちに見られる。
   一昨日は、港側の9メートルの長さの畝の1/3近くが掘り崩され、収獲中の二十日大根が露出していた。二十日大根自体は食べられていないところから、これもミミズ狙いの小動物の仕業だと思われる。
 夜警をしてくれるフクロウやコウモリをリクルートしたいところだ。

 ジャガイモに劣らない収穫物は茂木枇杷だった。大きなバケツで6杯分ぐらい穫れたので、粒数で言えば3千個ぐらいだろうか。友人たちに引き取ってもらったが、食べきれないのでジャムなどに加工して保存してくれているようだ。穫りきれなかった分は、鳥がきれいにかたづけてくれた。
   枝垂れ桃も、きれいな実を選んでバケツに1杯収獲した。洗浄後、水を拭き取り冷凍し、後日、果実酒にする予定だ。

 

             

茂木枇杷の収穫

 キュウリもこれから豊作が見込めそうだ。すでに、40本ほど収獲済みだが、来週からは一日5~8本ほどの収獲ができそうだ。
 掘り崩しの被害に遭った畝の無事な2/3ほどからは、時無し五寸人参、レタスサラダミックス、イタリアンパセリ、バジルが芽を伸ばしてきており、虫などの被害に遭わなければ7月中には収獲できそうだ。

 裏庭の更地今年新たに設けた2つのハーブガーデンでは、バジル、イタリアン・パセリ、サニーレタス、サラダ・ミックスの収獲が続いている。ベビーリーフやルッコラは虫にやられて収獲できない状態だ。サニーレタス、サラダ・ミックスも間もなく収穫期を終える。収獲を終えた跡には、コリアンダーやそら豆、エンドウ豆などを植える予定だ。

   更地に並べた6つのプランターにもベビーリーフやサラダ・ミックス、バジルを育てていたが、バジル以外は虫の被害で収獲不能な状態となり、引き抜いて移動した。プランターは、土を再生してから虫に強いハーブ類を種蒔きする予定だ。

 ブロックで囲んだ昔からあるハーブガーデンは、イタリアン・パセリやコリアンダーなどから種を取り終えたので、刈り取って、他の枯れ草と一緒に更地の堆肥置き場に積み上げ、堆肥となるのを待っている。
  このハーブガーデンの西側1/3は、雑草を抜いて耕した後、有機石灰や油粕、牛ふん堆肥などを加えて1週間ほど寝かせてから、サニーレタス、バジルを種播きした。

         

収穫済みのジャガイモとキュウリ

 収獲を終えた5メートルの長さのジャガイモの畝2本は、雑草を除去しながら耕した上に、有機石灰や油粕、牛ふん堆肥などを加えて、次の種蒔きに備えた。ジャガイモはサツマイモと違い、同じ畝での連作が効かないので、ほかの作物を育てざるを得ないのだ。
   再生を終えたジャガイモの畝の1本には1週間弱の間を置いて、DAISOで買ってきた2袋で100円の、つるありインゲン、つるあり平さやインゲン、つるなしインゲンの3種類計3袋を種播きし、肥料散布の上水撒きをした。
   残る1本の畝には、昨日、地這キュウリ、サニーレタス、レタス・サラダミックス、丸オクラをそれぞれ1袋ずつ種蒔きした。

   例年同様、5月初めに、ロシアヒマワリの種を総延長60メートルほどのフェンス沿いに蒔いておいたが、すでに一部は開花し始めている。大風で倒れることがなければ、7月下旬には2メートルほどの高さに育って咲きそろうだろう。今年は、昨年の石垣工事で港側の庭に新たに設けた60センチほどの高さの石垣の段差の上と合わせて3列、200本ほどのヒマワリ並木となる見込みなので、ウクライナを舞台にした映画「ひまわり」を思わせるような光景が再現されればと願っている。
 ふと気づいて、ロシアヒマワリの種の産地はウクライナではと思って種袋をよく見てみると中国産だった。

   港側の庭には5月中旬に混合種コスモスの種を50カ所ほどに蒔いたが、すでに70センチ以上の高さに育ったものも有り、少しずつ開花し始めている。
   ヒマワリは種蒔きから90日、コスモスは70日ほどで開花するとのことなので、7月下旬にはヒマワリとの競演が一斉に始まるはずだ。
 
      

開花を待つロシアヒマワリとコスモス


 長崎は、6月11日に梅雨入りしたと思ったら、6月28日には梅雨明け宣言が出された。わずか17日間の梅雨で、これからは庭の水撒きが大仕事だ。家庭菜園を拡張したので1.5トンの雨水タンクも3~4日で空になる。昨年は、雨が分散して降ってくれたおかげで、水道水を使った水撒きは4日ほどだけで済んだが、今年はどうなることやら。

   予報では、今年の台風の発生は少なくなるようだ。長崎地方の夏の雨量は平年並みか少なくなるとの長期予報だ。先月書いたように、友人の協力で石垣の上部に入っていた10メートルほどの長さのひび割れは、セメントで埋めてもらった。新たに発見した、1センチ弱の7メートルほどのひび割れにもコーキング剤を注入してもらった。
 まとまった雨が降った後を観察してみると、工事のおかげでうまく水が流れ落ちているようでひと安心した。
   後は、懸案の台風時の飛来物対策だ。わが家は雨戸のない大窓が4つもある。強化複層ガラスなので、一定の強度はあるのだが、大型の飛来物にはひとたまりもない。ご近所の話しでは、わが家を建てる前の空き地の上を物干し台が飛び越えていったこともあったそうだ。
   とりあえずの対策としては、大型台風が接近したときには、厚手のプラスチック・段ボールを窓のサイズに切って、緊急補修用の強力粘着テープで貼り付ける準備をしている。


   さて、海外旅行に関しては、日本の海外からのパックツアーの受け入れが始まり、日本発の海外へのパックツアー催行も7月から本格化しているようだ。
   TRVLWIRE (日本と世界を近くするメディア)によると、「入国者に対してワクチン接種、検査、隔離のいずれも求めないでコロナ前と同様の入国要件を取り戻した国と地域の数が68となった」https://trvlwire.jp/?p=27916  とのことだ。

   しかし、旅行会社によっては「新型コロナのワクチンを3回接種済み」を参加条件にしているところもある。また、今のところ日本帰国時の「現地出国前72時間以内の陰性の検査証明書」も必要だし、(健康フォローアップのために)入国者健康居所確認アプリ(MySOS)を利用できるスマートフォン等の所持も必要となる。
   入国時の手続きについては厚生労働省のサイトの「新型コロナウイルス感染症について」の「日本へ入国する皆さまへ」のページ      https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html   で確認できる。

   旅行会社ごとの催行状況や新型コロナ対応を見比べるには、「旅行リンク Travel Page」の「日本の旅行会社」https://www.ryokolink.com/travel/company.htm日本旅行業協会の「JATA会員リスト」http://www.jata-net.or.jp/kaiin/index_mem.aspxなどが便利だ。

   海外旅行のハードルを高めているのは新型コロナだけではない、フライト便数や路線の削減で、目的都市への直行直帰のスムーズな旅程が組みにくくなっている。
 欧州行きの場合シベリア上空経由ができなくなっているため、飛行時間と燃料費が増加して航空券の実勢価格がコロナ以前の3倍前後になっている。

 さらに、燃油の高騰と円安もあって、燃油サーチャージが過去最高水準に引き上げられている。2022年8~9月発券分の日本発欧州往復燃油サーチャージは、ANAの場合、9万8千円、JALは9万4千円だ。パックツアーには、サーチャージが取られないか、比較的安いカタール航空など産油国系の航空会社を利用する旅行会社も増えている。

   追い打ちをかけているのが、夏の需要急増と人手不足で、世界の航空会社と空港に混乱が見られ、各地で運航の遅延や欠航が多発。チェックインや出入国管理の長い行列や、ロストバゲージも旅行者の悩みの種となっている。

   円安の痛みは、2年ぶりに海外に出かけてみれば痛感せざるを得ないだろう。とくに、インフレが進む欧米ならなおさらだ。
   米ドルは、年初115円だったが、6月30日16:00現在では約136.4円。半年で、16%ほど円安が進んだことになる。

   日経新聞の6月28日の記事「『出口』探る円預金 個人金融資産2005兆円 止まらぬ円安・低金利に対応、年度末最高」によると、2021年度末の個人の金融資産は2005兆円で、そのうち現金・預金が1088兆円だそうだ。


   もし、この現・預金がすべて円建てだったら、米ドルに換算すると半年で、1兆5000億ドル弱、減価したことになる。多くの国民は、日本円建てでしか現・預金を持っていないだろうから、米ドル換算で(つまり、ほぼ国際基準で?)自分の資産が16%も価値を損じていることに気がついていないのではないだろうか。

 同記事では、「物価高と止まらぬ円安進行を背景に、円預金に資金を置き続ければ、実質的に資産価値が目減りする。個人マネーは外貨建ての預金や投資信託に流れ、『貯蓄から投資へ』の山が動く兆しが強まっている」とも書いている。

   個人的には、「外貨建ての預金や投資信託」や米ドルが将来も安泰とは思えないが、日本円の生活圏に安住しているだけなら、世界経済の急速な動きに取り残されてしまう恐れがあるのではないだろうか。

   海外に出ることは、日本の世界経済における立ち位置や、デジタル技術活用で急速に生活やビジネスが変容しているDX(デジタルトランスフォーメーション)の現状を見る上でも意義があるだろう。


■今日のブックマーク&記事■

□米旅行業界メディアSkift 6月15日記事
“The 10 Best Designed Tourism Websites in the World 2022”
 https://skift.com/2022/06/15/the-10-best-designed-tourism-websites-in-the-world-2022/
          
□MUO(technology publications on the web)5月31日記事
 “5 Travel Planning Apps With Live Maps to Plot a Trip Itinerary”
   https://www.makeuseof.com/travel-planning-apps-live-maps-trip-itinerary/

□ 鉄道ニュースサイト「鉄道プレスネット」5月29日記事
  「パリ~ベルリン『7時間』独仏の首都結ぶ国際高速列車、来年末にも運行へ」
          https://news.railway-pressnet.com/archives/40329

□トラベルボイス6月20日記事
価格.com、旅行一括比較サイトに参入、旅行9サイトの国内宿泊プランを集約、こだわり条件からの検索も可能に」
  https://www.travelvoice.jp/20220620-151476?tvm

□トラベルボイス6月22日記事
「解禁したはずのインバウンド旅行、数々のハードルの実態を聞いてきた、入国者健康確認システム登録からビザ取得、添乗員付きツアー条件まで」
  https://www.travelvoice.jp/20220622-151477?tvm

□トラベルボイス6月25日記事
「欧州の空港で起きている人手不足の大混乱、1週間で2000便欠航、旅行需要の急増に追いつけず」
  https://www.travelvoice.jp/20220625-151514?tvm

□THE WALL STREET JOURNAL 6 月 22 日記事
「世界の空港、人手不足で長蛇の列 遅延・欠航も多発」
https://jp.wsj.com/articles/airports-around-the-world-battle-long-lines-canceled-flights-11655858148

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*[長崎日記] 初夏の収獲と新たな畝作り

*[長崎日記] 初夏の収獲と新たな畝作り

          

 タチアオイ 背後には枇杷の木

  5月の庭は花々で賑わっている。最も華やかなのは40本ほどの立葵タチアオイ)の赤紫の花だ。移植した花の種から育った港側の1本の立葵も2メートル近くに伸び、道行く人に珍しがられている。この花からさらに種が飛び、来年は賑わいが増すことを期待している。
 このほかに、昨年の秋に植えた芍薬シャクヤク)や薔薇も見事な花を咲かせている。10年前に鉢植えのまま東京から運んだアマリリスも開花した。
   12本のオリーヴからも白い花が吹雪となって舞い落ち、港側の庭に積もっている。今年は、昨年以上に実をつけそうなので、ピクルスなどの作り方を研究しておく必要がありそうだ。
         

昨年の秋に植えた芍薬も開花


 4月30日には植木屋さんに春の剪定作業をお願いした。今回は、剪定作業に加えて港側のフェンスと、昨年の石垣修復工事に伴い土留めのために積み上げた高さ60センチほどの石垣との間の約20センチの隙間の雑草取りや芝生に生えた雑草を退治するための薬剤散布もお願いした。

   20センチの隙間の部分も含め総延長60メートルほどのフェンス沿いには、例年同様、5月初めに、ロシアヒマワリの種を蒔き、培養土とナメクジよけ、肥料で種を覆った。台風などの被害に遭わず順調に育てば、7月末には、高さ2メートル前後のヒマワリの200本ほどの並木が出現するはずだ。

   例年今頃は、コスモスの落とし種から一斉に芽が出てくるはずだが、昨年の工事の余波で、今年は客土しなかった部分数カ所からの発芽に留まっていた。そこで、5月中旬に混合種コスモスの種1リットルを調達して撒いた。今日現在、港側の庭の50カ所ほどから10cm前後の高さに育ってきている。種蒔きから70日ほどで開花するとのことなのでヒマワリとの競演が楽しみだ。

    

港側の石垣の上に植えた薔薇

   この季節は雑草の繁茂が悩みの種だ。30坪ほどの広さの芝生の雑草は、薬剤散布から2週間ほどすると枯れてきた。薬剤が効かず青いままの雑草もあったが、一緒に草刈り機で刈り取り、牧草用のフォークでまとめて裏庭の畝作り予定地に積み上げておいた。雑草を刈り取った後で肥料を撒いたところ芝生の青さが際立ってきた。

   コスモスの種を蒔いておいた港側の庭にも雑草がはびこっているが、こちらはコスモスの芽を傷つけないため草刈り機が使えず、手で抜くので重労働だ。この雑草も畝作り予定地に積み上げていった。

   雑草は、夏は機械を使っても、とても1人では処理しきれない。そこで、毎年、6~9月の期間はシルバー人材センターにお願いし15日ごとに草刈りをしてもらっている。なにしろ、夏の雑草は半月で20cm以上伸びるので、人手を借りなければ追いつけない。それでも30坪近い芝生の刈り込みは、月に2回、電動芝刈り機で自分でしなければならない。

   昨年の長崎の梅雨入りは、5月15日で、平年より20日早かった。今年は、平年より遅れそうで、6月10日前後になるのではと予想している。

 梅雨入り前の、庭仕事としては、枇杷とジャガイモの収穫がある。4本の枇杷の木にはオレンジ色に実った枇杷が例年にない量と大きさで、たわわに成っている。おそらく、摘果(間引き)がうまく行ったからだろう。1500粒前後は収穫できそうだ。
  以前は枇杷の実を風や鳥・虫の被害から守るため袋掛けをしていたが、昨年から止めた。袋を被せない方が色づきよく育つことに気がついたことと、鳥へ気前よくわけても充分な収獲が残るからだ。

 それに、枇杷の木は高いものでは4メートル以上に育っているので脚立を立てても手が届かない。これも鳥のエサとして無償提供している。

   すでに枇杷の収穫は始めているが、近いうちに友人たちを呼んで、一斉に収穫し、テラスでオリーヴの並木越しに長崎港と遠くに東シナ海を眺めながら収穫祭の祝宴を開く予定だ。

      

 大きく育った枇杷の実

 梅雨前に収穫しておきたいのは、ジャガイモだ。こちらも、一部は収獲のサインである茎の枯れが始まっていたので収穫したが、未だ花が咲いているものもあるので、本格的な収穫はあと1週間ほど待った方が良さそうだ。梅雨前の土が乾燥しているうちに収穫したいものだが。

 枝垂れ桃やジュンベリー、アーモンドの実の収穫もこれからだ。いずれも自分では使い切れず、友人たちに収穫を手伝ってもらい提供することになるだろう。

   例年だと梅雨入りとともに、ルッコラやベビーリーフ、サニーレタスなどの葉ものは虫による被害が激しくなり、収穫を諦めることになるのだが、今年は梅雨入りの後れで、毎朝、食べきれないほどの量を収穫し朝晩の食事に供している。
   虫に強いバジルやイタリアン・パセリ、ディルなどのハーブ類の成長も順調で、今年新たに設けた2メートル四方のハーブガーデン2カ所が葉ものとハーブで埋め尽くされている。
          

新たなハーブガーデンの葉ものやハーブ

   元からあるブロックで囲まれたハーブガーデンの方は、イタリアン・パセリやコリアンダーの種を取るために放ってあるが、そろそろ種取りができそうなので、こちらも梅雨入り前に整備して、新たに、人参や豆類、ズッキーニなどを育てる計画だ。

 ほかに収穫が始まっているものとしては、キュウリがある。毎年港側に2カ所、蔓植物用ネットを張った畝を設けており、収穫時期をずらすために時間をおいて種蒔きをしているのだが、なぜかいつも収穫時期が重なってしまう。今年も、毎日10本以上という怒濤の収穫が始まりそうで怖い。

 先月も書いたが、食糧危機のきざしもあるので、家庭菜園は、これからも拡張していく予定だ。港側の庭にはオリーヴやレモン、柚子などの果樹や薔薇などの花以外は植えていなかったが、新たに工事で客土した土を利用して、9メートルの長さの畝を設けた。
 まず北側1/3に二十日大根の種を蒔いた。時期をずらしてさらに1/3に時無し五寸人参の種蒔きをし、続いて残り1/3にレタス・サラダミックス、イタリアン・パセリ、バジルの残っていた種を蒔いた。二十日大根は既に芽を出し、6月中旬には収穫できそうだ。

   この畝のほかに、裏庭の更地に新たに5メートルの長さの畝を2本作る予定だ。完成すれば、取り敢えず余っている胡瓜やハーブの種を蒔くが、本来の目的は9月に植え付ける秋作のジャガイモのための準備だ。前述の港側の畝も収獲の後はジャガイモ用の畝にする予定だ。

 更地では、すでに5メートルの長さの畝2本でジャガイモを収穫中だが、ジャガイモは連作が出来ないので畝を変える必要がある。既存のジャガイモの畝の収穫後には、人参や豆類を植えるつもりだ。


 さて、年々威力を増す大雨と台風への備えだが、昨夏崩れた石垣とは別の部分で、石垣の上部2カ所でひび割れが広がっているのを、小学校の同級生たちが見つけてくれた。
   5月の中旬に、その同級生たちがホームセンターからセメントを買ってきて、砂利を詰めた上からセメントで塗り固めてくれた。
 降雨の後で、塗り固めた部分を観察すると雨水が流れていた。放っておいたらその雨水が石垣の裏にしみ込んでいたに違いない。
 
 先月、大雨の際に玄関から土間に雨水が流れ込むのを防ぐため、細長い枕状の土嚢袋を買ったと書いたが、より便利な防災グッズを100円ショップDAISOで見つけた。浸水対策の“水のう袋”だ。土嚢は土を入れたり、使用後に取り出す手間がかかるが、水のう袋であれば水を入れるだけなので簡単そうだ。効果のほどは使ってみなければわからないが、いざとなれば土嚢と水のうの使い分けもできるのでひと安心だ。

   防風林の役割を果たす、オリーヴや楠、蘇鉄、菩提樹なども大きく育っているので、わが家の弱点である“雨戸のない大きな窓”の防壁としても期待している。
 防風林効果を高めるために、今まで剪定していた裏庭の笹も伸ばすことにした。現在、2メートルを越す高さとなってきているので飛来物よけには充分だ。根も広がっているはずなので地盤の強化にもつながると思う。
 
                  

2メートルを越す高さの笹

 

   最後に、海外旅行について。旅行ニュース・サイトTravel Off Path https://www.traveloffpath.comのCountries Without Any Travel Restrictions Or Entry Requirements      https://www.traveloffpath.com/countries-without-any-travel-restrictions-or-entry-requirements/のページには5月29日現在で「ワクチン接種も不要、隔離など完全撤廃した国が57ヶ国になった」とある。Travel Off Pathは、旅行関係者向けの「世界の旅行・観光産業の最新情報をいち早く日本にご紹介することを使命とする」TRVLWIRE(トラベルワイヤー) https://trvlwire.jp/で紹介されたサイトだ。なお、TRVLWIREの編集人は現在、PCR検査で陽性が出たためオーストラリアで足止めとなっておられるようだ。無事のご帰国を祈りたい。

 Travel Off Pathによると、日本からオーストリアへ入国する場合も「ワクチン接種証明」等が不要となったようだ。オーストリア政府観光局のホームページhttps://www.austria.info/jp
の「オーストリアにおける安全対策」のページ   https://www.austria.info/jp/up-to-date-information-on-the-coronavirus-situation
には、「オーストリアでは2022年5月16日より入国時のコロナ規制は解除されました」    「日本からオーストリアへ入国する場合、ワクチン接種証明、回復証明、コロナ検査のいずれも不要です。オーストリア国内でも観光するのにこれらの証明書は必要ありませんが、状況の急な変化に備え、念のため陰性証明、接種証明、回復証明書のいずれかをお持ちいただくことをお勧めします。また、日本帰国時には依然としてPCR検査の陰性証明書が必要です」とある。

   ただし、「ウィーンでは引き続き公共交通機関などではFFP2医療用マスクは必要」とも書いてあった。このページには「駐日オーストリア大使館」、「在オーストリア日本国大使館」や各項目の詳細へのリンク(英文-リンク切れあり)もある。

 前にも書いたが、「ワクチン接種も不要」というのは個人的に大歓迎だが、不要の国から隣国に移動する場合や国内公共交通の利用、コロナ感染に強い警戒心を持つ観光施設などでは、ワクチン接種証明書等をいつ求められるかわからないし、感染状況によっては求められる書類等も急に変更されるだろう。

   この“解禁”を受けて、早速、2019年までほぼ毎年おこなっていた「秋のウィーン+α音楽鑑賞旅行」が可能かどうか、調べてみた。結論から言うと、この秋はまだ不安定要素が多いので諦めて、来年の春か秋にしようという判断だ。
 ウィーン・フィルのホームページhttps://www.wienerphilharmoniker.at/ja/を見ると2023年1月中旬にはAndris Nelsons指揮のGustav Mahler“Symphony No. 7”など魅力的な公演があるのだが、ウィーンの冬の寒さを経験した身としてはちょっと躊躇する。


 調べてみて、あらためてわかったのは、コロナ禍以前に比べ航空運賃の実勢価格が3倍ほどになっており、燃油サーチャージがヨーロッパ往復でANAで74,800円、JALで73,600円、オーストリア航空で75,800円もかかる現状だ。
   産油国でもあるカタール航空はこのサーチャージを取っていないようで、そのためか夏以降のヨーロッパ・パックツアーを検索してみると、同航空を利用したツアーが数多く見つかる。

  もちろん、値段ばかりではなく、欧州への航空路はシベリア上空迂回の遠回りを強いられており、所要時間が増加している。JALANA、欧州系航空会社の多くが行き帰りともに気流の追い風を期待できるようにルートの変更をおこなっている。往路はアラスカ上空などを飛行する「北回り」、復路は中央アジア上空を通る「南回り」の航路(中国、カザフスタン、トルコなどの上空経由)を採用し始めた。それでも所要時間は12時間~16時間程度となるようだ。
 個人的に興味のあるウィーン行きは、ANAは運休中だが、オーストリア航空は10月28日までの季節運航で、往復とも中央アジア経由のルート。往路の所要時間は14時間20分、復路は12時間20分が見込まれている。
   最新の飛行ルートに興味のある方はFlightAware https://ja.flightaware.com/などの飛行ルート追跡サイトで調べてみると良いだろう。


■今日のブックマーク&記事■

□「STLOCAL(ストローカル)」https://stlocal.net/app-stlocal/
   ゼンリンが運営する長崎市の観光をデジタル技術を使って楽しんでもらう仕掛け。

□Plan your summer travel, with help from Google
https://blog.google/products/travel/plan-your-summer-travel-with-help-from-google/ 
    Googleの旅行関連の機能アップデートを紹介するブログ記事。

□トラベルボイス5月20日記事
「世界の識者が語った観光の新潮流、出張旅行やサステナブル観光などの注目ポイント ー世界旅行ツーリズム協議会レポート」   https://www.travelvoice.jp/20220520-151153?tvm

テレビ朝日  5月23日記事   「新型コロナ規制解除で欧州各地の空港で混乱」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000255666.html

□トラベルボイス5月24日記事
  「鉄道と航空が対立する時代の終焉、欧州での排出ガス削減の取り組みを整理して、次の注目ポイントを考えた」   https://www.travelvoice.jp/20220524-151069?tvm

□Forbes JAPAN5月25日記事
 欧州で進む「列車革命」 長距離路線が続々と復活
      https://forbesjapan.com/articles/detail/47663
 

                  

テラスに置いた鉢植えのアマリリス

 

収獲の季節と異常気象への備え。

*[長崎日記]  収獲の季節と異常気象への備え。

 

 

新たに設けたハーブガーデンの賑わい

 4月上旬に3日がかりで、今年初めて草刈り機で雑草を一斉に刈った。刈った雑草は通常ならその場に捨て置いて緑肥にするのだが、今年は石垣修復工事で新たに出来た裏庭の更地に栄養を与えるためそこに運んで積み重ねている。

   一番手強い芝生の雑草で目立つものは、東京の友人が腰を曲げる作業を見かねて送ってくれたグリーンカートに座って移動しながら手で抜き、同じように更地の緑肥にした。残った芝生の雑草は草刈り機で刈って、刈り取ったものを牧草用フォークで集め、やはり緑肥とした。

   芝生は30坪ほどの広さだが、北半分は手入れを半ば諦め雑草と共存させているが、南半分は極力雑草を取り、雑草のみに効くという芝生用の除草剤を撒き、目土などを入れ、ローンスパイクという道具で芝の根を切り土中に空気の通り道を造ってやる作業をし、肥料を施して芝生としての外観を保つようにしている。しかし、そろそろ限界で、芝生の張り替えも考えなければならないようだ。
             

 4月26日は季節外れの強い風雨があり、背丈ほどの高さに育っていたポールマッカートニー種のバラが倒れた。
 こちらは、本日、植木屋さんに春の剪定作業に入ってもらっているついでに、立て直してもらったので、おそらく再生するだろう。
   また、大雨で更地の一部に水が溜まったりする箇所をいくつか見つけたので、クワで排水路を作った。雨水の溜まりそうなところは、小学校の同級生に手伝ってもらって、更地から出た石や土砂をつかって堤防や雨水を誘導する傾斜を作り始めている。梅雨が始まるまでには完成できるだろう。

    

風で倒れる前日のポールマッカートニー種のバラ

   同級生には、かねて解決策を相談していた公道に面している路肩部分の柵作りも手伝ってもらった。わが家は、鍋冠山展望台への散策ルート上にあるため休日などは結構人通りが多い。困るのは、小中学生のグループが路肩を歩いて敷いてある砂利を公道に落とすことだ。路肩から飛び降りたりもするので危険でもある。そこで、同級生の車でホームセンターに行き、アルミの柵を購入し、立ち入り禁止の札と一緒に2カ所に柵を設置してもらった。おかげで、今のところ“侵入者”を防いでくれているようだ。

   ホームセンターでは、台風に備え窓を守るためのプラスティック段ボールや筒型の土嚢袋も購入した。土嚢袋は、玄関のガラス扉の下を通って押し寄せる雨水の防御のためだ。 

   わが家はヨーロッパ風に内開きの扉で統一したのだが、玄関は内開きの関係で水を押し返す傾斜が設けられなかったため強い風雨の際は、モップや使い古したバスタオルなどで内側に堤防を作っていた。しかし、よく考えてみれば内開きなので外に土嚢を積んでも支障はない。そこで、細長い枕状の土嚢を用意することにした次第だ。
   年々激しくなる異常気象に対する備えとしては、テラスの支柱や桟の補強などいくつかやるべきことが残っているのだが、建築のプロでもある同級生たちが手伝ってくれるので大助かりだ。

     

テラスにかかるモッコウバラ


   さて、家庭菜園の方は、新たに更地に設けた2メートル四方のハーブガーデン2カ所のうち先月中旬に種蒔きをした1カ所で、バジルやコリアンダー、ディル、二十日大根、サニーレタス、レタス・サラダミックスなど葉ものを中心とした収穫が始まった。
   更地には、7つの大型プランターを並べているが、そこからもベビーリーフやバジル、二十日大根などが収穫できている。おかげで、毎朝、ボールいっぱいの採れ立ての自家製ガーデンサラダをいただくことができている。

   もうひとつのハーブガーデンにも先週、バジル、イタリアンパセリ、ベビーリーフ、サニーレタス、サラダルッコラ、レタスサラダミックス の種を播いたが、早くも一斉に芽を出してきている。
   葉ものが育つのは嬉しいのだが、これから暖かくなると虫の被害が激しくなる。そのため、虫が嫌うバジルを葉ものの間に育ててはいるのだが、梅雨に入ればナメクジなども出没するので真夏の収獲は絶望的だ。

   虫に負けずに、緑の葉を70センチほどの高さに茂らせているのがホースラディッシュだ。昨年の大工事で生き残った2つの畝のほか、港側の庭や更地でも“自生”している。

 家庭菜園では、2月下旬と3月初めの2回にわけて、5メートルの長さの畝2本に植え付けたジャガイモの生育も順調で花も開き始めている。育ってきたジャガイモが畝からはみ出さないようにする土寄せの作業が必要な時期だが、緑肥をたっぷり畝の周囲に積み重ねていたおかげで、土寄せも少しで済みそうだ。5月末の収穫が楽しみだ。

   港側の庭に、例年通り胡瓜の畝を2つ作り、ネットを張り直し、一方には「早生節成胡瓜」の種を播き、もう一方には「夏すずみ」の苗を5つ植え付けた。種の方は無事発芽したが、苗の方は風雨に痛めつけられ3つだけ生き残ったので、隙間にあらためて種を播いておいた。

       

ホースラディッシュ(手前)とジャガイモ畑

   家庭菜園は、これからも拡張していく予定で、移住10年目にして、最大の作物収穫量を得ることができるよう努力するつもりだ。
   まずは、同じ畝で連作できないジャガイモの秋作のために、新たに更地に5メートルの長さの畝を2本作る計画だ。
   港側の庭には、工事で客土した土を利用して、虫に強いハーブ類用に8メートルの長さの畝を設ける予定でいる。

              
   果物類も順調に実をつけ始めた。とくに、昨年、工事のため移植したシークァーサーが豊作になりそうだ。4本の枇杷も摘果(間引き)を済ませてから緑の粒が急に大きく育ち始めた。去年以上の豊作が期待できそうで、友人にわけるほか、ジャムなどに加工しなければとても食べきれないだろう。
 2本のレモンも順調。既存の4本に新たな3本が加わった甘夏ミカンも平年以上の収獲が期待できそうだ。12本のオリーヴも花芽が揃ってきた。昨年秋に植えた2本のブルーベリーにも白い花が咲き、一部実もつき始めた。鳥の被害がなければ9月頃には初収穫できそうだ。元気がないのは2本のユズの木で、裏作に当たるのか去年より実の付きが少ない。
 ほかにも、アーモンド、枝垂れ桃、ジュンベリー、イチジクも例年並みか、それ以上の収獲が出来そうだ。

       

シークァーサーの花


   花の方では、モクレン、小手毬、花水木、モッコウバラが4月中旬まで華やかに咲いていた。昨年末に植えたシャクヤクも昨日開花した。
   庭には、倒れたポールマッカートニー種以外にも4種類のバラがあるが、いずれも花を開き始めている。
   来月は、庭のあちこち35カ所ほどで立ち上がってきているタチアオイが一斉に赤紫色の花を開くだろう。
   自生するコスモスもあちこちで目立ってきてはいるが、昨年の工事の影響で例年よりは少ない。そこで、来月に入ったら、混合種の種を蒔く予定だ。
   種蒔きと言えば、ゴールデンウィークの時期には毎年2メートル以上に育つロシアヒマワリの種を蒔き、夏には200本ほどのヒマワリ並木を作っていた。今年は、工事で運び入れた石垣や土を調整してスペースを作る必要があるので、少し時期を遅らせてから蒔く予定だ。

       

小手毬

   今月の上旬は、草刈り作業を集中的におこなったり、大工事の後始末の土や石の移動をしたりと筋肉労働が重なった。そのため、昨年は出なかった腕肩の痛みが始まってしまった。そこで、4月の中旬には2泊3日で、わが家からも遠望できる、長崎港外の伊王島http://www.ioujima.jp/にある温泉付きリゾート・ホテル「アイランドナガサキhttps://www.islandnagasaki.jp/で骨休めをしてきた。九州在住者限定の「九州割・お日にち限定」という割安なプランと季節限定の「伊勢海老特選プラン」「ワイン飲み放題」というオプションにひかれたせいでもある。伊勢海老づくしの料理が7皿続くコースには大満足。伊勢海老は伊王島の漁港で水揚げされた近海ものだそうだ。

伊勢海老と近海もの刺身の盛り合わせ

         
   コロナ禍が始まってから2年半ほど、国外はおろか九州外にも出かけていない。県外に出かけたのは、20年の秋に生まれ故郷の唐津、同年12月に福岡に出かけたぐらいだ。

   さて、その福岡だが、今まではJR特急「かもめ」で最速1時間50分ほどの所要時間だったが西九州新幹線と呼ばれる九州新幹線長崎ルート(博多-長崎、約143km)が9月23日に長崎-武雄温泉間(約66km)が部分開業することになった。武雄温泉で同一ホームの対面乗り継ぎして在来線の特急「リレーかもめ」博多行きに乗り換えると、長崎~博多間は最速1時間20分ほどで結ばれることになるそうだ。ちなみに、新幹線部分の長崎-武雄温泉間(約66km)の所要時間は22分前後となる見込みだ。

   料金が気になっていたが、JRが4月27日に国に認可申請した長崎~博多間の自由席特急料金と普通運賃の合計は、5,520円で、現行の特急「かもめ」の計5,060円より460円高くなる。思っていたよりは安い気がする。
   なお、全線開業のメドはまったく立っておらず(工事計画すらできていない)、このままでは15年ほどはこの部分開業状態が続くと予想されている。

 参考記事:
JR九州   西九州新幹線のページ   https://www.jrkyushu.co.jp/train/nishikyushu/
□「旅行総合研究所タビリス」2022年2月24日記事
「西九州新幹線『リレー方式』はいつまで続くのか。9月23日に部分開業するけれど」
    https://tabiris.com/archives/nishikyusyu-kaigyo/
長崎県 西九州新幹線のページ
      https://shinkansen.pref.nagasaki.jp/


 最後に、ヨーロッパ旅行をめぐる現況についてふれておこう。

   欧州への航空路はシベリア上空迂回の遠回りを強いられているが、JALANA、欧州系航空会社の多くが行き帰りともにジェット気流の追い風を期待できるようにルートの変更をおこなった。往路はアラスカ上空などを飛行する「北回り」、復路は中央アジア上空を通る「南回り」の航路を採用し始めたのだ。おかげで片道1~2時間の短縮が見込める。それでも所要時間は13時間30分~16時間程度となるようだ。
 個人的に興味のあるウィーン行きは、ANAは運休中だが、オーストリア航空は5月から再開の予定で、往路の所要時間は14時間20分が見込まれている。

   ルートを変更しても、燃料費、運航の諸経費は増加しており、減便、円安の加速もあって航空運賃は上昇傾向にある。
   旅行者にとって一番頭が痛いのは燃油サーチャージの値上げだ。JALの場合、6~7月発券分のサーチャージ(片道)は、北米・欧州・中東・オセアニアが36,800円(現行は22,000円)となるようだ。仮に、往復150,000円(諸税込み)の格安航空券があったとしても、これに往復サーチャージ73,600円が加われば、合計223,600円となる。

   現状では、訪問国にもよるが、この上に、所定のPCR等検査の費用として1人当たり往復で4万円前後の費用が加わる。

   このゴールデンウィークからハワイ方面を中心にパッケージ旅行が催行され始めているが、ヨーロッパ方面へのパッケージ旅行は商品企画は発表されているものの実際に催行されているものは皆無に近いようだ。
 日本自体が訪日観光旅行を原則的に受け入れておらず、しかも一日当たりの入国者数を未だに1日1万人に制限している。19年の外国人入国者数は1日平均約85,000人だった。観光鎖国の現状が変わらない限り、日本人だけが一方的に海外観光旅行し放題というわけにはいかないだろう。

   個人的にさらに気がかりなのは、円安の行方だ。これから米国の利上げが継続的に開始されるようだが、日本は政府の債務残高が巨額であるが故に利上げを人為的に押さえ込もうとしている。この両国の金利差が開いていけば行くほどに、日本が実質的に財政ファイナンス中央銀行が通貨を発行して国債を直接引き受けること)していることを内外の金融関係者が問題視し始めるのではないだろうか。そうなれば、円安は1ドル130円程度では到底収まりそうもないし、スタグフレーション(不況下の物価高騰)も急速に進むのではないかと恐れている。
 1964年の海外旅行自由化当初、海外旅行は高嶺の花で、庶民には手の届かない商品だった。そういう時代がまた訪れるのだろうか。

 

 花水木


■今日のブックマーク&記事■


時事ドットコムニュース4月19日記事
日航燃油サーチャージ値上げ 原油高騰で過去最高値―6月から」
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041900895

日経新聞4月15日記事「ANAも欧州線で往路『北回り』航路 18日から」
   https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC15BKO0V10C22A4000000/

□トラベルボイス4月15日記事
「ホテル事業者が知っておくべき、世界の宿泊「非接触」化トレンド10選」
https://www.travelvoice.jp/20220415-150685?tvm

 

□“THE 2022/23 SEASON AT THE VIENNA STATE OPERA
https://www.wiener-staatsoper.at/en/staatsoper/media/detail/news/the-202223-season-at-the-vienna-state-opera/
While the first season of the current Staatsoper management focused on the scenic and musical renewal of the core repertoire and the current season on premieres of revolutionary works that marked milestones in music history, 2022/23 is dedicated to Gustav Mahler: Mahler's inauguration as director of the opera house will be celebrated for the 125th time in autumn 2022 - all new productions of the coming season have their very own connection to Mahler; some in a very direct way, others via interesting detours.


 

 

*[長崎日記] 桜が消えた春の庭、再生の道は遙か

*[長崎日記]  桜が消えた春の庭、再生の道は遙か


       

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港側の庭で咲き誇るミモザ

   例年なら3月のわが家の庭は、花で賑わい始めるのだが、昨夏の大雨による大修復工事で桜の木や花桃、ボケ、フタツバタゴ、ジュンベリーを伐採せざるを得なかったので、少々寂しいものとなっている。これらの花木以外にも、甘夏2本も伐採した。
   80センチほどの苗木を移植して9年目で4メートルほどの高さに育っていた桜にはとくに思い入れがあった。桜の木の下でよく花見の宴を張ったものだ。
   修復工事でできた更地に、枝垂れ桜の60センチほどの苗木を新たに植えたが、花見が出来るようになるには5~6年はかかりそうだ。
   2021年3月の桜  https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/03/31/121201

   今年も賑わいを見せているのは、ミモザや枝垂れ桃、アーモンド、モクレン、バラ(ポール・マッカートニー種)などの花々だ。まもなく、小手毬やレンギョウモッコウバラも満開となるだろう。

                         

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紅白の花を咲かせる枝垂れ桃

 例年5月に見事な赤い花を咲かせた裏庭のタチアオイも半分ほどは工事の犠牲になったが、35カ所ほどで元気に立ち上がり始めている。
   昨年、港側南のオリーヴの樹が並ぶ庭に移植したタチアオイは、元気に育っていたものの工事の客土で犠牲になった。しかし、生存本能のなせる技か、港側北の若いオリーヴの樹が立ち並ぶところまで種を飛ばしてくれていたようで、一カ所で見事に育ち上がってきた。おそらく、来年以降も付近に種を飛ばし、さらに多くのタチアオイが道行く人の目を楽しませてくれることになるだろう。

 庭には20種類ほどの草花が自生しているが、名前のわからない花も多かった。そこで、“スマホかざすだけで花の名前がわかる千葉工業大学人工知能・ソフトウェア技術研究センターが開発したアプリ”「ハナノナ」 https://flowers.stair.center/を使っていくつか解明してみた。
   今の時期、一番庭にはびこっているのは、キイロハナカタバミホトケノザカラスノエンドウだ。続いて、タンポポ、ヤナギタンポポシロバナタンポポムラサキカタバミハナニラキツネノボタンなどだ。南アフリカ原産のキイロハナカタバミは庭の10カ所ほどで鮮やかな黄色い花を咲かせている。工事で出た粘土質の土を昨秋にオリーヴの樹のある港側の庭に60センチの高さで積み上げたばかりのだが、キイロハナカタバミはその新たな更地で一番元気に咲き誇っているのも不思議だ。
   工事の影響を一番受けた裏庭の更地では、早くもホトケノザの赤紫の花が一面に広がっている。ホトケノザの名前は、花の下にある葉の形が仏様の台座(蓮華座)に似ていることに由来しているとのこと。
   なお、春の七草にもホトケノザがあるが、こちらは同じように台座のように見える「コオニタビラコ」というキク科の植物のことを指し、わが家のホトケノザの方はシソ科で食用にはならないようだ。

 季節も変われば庭の草花も変わるので、これからも2ヶ月に1回ぐらいは「ハナノナ」チェックをしていきたいと思っている。

             

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更地を埋め尽くすホトケノザ

   実は、港側の庭の南半分にある7メートルほどの高さの6本のオリーヴの樹のうち1本が枯れてきているのを3月14日に発見。すぐに植木屋さんに連絡したところ、翌日に見に来てもらい、「幹が生きているので虫にやられたのではなく、おそらく工事で出た土を60センチの高さで積み上げ、根に水分が行き渡らなくなったせいだろう」とのこと。その診断の次の日には職人さん3人がかりでオリーヴの樹の根元を掘り上げ、木は再生の見込みがあるとのことで、枯れた枝だけを落としてくれた。

 昨年の10月に、6本のオリーヴの樹は根元に透水管と呼ばれる管を4本ずつ立て、その内側にパーライトと呼ばれるガラス質の火山岩から作られる人工用土を充填し通気性を確保していた。その模様は、当ブログの昨年10月の記事「快晴が続き、石垣の改修工事も順調」https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/10/31/130212で紹介していた。しかし、予定より工事で出た残土が少なかったので透水管の70cmほどの部分が地表に飛び出していた。ご近所の人にも不思議がられるので、ついでに透水管の突出部分を切り取ってもらった。
   根元の掘り下げで大きな石の混ざった土が周囲に積み上げられたが、順次、一輪カートで裏庭に運び、改修工事でできた150平米ほどの更地に作っている新たな家庭菜園でフルに活用している。

             

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自生するキイロハナカタバミと掘り下げたオリーヴの根元

   さて、その新たな家庭菜園だが、ジャガイモの春作用に、5メートルの長さの畝を2本作り、1本には2月23日にデジマ種の種芋を22個ほど植え付け、3月5日にもう1本の畝にはメイ・クィーン種の種芋11個とデジマ種11個を植え付けた。
   一度猫に畝が掘り返されたが、それを除けば、順調に芽を出してきており、間もなく芽かき(間引き)の作業が必要になる。植え付けから収獲までは90日ほどかかるので、梅雨が来る前の5月末には収穫作業となる予定だ。 
   なお、猫にも植物に対する仁義があるようで、他の作物でも芽が出てから畝を荒らされることは滅多にない。仁義なき猫もたまにはいるが。

   更地にはほかに、2メートル四方のハーブガーデンを2カ所設けた。ツルハシで開墾し、石やガラス片、雑草などを除去し、ふるいにかけた更地の土や培養土、堆肥などを入れ、周囲を開墾して出てきた大きめの石で囲む。さらに、有機石灰、骨粉入り油粕などを土に混ぜておき、2週間ほど寝かせた後、種蒔きをするという段取りだ。

 一つ目のハーブガーデンには、3月12日に、昨年末に採種しておいたバジルやコリアンダーの種、市販の二十日大根やサニーレタス、レタス・サラダミックスなど葉ものの種を播いた。今日現在、播いた種すべてが発芽しており、2ヶ月ほどで食卓に上らせることが出来そうだ。

 一つ目のハーブガーデンを作るのには、一日1時間ほどの作業で1週間かかったが、二つ目のハーブガーデンは小学校時代の同級生が手伝ってくれたので半日の作業で完成した。こちらも2週間ほど寝かせた後、葉ものを中心に種蒔きをすることになる。勤労奉仕のお礼は収穫物の出来高払いだ。


           

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新たに設けた2つのハーブガーデンと背後に旧ハーブガーデン

   更地には、このほかに7つの大型プランターを並べて、ベビーリーフやバジルなどの種を蒔いた。今は、すでにそろって芽を出している。これらのプランターは大雨の被害の時にブルーシートの重しとして活躍したものだ。ベビーリーフをプランターに蒔いたのは、一番、猫の被害に遭いやすいから、踏みつけられるのを少しでも避けるためだ。

   更地や港側の庭の家庭菜園化をさらに進ませれば、食糧を自給するのも夢ではないだろう。庭には、甘夏や枇杷、レモン、シークァーサー、柚子、ブルーベリー、イチジク、などのビタミン補給源もたっぷりある。魚は釣り好きの友人知人との物々交換で入手可能だ。裏山ではイノシシや鹿も出没することだし・・・・。

 

   自給といっても、家庭菜園を作り維持するには、市販の園芸資材の助けが欠かせない。春・秋の少なくとも2回は、街外れのホームセンターNafco http://www.nafco.tv/stores/info/detail/193 まで出かけて、注文し、配送料550円で、接道していないわが家の100メートルほど手前の車が入れる場所から、手押しカートで何回かに分けて運び込んでもらっている。
   今回も3月28日に、培養土や堆肥、腐葉土、牛ふん堆肥、骨粉入り油粕、ガーデン用砂利、芝生目土、有機ぼかし肥料、猫・蛇よけタール、お酢の除草液など、30リットル袋換算で60袋ほどと、散水用ホースリール(30m)、鉄条網、厚手の防災シートなどの園芸資材と各種洗剤やトイレットペーパー、防虫スプレー、キッチンタオル、ステンレス伸縮竿、電池などかさばる日用品を届けてもらった。すべて合わせると500kgぐらいの総重量となっただろう。この配送サービスがなければ、わが家のホームガーデンは立ちゆかない。

   締めくくりに、現在の収穫物についてふれておこう。ブロックで囲まれた元々のハーブガーデンでは、ふつうは冬で収穫終了となるイタリアン・パセリやコリアンダーから次々に新しい若枝が出てきて、毎朝のサラダに役立っている。
 大工事で6つあった畝のうち、4つがつぶされてしまったホースラディッシュは、残りふたつの畝から新しい葉が伸びてきて、いつでも収穫可能だ。このほかに、更地に、枝根を埋めておいたところからも葉が出てきた。
 1月に収穫した甘夏377個はジャムにしたり友人にプレゼントしたが、新聞紙で個装して冷蔵庫の野菜室や床下の食糧庫に保存したものが100個ほど残っているので、5月頃まではもちそうだ。

                    

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アーモンドの花

 ところで、先月「あれだけ平時にはテレビ等を賑わわせていた日本の“戦場カメラマン”たちはいったいどこに行っているのだろうか」と書いたが、報道カメラマンの宮嶋茂樹氏がウクライナキエフに入っており、文春オンラインで「不肖・宮嶋、最後の戦場取材へ――。」https://bunshun.jp/list/author/6228204e776561a914000000という連載を開始されていた。民放の報道番組でも現地リポートをされているようだ。ご無事を祈りたい。


   さて、海外旅行についてだが、TRVLWIRE https://trvlwire.jp/3月28日記事に「ワクチン接種も不要、隔離など完全撤廃した国が22ヶ国に」とあった。「ワクチン接種も不要」というのは個人的に大歓迎だが、不要の国から隣国に移動する場合や国内公共交通の利用、コロナ感染に強い警戒心を持つ観光施設などでは、ワクチン接種証明書をいつ求められるかわからないし、感染状況によっては求められる書類等も急に変更されるだろう。
  最近、トルコへの個人観光旅行から帰ってきた知人の話では、帰国後「ようやく自宅待機の期間が終わり、本日から外出できることになりました。帰国後7日間隔離され、そのうち3日間はホテルに缶詰めでした」とのことだった。

 それに、ウクライナ情勢によりロシア上空通過欧州便の運航がストップし、北もしくは南回りの迂回を余儀なくされており、所要時間や燃料代が増加し、便数と目的都市も絞られている。もともと、燃料代が高騰し、燃油サーチャージも高くなっている。それに、円安も進行中だ。それらが航空運賃に反映されているので、コロナ以前のようにヨーロッパ往復10万円以下というわけにはいかないだろう。

 

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バラ(ポール・マッカートニー種)

                   

 

“更地”に植えた木々も芽吹き、ジャガイモの植え付けも。

*[長崎日記]“更地”に植えた木々も芽吹き、ジャガイモの植え付けも。  

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40センチほどの高さの垂れ梅

   2月は、長崎でも2~3年に一度ほど大雪に見舞われることがあり、昨年はわが家の庭にも21センチの積雪があった。今年は、17日の朝に初めてうっすらと雪化粧したものの午前9時頃にはその雪も消えてしまった。

         

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つかの間の雪景色

 しかし、2月は厳しい冷え込みの日が続き、そのせいか、例年は黄色く色づき始めるミモザや庭の10カ所ほどで自生する水仙も遅れ気味で、アーモンドや垂れ桃、ボケの芽吹きも遅れている。元気なのは、年末に40センチほどの高さの苗木を植えたばかりの垂れ梅と白梅だ。

              

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色づき始めたミモザ

 通常この時期は雑草刈りの必要もなく庭仕事は少ないのだが、昨年8月の大雨で壊れた擁壁の改修にともなって誕生した150平米ほどの新たな“更地”に12本ほどの果樹や桜、梅などを植えたので、その世話が結構大変だ。粘土質の更地なのでうまく根付くか心配していたが、甘夏蜜柑、ブルーベリー、ジュンベリー、トゲなし檸檬などからは新芽のきざしが見え始め、私の背の高さほどの南高梅にいたっては小さな花がほころび始めたのでひと安心だ。

             

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南高梅の花のほころび

 一番の大仕事は更地に新たなジャガイモ畑やハーブガーデンを作る作業だ。更地の大きな石やガラス片、瓦礫などが混じった粘土質の固い土をツルハシでほぐし、大きな石などを取った上で、園芸用の金網フィルターでふるいにかけて細かな土粒にして、畝作りの基礎に積み重ねていき、畝の両脇をふるいに残った小石で補強していくという気の遠くなるような作業だ。この作業で広さ150平米、高さ60センチほどの更地は、西側の部分から徐々に削り取って、元の庭の地面が露出してきているので、最終的に更地は100平米ほどに縮小される予定だ。

 畝の周囲には、緑肥にするために、刈り取った庭の雑草やコリアンダー、イタリアン・パセリ、ホースラディッシュなどの収穫済みの枝や葉を積み重ねている。なお、コリアンダーやイタリアン・パセリは、今でも後から出てきた若葉の収獲ができており、朝のサラダに重宝している。

   取り除いた大きな石や瓦の破片、レンガなどは 一輪手押しカートでせっせと建物の北側のフェンス際に積み上げている。2月の記事で書いたように、積み上げた石などと残土で緩やかなスロープを作り、そこに芝桜を植えるという友人の提案を実現するための準備作業だ。

 更地の西側には、とりあえず、ジャガイモの春作用に、5メートルの長さの畝を2本作ってみた。1本には、一週間ほど前に長崎固有のデジマ種の種芋を20個ほど植え付け、種芋の間に堆肥と肥料を埋め込んだ。もう1本の畝には近日中にメイ・クィーン種の種芋を植え付ける予定だ。

             

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春作用 種芋の植え付け作業

   去年の5月の記事https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/05/31/141904にも書いたが、私自身はジャガイモアレルギーなので、収穫物はもっぱら友人たちへのプレゼントとなっている。食べられないジャガイモを毎年栽培し続けている理由は、1970年代に、ポーランドの友人を訪ねたとき、元将軍の父上に「日本は今は繁栄を謳歌しているかも知れないが、危機は突然やってくるものだ。いざというときの食糧難に備えてジャガイモの育て方だけは覚えておくと良い。ポーランドが第二次大戦を始め度重なる戦乱にもかかわらず餓死者が少なかったのは、ジャガイモを貯えていたからだ」と諭されたからだ。
   ポーランドの隣国ウクライナで、21世紀の出来事とはとはとても信じられない侵略戦争が起こっているのを目にし、その言葉の重みをかみしめながら、心新たにジャガイモ作りに励んでいる次第だ。
 ここ数日、ウクライナ現地から送られてくる生々しい映像の中には、家族用地下シェルターに大量のジャガイモや瓶詰めの自家製ピクルス類が保存されている姿もあった。
   生々しい映像と言えば、あれだけ平時にはテレビ等を賑わわせていた日本の“戦場カメラマン”たちはいったいどこに行っているのだろうか。


   これからの大仕事は、更地に2メートル四方のハーブガーデンを新たに作る仕事だ。こちらは、ジャガイモほど高い畝にする必要はないが、更地を耕して瓦礫類を取り除き、そこにふるいにかけた土粒をまき、さらに堆肥や培養土を重ねて高さ20センチほどのハーブガーデンの基盤を作る。3月末頃に、昨年末に採種しておいたバジルやコリアンダーの種、市販のサニーレタスなどの葉ものの種を播く予定だ。
              

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自生する水仙

  2月の下旬になると徐々に春めいてきたが、それにともない擁壁の大改修工事でなりを潜めていた猫が出没するようになってきた。猫の落とし物も迷惑だが、それ以上に花壇や畝を掘り返すのが許しがたかった。
 そこで、家を巡る擁壁上の要所に6カ所ほど設けていた鉄条網の障害物を補強することにした。というのも猫を追いかけてみると鉄条網の中を器用にすり抜けて逃げて行っていたからだ。補強を完成するとさすがに猫の侵略は減ってきた。
 その日の夜のニュースで知って申し訳なく思ったのは、よりによって補強作業をしたのが2月22日の、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」つまり「猫の日」だったことだ。


 さて、ウクライナの戦いは2月28日現在も続いているが、ここ数百年の中欧の民族の移動や国境の変遷を、あらためてヨーロッパで入手した何冊かの歴史地図やインターネット上の歴史地図等で振り返ってみている。
   インターネットで調べるうちに、第一次世界大戦後の1919年2月から1921年3月にかけてウクライナベラルーシ西部、ポーランド東部を中心に行われたポーランドとソヴィエト・ボリシェヴィキ政府のあいだの「ポーランドソビエト戦争」など、知らなかったウクライナ周辺の歴史を知ることが出来た。

   インターネット上の歴史地図等は、今までに当ブログで10回ほど取り上げたテキサス大学のPerry-Castañeda Library Map Collection https://maps.lib.utexas.edu/maps/が便利だ。ウクライナ関係の地図はUkraine Maps https://maps.lib.utexas.edu/maps/ukraine.htmlで閲覧できる。

 また、当ブログの“海外旅行にも役立つ?「作戦航法図」と「戦術的航法図」”https://europedia.hatenablog.com/entry/20160619/p1で紹介した、冷戦時代にアメリカが作っていた  100万分の1の作戦航法図(ONC-Operational Navigation Chart)と50万分の1の戦術的航法図(TPC-Tactical Pilotage Chart)もこのMap Collectionで見ることができる。戦術的航法図のウクライナとその周辺国をカバーするTPC E-3C  https://maps.lib.utexas.edu/maps/tpc/txu-pclmaps-oclc-22834566_e-3c.jpgを見て現在の戦況と重ね合わせるとあまりのリアルさにぞっとした。
 この地図には、等高線が書き込まれ陰影法と段彩法という地図技法を駆使して、爆撃機コクピットから肉眼で見た景色に近いリアルな立体感が地図上で再現されていると言われる。冷戦当時の高層建築や工場の煙突、橋、高圧電線などの塔、滑走路などの地上の目標も書き込まれている。なにしろ、スパイ衛星を駆使して冷戦時代に作った代物だからリアルだ。

  ついでに、ちょっと古いが、当欄で地図関係を紹介した2つの記事も揚げておこう。
□“海外旅行出発間際に要チェックのサイト”https://europedia.hatenablog.com/entry/20100125/p1
□“世界歴史地図を持って時間軸をさかのぼる旅を旅しよう”
  https://europedia.hatenablog.com/entry/20041221/p1

             

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手元にある“紙”の戦術的航法図 ウクライナ西部リヴィウ周辺


   昨年10月の当ブログで、「欧米の旅行者物価があまり上がってないようだ」と書き、「欧米主要国の給料収入がここ数年で日本に比べ上昇しているようだが、日本人の収入は横ばい」と書いた。
 そう書いておきながら、日本円の対ドルレートが115円前後で安定的に推移していても、実感として日本円の価値がもっと減っているのではないかという思いが続いていた。
   と思っていた矢先に、ウェブ版日経新聞2月20日に「円の実力、なぜ50年ぶり低水準に 再浮上はあるか」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB186BQ0Y2A210C2000000/?unlock=1 という円の価値に対する疑問に応えてくれる記事を見つけた。
 “通貨の実力は「実質実効為替レート」と呼ぶ指標で測る。この指標の低下は海外のモノやサービスを購入する際の通貨円の力が弱まったことを映す。なぜ実力が低下したのか。今後の展望を含め、3つのポイントから読み解く”という書き出しの、ちょっと長めの記事だが、図表を交えてわかりやすく書かれている。有料購読のロックは解除されている。


■今日のブックマーク&記事■


□ TRVLWIRE 2月15日記事   総合旅程管理アプリ「App in the Air」、世界600万人超利用
       https://trvlwire.jp/?p=24394&utm_source=mailnews&utm_medium=article&utm_campaign=20220215
 以下はTRVLWIREの記事より引用「アプリは搭乗便の旅程を集約して搭乗便を追跡したり航空会社のマイルをワンストップで管理したりできるのが特徴で、AR技術を使って手荷物が超過料金のルールに引っかからないように判定する機能や、コロナ禍で求められる検査結果やワクチン接種証明のアップロード機能なども導入。
 また、ユーザー同士が競い合ったり環境負荷を軽減したりできるゲーミフィケーション要素や各地でのオフ会開催などでもユーザーを楽しませている。日本語で利用方法などを紹介しているサイトも存在する」

元記事はGLOBETRENDERの“APP IN THE AIR IS A PERSONAL ASSISTANT FOR FREQUENT FLYERS”
    https://globetrender.com/2022/02/09/app-in-the-air-personal-assistant-frequent-flyers/

  “日本語で利用方法などを紹介しているサイト”は海外旅行.info https://kaigairyokou.info/の中の
  “【使い方】旅行記録&フライト情報管理アプリ「App in the Air」”https://kaigairyokou.info/app-in-the-air/
 
 なお、海外旅行.infoの「旅行ノウハウ」の項には“ahamoの海外ローミングが旅行で最強!”   https://kaigairyokou.info/ahamo-roaming/など海外でのモバイルやPCでの旅行計画作成に役立つサイトが数多く紹介されている。


□トラベルボイス2月17日記事“次に注目する旅行者層は「デジタルノマド」? 欧州の観光局が着目する最新トレンドを分析した”   https://www.travelvoice.jp/20220217-150637?tvm


□Aviation Wire  2月22日記事“伊ITAエアウェイズ、羽田4月就航へ 1日1往復”
https://www.aviationwire.jp/archives/245411


□CNN TRAVEL 15th February 記事“Europe's new train routes for 2022”
   https://edition.cnn.com/travel/article/europe-new-train-routes-2022/index.html


□トラベルボイス2月21日記事
“旅行ガイドブックの世界大手「ロンリープラネット」、旅行プランニングのスタートアップ企業「Elsewhere」を買収”   https://www.travelvoice.jp/20220221-150697?tvm


□Yahoo Japan 2月17日記事“ウクライナの危機は中東の食料危機?”
  https://news.yahoo.co.jp/byline/takaokayutaka/20220217-00282543


□ウェブ版日経新聞2月27日記事“欧州航空会社、南回りでアジアへ ロシア上空避け”
  https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR275D30X20C22A2000000/


□Spotmydive 記事“10 best reasons to go snorkeling”https://www.spotmydive.com/en/learn-to-dive/10-best-reasons-to-go-snorkeling


 

庭の“更地”で畑作り、新たに芝桜の花壇も

*[長崎日記]庭の“更地”で畑作り、新たに芝桜の花壇も

 

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ほころび始めた白梅

 長崎市佐世保市にも1月21日から2月13日まで新型コロナ「まん延防止等重点措置」が適用され、1月26日からは対象が長崎県内全域に広げられた。一日の感染者数も連日過去最多が更新され、1月29日は668人の新規感染が発表された。長崎県の人口はおよそ130万人なので決して少ない数ではない。

 私も、ステイ・ホームガーデンで、買い物などの外出はなるべく週に1回程度としている。有り難いことに、友人たちから新鮮な卵や刺身、手作りの副菜などの差し入れも有り、食材に困ることはない。差し入れのお返しは、もっぱら予想外の収穫量になった甘夏蜜柑だ。

       

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同級生の魚屋さんから頒けてもらった近海物の伊勢エビ

 甘夏は、豊作年には800個ほどの収獲があったが、昨年は不作年で262個の収獲だった。今年は、6本あった甘夏のうち、2本が擁壁工事のため伐採されたので、さらなる減少を覚悟していたが、今日最終収獲を終えたところ、累計377個の収獲となり、甘夏自体も例年より大粒で表面もきれいに育った。
 大工事で仲間の木が伐採されたり、工事作業の悪影響があったので、生存本能が働き、例年以上の力を発揮してくれたのだろう。実に健気なことだ。毎年、最終収獲は2月中旬におこなっていたが、今年は、頑張ってくれた甘夏の樹の負担を減らすため早めに収獲した。わが家の甘夏は酸味の強い昔のタイプなので、3週間ほど寝かせてからが食べ頃となる。

 

          

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収獲された甘夏蜜柑

   8月の大雨で壊れた擁壁の改修にともなって誕生した150平米ほどの新たな“更地”に年末に植えた2本の甘夏や檸檬、ブルーベリー、アンズ、ジュンベリーなど10本ほどの木々と、先週、新たに植えた南高梅は、庭の風景に大いに潤いを与えている。更地にはホームセンターから買ってきた、しだれ桜や白梅なども植えており、白梅は早くも蕾がほころんできている。

   先日、更地を上から見た眺めを見たいと思って久しぶりに、裏山の標高169mの鍋冠山公園展望台https://www.city.nagasaki.lg.jp/sumai/630000/632000/p010334.htmlへ登ってみた。

  わが家はその山の中腹、標高86mほどに位置するので15分ちょっとで展望台に着くことができた。10本ほどの木々以外はまだ更地のママなので上から見ると小さな公園といった趣だ。

               

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鍋冠山公園展望台から裏庭を望む  

 心配なのは、更地の土が、擁壁工事で掘り起こした粘土質の残土であることだ。残土にはミミズやバクテリア、菌糸類、腐葉土など土を活性化する有益な生きもの等や雨水を保つ地下水脈などがほとんどなく、庭の他の部分のように自生する植物などからの緑肥にも恵まれない。しかも、極力掘り返して除去したとは言え、表面から深くには大きな石などが残っているはずだ。木々が育つにつれて根が土中に深く入っていけるかどうかが心配だ。


   更地の残りの部分は大半を畑にする予定で、今は、2月からのジャガイモやホースラディッシュ(西洋わさび)などの植え付け用地を耕している。大きな石や瓦礫を取り除き、腐葉土や牛ふん肥料、堆肥、緑肥、油粕などをすきこみ、培養土などで畝を盛り上げる作業を始めている。
   わが家の庭の土に石や瓦礫、ガラス片があるのは、かつてこの土地に立っていた6棟ほどの官舎を取り壊したときに、瓦礫などが多く残されたまま整地されたからだ。

   この石や瓦礫は、更地のほか、余った残土を60cmほどの高さに堆積したオリーヴの樹が並ぶ港側の庭の土にも多量に埋もれている。

 ここや更地から出てくる石などは毎日のように一輪カートで建物の北側の屏際に積み上げている。石やガラス片は、取り去ったかと思っても、大雨が降ると土の中から新たに浮かび上がってくるから始末が悪い。昔、ここが空き地だった頃に一緒に遊んだ小学校の友人たちは、この永遠に続きそうな繰り返し仕事をギリシア神話に名を借りて“シジフォス”作業と名付け、時折手伝ってくれている。無邪気に遊んでいた空き地で60年後に苦役に駆り出されようとは、当時、夢にも思わなかったことだろう。

   友人のひとりのアイデアで、積み上げた石などと残土で緩やかなスロープを作り全長18m幅2m弱ほどの花壇を作り、そこに芝桜を植えようという提案があった。今後予想される大雨の際に、雨水を拡散させる効果と殺風景な石や瓦礫の堆積を美化する一石二鳥の案で、即採用となった。もちろん、言い出しっぺがプロジェクトの責任者だ。

      

 海外旅行に関しては、オミクロン株の感染拡大が治まらない中、ヨーロッパの国々では観光客受け入れ再開の動きが始まっているようだ。

   最新の状況を知るには、当ブログでも何回か紹介した旅行業界人向けの“日本と世界を近くするメディア”「TRVLWIRE(トラベルワイヤー)」https://trvlwire.jp/が役に立つだろう。最新旅行メディア情報をクリッピングする無料のメールサービス「Curated News for Tourism Professionals」の配信登録もホームページのトップバーの「メルマガ登録」からできる。「旅行・観光産業に携わる方々のみを対象ユーザーとして想定しており、略語や業界用語なども注釈なく使用します。該当しない方々のご登録をお断りするものではありませんが、予めご了承ください」とのことだ。

 

   日本の旅行会社の中にも、果敢に4月以降の海外旅行募集パンフレットを作成し始めたところがある。先陣を切ったのは「グローバル ユース ビューロー」https://www.gyb.co.jp/index.htmlのようだ。同社のホームページの「ヨーロッパの旅 一覧」から各コースのタイトルをクリックするとコースの概要ページが開き、さらに「デジタルパンフレットはこちら」をクリックすると詳細なパンフレットが閲覧できる。
   自分の興味のあるコースを開いて、旅程表を目で追っていくと、再び旅に出られる日が近づいてきていることが実感でき、胸が躍る。

 もっとも、催行の条件として、感染症危険情報が「レベル1:充分注意して下さい」以下に下がり、日本帰国時の制限・隔離が解除されていることなどの前提条件があるようだ。参加者にもワクチンパスポートや陰性証明などが求められる。また、催行の可否判断も「出発1ヶ月前」までと、数々のハードルが横たわっているようだが、この困難な時期に口火を切った勇気には拍手を送りたい。


   胸が躍るかどうか保証の限りではないが、当ブログでは過去のヨーロッパ個人旅行のレポート20本ほどを「2008年以降の海外旅行履歴」https://europedia.hatenablog.com/entry/20121209/p1から開くことができる。旅行のほとんどは3週間から1ヶ月超と比較的長期のものが多い。リンクを張っているのは各旅行レポートの「第一回目」だが、記事右側の「月別アーカイブ」から記事の日付を追って続編を開くことが出来る。また、記事中にも旅行に関連するサイトのリンクが張ってあるので、同じようなテーマの個人旅行を計画中の方には役立つかも知れない。

   20本のレポートの中には、「1974年の欧州鉄道旅行を再現する旅29日間」、「ルーマニアブルガリアオーストリア33日間の旅」、「スイス一周の旅+フィレンツェ33日間」、「ローマ、フィレンツェシチリア周遊26日間」、「ポルトガル、アンダルシア、パリ24日間の旅」、「3週間の“中欧音楽鑑賞旅行”」などがある。番外で「10年以内に周り終えたい“行きそびれた8つの旅”」などという未完の旅行計画も紹介している。

   もっとも、2008年の「ホロコースト慰霊の旅26日間」、「マーラーの足跡をたどる旅25日間」などレポートが未完のものもある。これは、パソコンのハードディスクが壊れて写真や旅程表を失ったからでもある。
 幸い、「マーラー」の方は、写真のバックアップが残っており、詳細な旅行記録もシステム手帳の“旅日記リフィル”https://europedia.hatenablog.com/entry/20050210/p1に残っている。

 「予告編」https://europedia.hatenablog.com/entries/2008/08/05を見ただけで、続編を催促される奇特な方もいたので、マーラーの命日5月18日(1911年)ぐらいまでには完成したいと思っている。
 ちなみに「マーラーの旅」の開始初日はマーラーの誕生日7月7日(1860年)で、マーラーをモデルにしたとされる映画「ヴェニスに死す」の舞台ヴェネチアからスタートした。

         

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マーラーの夏の宿の銘板(ザルツブルク近郊アッターゼー湖畔)                         https://www.hotel-attersee.at/index.php?id=23&L=1


  「ユーロペディア」は、意外な方が見てくれているようで、今でもページ・ビユーがコンスタントに月間100を超えているそうだ。もっとも巡回ロボットの閲覧も少なくないはずだ。

   そう言えば、20年以上前に、旧「ユーロペディア」の「1976年9月〜1979年10月ウィーン音楽会鑑賞記録」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040201を見て、「私も貴方と同じように1976の11月1日にウィーンの楽友協会でムラヴィンスキー指揮、レニングラードフィルのチャイコフスキー交響曲第6番を聴いていました」と言って、共通の知人を介し、美味しいフランスワインをぶら下げて東京のわが家に訪ねてこられた方もいた。
   なお、ウィーンに住んでいた時期の鑑賞記録には、音楽会とは別にオペラ・オペレッタの「1976年9月〜1979年10月ウィーン オペラ・オペレッタ鑑賞記録」https://europedia.hatenablog.com/entry/20180129/p1も追加してある。

   さて、旧「ユーロペディア」については当欄の2019年1月12日の記事https://europedia.hatenablog.com/entry/2019/01/12/114915で「タイムマシンのように過去のホームページを甦らせるサイト」“Wayback Machinehttps://archive.org/web/を使えば閲覧可能と書いたが、より簡単な閲覧方法があった。

  「閉鎖された日本ジオシティーズのウェブサイトを、消滅前にできるだけアーカイブ(保存)しようと取り組んだ個人プロジェクト」GeoLog Project https://geolog.mydns.jp/を利用させてもらう方法だ。
 旧「ユーロペディア」は次のURLで閲覧できる。
  https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5894/

   トップページ左下の“「ユーロペディア」バックナンバー”をクリックすると、インターネットの海外旅行活用黎明期とも言える2000年頃からの、「インターネット・トラベルNEWS」、「ヨーロッパ旅行相談」、メールマガジンCosmic Dance「海外個人旅行・特別講座」バックナンバー などが閲覧できる。
   このページの「大号外-海外旅行 達人旅行術」はリンク切れになっていたが、「大号外」の38号分のバックナンバーは次のURLで今も読むことができる。http://203.138.214.111/travel/index.htm          

   


■今月のブックマーク&記事■

 

□トラベルボイス01月03日記事
「世界の観光リーダーが今年の注目トレンドを予測、旅行体験では「ハイパーローカル」、出張の滞在は長期化か?」https://www.travelvoice.jp/20220102-150285

 

□トラベルボイス01月20日記事

「国連世界観光機関、2019年水準への海外旅行の回復は2024年以降に、64%の専門家が予測、前回調査の45%から増加    https://www.travelvoice.jp/20220120-150501

 

□TRVLWIRE 1月31日記事 

「ウィーン空港にカプセルホテル的休憩スペース登場、1時間から利用可能」(1時間€9)   https://trvlwire.jp/?p=23950

 

 

*[長崎日記]更地に果樹や花などを植え、新たな庭作り

*[長崎日記]更地に果樹や花などを植え、新たな庭作り


 

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シクラメン、ベゴニア、プリムラビオラなどの花苗

         

   8月の大雨で壊れた擁壁の改修は11月末におおむね終わっていたが、残っていたコンクリート擁壁の上などに18メートルほどの長さのフェンスを立てる作業が12月中旬に完了した。

   12月28日には、植木屋さんに頼んで、工事の結果誕生した150平米ほどの“更地”に、甘夏みかん3本、アンズ1本、ジューンベリー1本、ブルーベリー2本、檸檬1本を植えてもらった。来年に入ってから南高梅1本を追加で植える予定だ。

   これから、ホームセンターで買ってきた、しだれ桜、しだれ梅、シャクヤク、白梅、薔薇などを自力で植え、シクラメン、ベゴニア、プリムラ、葉ボタン、菊、ビオラキンギョソウなど25鉢ほどの花苗を、“更地”や既存の花壇に植えるつもりだ。

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新たに“更地”に植えた8本の苗木

 年の暮れの庭仕事としては、港側の庭のオリーヴまわりのコスモスなどの枯れ枝や雑草を草刈り機で処理し、緑肥となりそうなものは、そのまま庭に残し、枯れ枝などは燃えるゴミとして捨てた。

   甘夏は、豊作年には800個ほどの収獲があったが、今年は、工事のため2本の木を犠牲にしたせいもあって300個前後となりそうだ。12月23日に12個ほどを試しに収獲。続いて28日に36個を収獲しておいた。通常なら酸味を弱めるために1ヶ月ほどは寝かせて食べるのだが、もともと酸っぱい甘夏が好きな私は1週間ほどで食べ始めることになりそうだ。

   ほかに収獲できているものは、イタリアン・パセリ、コリアンダー、サラダミックス、紅白はつか大根、ホースラディッシュ、レモン、ゆずなどだ。


 わが家の食習慣は、朝は遅い時刻に、庭で穫れたハーブやサラダミックス、二十日大根などに買ってきたレタスやスプラウトモッツァレッラチーズなどを足した大盛りの“ガーデン・サラダ”と家で焼いたグルテンフリーの米パンのトーストにバターや自家製の枇杷や甘夏のジャム、長崎でも買えるオーストリア産の蜂蜜などをつけて食べる。コーヒーは数種の豆をブレンドして毎朝挽いて淹れている。

   昼食はとらないことにしているが、代わりに季節の果物3種ほどにヨーグルトを200gほどかけ、上記の蜂蜜かリモンチェッロ酒を加えたヴォリュームのあるおやつをとっている。これからの季節の果物は長崎特産のイチゴと庭の甘夏やイチジクなどとなる。

   夜は、生まれ故郷の唐津コシヒカリの御飯やグルテンフリーのパスタ・中華麺、米の麺フォーなどに手を加えた主食。副菜として、庭の胡瓜や水菜、市販の小松菜などをつかった和え物や朝とはドレッシングを変えた“ガーデン・サラダ”。主菜には地魚の刺身やグリル、卵料理を中心に、長崎特産の薩摩揚げ類(長崎では薩摩揚げも天ぷらと呼ぶ)、湯葉豆腐などをとる。肉料理は原則として食さない主義だが、ひき肉料理は大好物。バルカン半島のヴァラエティ豊かなひき肉料理の数々も、集めたレシピを参考にときどき作っている。ソーセージも好物で、長崎の“雪の浦手造りハム”http://yukinouraham.com/のソーセージをよく利用している。

   もちろん、夜は白を中心としたワインが欠かせない。最近は、手に入りやすくなったオーストリアハンガリーチェコスロヴェニアなど中欧の白ワインが中心となっている。
 極力、酒量をオーストリア流の1/4㍑ワインジョッキー2杯分にとどめようとしているが、ボトルに250ccを残すのが不憫で空けてしまいがちだ。

 

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ブダペストのレストランAlföldi のロールキャベツ

      

   さて、海外旅行に関してだが、来秋こそは「ヨーロッパ音楽鑑賞の旅」へと思っていたが、オミクロンの登場でまたまた遠のきそうだ。
 12月27日の日経新聞に「ウィルス共存へ最低3年」という米国疾病対策センター前所長の意見が掲載された。「新型コロナと共存する手段をすべて手に入れるには3~5年かかるだろう」「新型コロナは大パンデミックではない。いまできる最も重要なことは大パンデミックへの準備だ」とのことだった。
   地球環境の変化、とりわけ生態系の変化がここまでくると、速度超過気味だったグローバリゼーションと相まって気を緩めることのできない旅行環境が続きそうだ。

 

 以前にも紹介したが、「音楽鑑賞旅行」ができなくなった代わりというわけではないが、最近は、インターネットでヨーロッパのデジタル・コンサートや音楽専門FM局の放送を聴くことが多くなった。デジタル・コンサートは、クラシック音楽情報誌 「ぶらあぼhttps://ebravo.jp/の「クラシック音楽無料ライブ&アーカイブ配信スケジュール」https://ebravo.jp/streaming/live-free が詳しい。同誌の「海外音楽祭」https://ebravo.jp/overseafestivalからも調べることが出来る。

 

   各国の政府観光局やローカル観光局、民間の旅行プロモーション・サイトや劇場、音楽団体、娯楽施設、ホテル、レストラン、ショップなどのホームページからもコロナ後を見据えた情報や動画の発信が始まっているようだ。
   こういうときに便利なのが、過去の旅でブックマークしておいたホームページの数々だ。私は、旅ごとに「2013年秋中欧旅行」といったフォルダを設けてその中にブックマークを貯め込んでいる。過去の旅ばかりでなく今後予定する旅も「2023年トルコ・ギリシャの旅」といったフォルダを作って、計画の段階からウェブ上の旅を楽しみつつ旅行計画を練っている。

   これも当欄で何度か取り上げたことだが、増え続けるブックマークを整理するためのとっておきの方法がある。それは、ブラウザーのリンクバーに漢字一文字のフォルダ名(最上位階層)を並べていくことだ。私の場合、ブックマークの数が3万ほどあり、「マイWEBガイドブック」や「生活百科事典」、「料理事典」などとしているので、これなくしては収拾がつかない。

 この「自分流にひと工夫」は、案外知られていないようで、20年ほど前にパソコン雑誌の編集者がわが家に取材に来たときも面白いので紹介したいからと、画面をスクリーンショットして帰っていったことがある。
 20年も経ったので当然、周知のことと思っていたが、周囲の友人に聞いてみると誰もご存じなかったので、あらためて簡単に紹介しておきたい。スマートフォンが存在しなかった20年前とは違い、現在は、リンクバーはパソコンとスマホタブレットで自動的に同期できるのでなおさら便利だ。     

 “一文字フォルダ”は、インターネットの開発者である欧米人にはやりたくてもできない、象形文字民族の特権だ。大げさに言うとビル・ゲイツ君に一矢報いたような爽快感がある。

   まず、リンクバーに並べたい最上位階層のフォルダを決め、それを漢字一文字で表す(以下のカギ括弧の中)。ブラウザにもよるが「フォルダの追加」などの機能でリンクバーに並べることが可能だ。
 私の場合、海外旅行「旅」、国内旅行「国」、友人関係「友」、家事関連「家」、事典・辞書「典」、読書関連「読」、ショッピング「買」、ウィーン「維」、フィレンツェ「花」、放送関連「放」、音楽「音」、ワイン「葡」、料理・レシピ「食」、デジタル「電」、リンク集「環」、学術「学」、芸能・古典「芸」、趣味関連「趣」、医療関連「医」、サイクリング「車」、長崎関連「長」といった具合にリンクバーに31の一文字フォルダを並べている。

 そして、「旅」の場合、「旅行履歴」「新規旅行計画」「航空会社」「旅行会社」「ウェブガイド」「観光局」「ホテル」「グルメ&ワイン」「旅行業界」「鉄道旅行」「クルーズ」「旅行用品」「旅の技術」「危機管理」「モバイル」「マイレージ」「両替」など40ほどの下位フォルダを設けている。下位フォルダ以下は一文字に略する必要はない。そのさらに下のフォルダには、たとえば、「旅行履歴」では「添乗履歴」や「2013年秋中欧旅行」「旅先友人知人」といったサブ・フォルダを設け、それぞれにさらに下位のフォルダを設定することもある。

   これまた象形文字の利点で、ダブルミーニングもフル活用している。たとえば、フィレンツェは「花の都」と各国語で呼ばれていることから「花」としたのだが、その下位フォルダには「花火」「花・園芸」「栽培技術」「自家菜園」「華道」といったフォルダを設けている。リンク集の「環」の下位にも「環境」「SDGs」「サステナブル」「温暖化問題」「異常気象」「省エネ」「ロハデス」https://europedia.hatenablog.com/entries/2006/01/04といったフォルダを作っている。

   今回、過去の旅で訪れたレストランやホテル、ショップなどのサイトを開いてみたが、コロナの影響で休・廃業に追い込まれたり、別の企業に身売りしたりといったケースも少なくなかった。
 もし、昔なじみのレストランなどが懐かしくなり、閉鎖されたホームページを開いてメニューや料理写真を見たくなったら、当欄の2019年1月12日の記事https://europedia.hatenablog.com/entry/2019/01/12/114915で紹介した「タイムマシンのように過去のホームページを甦らせるサイト」“Wayback Machinehttps://archive.org/web/を使えば閲覧可能だ。


当欄関連過去記事:

「ブックマークのフォルダをリンクバー上で自分流にひと工夫 Part 3」
    https://europedia.hatenablog.com/entry/20100304/p1

 

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冬の花火 ハウステンボスにて


■今日のブックマーク&記事■

□トラベルボイス12月03日記事
  いま注目の旅行予約アプリ「ホッパー(Hopper)https://www.hopper.com/」CEOが語った、不確実性の時代に通用する「トラベル・フィンテック」、急成長の理由とは?    https://www.travelvoice.jp/20211203-150128 

ソニーミュージック「元日恒例!ウィーン・フィルの“ニューイヤー・コンサート” を10倍楽しく見るトリビアをご紹介!」
  https://sonymusicjapaninternational.com/n/nbfbe4a8edb9b 

 

大雨で壊れた擁壁の改修が完了。庭は冬支度へ。

*[長崎日記]大雨で壊れた擁壁の改修が完了。庭は冬支度へ。

                

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庭から眺める 東シナ海に沈む夕日。前景は女神大橋伊王島

 裏庭の壊れた石垣を幅14メートル、高さ3メートルにわたり撤去し、新たにコンクリートブロックを積み上げる工事が11月末でほぼ終わり、4台の小型ユンボ油圧ショベル)等の機械も引き上げた。  天候に恵まれたおかげで雨による工事の中止は一日だけで済み、工期は予定より2週間ほど短縮されることになった。なお、ユンボという名称はもともとフランスのSICAM社が1954年に販売開始したときの製品名Yumboから来ているそうだ。

 残っている工事作業は、コンクリート擁壁の上にフェンスを建てる作業ぐらいだ。ユンボや運搬車が動き回ったために、玄関口から芝生にかけての前庭に敷き詰められていた砂利が粉砕されて無残な姿になっていたが、すでに新たな砂利を敷き詰めてもらった。

   例年なら11月中旬に点灯する樅の木のクリスマス・イルミネーションも、砂利の敷き詰め作業が終わるのを待って、11月26日に無事点灯することができた。秋の剪定作業で、樅の木をツリーらしい円錐形に剪定してもらったので、昼間でもクリスマス・ツリーらしい姿を見せている。写真は、日没直後にソーラーLEDイルミネーションが自動点灯したところ。左側にオリーヴの樹の影が浮かぶ。

                    

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日没直後のクリスマス・イルミネーション

   工事が終わると、あと処理の庭仕事が山のように控えている。前回書いたように、工事で掘った石垣と土が3メートルほど積み上げられてロックガーデン状態になっていた。埋め戻しに使われたこの土の残りは、石垣を2段に組んで囲みを作り、その中に40センチほどの高さに残土を入れ150平米ほどの新たな“更地”となった。工事で掘り上げた土に石やガラス片が含まれていたため、これを拾い集める作業が一番骨が折れそうだ。
 この“更地”には新たに甘夏や梅、アンズなどの木を7本ほど植える予定だ。残った部分は、春を待って畝を作り、順次、ジャガイモやタマネギ、人参などを植え付けるつもり。それに先だって、すでに生命力の強いホースラディッシュの脇根を40本ほど植え付けてある。

   次に取りかからねばならない庭仕事は、港側の庭の北半分や工事の影響がなかった裏庭の北側の雑草や種を散らし終えたコスモスなどの処理だ。草刈り機で刈り込む予定だが、コスモスのほかタチアオイやヒマワリの種を傷つけないように注意し、昆虫が越冬しやすくするために深く刈り込まず、落ち葉も残さなければならない。

 驚いたことに、秋には枯れるはずのタチアオイは今でも15カ所以上に青々と葉を広げている。また、新たにヒマワリも10カ所ほどから茎が伸び出しており、時季外れなのにすでにいくつかは花が開いている。大工事で住みかを奪われた植物が種族保存の本能で健気に新たな生息地を見つけようとしているのだろう。

   港側の庭の南半分は、前回書いたように残土置き場となり石垣を2段重ねにして土留めとし、その内側に60センチほどの高さまで残土を積み上げてある。5本のオリーヴや2本の柚子、レモン、ミモザの木は残土のあいまに生き残っており、残土とともに運ばれてきて新芽を出してきたホースラディッシュも元気だ。ここにも40平米ほどの“更地”が出現しているが、この“更地”は畑にせず、木々の足元にコスモスなど花の種を播く予定だ。

                      

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150平米ほどの新たな“更地”

 生き残ったホームガーデンで収穫が続いているのは、バジル、パセリ、コリアンダー、サラダミックス、紅白はつか大根、ホースラディッシュ、イチジクだ。秋キュウリはそろそろ葉が枯れ始めており、来週あたりで収穫を終えそうだ。柚子は、30個ほど収穫が出来た。お正月用に数個だけ残してある。
   6本のうち2本を工事のために失った甘夏蜜柑は、残った4本の実が黄色く色づいてきており、12月中旬には、試しにいくつか収穫してみるつもりだ。本格的な収穫は例年通り年が明けてからになる。豊作の年には800個ほどの収獲があったが、今年は300個弱となりそうだ。

                        

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色づいてきた甘夏蜜柑

   さて、以前から「ヨーロッパへの個人旅行も団体パックも来夏以降からの本格スタートとなりそうだ」と書いていたが、オーストリアで再度ロックダウンが始まるなど、11月中旬になってヨーロッパ各国の観光客受け入れに対する制限が強化されてきた。

 さらに、11月26日以降、南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」が世界中に広がり始めており、制限はさらに厳しくなる可能性がある。
  11月29日には、とうとう日本政府が「緊急避難的な予防措置として、まずは外国人の入国については、11月30日午前0時より、全世界を対象に禁止をいたします」と宣言した。
 もっとも、感染した患者は「極めて症状が軽い」との説もあるので、オミクロン株がどれほど深刻なものなのか、もう少し時間をかけて見極めなければ、海外旅行の再開にどこまで影響するかはわからないだろう。

 手元には、4月からのヨーロッパ・クルーズなどの募集パンフレットが届き始め、明るい兆しが出てきたと喜んでいたのだが。もし、来夏以降も海外旅行の再開が難しいということになれば、今まで、公的支援や国内旅行市場の開拓で生き延びていた、海外旅行中心の旅行会社は今度こそ存続の危機に立たされるだろう。
 メディアでは飲食業界の優秀な働き手が異業種に転職し、人手不足と報道されているが、海外旅行の業界ではすでに、異業種転職組が多く、いざ、旅行再開でリヴェンジ消費急増となっても肝心の担い手が不在ということになるのではと危惧する。

                   
                        

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ウィーン市庁舎前のクリスマス市(2019年)

■今日のブックマーク&記事■

□トラベルボイス11月26日記事
 「世界の余剰貯蓄の行き先は? 消費者が求めるニューノーマル、旅行予約の変化など、復興への見通しを考察」     https://www.travelvoice.jp/20211126-150122

□トラベルボイス11月29日記事
  「世界の旅行イノベーション大賞2021、最優秀はチップ払いのキャッシュレス化事業、ホテルの収益機会拡大ソリューションが高評価」   https://www.travelvoice.jp/20211129-150115

□TEEBLATT TOKYO五反田店    https://teeblatt-tokyo.com/
  オーストリアの食品を扱う店が11月にオープン。インターネット販売も行っているようだ。商品はウィーンの高級スーパーJulius Meinl am Graben https://www.meinlamgraben.eu/ のものが中心。 



 

isbn:4000114131:detail

 

快晴が続き、石垣の改修工事も順調。

*[長崎日記]快晴が続き、石垣の改修工事も順調。


                 

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港側の庭で咲き乱れるコスモス

   10月初めまで真夏日が続いていた長崎も10日頃からいきなり寒く感じられるような日々となり、扇風機類を倉庫にしまうと同時にオイル・ヒーターなどを引き出してきた。同時に、暑さに油断していてノンビリ構えていた衣替えも一挙に済ませなくてはならなくなった。

 快晴が続いているおかげで裏庭の石垣の改修工事は、順調に進んでおり、14メートル幅で高さ3メートル20センチまで、十四段重ねることになるコンクリートブロックの積み上げ作業も半分ほど終えている。積み上げ作業は、一段重ねるごとにその裏にコンクリートの流し込みを行い、さらに裏込めの石や砂利などを詰めることになるので、一日一段ずつの積み上げとなるのだ。

                     

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コンクリートブロックの積み上げが始まった


   快晴続きのため、ふつうなら1.5トンの容量の雨水タンクも枯渇するはずだが、風呂水などの生活排水も活用し枯渇を免れている。悲しいことに、工事のため畑や花壇、果樹などが半減したためでもあるのだが。

 また、前回書いた、桜の木や甘夏2本、ジュンベリー1本のほかに、追加で、春に白い花を咲かせていた“ふたつばだこ”とジュンベリーの木それぞれ1本ずつ、工事のために伐採されることとなった。

 ホームガーデンの方は、現在、収穫できているのはバジル、パセリ、コリアンダーホースラディッシュ、レタス・サラダミックス、紅白はつか大根、イチジクぐらいだ。秋キュウリの畝は、工事現場の脇で健気に生き残っており、盛んに黄色い花を開いている。来週から収獲できそうだ。
 花と言えば、11月間近というのにブーゲンビリヤが開花している。2本ある柚の木の実も黄色く色づきそろそろ収穫期だ。 

     

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生き残った 秋キュウリの畝

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季節外れのブーゲンビリヤ

             

                             

 工事に伴う、庭の変貌振りについてももう少しふれておこう。港側の庭の南側は、工事で除去してきた石垣を2段重ねにして土留として、同じく工事で出た土をその手前に60センチほどの高さまで積み上げていった。驚いたことにその運んできた土の中からホースラディッシュが10カ所以上で新芽を出してきた。工事のために、裏庭のホースラディッシュの畝を3カ所除去したが、その時の土の中に埋もれていた根が、一緒に紛れ込み港側の庭に運ばれてきたためだろう。それにしても驚くべき生命力だ。
 6本のオリーヴの樹は根元に透水管と呼ばれる管を4本ずつ立て、その内側にパーライトと呼ばれるガラス質の火山岩から作られる人工用土を充填し通気性を確保することになった。柚の木やミモザ、レモンは根の部分を工事現場から出た石で囲み通気性を確保した。                                                  
                       

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港側の庭の新風景

   工事の際の掘削で1メートル四方近い岩や昔官舎が建ってた時代の貯水槽らしきものも出てきた。岩は圧搾機で粉砕して庭に積み上げ、幸い貯水槽はそのままで工事を進めることが出来た。
 工事で掘った土は、港側の庭だけでは処理しきれず、裏庭に石垣を積み上げて大きな囲いを作り、その中に3メートル以上の高さに積み上げられている。まるで、ロックガーデンの様相だが、その土は少しずつコンクリート擁壁の裏込め周辺などに使い始められており、最終的に残った土は、石垣を50センチ前後の高さに組み直し、その中に土を入れて、新たなハーブガーデンや野菜畑にする予定だ。

                   

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ロックガーデンの様相

  

   さて、当欄では折に触れて、ヨーロッパ旅行の再開状況について書き込んでいる。前回、「ヨーロッパへの個人旅行も団体パックも来夏以降からの本格スタートとなりそうだ」と書いたが、そうなると、コロナ禍以前とは異なるまったく新たな旅行情報源が不可欠となるだろう。

   航空路線・空港機能の“再起動”状況、各国の出入国規制、現地におけるワクチンパスポート等の義務づけ状況、観光施設・劇場・レストラン・ホテル等の再開状況、陸路による国境越えの規制、コロナ禍対応旅行保険、治安状況、訪欧外国人旅行者に対する現地感情、コロナ禍で急速に進むデジタル対応に対する備え(各国・都市ごとに要求されるアプリなどによるデジタル証明、キャッシュレス決済手段 等)。 
 上記に関する情報は、各国政府や政府・地方観光局による公式発表ばかりではなく、実際に旅行している人間が遭遇した生情報が必要不可欠となるはずだ。また、各国の行動規制は元より、旅行にまつわるさまざまな環境は、急に変わる可能性が以前にも増して多くなることが予想される。
 そうなると、無論、既存の紙のガイドブックや更新頻度や内容の信頼度に疑問のあるウェブガイドなどでは役に立たないだろう。

 個人的に考える対策としては、旅行計画の段階から、信頼できる情報源やリンク集、検索方法に習熟しておき、モバイルパソコンやスマホのブックマークを充実しておくことだと思う。

   実は、そう思って、久しぶりに昔よく閲覧していた情報源を行くつか見てみた。「旅行リンク Travel Page」https://www.ryokolink.com/ を見ると「新型コロナウイルス 各国渡航制限情報」の項や「ヨーロッパの旅行・観光情報」といったページが役に立ちそうだ。しかし、「旅行・観光情報」を覗いてみるとかつて現地の日本語サイトへのリンクが役立っていたのだが、リンク切れや更新停止が多かった。廃業や業務停止している旅行会社も少なくないようだ。

 旅行のクチコミと比較サイト「フォートラベル」https://4travel.jp/を見ると、「新型コロナウイルスに関する注意喚起」という特設ページがあった。役立ったのは「海外旅行記」のページで、コロナ禍でも逞しくヨーロッパ旅行をしている個人の生の声が見られた。

   現地で生活している日本人の生の声は「人気ブログランキング」の「海外」→「ヨーロッパ」https://blog.with2.net/ranking/2193のリンク集が役に立つだろう。当欄で何回か紹介したが、個人的にはここにリンクされている「たまにはオーストリアちっく パート 3」http://happawien.jugem.jp/を愛読している。ウィーンのオペラやコンサートに行けない現在、生の音楽情報に接する貴重なブログだ。ときどき、オンラインで試聴できる動画や音声サイトへのリンクも張ってある。

 アメリカで、旅行クチコミサイト(Travel Review Site)として出発し、今は大手のオンライン旅行会社でもあるTripadvisorは、日本語のページhttps://www.tripadvisor.jp/もあり「掲示板」や「クチコミ」が役立つが、最新情報は英語版(アメリカ版、イギリス版などがある)https://www.tripadvisor.com/のTravel Forum などの記事の方が役に立ちそうだ。ただし、日本人相手の情報ではないので注意したい。              
                    

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2019年11月  ウィーン旧市街にて

   いざ、ヨーロッパへ個人旅行をするとなると、去年の8月に書いたように、私自身は、「フライトはトランジットで起こりうるトラブル等を避けるために乗り継ぎ便ではなくノンストップ直行便を」、「航空会社は危機管理や突発的事態の意思疎通がスムーズな日系の会社に」、「旅行の形態は旅程保証のある募集型企画旅行(海外航空券+宿泊等)で」、「現地での長距離移動、国境越えは極力少なくする」、「食事がホテル客室内でもとれるようにキチネット付きの宿を」、「コロナ禍で突然の旅程変更を余儀なくされたときに補償のある旅行保険(多分誕生するでしょう)に加入」といった対応策を心がけている。

    海外旅行に関しては、もうひとつ気がかりなことがある。コロナ禍によるロックダウンを解除し、経済が動き始めた欧米の旅行者物価が上がっていないかということである。報道によれば、需要の急拡大に供給が追いつかず、また、物流にも問題が生じていて物価が上昇傾向にあるという。

   そこで、当欄でも紹介したことのある世界主要都市の物価が分かるサイトNumbeo http://www.numbeo.com/ で、ヨーロッパの数都市をチェックしてみたが、2年前に比べそう上がってないようだ。このサイトにはホテルの価格は掲載されておらず、その代わりにRent Per Month Apartmentが掲載されていた。
 念のため、ヨーロッパ数都市のホテル価格を日本の予約サイトAppleworldのホテリスタhttps://hotelista.jp/で見てみたが、これもあまり変化がないようだ。

   どうやら物価はあまり変わってないものの、欧米主要国の給料収入がここ数年で日本に比べ上昇しているようだ。つまり、私たちから見れば物価は変わらず、収入も横ばいだが、欧米の主要国の人にとっては、給料が上昇していながら、物価はたいして変わっていないので、生活や旅行がしやすくなったと言うことのようだ。
    興味のある方は「各国の平均給与」で検索してみては。その検索結果の中で、東洋経済オンラインの記事「日本人は国際的に低い給料の本質をわかってない」https://toyokeizai.net/articles/-/458676 という興味深い記事もあった。


■今日のブックマーク&記事■

□CNN TRAVEL   24th October 記事
“What happens when travelers test positive for Covid on vacation?”
https://edition.cnn.com/travel/article/travelers-who-test-positive-for-covid-on-vacation/index.html 

□TRVLWIRE 10月29日 記事「欧州で感染再拡大の兆候、旅行の回復に懸念も」  
https://trvlwire.jp/?p=21379&utm_source=mailnews&utm_medium=article&utm_campaign=20211029 

□FlyTeam 10月29日 記事記事
「74年の歴史に幕、アリタリア航空 機体デザインヒストリー」
https://flyteam.jp/news/article/134688 

The Economist  Burgernomics The Big Mac index     
 https://www.economist.com/big-mac-index 

 

大雨による石垣損壊の改修工事を開始

*[長崎日記]大雨による石垣損壊の改修工事を開始
 

               

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小型油圧ショベルを使った準備作業

 前回報告したように、8月11日から16日まで続いた長崎の記録的な大雨で、裏庭のフェンス際の地面が50cm以上陥没し、わが家の石垣が、隣家にせり出しご迷惑をかける事態となっていた。
  小学校の友人たちの協力で、角材やコンパネと呼ばれる合板、厚手のブルーシートなどで損壊部分を保護し、雨水が陥没部分に流れ込まないようにする応急処置をとっていたので、9月17日の台風14号の最接近時にも、さらなる被害はなかった。

  明治時代末期に作られたと思われるその石垣を撤去し、幅14メートル、高さ3メートルの間知石擁壁と呼ばれるコンクリート造りの壁を新たに設ける工事が10月1日から始まる。わが家は車道に面していないため大型機械を運び込むことが出来ず、小型の油圧ショベルユンボ)を3台使うことになった。また、コンクリートブロックなどの重い資材もゴムのキャタピラ付きの小型運搬車を使うしかない。そのため、工期も2ヶ月半ほどかかる予定。順調にいけば、工事を完了して新たな年を迎えられそうだ。

  工事開始に先だって、4メートル以上に育っていた桜の木や甘夏の木2本、ジュンベリーの木1本、オリーヴの樹の一部、豆類の畑などを除去したり、掘削のためのスペースを作る準備作業が始まった。裏庭が少々寂しくなったが、幸いなことに、今年から本格的に実を結び始めたシークァーサーは、実を収穫した上で、移植することが出来た。

  この夏の異常な大雨は、将来も発生する可能性があるので、今回の損壊部分以外の庭にも透水管やU字溝などを設け、異常気象多発の時代に備える予定だ。

             

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今年の3月の桜 

  一段低い港側の庭も、撤去する石垣や土砂の置き場となるため、だいぶ様相が変わることになる。12本ああるオリーヴの樹のうち、南側の6本は、周囲に土を盛ることになるため、根の部分に60センチほどの高さのガードを巻き、その内側にパーライトと呼ばれるガラス質の火山岩から作られる人工用土を充填し通気性を確保することになる。                                                   
  この季節、港側の庭では、赤や黄色の彼岸花が自生し、これからは落とし種から育ち上がったコスモスも庭一面で開花し始める。その姿も、港側の庭の南側半分では来年から見られなくなるだろう。
               

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庭に自生する彼岸花


  さて、ホームガーデンの方は、現在、収穫できているのはバジル、パセリ、ホースラディッシュ、イチジクぐらいだ。
  2メートル四方のハーブガーデンでは、雑草を抜いて、さらに土をふるいにかけ、細かな根を除去し、油粕や有機石灰、腐葉土などを加えて、9月8日にレタス・サラダミックス、サラダ菜、紅白はつか大根、バジル、コリアンダーを種蒔きし、現在は順調に芽を伸ばしているので、10月中には収穫を始められそうだ。


 当欄「忘れられた天才画家、いま甦る 岡山聖虚の聖母子画展」 https://europedia.hatenablog.com/entry/2018/12/29/170753 でふれた「聖母マリアと幼子キリスト」を描いた掛け軸は、2019年6月に長崎市にあるイエズス会が運営する日本二十六聖人記念館 http://www.26martyrs.com/に寄贈したが、シミや汚れ、ほこりの付着などが有り、二十六聖人記念館の方で修復し、額装の上、再度公開されたとのことだ。記念館のフェイスブックにその旨の紹介記事https://www.facebook.com/26martyrs/posts/4211669935547879もあった。

 9月25日に早速、拝見してきた。わが家の倉庫に置いていた頃は、自転車の油が飛んだり、草刈り機の刃で傷つけるのではないかと不安だったが、これでひと安心だ。もっとも、その頃は、この掛け軸を描いた岡山聖虚画伯のことも、その代表作がヴァチカンに収められていることも知らなかったのだが。
                

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修復を終え額装された「聖母子画」

  当ブログの本来のメイン・テーマは、ブログ名Europediaが示すように、ヨーロッパ旅行に関するものだが、自由に海外旅行ができる日は、当分先のようだ。
  先日も、ドイツなど一部のヨーロッパの国が、日本からの旅行者に対する制限を強化するとの報道があった。また、日本政府が、帰国者等の隔離期間を短縮することを決めたと報じられたが、蓋を開けてみると「14日間の隔離が10日間になる」に過ぎないらしい。
  これでは、ヨーロッパへの個人旅行も団体パックも来夏以降からの本格スタートとなりそうだ。果たして、それまで海外を主とする旅行会社が持ちこたえられるのだろうか。また、いざ本格スタートとなっても永年培ってきた独自のスキルを持つ添乗員や現地ガイド、現地手配会社が職場復帰できるのだろうか。すでに異業種へ完全転職してしまった有能な人材も多いと聞いている。

  また、以前書いたが、航空会社の機材や航空路線、空港機能の“再起動”には、習熟訓練と安全確認も含め相当の時間を要するはずだ。

 長崎では、一時、「中国本土で来年の5月以降のクルーズ参加者募集が始まった」との報道に期待がふくらんだが、世界的なデルタ型の蔓延でそれもキャンセルされたようだ。

  もうひとつ心配なことがある。コロナ禍以前から停滞していた日本経済が、コロナ禍に伴う各種支援金や税などの減免措置というカンフル注射で延命していた実態が2年間超の“鎖国”が解除された後に、あからさまになり、実質賃金・可処分所得の大幅な低下に気づくことになりそうなことだ。欧米の旅行者物価の高騰もあって、旅行意欲が萎縮してしまうのではないかと危惧する。

  各国の旅行制限や緩和の最新情報は以前当欄で紹介した、旅行業界人向けの最新旅行メディア情報をクリッピングするメールサービス「Curated News for Tourism Professionals」が毎日レポートしてくれている。このメールサービスの内容を集積した“世界の旅行・観光産業の最新情報をいち早く日本にご紹介することを使命とする”ホームページ「TRVLWIRE(トラベルワイヤー)」https://trvlwire.jp/も公開されている。メールサービスの配信登録もここからできるが、バックナンバーを閲覧することもできる。最新のコラムには“「待機短縮も10日間」に怒り、根拠と緩和計画を-旅行観光産業の限界は近い”という記事があった。

 

*[長崎日記]8月中旬の大雨で思わぬ被害

*[長崎日記]8月中旬の大雨で思わぬ被害

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わが家の窓越しに撮った夕焼け

 8月11日から16日まで続いた長崎の記録的な大雨は、全国で報道され、わが家を心配して下さるメールを多数いただいた。14日まで、「わが家は高台にあり、報時観測所の27m前後の高さの鉄塔が3本も建っていた地盤にあるので大丈夫です」と返事をしていた。
 しかし、15日の朝、朝食のサラダに使うバジルやディルを摘みに庭に出たら、裏庭のフェンス際の地面が50cm以上陥没しているのを発見。よく見ると、わが家の石垣が、隣家にせり出しご迷惑をかける事態となっていた。

 早速、市役所の建築部に通報、近所に住む小学校の同級生2名に連絡しアドバイスを求めた。同級生と言っても幼稚園から小学校2年までの3年間一緒だっただけで、私が東京に住んでいる55年間は音信不通状態だったのだが、6年前に再会してからは、空白期間を飛び越えて交友が復活していた。
 わが家の土地は、子供の頃一緒に草野球をしたり、周辺の空き地で段ボールの“秘密基地”を作って遊んでいた土地でもある。すぐに、2人が多量のブルーシートを持参して駆けつけてくれた。この友人たちは、ひとりは元建築士、ひとりは元材木屋の若旦那という心強い経歴の持ち主でもあった。

 

 2人の判断では、これ以上陥没を進捗させないためには、雨よけのためにブルーシートの下に傾斜をつけてフェンスに立てかけるコンパネ(コンクリート・パネル)と呼ばれる頑丈な合板が必要とのことだった。
 すでに、家を建てる際にお世話になった建築会社には一報を入れておいたが、再度電話して「どうしてもコンパネ10枚ほどが必要」と話したら、雨の中を資材倉庫などからかき集めて届けてくれた。
 この日は、市役所の建築部の人が簡単な測量と写真撮影に駆けつけて、工事開始までの段取りや市からの補助金の説明を受けた。後に、旧知の市議会議員も来てくれて、各種申請の段取りなどを手助けしてもらった。
 また、元建築士の友人は、8月19日には、市役所建築指導課に事前調査申請書を提出するのに必要な現場測量を行い、写真を撮影、被害状況の平面図・断面図を製図してくれた上、市役所への申請まで行ってくれた。

 幸いなことに8月18日には大雨が収まり、恐れていた台風12号も23日に最接近したものの、コースが長崎の西にずれたため風雨によるさらなる被害はなかった。

 壊れかけている石垣は、将来のためにも、すべて撤去して、間知石擁壁と呼ばれるものを作ることになりそうで、工事開始まで数週間かかりそうとのことだ。
そのため、当面の間、石垣をより安全に保護するために角材とコンパネをネジ止めして石垣に立てかけ、ロープで固定し、その上に厚手のブルーシートをかけるという作業をすることになり、27日に友人2人とその作業を行った。同級生の女性陣が、昼食などの差し入れを担当してくれたので作業もはかどり、午前10時に開始してから、15時には難しい仮設工事を終えることが出来た。今は、工事完了前に台風や大雨が来ないことを祈るのみだ。

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角材とコンパネの上に厚手のブルーシートをかける


 さて、真夏の長雨はホームガーデンにも影響した。キュウリやひょうたんカボチャなどは実がついたかと思うと、途中で成長がストップした。ディルやパセリ、サニーレタス、二十日大根なども不調で思い切って撤去して、秋蒔きの野菜類のためにスペースを空けた。
 2メートル四方のハーブガーデンもすべて撤去。ただ、雑草がすぐ生えてくるので、土を網目のザルでふるいにかけて根を徹底的に除去する作業が必要だ。
 順調に育っているのは、つるありインゲンと平さやいんげんプランターのバジル、そして収穫期を迎えたイチジクなどだ。

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収穫期を迎えたイチジクの木

 裏庭のシークァーサー、甘夏の一部、桜などは、擁壁工事の際に撤去する必要がありそうだ。せっかく実をつけ始めたシークァーサーだけでも移植できれば良いのだが

 港側の庭では、150本ほどのロシアヒマワリが開花を終えた。例年なら、種が採れるまで立ち枯れ状態にしておくのだが、枯れた姿が少々不気味との意見もあるので、すべて伐去して、庭に寝かせておいた。充分に乾いたところで粉砕機にかけて肥料にする予定だ。

 長雨の間は、庭の水撒きなどもお役ご免となるため、ツンドクになっていた本や図書館から借りてきた本を読んで過ごすことが多かった。

 借りてきて読んだ本のひとつ、辺見庸氏の「コロナ時代のパンセ」(毎日新聞出版)の末尾に 七年前私は「ITが発達しIPS細胞技術がすすんでも、まるでひきかえのように失っているものがある。〈人間の内面への切実な関心〉がそれであり、〈貧者と弱者への共感〉がそれだ」と書いた。これらの「関心」と「共感」はいま、さらに薄れている。そうしむけた“まろうど”を招じ入れたのは、誰あろう、わたしたち自身である。と書かれていた。
 〈人間の内面への切実な関心〉の希薄化という言葉は、なぜか心に響く。後日ゆっくり考えてみたいと思うのだが、ここ数年、ヨーロッパでクラシック音楽を鑑賞していて、1970年代に聴いた巨匠たちの指揮する音楽https://europedia.hatenablog.com/entry/20040201/p1との違いはなんなのだろうかと考え込むことが多かったが、この〈人間の内面への切実な関心〉がひとつの鍵なのかも知れない。もちろん、“誰あろう、わたし自身”の問題なのだが。

 そう言えば、辺見庸氏は NHK・Eテレ こころの時代「非常事態宣言下の日々に」https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/1MMMVGWR1Z/という2020年6月7日早朝放映の番組で「コロナ禍で、浮き彫りになった日本社会の姿」を内外の著名作家の作品や言葉を引用しながら、美しい映像とともにスカイプ回線を使って「非常事態宣言下の日々」を語っていた。

 中でも印象的だったのは、番組の最後の方でトーマス・マン感染症が広がるヴェニスを舞台に描いた「ベニスに死す」をモチーフにした部分だ。武漢やドバイなどロックダウンで無人となった大都会の映像を背景に、映画の「ベニスに死す」で使われたマーラーの第五交響曲のアダージェットが流れ、(観光客がいなくなって)水が澄んだヴェニスの運河でクラゲがゆっくりと泳ぐ姿や「インドから30年ぶりにヒマラヤが見えた」画像などが続いた。

 辺見庸氏は自身の2020年6月6日付けのブログhttp://yo-hemmi.net/で“Klassenkampf(階級闘争)のことをかんがえていた。スカイプのインタビューでは、しかし、話さなかった。「貧困」か「窮乏化」「階級」については触れたと思う。たしか”と書いておられた。

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「ベニスに死す」の舞台となったリド島

 借りた本では、もう一冊、五木寛之氏の「百歳人生を生きるヒント」(日本経済新聞出版社)も興味深かった。とくに、「私は60歳でクルマの運転を止めました」と書き、その理由が「動体視力の衰え」という部分には共感した。私自身も、3年前の67歳の時、芝刈り機や草刈り機の使用で右手の握力が落ちていたことと「動体視力の衰え」でロードレーサーでのサイクリングを断念した。前回の記事に書いたように、たまに旅先でスポーツタイプのレンタ・サイクルを借りて、安全運転をするぐらいにとどめているが、これもソロソロ卒業した方が良さそうだ。
 わが家の倉庫には、4台のロードレーサーが天井から吊されているが、遠からず処分することになるだろう。

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倉庫の天井に吊されたロードレーサー