*[長崎日記] ジャガイモや枇杷の収穫と植え替え

*[長崎日記] ジャガイモや枇杷の収穫と植え替え

        

収穫の済んだジャガイモの畝から飛び立つ鳶

   5月から、収獲の季節が続いている。増産体制に入っていたジャガイモは50~60kgの大豊作だった。
   キッチンの小窓から、収獲を終えたジャガイモの畝のあたりを覗いていたら、作った覚えのない150cm幅で60cmほどの高さの土の盛り上がりが見えた。眼鏡をかけて、よく観察すると翼を広げた鷹のような大きな鳥だった。慌ててカメラを取ってきて撮ったのが、上の畝から飛び立つ姿だ。鷲、鷹、鳶(トンビ)に明確な区別の基準はなく、ざっくりと大きさで分けられているそうだが、どうやらこの鳥は鳶のようだ。と言うのも、敷地内の電柱の上に止まって、あたりを睥睨しながらピーヒョロロロと鳴く鳶の姿と同じだったからだ。
   この鳶のおかげで、昼間は小動物やカラス、蛇などの姿をあまり見なくなった。しかし、このガードマンが不在の夜は、アナグマなどが跋扈しているようで、エサのミミズを掘った跡と思われる15cm前後の深さの穴が庭のあちこちに見られる。
   一昨日は、港側の9メートルの長さの畝の1/3近くが掘り崩され、収獲中の二十日大根が露出していた。二十日大根自体は食べられていないところから、これもミミズ狙いの小動物の仕業だと思われる。
 夜警をしてくれるフクロウやコウモリをリクルートしたいところだ。

 ジャガイモに劣らない収穫物は茂木枇杷だった。大きなバケツで6杯分ぐらい穫れたので、粒数で言えば3千個ぐらいだろうか。友人たちに引き取ってもらったが、食べきれないのでジャムなどに加工して保存してくれているようだ。穫りきれなかった分は、鳥がきれいにかたづけてくれた。
   枝垂れ桃も、きれいな実を選んでバケツに1杯収獲した。洗浄後、水を拭き取り冷凍し、後日、果実酒にする予定だ。

 

             

茂木枇杷の収穫

 キュウリもこれから豊作が見込めそうだ。すでに、40本ほど収獲済みだが、来週からは一日5~8本ほどの収獲ができそうだ。
 掘り崩しの被害に遭った畝の無事な2/3ほどからは、時無し五寸人参、レタスサラダミックス、イタリアンパセリ、バジルが芽を伸ばしてきており、虫などの被害に遭わなければ7月中には収獲できそうだ。

 裏庭の更地今年新たに設けた2つのハーブガーデンでは、バジル、イタリアン・パセリ、サニーレタス、サラダ・ミックスの収獲が続いている。ベビーリーフやルッコラは虫にやられて収獲できない状態だ。サニーレタス、サラダ・ミックスも間もなく収穫期を終える。収獲を終えた跡には、コリアンダーやそら豆、エンドウ豆などを植える予定だ。

   更地に並べた6つのプランターにもベビーリーフやサラダ・ミックス、バジルを育てていたが、バジル以外は虫の被害で収獲不能な状態となり、引き抜いて移動した。プランターは、土を再生してから虫に強いハーブ類を種蒔きする予定だ。

 ブロックで囲んだ昔からあるハーブガーデンは、イタリアン・パセリやコリアンダーなどから種を取り終えたので、刈り取って、他の枯れ草と一緒に更地の堆肥置き場に積み上げ、堆肥となるのを待っている。
  このハーブガーデンの西側1/3は、雑草を抜いて耕した後、有機石灰や油粕、牛ふん堆肥などを加えて1週間ほど寝かせてから、サニーレタス、バジルを種播きした。

         

収穫済みのジャガイモとキュウリ

 収獲を終えた5メートルの長さのジャガイモの畝2本は、雑草を除去しながら耕した上に、有機石灰や油粕、牛ふん堆肥などを加えて、次の種蒔きに備えた。ジャガイモはサツマイモと違い、同じ畝での連作が効かないので、ほかの作物を育てざるを得ないのだ。
   再生を終えたジャガイモの畝の1本には1週間弱の間を置いて、DAISOで買ってきた2袋で100円の、つるありインゲン、つるあり平さやインゲン、つるなしインゲンの3種類計3袋を種播きし、肥料散布の上水撒きをした。
   残る1本の畝には、昨日、地這キュウリ、サニーレタス、レタス・サラダミックス、丸オクラをそれぞれ1袋ずつ種蒔きした。

   例年同様、5月初めに、ロシアヒマワリの種を総延長60メートルほどのフェンス沿いに蒔いておいたが、すでに一部は開花し始めている。大風で倒れることがなければ、7月下旬には2メートルほどの高さに育って咲きそろうだろう。今年は、昨年の石垣工事で港側の庭に新たに設けた60センチほどの高さの石垣の段差の上と合わせて3列、200本ほどのヒマワリ並木となる見込みなので、ウクライナを舞台にした映画「ひまわり」を思わせるような光景が再現されればと願っている。
 ふと気づいて、ロシアヒマワリの種の産地はウクライナではと思って種袋をよく見てみると中国産だった。

   港側の庭には5月中旬に混合種コスモスの種を50カ所ほどに蒔いたが、すでに70センチ以上の高さに育ったものも有り、少しずつ開花し始めている。
   ヒマワリは種蒔きから90日、コスモスは70日ほどで開花するとのことなので、7月下旬にはヒマワリとの競演が一斉に始まるはずだ。
 
      

開花を待つロシアヒマワリとコスモス


 長崎は、6月11日に梅雨入りしたと思ったら、6月28日には梅雨明け宣言が出された。わずか17日間の梅雨で、これからは庭の水撒きが大仕事だ。家庭菜園を拡張したので1.5トンの雨水タンクも3~4日で空になる。昨年は、雨が分散して降ってくれたおかげで、水道水を使った水撒きは4日ほどだけで済んだが、今年はどうなることやら。

   予報では、今年の台風の発生は少なくなるようだ。長崎地方の夏の雨量は平年並みか少なくなるとの長期予報だ。先月書いたように、友人の協力で石垣の上部に入っていた10メートルほどの長さのひび割れは、セメントで埋めてもらった。新たに発見した、1センチ弱の7メートルほどのひび割れにもコーキング剤を注入してもらった。
 まとまった雨が降った後を観察してみると、工事のおかげでうまく水が流れ落ちているようでひと安心した。
   後は、懸案の台風時の飛来物対策だ。わが家は雨戸のない大窓が4つもある。強化複層ガラスなので、一定の強度はあるのだが、大型の飛来物にはひとたまりもない。ご近所の話しでは、わが家を建てる前の空き地の上を物干し台が飛び越えていったこともあったそうだ。
   とりあえずの対策としては、大型台風が接近したときには、厚手のプラスチック・段ボールを窓のサイズに切って、緊急補修用の強力粘着テープで貼り付ける準備をしている。


   さて、海外旅行に関しては、日本の海外からのパックツアーの受け入れが始まり、日本発の海外へのパックツアー催行も7月から本格化しているようだ。
   TRVLWIRE (日本と世界を近くするメディア)によると、「入国者に対してワクチン接種、検査、隔離のいずれも求めないでコロナ前と同様の入国要件を取り戻した国と地域の数が68となった」https://trvlwire.jp/?p=27916  とのことだ。

   しかし、旅行会社によっては「新型コロナのワクチンを3回接種済み」を参加条件にしているところもある。また、今のところ日本帰国時の「現地出国前72時間以内の陰性の検査証明書」も必要だし、(健康フォローアップのために)入国者健康居所確認アプリ(MySOS)を利用できるスマートフォン等の所持も必要となる。
   入国時の手続きについては厚生労働省のサイトの「新型コロナウイルス感染症について」の「日本へ入国する皆さまへ」のページ      https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html   で確認できる。

   旅行会社ごとの催行状況や新型コロナ対応を見比べるには、「旅行リンク Travel Page」の「日本の旅行会社」https://www.ryokolink.com/travel/company.htm日本旅行業協会の「JATA会員リスト」http://www.jata-net.or.jp/kaiin/index_mem.aspxなどが便利だ。

   海外旅行のハードルを高めているのは新型コロナだけではない、フライト便数や路線の削減で、目的都市への直行直帰のスムーズな旅程が組みにくくなっている。
 欧州行きの場合シベリア上空経由ができなくなっているため、飛行時間と燃料費が増加して航空券の実勢価格がコロナ以前の3倍前後になっている。

 さらに、燃油の高騰と円安もあって、燃油サーチャージが過去最高水準に引き上げられている。2022年8~9月発券分の日本発欧州往復燃油サーチャージは、ANAの場合、9万8千円、JALは9万4千円だ。パックツアーには、サーチャージが取られないか、比較的安いカタール航空など産油国系の航空会社を利用する旅行会社も増えている。

   追い打ちをかけているのが、夏の需要急増と人手不足で、世界の航空会社と空港に混乱が見られ、各地で運航の遅延や欠航が多発。チェックインや出入国管理の長い行列や、ロストバゲージも旅行者の悩みの種となっている。

   円安の痛みは、2年ぶりに海外に出かけてみれば痛感せざるを得ないだろう。とくに、インフレが進む欧米ならなおさらだ。
   米ドルは、年初115円だったが、6月30日16:00現在では約136.4円。半年で、16%ほど円安が進んだことになる。

   日経新聞の6月28日の記事「『出口』探る円預金 個人金融資産2005兆円 止まらぬ円安・低金利に対応、年度末最高」によると、2021年度末の個人の金融資産は2005兆円で、そのうち現金・預金が1088兆円だそうだ。


   もし、この現・預金がすべて円建てだったら、米ドルに換算すると半年で、1兆5000億ドル弱、減価したことになる。多くの国民は、日本円建てでしか現・預金を持っていないだろうから、米ドル換算で(つまり、ほぼ国際基準で?)自分の資産が16%も価値を損じていることに気がついていないのではないだろうか。

 同記事では、「物価高と止まらぬ円安進行を背景に、円預金に資金を置き続ければ、実質的に資産価値が目減りする。個人マネーは外貨建ての預金や投資信託に流れ、『貯蓄から投資へ』の山が動く兆しが強まっている」とも書いている。

   個人的には、「外貨建ての預金や投資信託」や米ドルが将来も安泰とは思えないが、日本円の生活圏に安住しているだけなら、世界経済の急速な動きに取り残されてしまう恐れがあるのではないだろうか。

   海外に出ることは、日本の世界経済における立ち位置や、デジタル技術活用で急速に生活やビジネスが変容しているDX(デジタルトランスフォーメーション)の現状を見る上でも意義があるだろう。


■今日のブックマーク&記事■

□米旅行業界メディアSkift 6月15日記事
“The 10 Best Designed Tourism Websites in the World 2022”
 https://skift.com/2022/06/15/the-10-best-designed-tourism-websites-in-the-world-2022/
          
□MUO(technology publications on the web)5月31日記事
 “5 Travel Planning Apps With Live Maps to Plot a Trip Itinerary”
   https://www.makeuseof.com/travel-planning-apps-live-maps-trip-itinerary/

□ 鉄道ニュースサイト「鉄道プレスネット」5月29日記事
  「パリ~ベルリン『7時間』独仏の首都結ぶ国際高速列車、来年末にも運行へ」
          https://news.railway-pressnet.com/archives/40329

□トラベルボイス6月20日記事
価格.com、旅行一括比較サイトに参入、旅行9サイトの国内宿泊プランを集約、こだわり条件からの検索も可能に」
  https://www.travelvoice.jp/20220620-151476?tvm

□トラベルボイス6月22日記事
「解禁したはずのインバウンド旅行、数々のハードルの実態を聞いてきた、入国者健康確認システム登録からビザ取得、添乗員付きツアー条件まで」
  https://www.travelvoice.jp/20220622-151477?tvm

□トラベルボイス6月25日記事
「欧州の空港で起きている人手不足の大混乱、1週間で2000便欠航、旅行需要の急増に追いつけず」
  https://www.travelvoice.jp/20220625-151514?tvm

□THE WALL STREET JOURNAL 6 月 22 日記事
「世界の空港、人手不足で長蛇の列 遅延・欠航も多発」
https://jp.wsj.com/articles/airports-around-the-world-battle-long-lines-canceled-flights-11655858148

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*[長崎日記] 初夏の収獲と新たな畝作り

*[長崎日記] 初夏の収獲と新たな畝作り

          

 タチアオイ 背後には枇杷の木

  5月の庭は花々で賑わっている。最も華やかなのは40本ほどの立葵タチアオイ)の赤紫の花だ。移植した花の種から育った港側の1本の立葵も2メートル近くに伸び、道行く人に珍しがられている。この花からさらに種が飛び、来年は賑わいが増すことを期待している。
 このほかに、昨年の秋に植えた芍薬シャクヤク)や薔薇も見事な花を咲かせている。10年前に鉢植えのまま東京から運んだアマリリスも開花した。
   12本のオリーヴからも白い花が吹雪となって舞い落ち、港側の庭に積もっている。今年は、昨年以上に実をつけそうなので、ピクルスなどの作り方を研究しておく必要がありそうだ。
         

昨年の秋に植えた芍薬も開花


 4月30日には植木屋さんに春の剪定作業をお願いした。今回は、剪定作業に加えて港側のフェンスと、昨年の石垣修復工事に伴い土留めのために積み上げた高さ60センチほどの石垣との間の約20センチの隙間の雑草取りや芝生に生えた雑草を退治するための薬剤散布もお願いした。

   20センチの隙間の部分も含め総延長60メートルほどのフェンス沿いには、例年同様、5月初めに、ロシアヒマワリの種を蒔き、培養土とナメクジよけ、肥料で種を覆った。台風などの被害に遭わず順調に育てば、7月末には、高さ2メートル前後のヒマワリの200本ほどの並木が出現するはずだ。

   例年今頃は、コスモスの落とし種から一斉に芽が出てくるはずだが、昨年の工事の余波で、今年は客土しなかった部分数カ所からの発芽に留まっていた。そこで、5月中旬に混合種コスモスの種1リットルを調達して撒いた。今日現在、港側の庭の50カ所ほどから10cm前後の高さに育ってきている。種蒔きから70日ほどで開花するとのことなのでヒマワリとの競演が楽しみだ。

    

港側の石垣の上に植えた薔薇

   この季節は雑草の繁茂が悩みの種だ。30坪ほどの広さの芝生の雑草は、薬剤散布から2週間ほどすると枯れてきた。薬剤が効かず青いままの雑草もあったが、一緒に草刈り機で刈り取り、牧草用のフォークでまとめて裏庭の畝作り予定地に積み上げておいた。雑草を刈り取った後で肥料を撒いたところ芝生の青さが際立ってきた。

   コスモスの種を蒔いておいた港側の庭にも雑草がはびこっているが、こちらはコスモスの芽を傷つけないため草刈り機が使えず、手で抜くので重労働だ。この雑草も畝作り予定地に積み上げていった。

   雑草は、夏は機械を使っても、とても1人では処理しきれない。そこで、毎年、6~9月の期間はシルバー人材センターにお願いし15日ごとに草刈りをしてもらっている。なにしろ、夏の雑草は半月で20cm以上伸びるので、人手を借りなければ追いつけない。それでも30坪近い芝生の刈り込みは、月に2回、電動芝刈り機で自分でしなければならない。

   昨年の長崎の梅雨入りは、5月15日で、平年より20日早かった。今年は、平年より遅れそうで、6月10日前後になるのではと予想している。

 梅雨入り前の、庭仕事としては、枇杷とジャガイモの収穫がある。4本の枇杷の木にはオレンジ色に実った枇杷が例年にない量と大きさで、たわわに成っている。おそらく、摘果(間引き)がうまく行ったからだろう。1500粒前後は収穫できそうだ。
  以前は枇杷の実を風や鳥・虫の被害から守るため袋掛けをしていたが、昨年から止めた。袋を被せない方が色づきよく育つことに気がついたことと、鳥へ気前よくわけても充分な収獲が残るからだ。

 それに、枇杷の木は高いものでは4メートル以上に育っているので脚立を立てても手が届かない。これも鳥のエサとして無償提供している。

   すでに枇杷の収穫は始めているが、近いうちに友人たちを呼んで、一斉に収穫し、テラスでオリーヴの並木越しに長崎港と遠くに東シナ海を眺めながら収穫祭の祝宴を開く予定だ。

      

 大きく育った枇杷の実

 梅雨前に収穫しておきたいのは、ジャガイモだ。こちらも、一部は収獲のサインである茎の枯れが始まっていたので収穫したが、未だ花が咲いているものもあるので、本格的な収穫はあと1週間ほど待った方が良さそうだ。梅雨前の土が乾燥しているうちに収穫したいものだが。

 枝垂れ桃やジュンベリー、アーモンドの実の収穫もこれからだ。いずれも自分では使い切れず、友人たちに収穫を手伝ってもらい提供することになるだろう。

   例年だと梅雨入りとともに、ルッコラやベビーリーフ、サニーレタスなどの葉ものは虫による被害が激しくなり、収穫を諦めることになるのだが、今年は梅雨入りの後れで、毎朝、食べきれないほどの量を収穫し朝晩の食事に供している。
   虫に強いバジルやイタリアン・パセリ、ディルなどのハーブ類の成長も順調で、今年新たに設けた2メートル四方のハーブガーデン2カ所が葉ものとハーブで埋め尽くされている。
          

新たなハーブガーデンの葉ものやハーブ

   元からあるブロックで囲まれたハーブガーデンの方は、イタリアン・パセリやコリアンダーの種を取るために放ってあるが、そろそろ種取りができそうなので、こちらも梅雨入り前に整備して、新たに、人参や豆類、ズッキーニなどを育てる計画だ。

 ほかに収穫が始まっているものとしては、キュウリがある。毎年港側に2カ所、蔓植物用ネットを張った畝を設けており、収穫時期をずらすために時間をおいて種蒔きをしているのだが、なぜかいつも収穫時期が重なってしまう。今年も、毎日10本以上という怒濤の収穫が始まりそうで怖い。

 先月も書いたが、食糧危機のきざしもあるので、家庭菜園は、これからも拡張していく予定だ。港側の庭にはオリーヴやレモン、柚子などの果樹や薔薇などの花以外は植えていなかったが、新たに工事で客土した土を利用して、9メートルの長さの畝を設けた。
 まず北側1/3に二十日大根の種を蒔いた。時期をずらしてさらに1/3に時無し五寸人参の種蒔きをし、続いて残り1/3にレタス・サラダミックス、イタリアン・パセリ、バジルの残っていた種を蒔いた。二十日大根は既に芽を出し、6月中旬には収穫できそうだ。

   この畝のほかに、裏庭の更地に新たに5メートルの長さの畝を2本作る予定だ。完成すれば、取り敢えず余っている胡瓜やハーブの種を蒔くが、本来の目的は9月に植え付ける秋作のジャガイモのための準備だ。前述の港側の畝も収獲の後はジャガイモ用の畝にする予定だ。

 更地では、すでに5メートルの長さの畝2本でジャガイモを収穫中だが、ジャガイモは連作が出来ないので畝を変える必要がある。既存のジャガイモの畝の収穫後には、人参や豆類を植えるつもりだ。


 さて、年々威力を増す大雨と台風への備えだが、昨夏崩れた石垣とは別の部分で、石垣の上部2カ所でひび割れが広がっているのを、小学校の同級生たちが見つけてくれた。
   5月の中旬に、その同級生たちがホームセンターからセメントを買ってきて、砂利を詰めた上からセメントで塗り固めてくれた。
 降雨の後で、塗り固めた部分を観察すると雨水が流れていた。放っておいたらその雨水が石垣の裏にしみ込んでいたに違いない。
 
 先月、大雨の際に玄関から土間に雨水が流れ込むのを防ぐため、細長い枕状の土嚢袋を買ったと書いたが、より便利な防災グッズを100円ショップDAISOで見つけた。浸水対策の“水のう袋”だ。土嚢は土を入れたり、使用後に取り出す手間がかかるが、水のう袋であれば水を入れるだけなので簡単そうだ。効果のほどは使ってみなければわからないが、いざとなれば土嚢と水のうの使い分けもできるのでひと安心だ。

   防風林の役割を果たす、オリーヴや楠、蘇鉄、菩提樹なども大きく育っているので、わが家の弱点である“雨戸のない大きな窓”の防壁としても期待している。
 防風林効果を高めるために、今まで剪定していた裏庭の笹も伸ばすことにした。現在、2メートルを越す高さとなってきているので飛来物よけには充分だ。根も広がっているはずなので地盤の強化にもつながると思う。
 
                  

2メートルを越す高さの笹

 

   最後に、海外旅行について。旅行ニュース・サイトTravel Off Path https://www.traveloffpath.comのCountries Without Any Travel Restrictions Or Entry Requirements      https://www.traveloffpath.com/countries-without-any-travel-restrictions-or-entry-requirements/のページには5月29日現在で「ワクチン接種も不要、隔離など完全撤廃した国が57ヶ国になった」とある。Travel Off Pathは、旅行関係者向けの「世界の旅行・観光産業の最新情報をいち早く日本にご紹介することを使命とする」TRVLWIRE(トラベルワイヤー) https://trvlwire.jp/で紹介されたサイトだ。なお、TRVLWIREの編集人は現在、PCR検査で陽性が出たためオーストラリアで足止めとなっておられるようだ。無事のご帰国を祈りたい。

 Travel Off Pathによると、日本からオーストリアへ入国する場合も「ワクチン接種証明」等が不要となったようだ。オーストリア政府観光局のホームページhttps://www.austria.info/jp
の「オーストリアにおける安全対策」のページ   https://www.austria.info/jp/up-to-date-information-on-the-coronavirus-situation
には、「オーストリアでは2022年5月16日より入国時のコロナ規制は解除されました」    「日本からオーストリアへ入国する場合、ワクチン接種証明、回復証明、コロナ検査のいずれも不要です。オーストリア国内でも観光するのにこれらの証明書は必要ありませんが、状況の急な変化に備え、念のため陰性証明、接種証明、回復証明書のいずれかをお持ちいただくことをお勧めします。また、日本帰国時には依然としてPCR検査の陰性証明書が必要です」とある。

   ただし、「ウィーンでは引き続き公共交通機関などではFFP2医療用マスクは必要」とも書いてあった。このページには「駐日オーストリア大使館」、「在オーストリア日本国大使館」や各項目の詳細へのリンク(英文-リンク切れあり)もある。

 前にも書いたが、「ワクチン接種も不要」というのは個人的に大歓迎だが、不要の国から隣国に移動する場合や国内公共交通の利用、コロナ感染に強い警戒心を持つ観光施設などでは、ワクチン接種証明書等をいつ求められるかわからないし、感染状況によっては求められる書類等も急に変更されるだろう。

   この“解禁”を受けて、早速、2019年までほぼ毎年おこなっていた「秋のウィーン+α音楽鑑賞旅行」が可能かどうか、調べてみた。結論から言うと、この秋はまだ不安定要素が多いので諦めて、来年の春か秋にしようという判断だ。
 ウィーン・フィルのホームページhttps://www.wienerphilharmoniker.at/ja/を見ると2023年1月中旬にはAndris Nelsons指揮のGustav Mahler“Symphony No. 7”など魅力的な公演があるのだが、ウィーンの冬の寒さを経験した身としてはちょっと躊躇する。


 調べてみて、あらためてわかったのは、コロナ禍以前に比べ航空運賃の実勢価格が3倍ほどになっており、燃油サーチャージがヨーロッパ往復でANAで74,800円、JALで73,600円、オーストリア航空で75,800円もかかる現状だ。
   産油国でもあるカタール航空はこのサーチャージを取っていないようで、そのためか夏以降のヨーロッパ・パックツアーを検索してみると、同航空を利用したツアーが数多く見つかる。

  もちろん、値段ばかりではなく、欧州への航空路はシベリア上空迂回の遠回りを強いられており、所要時間が増加している。JALANA、欧州系航空会社の多くが行き帰りともに気流の追い風を期待できるようにルートの変更をおこなっている。往路はアラスカ上空などを飛行する「北回り」、復路は中央アジア上空を通る「南回り」の航路(中国、カザフスタン、トルコなどの上空経由)を採用し始めた。それでも所要時間は12時間~16時間程度となるようだ。
 個人的に興味のあるウィーン行きは、ANAは運休中だが、オーストリア航空は10月28日までの季節運航で、往復とも中央アジア経由のルート。往路の所要時間は14時間20分、復路は12時間20分が見込まれている。
   最新の飛行ルートに興味のある方はFlightAware https://ja.flightaware.com/などの飛行ルート追跡サイトで調べてみると良いだろう。


■今日のブックマーク&記事■

□「STLOCAL(ストローカル)」https://stlocal.net/app-stlocal/
   ゼンリンが運営する長崎市の観光をデジタル技術を使って楽しんでもらう仕掛け。

□Plan your summer travel, with help from Google
https://blog.google/products/travel/plan-your-summer-travel-with-help-from-google/ 
    Googleの旅行関連の機能アップデートを紹介するブログ記事。

□トラベルボイス5月20日記事
「世界の識者が語った観光の新潮流、出張旅行やサステナブル観光などの注目ポイント ー世界旅行ツーリズム協議会レポート」   https://www.travelvoice.jp/20220520-151153?tvm

テレビ朝日  5月23日記事   「新型コロナ規制解除で欧州各地の空港で混乱」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000255666.html

□トラベルボイス5月24日記事
  「鉄道と航空が対立する時代の終焉、欧州での排出ガス削減の取り組みを整理して、次の注目ポイントを考えた」   https://www.travelvoice.jp/20220524-151069?tvm

□Forbes JAPAN5月25日記事
 欧州で進む「列車革命」 長距離路線が続々と復活
      https://forbesjapan.com/articles/detail/47663
 

                  

テラスに置いた鉢植えのアマリリス

 

収獲の季節と異常気象への備え。

*[長崎日記]  収獲の季節と異常気象への備え。

 

 

新たに設けたハーブガーデンの賑わい

 4月上旬に3日がかりで、今年初めて草刈り機で雑草を一斉に刈った。刈った雑草は通常ならその場に捨て置いて緑肥にするのだが、今年は石垣修復工事で新たに出来た裏庭の更地に栄養を与えるためそこに運んで積み重ねている。

   一番手強い芝生の雑草で目立つものは、東京の友人が腰を曲げる作業を見かねて送ってくれたグリーンカートに座って移動しながら手で抜き、同じように更地の緑肥にした。残った芝生の雑草は草刈り機で刈って、刈り取ったものを牧草用フォークで集め、やはり緑肥とした。

   芝生は30坪ほどの広さだが、北半分は手入れを半ば諦め雑草と共存させているが、南半分は極力雑草を取り、雑草のみに効くという芝生用の除草剤を撒き、目土などを入れ、ローンスパイクという道具で芝の根を切り土中に空気の通り道を造ってやる作業をし、肥料を施して芝生としての外観を保つようにしている。しかし、そろそろ限界で、芝生の張り替えも考えなければならないようだ。
             

 4月26日は季節外れの強い風雨があり、背丈ほどの高さに育っていたポールマッカートニー種のバラが倒れた。
 こちらは、本日、植木屋さんに春の剪定作業に入ってもらっているついでに、立て直してもらったので、おそらく再生するだろう。
   また、大雨で更地の一部に水が溜まったりする箇所をいくつか見つけたので、クワで排水路を作った。雨水の溜まりそうなところは、小学校の同級生に手伝ってもらって、更地から出た石や土砂をつかって堤防や雨水を誘導する傾斜を作り始めている。梅雨が始まるまでには完成できるだろう。

    

風で倒れる前日のポールマッカートニー種のバラ

   同級生には、かねて解決策を相談していた公道に面している路肩部分の柵作りも手伝ってもらった。わが家は、鍋冠山展望台への散策ルート上にあるため休日などは結構人通りが多い。困るのは、小中学生のグループが路肩を歩いて敷いてある砂利を公道に落とすことだ。路肩から飛び降りたりもするので危険でもある。そこで、同級生の車でホームセンターに行き、アルミの柵を購入し、立ち入り禁止の札と一緒に2カ所に柵を設置してもらった。おかげで、今のところ“侵入者”を防いでくれているようだ。

   ホームセンターでは、台風に備え窓を守るためのプラスティック段ボールや筒型の土嚢袋も購入した。土嚢袋は、玄関のガラス扉の下を通って押し寄せる雨水の防御のためだ。 

   わが家はヨーロッパ風に内開きの扉で統一したのだが、玄関は内開きの関係で水を押し返す傾斜が設けられなかったため強い風雨の際は、モップや使い古したバスタオルなどで内側に堤防を作っていた。しかし、よく考えてみれば内開きなので外に土嚢を積んでも支障はない。そこで、細長い枕状の土嚢を用意することにした次第だ。
   年々激しくなる異常気象に対する備えとしては、テラスの支柱や桟の補強などいくつかやるべきことが残っているのだが、建築のプロでもある同級生たちが手伝ってくれるので大助かりだ。

     

テラスにかかるモッコウバラ


   さて、家庭菜園の方は、新たに更地に設けた2メートル四方のハーブガーデン2カ所のうち先月中旬に種蒔きをした1カ所で、バジルやコリアンダー、ディル、二十日大根、サニーレタス、レタス・サラダミックスなど葉ものを中心とした収穫が始まった。
   更地には、7つの大型プランターを並べているが、そこからもベビーリーフやバジル、二十日大根などが収穫できている。おかげで、毎朝、ボールいっぱいの採れ立ての自家製ガーデンサラダをいただくことができている。

   もうひとつのハーブガーデンにも先週、バジル、イタリアンパセリ、ベビーリーフ、サニーレタス、サラダルッコラ、レタスサラダミックス の種を播いたが、早くも一斉に芽を出してきている。
   葉ものが育つのは嬉しいのだが、これから暖かくなると虫の被害が激しくなる。そのため、虫が嫌うバジルを葉ものの間に育ててはいるのだが、梅雨に入ればナメクジなども出没するので真夏の収獲は絶望的だ。

   虫に負けずに、緑の葉を70センチほどの高さに茂らせているのがホースラディッシュだ。昨年の大工事で生き残った2つの畝のほか、港側の庭や更地でも“自生”している。

 家庭菜園では、2月下旬と3月初めの2回にわけて、5メートルの長さの畝2本に植え付けたジャガイモの生育も順調で花も開き始めている。育ってきたジャガイモが畝からはみ出さないようにする土寄せの作業が必要な時期だが、緑肥をたっぷり畝の周囲に積み重ねていたおかげで、土寄せも少しで済みそうだ。5月末の収穫が楽しみだ。

   港側の庭に、例年通り胡瓜の畝を2つ作り、ネットを張り直し、一方には「早生節成胡瓜」の種を播き、もう一方には「夏すずみ」の苗を5つ植え付けた。種の方は無事発芽したが、苗の方は風雨に痛めつけられ3つだけ生き残ったので、隙間にあらためて種を播いておいた。

       

ホースラディッシュ(手前)とジャガイモ畑

   家庭菜園は、これからも拡張していく予定で、移住10年目にして、最大の作物収穫量を得ることができるよう努力するつもりだ。
   まずは、同じ畝で連作できないジャガイモの秋作のために、新たに更地に5メートルの長さの畝を2本作る計画だ。
   港側の庭には、工事で客土した土を利用して、虫に強いハーブ類用に8メートルの長さの畝を設ける予定でいる。

              
   果物類も順調に実をつけ始めた。とくに、昨年、工事のため移植したシークァーサーが豊作になりそうだ。4本の枇杷も摘果(間引き)を済ませてから緑の粒が急に大きく育ち始めた。去年以上の豊作が期待できそうで、友人にわけるほか、ジャムなどに加工しなければとても食べきれないだろう。
 2本のレモンも順調。既存の4本に新たな3本が加わった甘夏ミカンも平年以上の収獲が期待できそうだ。12本のオリーヴも花芽が揃ってきた。昨年秋に植えた2本のブルーベリーにも白い花が咲き、一部実もつき始めた。鳥の被害がなければ9月頃には初収穫できそうだ。元気がないのは2本のユズの木で、裏作に当たるのか去年より実の付きが少ない。
 ほかにも、アーモンド、枝垂れ桃、ジュンベリー、イチジクも例年並みか、それ以上の収獲が出来そうだ。

       

シークァーサーの花


   花の方では、モクレン、小手毬、花水木、モッコウバラが4月中旬まで華やかに咲いていた。昨年末に植えたシャクヤクも昨日開花した。
   庭には、倒れたポールマッカートニー種以外にも4種類のバラがあるが、いずれも花を開き始めている。
   来月は、庭のあちこち35カ所ほどで立ち上がってきているタチアオイが一斉に赤紫色の花を開くだろう。
   自生するコスモスもあちこちで目立ってきてはいるが、昨年の工事の影響で例年よりは少ない。そこで、来月に入ったら、混合種の種を蒔く予定だ。
   種蒔きと言えば、ゴールデンウィークの時期には毎年2メートル以上に育つロシアヒマワリの種を蒔き、夏には200本ほどのヒマワリ並木を作っていた。今年は、工事で運び入れた石垣や土を調整してスペースを作る必要があるので、少し時期を遅らせてから蒔く予定だ。

       

小手毬

   今月の上旬は、草刈り作業を集中的におこなったり、大工事の後始末の土や石の移動をしたりと筋肉労働が重なった。そのため、昨年は出なかった腕肩の痛みが始まってしまった。そこで、4月の中旬には2泊3日で、わが家からも遠望できる、長崎港外の伊王島http://www.ioujima.jp/にある温泉付きリゾート・ホテル「アイランドナガサキhttps://www.islandnagasaki.jp/で骨休めをしてきた。九州在住者限定の「九州割・お日にち限定」という割安なプランと季節限定の「伊勢海老特選プラン」「ワイン飲み放題」というオプションにひかれたせいでもある。伊勢海老づくしの料理が7皿続くコースには大満足。伊勢海老は伊王島の漁港で水揚げされた近海ものだそうだ。

伊勢海老と近海もの刺身の盛り合わせ

         
   コロナ禍が始まってから2年半ほど、国外はおろか九州外にも出かけていない。県外に出かけたのは、20年の秋に生まれ故郷の唐津、同年12月に福岡に出かけたぐらいだ。

   さて、その福岡だが、今まではJR特急「かもめ」で最速1時間50分ほどの所要時間だったが西九州新幹線と呼ばれる九州新幹線長崎ルート(博多-長崎、約143km)が9月23日に長崎-武雄温泉間(約66km)が部分開業することになった。武雄温泉で同一ホームの対面乗り継ぎして在来線の特急「リレーかもめ」博多行きに乗り換えると、長崎~博多間は最速1時間20分ほどで結ばれることになるそうだ。ちなみに、新幹線部分の長崎-武雄温泉間(約66km)の所要時間は22分前後となる見込みだ。

   料金が気になっていたが、JRが4月27日に国に認可申請した長崎~博多間の自由席特急料金と普通運賃の合計は、5,520円で、現行の特急「かもめ」の計5,060円より460円高くなる。思っていたよりは安い気がする。
   なお、全線開業のメドはまったく立っておらず(工事計画すらできていない)、このままでは15年ほどはこの部分開業状態が続くと予想されている。

 参考記事:
JR九州   西九州新幹線のページ   https://www.jrkyushu.co.jp/train/nishikyushu/
□「旅行総合研究所タビリス」2022年2月24日記事
「西九州新幹線『リレー方式』はいつまで続くのか。9月23日に部分開業するけれど」
    https://tabiris.com/archives/nishikyusyu-kaigyo/
長崎県 西九州新幹線のページ
      https://shinkansen.pref.nagasaki.jp/


 最後に、ヨーロッパ旅行をめぐる現況についてふれておこう。

   欧州への航空路はシベリア上空迂回の遠回りを強いられているが、JALANA、欧州系航空会社の多くが行き帰りともにジェット気流の追い風を期待できるようにルートの変更をおこなった。往路はアラスカ上空などを飛行する「北回り」、復路は中央アジア上空を通る「南回り」の航路を採用し始めたのだ。おかげで片道1~2時間の短縮が見込める。それでも所要時間は13時間30分~16時間程度となるようだ。
 個人的に興味のあるウィーン行きは、ANAは運休中だが、オーストリア航空は5月から再開の予定で、往路の所要時間は14時間20分が見込まれている。

   ルートを変更しても、燃料費、運航の諸経費は増加しており、減便、円安の加速もあって航空運賃は上昇傾向にある。
   旅行者にとって一番頭が痛いのは燃油サーチャージの値上げだ。JALの場合、6~7月発券分のサーチャージ(片道)は、北米・欧州・中東・オセアニアが36,800円(現行は22,000円)となるようだ。仮に、往復150,000円(諸税込み)の格安航空券があったとしても、これに往復サーチャージ73,600円が加われば、合計223,600円となる。

   現状では、訪問国にもよるが、この上に、所定のPCR等検査の費用として1人当たり往復で4万円前後の費用が加わる。

   このゴールデンウィークからハワイ方面を中心にパッケージ旅行が催行され始めているが、ヨーロッパ方面へのパッケージ旅行は商品企画は発表されているものの実際に催行されているものは皆無に近いようだ。
 日本自体が訪日観光旅行を原則的に受け入れておらず、しかも一日当たりの入国者数を未だに1日1万人に制限している。19年の外国人入国者数は1日平均約85,000人だった。観光鎖国の現状が変わらない限り、日本人だけが一方的に海外観光旅行し放題というわけにはいかないだろう。

   個人的にさらに気がかりなのは、円安の行方だ。これから米国の利上げが継続的に開始されるようだが、日本は政府の債務残高が巨額であるが故に利上げを人為的に押さえ込もうとしている。この両国の金利差が開いていけば行くほどに、日本が実質的に財政ファイナンス中央銀行が通貨を発行して国債を直接引き受けること)していることを内外の金融関係者が問題視し始めるのではないだろうか。そうなれば、円安は1ドル130円程度では到底収まりそうもないし、スタグフレーション(不況下の物価高騰)も急速に進むのではないかと恐れている。
 1964年の海外旅行自由化当初、海外旅行は高嶺の花で、庶民には手の届かない商品だった。そういう時代がまた訪れるのだろうか。

 

 花水木


■今日のブックマーク&記事■


時事ドットコムニュース4月19日記事
日航燃油サーチャージ値上げ 原油高騰で過去最高値―6月から」
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041900895

日経新聞4月15日記事「ANAも欧州線で往路『北回り』航路 18日から」
   https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC15BKO0V10C22A4000000/

□トラベルボイス4月15日記事
「ホテル事業者が知っておくべき、世界の宿泊「非接触」化トレンド10選」
https://www.travelvoice.jp/20220415-150685?tvm

 

□“THE 2022/23 SEASON AT THE VIENNA STATE OPERA
https://www.wiener-staatsoper.at/en/staatsoper/media/detail/news/the-202223-season-at-the-vienna-state-opera/
While the first season of the current Staatsoper management focused on the scenic and musical renewal of the core repertoire and the current season on premieres of revolutionary works that marked milestones in music history, 2022/23 is dedicated to Gustav Mahler: Mahler's inauguration as director of the opera house will be celebrated for the 125th time in autumn 2022 - all new productions of the coming season have their very own connection to Mahler; some in a very direct way, others via interesting detours.


 

 

*[長崎日記] 桜が消えた春の庭、再生の道は遙か

*[長崎日記]  桜が消えた春の庭、再生の道は遙か


       

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港側の庭で咲き誇るミモザ

   例年なら3月のわが家の庭は、花で賑わい始めるのだが、昨夏の大雨による大修復工事で桜の木や花桃、ボケ、フタツバタゴ、ジュンベリーを伐採せざるを得なかったので、少々寂しいものとなっている。これらの花木以外にも、甘夏2本も伐採した。
   80センチほどの苗木を移植して9年目で4メートルほどの高さに育っていた桜にはとくに思い入れがあった。桜の木の下でよく花見の宴を張ったものだ。
   修復工事でできた更地に、枝垂れ桜の60センチほどの苗木を新たに植えたが、花見が出来るようになるには5~6年はかかりそうだ。
   2021年3月の桜  https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/03/31/121201

   今年も賑わいを見せているのは、ミモザや枝垂れ桃、アーモンド、モクレン、バラ(ポール・マッカートニー種)などの花々だ。まもなく、小手毬やレンギョウモッコウバラも満開となるだろう。

                         

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紅白の花を咲かせる枝垂れ桃

 例年5月に見事な赤い花を咲かせた裏庭のタチアオイも半分ほどは工事の犠牲になったが、35カ所ほどで元気に立ち上がり始めている。
   昨年、港側南のオリーヴの樹が並ぶ庭に移植したタチアオイは、元気に育っていたものの工事の客土で犠牲になった。しかし、生存本能のなせる技か、港側北の若いオリーヴの樹が立ち並ぶところまで種を飛ばしてくれていたようで、一カ所で見事に育ち上がってきた。おそらく、来年以降も付近に種を飛ばし、さらに多くのタチアオイが道行く人の目を楽しませてくれることになるだろう。

 庭には20種類ほどの草花が自生しているが、名前のわからない花も多かった。そこで、“スマホかざすだけで花の名前がわかる千葉工業大学人工知能・ソフトウェア技術研究センターが開発したアプリ”「ハナノナ」 https://flowers.stair.center/を使っていくつか解明してみた。
   今の時期、一番庭にはびこっているのは、キイロハナカタバミホトケノザカラスノエンドウだ。続いて、タンポポ、ヤナギタンポポシロバナタンポポムラサキカタバミハナニラキツネノボタンなどだ。南アフリカ原産のキイロハナカタバミは庭の10カ所ほどで鮮やかな黄色い花を咲かせている。工事で出た粘土質の土を昨秋にオリーヴの樹のある港側の庭に60センチの高さで積み上げたばかりのだが、キイロハナカタバミはその新たな更地で一番元気に咲き誇っているのも不思議だ。
   工事の影響を一番受けた裏庭の更地では、早くもホトケノザの赤紫の花が一面に広がっている。ホトケノザの名前は、花の下にある葉の形が仏様の台座(蓮華座)に似ていることに由来しているとのこと。
   なお、春の七草にもホトケノザがあるが、こちらは同じように台座のように見える「コオニタビラコ」というキク科の植物のことを指し、わが家のホトケノザの方はシソ科で食用にはならないようだ。

 季節も変われば庭の草花も変わるので、これからも2ヶ月に1回ぐらいは「ハナノナ」チェックをしていきたいと思っている。

             

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更地を埋め尽くすホトケノザ

   実は、港側の庭の南半分にある7メートルほどの高さの6本のオリーヴの樹のうち1本が枯れてきているのを3月14日に発見。すぐに植木屋さんに連絡したところ、翌日に見に来てもらい、「幹が生きているので虫にやられたのではなく、おそらく工事で出た土を60センチの高さで積み上げ、根に水分が行き渡らなくなったせいだろう」とのこと。その診断の次の日には職人さん3人がかりでオリーヴの樹の根元を掘り上げ、木は再生の見込みがあるとのことで、枯れた枝だけを落としてくれた。

 昨年の10月に、6本のオリーヴの樹は根元に透水管と呼ばれる管を4本ずつ立て、その内側にパーライトと呼ばれるガラス質の火山岩から作られる人工用土を充填し通気性を確保していた。その模様は、当ブログの昨年10月の記事「快晴が続き、石垣の改修工事も順調」https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/10/31/130212で紹介していた。しかし、予定より工事で出た残土が少なかったので透水管の70cmほどの部分が地表に飛び出していた。ご近所の人にも不思議がられるので、ついでに透水管の突出部分を切り取ってもらった。
   根元の掘り下げで大きな石の混ざった土が周囲に積み上げられたが、順次、一輪カートで裏庭に運び、改修工事でできた150平米ほどの更地に作っている新たな家庭菜園でフルに活用している。

             

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自生するキイロハナカタバミと掘り下げたオリーヴの根元

   さて、その新たな家庭菜園だが、ジャガイモの春作用に、5メートルの長さの畝を2本作り、1本には2月23日にデジマ種の種芋を22個ほど植え付け、3月5日にもう1本の畝にはメイ・クィーン種の種芋11個とデジマ種11個を植え付けた。
   一度猫に畝が掘り返されたが、それを除けば、順調に芽を出してきており、間もなく芽かき(間引き)の作業が必要になる。植え付けから収獲までは90日ほどかかるので、梅雨が来る前の5月末には収穫作業となる予定だ。 
   なお、猫にも植物に対する仁義があるようで、他の作物でも芽が出てから畝を荒らされることは滅多にない。仁義なき猫もたまにはいるが。

   更地にはほかに、2メートル四方のハーブガーデンを2カ所設けた。ツルハシで開墾し、石やガラス片、雑草などを除去し、ふるいにかけた更地の土や培養土、堆肥などを入れ、周囲を開墾して出てきた大きめの石で囲む。さらに、有機石灰、骨粉入り油粕などを土に混ぜておき、2週間ほど寝かせた後、種蒔きをするという段取りだ。

 一つ目のハーブガーデンには、3月12日に、昨年末に採種しておいたバジルやコリアンダーの種、市販の二十日大根やサニーレタス、レタス・サラダミックスなど葉ものの種を播いた。今日現在、播いた種すべてが発芽しており、2ヶ月ほどで食卓に上らせることが出来そうだ。

 一つ目のハーブガーデンを作るのには、一日1時間ほどの作業で1週間かかったが、二つ目のハーブガーデンは小学校時代の同級生が手伝ってくれたので半日の作業で完成した。こちらも2週間ほど寝かせた後、葉ものを中心に種蒔きをすることになる。勤労奉仕のお礼は収穫物の出来高払いだ。


           

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新たに設けた2つのハーブガーデンと背後に旧ハーブガーデン

   更地には、このほかに7つの大型プランターを並べて、ベビーリーフやバジルなどの種を蒔いた。今は、すでにそろって芽を出している。これらのプランターは大雨の被害の時にブルーシートの重しとして活躍したものだ。ベビーリーフをプランターに蒔いたのは、一番、猫の被害に遭いやすいから、踏みつけられるのを少しでも避けるためだ。

   更地や港側の庭の家庭菜園化をさらに進ませれば、食糧を自給するのも夢ではないだろう。庭には、甘夏や枇杷、レモン、シークァーサー、柚子、ブルーベリー、イチジク、などのビタミン補給源もたっぷりある。魚は釣り好きの友人知人との物々交換で入手可能だ。裏山ではイノシシや鹿も出没することだし・・・・。

 

   自給といっても、家庭菜園を作り維持するには、市販の園芸資材の助けが欠かせない。春・秋の少なくとも2回は、街外れのホームセンターNafco http://www.nafco.tv/stores/info/detail/193 まで出かけて、注文し、配送料550円で、接道していないわが家の100メートルほど手前の車が入れる場所から、手押しカートで何回かに分けて運び込んでもらっている。
   今回も3月28日に、培養土や堆肥、腐葉土、牛ふん堆肥、骨粉入り油粕、ガーデン用砂利、芝生目土、有機ぼかし肥料、猫・蛇よけタール、お酢の除草液など、30リットル袋換算で60袋ほどと、散水用ホースリール(30m)、鉄条網、厚手の防災シートなどの園芸資材と各種洗剤やトイレットペーパー、防虫スプレー、キッチンタオル、ステンレス伸縮竿、電池などかさばる日用品を届けてもらった。すべて合わせると500kgぐらいの総重量となっただろう。この配送サービスがなければ、わが家のホームガーデンは立ちゆかない。

   締めくくりに、現在の収穫物についてふれておこう。ブロックで囲まれた元々のハーブガーデンでは、ふつうは冬で収穫終了となるイタリアン・パセリやコリアンダーから次々に新しい若枝が出てきて、毎朝のサラダに役立っている。
 大工事で6つあった畝のうち、4つがつぶされてしまったホースラディッシュは、残りふたつの畝から新しい葉が伸びてきて、いつでも収穫可能だ。このほかに、更地に、枝根を埋めておいたところからも葉が出てきた。
 1月に収穫した甘夏377個はジャムにしたり友人にプレゼントしたが、新聞紙で個装して冷蔵庫の野菜室や床下の食糧庫に保存したものが100個ほど残っているので、5月頃まではもちそうだ。

                    

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アーモンドの花

 ところで、先月「あれだけ平時にはテレビ等を賑わわせていた日本の“戦場カメラマン”たちはいったいどこに行っているのだろうか」と書いたが、報道カメラマンの宮嶋茂樹氏がウクライナキエフに入っており、文春オンラインで「不肖・宮嶋、最後の戦場取材へ――。」https://bunshun.jp/list/author/6228204e776561a914000000という連載を開始されていた。民放の報道番組でも現地リポートをされているようだ。ご無事を祈りたい。


   さて、海外旅行についてだが、TRVLWIRE https://trvlwire.jp/3月28日記事に「ワクチン接種も不要、隔離など完全撤廃した国が22ヶ国に」とあった。「ワクチン接種も不要」というのは個人的に大歓迎だが、不要の国から隣国に移動する場合や国内公共交通の利用、コロナ感染に強い警戒心を持つ観光施設などでは、ワクチン接種証明書をいつ求められるかわからないし、感染状況によっては求められる書類等も急に変更されるだろう。
  最近、トルコへの個人観光旅行から帰ってきた知人の話では、帰国後「ようやく自宅待機の期間が終わり、本日から外出できることになりました。帰国後7日間隔離され、そのうち3日間はホテルに缶詰めでした」とのことだった。

 それに、ウクライナ情勢によりロシア上空通過欧州便の運航がストップし、北もしくは南回りの迂回を余儀なくされており、所要時間や燃料代が増加し、便数と目的都市も絞られている。もともと、燃料代が高騰し、燃油サーチャージも高くなっている。それに、円安も進行中だ。それらが航空運賃に反映されているので、コロナ以前のようにヨーロッパ往復10万円以下というわけにはいかないだろう。

 

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バラ(ポール・マッカートニー種)

                   

 

“更地”に植えた木々も芽吹き、ジャガイモの植え付けも。

*[長崎日記]“更地”に植えた木々も芽吹き、ジャガイモの植え付けも。  

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40センチほどの高さの垂れ梅

   2月は、長崎でも2~3年に一度ほど大雪に見舞われることがあり、昨年はわが家の庭にも21センチの積雪があった。今年は、17日の朝に初めてうっすらと雪化粧したものの午前9時頃にはその雪も消えてしまった。

         

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つかの間の雪景色

 しかし、2月は厳しい冷え込みの日が続き、そのせいか、例年は黄色く色づき始めるミモザや庭の10カ所ほどで自生する水仙も遅れ気味で、アーモンドや垂れ桃、ボケの芽吹きも遅れている。元気なのは、年末に40センチほどの高さの苗木を植えたばかりの垂れ梅と白梅だ。

              

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色づき始めたミモザ

 通常この時期は雑草刈りの必要もなく庭仕事は少ないのだが、昨年8月の大雨で壊れた擁壁の改修にともなって誕生した150平米ほどの新たな“更地”に12本ほどの果樹や桜、梅などを植えたので、その世話が結構大変だ。粘土質の更地なのでうまく根付くか心配していたが、甘夏蜜柑、ブルーベリー、ジュンベリー、トゲなし檸檬などからは新芽のきざしが見え始め、私の背の高さほどの南高梅にいたっては小さな花がほころび始めたのでひと安心だ。

             

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南高梅の花のほころび

 一番の大仕事は更地に新たなジャガイモ畑やハーブガーデンを作る作業だ。更地の大きな石やガラス片、瓦礫などが混じった粘土質の固い土をツルハシでほぐし、大きな石などを取った上で、園芸用の金網フィルターでふるいにかけて細かな土粒にして、畝作りの基礎に積み重ねていき、畝の両脇をふるいに残った小石で補強していくという気の遠くなるような作業だ。この作業で広さ150平米、高さ60センチほどの更地は、西側の部分から徐々に削り取って、元の庭の地面が露出してきているので、最終的に更地は100平米ほどに縮小される予定だ。

 畝の周囲には、緑肥にするために、刈り取った庭の雑草やコリアンダー、イタリアン・パセリ、ホースラディッシュなどの収穫済みの枝や葉を積み重ねている。なお、コリアンダーやイタリアン・パセリは、今でも後から出てきた若葉の収獲ができており、朝のサラダに重宝している。

   取り除いた大きな石や瓦の破片、レンガなどは 一輪手押しカートでせっせと建物の北側のフェンス際に積み上げている。2月の記事で書いたように、積み上げた石などと残土で緩やかなスロープを作り、そこに芝桜を植えるという友人の提案を実現するための準備作業だ。

 更地の西側には、とりあえず、ジャガイモの春作用に、5メートルの長さの畝を2本作ってみた。1本には、一週間ほど前に長崎固有のデジマ種の種芋を20個ほど植え付け、種芋の間に堆肥と肥料を埋め込んだ。もう1本の畝には近日中にメイ・クィーン種の種芋を植え付ける予定だ。

             

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春作用 種芋の植え付け作業

   去年の5月の記事https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/05/31/141904にも書いたが、私自身はジャガイモアレルギーなので、収穫物はもっぱら友人たちへのプレゼントとなっている。食べられないジャガイモを毎年栽培し続けている理由は、1970年代に、ポーランドの友人を訪ねたとき、元将軍の父上に「日本は今は繁栄を謳歌しているかも知れないが、危機は突然やってくるものだ。いざというときの食糧難に備えてジャガイモの育て方だけは覚えておくと良い。ポーランドが第二次大戦を始め度重なる戦乱にもかかわらず餓死者が少なかったのは、ジャガイモを貯えていたからだ」と諭されたからだ。
   ポーランドの隣国ウクライナで、21世紀の出来事とはとはとても信じられない侵略戦争が起こっているのを目にし、その言葉の重みをかみしめながら、心新たにジャガイモ作りに励んでいる次第だ。
 ここ数日、ウクライナ現地から送られてくる生々しい映像の中には、家族用地下シェルターに大量のジャガイモや瓶詰めの自家製ピクルス類が保存されている姿もあった。
   生々しい映像と言えば、あれだけ平時にはテレビ等を賑わわせていた日本の“戦場カメラマン”たちはいったいどこに行っているのだろうか。


   これからの大仕事は、更地に2メートル四方のハーブガーデンを新たに作る仕事だ。こちらは、ジャガイモほど高い畝にする必要はないが、更地を耕して瓦礫類を取り除き、そこにふるいにかけた土粒をまき、さらに堆肥や培養土を重ねて高さ20センチほどのハーブガーデンの基盤を作る。3月末頃に、昨年末に採種しておいたバジルやコリアンダーの種、市販のサニーレタスなどの葉ものの種を播く予定だ。
              

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自生する水仙

  2月の下旬になると徐々に春めいてきたが、それにともない擁壁の大改修工事でなりを潜めていた猫が出没するようになってきた。猫の落とし物も迷惑だが、それ以上に花壇や畝を掘り返すのが許しがたかった。
 そこで、家を巡る擁壁上の要所に6カ所ほど設けていた鉄条網の障害物を補強することにした。というのも猫を追いかけてみると鉄条網の中を器用にすり抜けて逃げて行っていたからだ。補強を完成するとさすがに猫の侵略は減ってきた。
 その日の夜のニュースで知って申し訳なく思ったのは、よりによって補強作業をしたのが2月22日の、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」つまり「猫の日」だったことだ。


 さて、ウクライナの戦いは2月28日現在も続いているが、ここ数百年の中欧の民族の移動や国境の変遷を、あらためてヨーロッパで入手した何冊かの歴史地図やインターネット上の歴史地図等で振り返ってみている。
   インターネットで調べるうちに、第一次世界大戦後の1919年2月から1921年3月にかけてウクライナベラルーシ西部、ポーランド東部を中心に行われたポーランドとソヴィエト・ボリシェヴィキ政府のあいだの「ポーランドソビエト戦争」など、知らなかったウクライナ周辺の歴史を知ることが出来た。

   インターネット上の歴史地図等は、今までに当ブログで10回ほど取り上げたテキサス大学のPerry-Castañeda Library Map Collection https://maps.lib.utexas.edu/maps/が便利だ。ウクライナ関係の地図はUkraine Maps https://maps.lib.utexas.edu/maps/ukraine.htmlで閲覧できる。

 また、当ブログの“海外旅行にも役立つ?「作戦航法図」と「戦術的航法図」”https://europedia.hatenablog.com/entry/20160619/p1で紹介した、冷戦時代にアメリカが作っていた  100万分の1の作戦航法図(ONC-Operational Navigation Chart)と50万分の1の戦術的航法図(TPC-Tactical Pilotage Chart)もこのMap Collectionで見ることができる。戦術的航法図のウクライナとその周辺国をカバーするTPC E-3C  https://maps.lib.utexas.edu/maps/tpc/txu-pclmaps-oclc-22834566_e-3c.jpgを見て現在の戦況と重ね合わせるとあまりのリアルさにぞっとした。
 この地図には、等高線が書き込まれ陰影法と段彩法という地図技法を駆使して、爆撃機コクピットから肉眼で見た景色に近いリアルな立体感が地図上で再現されていると言われる。冷戦当時の高層建築や工場の煙突、橋、高圧電線などの塔、滑走路などの地上の目標も書き込まれている。なにしろ、スパイ衛星を駆使して冷戦時代に作った代物だからリアルだ。

  ついでに、ちょっと古いが、当欄で地図関係を紹介した2つの記事も揚げておこう。
□“海外旅行出発間際に要チェックのサイト”https://europedia.hatenablog.com/entry/20100125/p1
□“世界歴史地図を持って時間軸をさかのぼる旅を旅しよう”
  https://europedia.hatenablog.com/entry/20041221/p1

             

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手元にある“紙”の戦術的航法図 ウクライナ西部リヴィウ周辺


   昨年10月の当ブログで、「欧米の旅行者物価があまり上がってないようだ」と書き、「欧米主要国の給料収入がここ数年で日本に比べ上昇しているようだが、日本人の収入は横ばい」と書いた。
 そう書いておきながら、日本円の対ドルレートが115円前後で安定的に推移していても、実感として日本円の価値がもっと減っているのではないかという思いが続いていた。
   と思っていた矢先に、ウェブ版日経新聞2月20日に「円の実力、なぜ50年ぶり低水準に 再浮上はあるか」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB186BQ0Y2A210C2000000/?unlock=1 という円の価値に対する疑問に応えてくれる記事を見つけた。
 “通貨の実力は「実質実効為替レート」と呼ぶ指標で測る。この指標の低下は海外のモノやサービスを購入する際の通貨円の力が弱まったことを映す。なぜ実力が低下したのか。今後の展望を含め、3つのポイントから読み解く”という書き出しの、ちょっと長めの記事だが、図表を交えてわかりやすく書かれている。有料購読のロックは解除されている。


■今日のブックマーク&記事■


□ TRVLWIRE 2月15日記事   総合旅程管理アプリ「App in the Air」、世界600万人超利用
       https://trvlwire.jp/?p=24394&utm_source=mailnews&utm_medium=article&utm_campaign=20220215
 以下はTRVLWIREの記事より引用「アプリは搭乗便の旅程を集約して搭乗便を追跡したり航空会社のマイルをワンストップで管理したりできるのが特徴で、AR技術を使って手荷物が超過料金のルールに引っかからないように判定する機能や、コロナ禍で求められる検査結果やワクチン接種証明のアップロード機能なども導入。
 また、ユーザー同士が競い合ったり環境負荷を軽減したりできるゲーミフィケーション要素や各地でのオフ会開催などでもユーザーを楽しませている。日本語で利用方法などを紹介しているサイトも存在する」

元記事はGLOBETRENDERの“APP IN THE AIR IS A PERSONAL ASSISTANT FOR FREQUENT FLYERS”
    https://globetrender.com/2022/02/09/app-in-the-air-personal-assistant-frequent-flyers/

  “日本語で利用方法などを紹介しているサイト”は海外旅行.info https://kaigairyokou.info/の中の
  “【使い方】旅行記録&フライト情報管理アプリ「App in the Air」”https://kaigairyokou.info/app-in-the-air/
 
 なお、海外旅行.infoの「旅行ノウハウ」の項には“ahamoの海外ローミングが旅行で最強!”   https://kaigairyokou.info/ahamo-roaming/など海外でのモバイルやPCでの旅行計画作成に役立つサイトが数多く紹介されている。


□トラベルボイス2月17日記事“次に注目する旅行者層は「デジタルノマド」? 欧州の観光局が着目する最新トレンドを分析した”   https://www.travelvoice.jp/20220217-150637?tvm


□Aviation Wire  2月22日記事“伊ITAエアウェイズ、羽田4月就航へ 1日1往復”
https://www.aviationwire.jp/archives/245411


□CNN TRAVEL 15th February 記事“Europe's new train routes for 2022”
   https://edition.cnn.com/travel/article/europe-new-train-routes-2022/index.html


□トラベルボイス2月21日記事
“旅行ガイドブックの世界大手「ロンリープラネット」、旅行プランニングのスタートアップ企業「Elsewhere」を買収”   https://www.travelvoice.jp/20220221-150697?tvm


□Yahoo Japan 2月17日記事“ウクライナの危機は中東の食料危機?”
  https://news.yahoo.co.jp/byline/takaokayutaka/20220217-00282543


□ウェブ版日経新聞2月27日記事“欧州航空会社、南回りでアジアへ ロシア上空避け”
  https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR275D30X20C22A2000000/


□Spotmydive 記事“10 best reasons to go snorkeling”https://www.spotmydive.com/en/learn-to-dive/10-best-reasons-to-go-snorkeling


 

庭の“更地”で畑作り、新たに芝桜の花壇も

*[長崎日記]庭の“更地”で畑作り、新たに芝桜の花壇も

 

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ほころび始めた白梅

 長崎市佐世保市にも1月21日から2月13日まで新型コロナ「まん延防止等重点措置」が適用され、1月26日からは対象が長崎県内全域に広げられた。一日の感染者数も連日過去最多が更新され、1月29日は668人の新規感染が発表された。長崎県の人口はおよそ130万人なので決して少ない数ではない。

 私も、ステイ・ホームガーデンで、買い物などの外出はなるべく週に1回程度としている。有り難いことに、友人たちから新鮮な卵や刺身、手作りの副菜などの差し入れも有り、食材に困ることはない。差し入れのお返しは、もっぱら予想外の収穫量になった甘夏蜜柑だ。

       

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同級生の魚屋さんから頒けてもらった近海物の伊勢エビ

 甘夏は、豊作年には800個ほどの収獲があったが、昨年は不作年で262個の収獲だった。今年は、6本あった甘夏のうち、2本が擁壁工事のため伐採されたので、さらなる減少を覚悟していたが、今日最終収獲を終えたところ、累計377個の収獲となり、甘夏自体も例年より大粒で表面もきれいに育った。
 大工事で仲間の木が伐採されたり、工事作業の悪影響があったので、生存本能が働き、例年以上の力を発揮してくれたのだろう。実に健気なことだ。毎年、最終収獲は2月中旬におこなっていたが、今年は、頑張ってくれた甘夏の樹の負担を減らすため早めに収獲した。わが家の甘夏は酸味の強い昔のタイプなので、3週間ほど寝かせてからが食べ頃となる。

 

          

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収獲された甘夏蜜柑

   8月の大雨で壊れた擁壁の改修にともなって誕生した150平米ほどの新たな“更地”に年末に植えた2本の甘夏や檸檬、ブルーベリー、アンズ、ジュンベリーなど10本ほどの木々と、先週、新たに植えた南高梅は、庭の風景に大いに潤いを与えている。更地にはホームセンターから買ってきた、しだれ桜や白梅なども植えており、白梅は早くも蕾がほころんできている。

   先日、更地を上から見た眺めを見たいと思って久しぶりに、裏山の標高169mの鍋冠山公園展望台https://www.city.nagasaki.lg.jp/sumai/630000/632000/p010334.htmlへ登ってみた。

  わが家はその山の中腹、標高86mほどに位置するので15分ちょっとで展望台に着くことができた。10本ほどの木々以外はまだ更地のママなので上から見ると小さな公園といった趣だ。

               

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鍋冠山公園展望台から裏庭を望む  

 心配なのは、更地の土が、擁壁工事で掘り起こした粘土質の残土であることだ。残土にはミミズやバクテリア、菌糸類、腐葉土など土を活性化する有益な生きもの等や雨水を保つ地下水脈などがほとんどなく、庭の他の部分のように自生する植物などからの緑肥にも恵まれない。しかも、極力掘り返して除去したとは言え、表面から深くには大きな石などが残っているはずだ。木々が育つにつれて根が土中に深く入っていけるかどうかが心配だ。


   更地の残りの部分は大半を畑にする予定で、今は、2月からのジャガイモやホースラディッシュ(西洋わさび)などの植え付け用地を耕している。大きな石や瓦礫を取り除き、腐葉土や牛ふん肥料、堆肥、緑肥、油粕などをすきこみ、培養土などで畝を盛り上げる作業を始めている。
   わが家の庭の土に石や瓦礫、ガラス片があるのは、かつてこの土地に立っていた6棟ほどの官舎を取り壊したときに、瓦礫などが多く残されたまま整地されたからだ。

   この石や瓦礫は、更地のほか、余った残土を60cmほどの高さに堆積したオリーヴの樹が並ぶ港側の庭の土にも多量に埋もれている。

 ここや更地から出てくる石などは毎日のように一輪カートで建物の北側の屏際に積み上げている。石やガラス片は、取り去ったかと思っても、大雨が降ると土の中から新たに浮かび上がってくるから始末が悪い。昔、ここが空き地だった頃に一緒に遊んだ小学校の友人たちは、この永遠に続きそうな繰り返し仕事をギリシア神話に名を借りて“シジフォス”作業と名付け、時折手伝ってくれている。無邪気に遊んでいた空き地で60年後に苦役に駆り出されようとは、当時、夢にも思わなかったことだろう。

   友人のひとりのアイデアで、積み上げた石などと残土で緩やかなスロープを作り全長18m幅2m弱ほどの花壇を作り、そこに芝桜を植えようという提案があった。今後予想される大雨の際に、雨水を拡散させる効果と殺風景な石や瓦礫の堆積を美化する一石二鳥の案で、即採用となった。もちろん、言い出しっぺがプロジェクトの責任者だ。

      

 海外旅行に関しては、オミクロン株の感染拡大が治まらない中、ヨーロッパの国々では観光客受け入れ再開の動きが始まっているようだ。

   最新の状況を知るには、当ブログでも何回か紹介した旅行業界人向けの“日本と世界を近くするメディア”「TRVLWIRE(トラベルワイヤー)」https://trvlwire.jp/が役に立つだろう。最新旅行メディア情報をクリッピングする無料のメールサービス「Curated News for Tourism Professionals」の配信登録もホームページのトップバーの「メルマガ登録」からできる。「旅行・観光産業に携わる方々のみを対象ユーザーとして想定しており、略語や業界用語なども注釈なく使用します。該当しない方々のご登録をお断りするものではありませんが、予めご了承ください」とのことだ。

 

   日本の旅行会社の中にも、果敢に4月以降の海外旅行募集パンフレットを作成し始めたところがある。先陣を切ったのは「グローバル ユース ビューロー」https://www.gyb.co.jp/index.htmlのようだ。同社のホームページの「ヨーロッパの旅 一覧」から各コースのタイトルをクリックするとコースの概要ページが開き、さらに「デジタルパンフレットはこちら」をクリックすると詳細なパンフレットが閲覧できる。
   自分の興味のあるコースを開いて、旅程表を目で追っていくと、再び旅に出られる日が近づいてきていることが実感でき、胸が躍る。

 もっとも、催行の条件として、感染症危険情報が「レベル1:充分注意して下さい」以下に下がり、日本帰国時の制限・隔離が解除されていることなどの前提条件があるようだ。参加者にもワクチンパスポートや陰性証明などが求められる。また、催行の可否判断も「出発1ヶ月前」までと、数々のハードルが横たわっているようだが、この困難な時期に口火を切った勇気には拍手を送りたい。


   胸が躍るかどうか保証の限りではないが、当ブログでは過去のヨーロッパ個人旅行のレポート20本ほどを「2008年以降の海外旅行履歴」https://europedia.hatenablog.com/entry/20121209/p1から開くことができる。旅行のほとんどは3週間から1ヶ月超と比較的長期のものが多い。リンクを張っているのは各旅行レポートの「第一回目」だが、記事右側の「月別アーカイブ」から記事の日付を追って続編を開くことが出来る。また、記事中にも旅行に関連するサイトのリンクが張ってあるので、同じようなテーマの個人旅行を計画中の方には役立つかも知れない。

   20本のレポートの中には、「1974年の欧州鉄道旅行を再現する旅29日間」、「ルーマニアブルガリアオーストリア33日間の旅」、「スイス一周の旅+フィレンツェ33日間」、「ローマ、フィレンツェシチリア周遊26日間」、「ポルトガル、アンダルシア、パリ24日間の旅」、「3週間の“中欧音楽鑑賞旅行”」などがある。番外で「10年以内に周り終えたい“行きそびれた8つの旅”」などという未完の旅行計画も紹介している。

   もっとも、2008年の「ホロコースト慰霊の旅26日間」、「マーラーの足跡をたどる旅25日間」などレポートが未完のものもある。これは、パソコンのハードディスクが壊れて写真や旅程表を失ったからでもある。
 幸い、「マーラー」の方は、写真のバックアップが残っており、詳細な旅行記録もシステム手帳の“旅日記リフィル”https://europedia.hatenablog.com/entry/20050210/p1に残っている。

 「予告編」https://europedia.hatenablog.com/entries/2008/08/05を見ただけで、続編を催促される奇特な方もいたので、マーラーの命日5月18日(1911年)ぐらいまでには完成したいと思っている。
 ちなみに「マーラーの旅」の開始初日はマーラーの誕生日7月7日(1860年)で、マーラーをモデルにしたとされる映画「ヴェニスに死す」の舞台ヴェネチアからスタートした。

         

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マーラーの夏の宿の銘板(ザルツブルク近郊アッターゼー湖畔)                         https://www.hotel-attersee.at/index.php?id=23&L=1


  「ユーロペディア」は、意外な方が見てくれているようで、今でもページ・ビユーがコンスタントに月間100を超えているそうだ。もっとも巡回ロボットの閲覧も少なくないはずだ。

   そう言えば、20年以上前に、旧「ユーロペディア」の「1976年9月〜1979年10月ウィーン音楽会鑑賞記録」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040201を見て、「私も貴方と同じように1976の11月1日にウィーンの楽友協会でムラヴィンスキー指揮、レニングラードフィルのチャイコフスキー交響曲第6番を聴いていました」と言って、共通の知人を介し、美味しいフランスワインをぶら下げて東京のわが家に訪ねてこられた方もいた。
   なお、ウィーンに住んでいた時期の鑑賞記録には、音楽会とは別にオペラ・オペレッタの「1976年9月〜1979年10月ウィーン オペラ・オペレッタ鑑賞記録」https://europedia.hatenablog.com/entry/20180129/p1も追加してある。

   さて、旧「ユーロペディア」については当欄の2019年1月12日の記事https://europedia.hatenablog.com/entry/2019/01/12/114915で「タイムマシンのように過去のホームページを甦らせるサイト」“Wayback Machinehttps://archive.org/web/を使えば閲覧可能と書いたが、より簡単な閲覧方法があった。

  「閉鎖された日本ジオシティーズのウェブサイトを、消滅前にできるだけアーカイブ(保存)しようと取り組んだ個人プロジェクト」GeoLog Project https://geolog.mydns.jp/を利用させてもらう方法だ。
 旧「ユーロペディア」は次のURLで閲覧できる。
  https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5894/

   トップページ左下の“「ユーロペディア」バックナンバー”をクリックすると、インターネットの海外旅行活用黎明期とも言える2000年頃からの、「インターネット・トラベルNEWS」、「ヨーロッパ旅行相談」、メールマガジンCosmic Dance「海外個人旅行・特別講座」バックナンバー などが閲覧できる。
   このページの「大号外-海外旅行 達人旅行術」はリンク切れになっていたが、「大号外」の38号分のバックナンバーは次のURLで今も読むことができる。http://203.138.214.111/travel/index.htm          

   


■今月のブックマーク&記事■

 

□トラベルボイス01月03日記事
「世界の観光リーダーが今年の注目トレンドを予測、旅行体験では「ハイパーローカル」、出張の滞在は長期化か?」https://www.travelvoice.jp/20220102-150285

 

□トラベルボイス01月20日記事

「国連世界観光機関、2019年水準への海外旅行の回復は2024年以降に、64%の専門家が予測、前回調査の45%から増加    https://www.travelvoice.jp/20220120-150501

 

□TRVLWIRE 1月31日記事 

「ウィーン空港にカプセルホテル的休憩スペース登場、1時間から利用可能」(1時間€9)   https://trvlwire.jp/?p=23950

 

 

*[長崎日記]更地に果樹や花などを植え、新たな庭作り

*[長崎日記]更地に果樹や花などを植え、新たな庭作り


 

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シクラメン、ベゴニア、プリムラビオラなどの花苗

         

   8月の大雨で壊れた擁壁の改修は11月末におおむね終わっていたが、残っていたコンクリート擁壁の上などに18メートルほどの長さのフェンスを立てる作業が12月中旬に完了した。

   12月28日には、植木屋さんに頼んで、工事の結果誕生した150平米ほどの“更地”に、甘夏みかん3本、アンズ1本、ジューンベリー1本、ブルーベリー2本、檸檬1本を植えてもらった。来年に入ってから南高梅1本を追加で植える予定だ。

   これから、ホームセンターで買ってきた、しだれ桜、しだれ梅、シャクヤク、白梅、薔薇などを自力で植え、シクラメン、ベゴニア、プリムラ、葉ボタン、菊、ビオラキンギョソウなど25鉢ほどの花苗を、“更地”や既存の花壇に植えるつもりだ。

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新たに“更地”に植えた8本の苗木

 年の暮れの庭仕事としては、港側の庭のオリーヴまわりのコスモスなどの枯れ枝や雑草を草刈り機で処理し、緑肥となりそうなものは、そのまま庭に残し、枯れ枝などは燃えるゴミとして捨てた。

   甘夏は、豊作年には800個ほどの収獲があったが、今年は、工事のため2本の木を犠牲にしたせいもあって300個前後となりそうだ。12月23日に12個ほどを試しに収獲。続いて28日に36個を収獲しておいた。通常なら酸味を弱めるために1ヶ月ほどは寝かせて食べるのだが、もともと酸っぱい甘夏が好きな私は1週間ほどで食べ始めることになりそうだ。

   ほかに収獲できているものは、イタリアン・パセリ、コリアンダー、サラダミックス、紅白はつか大根、ホースラディッシュ、レモン、ゆずなどだ。


 わが家の食習慣は、朝は遅い時刻に、庭で穫れたハーブやサラダミックス、二十日大根などに買ってきたレタスやスプラウトモッツァレッラチーズなどを足した大盛りの“ガーデン・サラダ”と家で焼いたグルテンフリーの米パンのトーストにバターや自家製の枇杷や甘夏のジャム、長崎でも買えるオーストリア産の蜂蜜などをつけて食べる。コーヒーは数種の豆をブレンドして毎朝挽いて淹れている。

   昼食はとらないことにしているが、代わりに季節の果物3種ほどにヨーグルトを200gほどかけ、上記の蜂蜜かリモンチェッロ酒を加えたヴォリュームのあるおやつをとっている。これからの季節の果物は長崎特産のイチゴと庭の甘夏やイチジクなどとなる。

   夜は、生まれ故郷の唐津コシヒカリの御飯やグルテンフリーのパスタ・中華麺、米の麺フォーなどに手を加えた主食。副菜として、庭の胡瓜や水菜、市販の小松菜などをつかった和え物や朝とはドレッシングを変えた“ガーデン・サラダ”。主菜には地魚の刺身やグリル、卵料理を中心に、長崎特産の薩摩揚げ類(長崎では薩摩揚げも天ぷらと呼ぶ)、湯葉豆腐などをとる。肉料理は原則として食さない主義だが、ひき肉料理は大好物。バルカン半島のヴァラエティ豊かなひき肉料理の数々も、集めたレシピを参考にときどき作っている。ソーセージも好物で、長崎の“雪の浦手造りハム”http://yukinouraham.com/のソーセージをよく利用している。

   もちろん、夜は白を中心としたワインが欠かせない。最近は、手に入りやすくなったオーストリアハンガリーチェコスロヴェニアなど中欧の白ワインが中心となっている。
 極力、酒量をオーストリア流の1/4㍑ワインジョッキー2杯分にとどめようとしているが、ボトルに250ccを残すのが不憫で空けてしまいがちだ。

 

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ブダペストのレストランAlföldi のロールキャベツ

      

   さて、海外旅行に関してだが、来秋こそは「ヨーロッパ音楽鑑賞の旅」へと思っていたが、オミクロンの登場でまたまた遠のきそうだ。
 12月27日の日経新聞に「ウィルス共存へ最低3年」という米国疾病対策センター前所長の意見が掲載された。「新型コロナと共存する手段をすべて手に入れるには3~5年かかるだろう」「新型コロナは大パンデミックではない。いまできる最も重要なことは大パンデミックへの準備だ」とのことだった。
   地球環境の変化、とりわけ生態系の変化がここまでくると、速度超過気味だったグローバリゼーションと相まって気を緩めることのできない旅行環境が続きそうだ。

 

 以前にも紹介したが、「音楽鑑賞旅行」ができなくなった代わりというわけではないが、最近は、インターネットでヨーロッパのデジタル・コンサートや音楽専門FM局の放送を聴くことが多くなった。デジタル・コンサートは、クラシック音楽情報誌 「ぶらあぼhttps://ebravo.jp/の「クラシック音楽無料ライブ&アーカイブ配信スケジュール」https://ebravo.jp/streaming/live-free が詳しい。同誌の「海外音楽祭」https://ebravo.jp/overseafestivalからも調べることが出来る。

 

   各国の政府観光局やローカル観光局、民間の旅行プロモーション・サイトや劇場、音楽団体、娯楽施設、ホテル、レストラン、ショップなどのホームページからもコロナ後を見据えた情報や動画の発信が始まっているようだ。
   こういうときに便利なのが、過去の旅でブックマークしておいたホームページの数々だ。私は、旅ごとに「2013年秋中欧旅行」といったフォルダを設けてその中にブックマークを貯め込んでいる。過去の旅ばかりでなく今後予定する旅も「2023年トルコ・ギリシャの旅」といったフォルダを作って、計画の段階からウェブ上の旅を楽しみつつ旅行計画を練っている。

   これも当欄で何度か取り上げたことだが、増え続けるブックマークを整理するためのとっておきの方法がある。それは、ブラウザーのリンクバーに漢字一文字のフォルダ名(最上位階層)を並べていくことだ。私の場合、ブックマークの数が3万ほどあり、「マイWEBガイドブック」や「生活百科事典」、「料理事典」などとしているので、これなくしては収拾がつかない。

 この「自分流にひと工夫」は、案外知られていないようで、20年ほど前にパソコン雑誌の編集者がわが家に取材に来たときも面白いので紹介したいからと、画面をスクリーンショットして帰っていったことがある。
 20年も経ったので当然、周知のことと思っていたが、周囲の友人に聞いてみると誰もご存じなかったので、あらためて簡単に紹介しておきたい。スマートフォンが存在しなかった20年前とは違い、現在は、リンクバーはパソコンとスマホタブレットで自動的に同期できるのでなおさら便利だ。     

 “一文字フォルダ”は、インターネットの開発者である欧米人にはやりたくてもできない、象形文字民族の特権だ。大げさに言うとビル・ゲイツ君に一矢報いたような爽快感がある。

   まず、リンクバーに並べたい最上位階層のフォルダを決め、それを漢字一文字で表す(以下のカギ括弧の中)。ブラウザにもよるが「フォルダの追加」などの機能でリンクバーに並べることが可能だ。
 私の場合、海外旅行「旅」、国内旅行「国」、友人関係「友」、家事関連「家」、事典・辞書「典」、読書関連「読」、ショッピング「買」、ウィーン「維」、フィレンツェ「花」、放送関連「放」、音楽「音」、ワイン「葡」、料理・レシピ「食」、デジタル「電」、リンク集「環」、学術「学」、芸能・古典「芸」、趣味関連「趣」、医療関連「医」、サイクリング「車」、長崎関連「長」といった具合にリンクバーに31の一文字フォルダを並べている。

 そして、「旅」の場合、「旅行履歴」「新規旅行計画」「航空会社」「旅行会社」「ウェブガイド」「観光局」「ホテル」「グルメ&ワイン」「旅行業界」「鉄道旅行」「クルーズ」「旅行用品」「旅の技術」「危機管理」「モバイル」「マイレージ」「両替」など40ほどの下位フォルダを設けている。下位フォルダ以下は一文字に略する必要はない。そのさらに下のフォルダには、たとえば、「旅行履歴」では「添乗履歴」や「2013年秋中欧旅行」「旅先友人知人」といったサブ・フォルダを設け、それぞれにさらに下位のフォルダを設定することもある。

   これまた象形文字の利点で、ダブルミーニングもフル活用している。たとえば、フィレンツェは「花の都」と各国語で呼ばれていることから「花」としたのだが、その下位フォルダには「花火」「花・園芸」「栽培技術」「自家菜園」「華道」といったフォルダを設けている。リンク集の「環」の下位にも「環境」「SDGs」「サステナブル」「温暖化問題」「異常気象」「省エネ」「ロハデス」https://europedia.hatenablog.com/entries/2006/01/04といったフォルダを作っている。

   今回、過去の旅で訪れたレストランやホテル、ショップなどのサイトを開いてみたが、コロナの影響で休・廃業に追い込まれたり、別の企業に身売りしたりといったケースも少なくなかった。
 もし、昔なじみのレストランなどが懐かしくなり、閉鎖されたホームページを開いてメニューや料理写真を見たくなったら、当欄の2019年1月12日の記事https://europedia.hatenablog.com/entry/2019/01/12/114915で紹介した「タイムマシンのように過去のホームページを甦らせるサイト」“Wayback Machinehttps://archive.org/web/を使えば閲覧可能だ。


当欄関連過去記事:

「ブックマークのフォルダをリンクバー上で自分流にひと工夫 Part 3」
    https://europedia.hatenablog.com/entry/20100304/p1

 

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冬の花火 ハウステンボスにて


■今日のブックマーク&記事■

□トラベルボイス12月03日記事
  いま注目の旅行予約アプリ「ホッパー(Hopper)https://www.hopper.com/」CEOが語った、不確実性の時代に通用する「トラベル・フィンテック」、急成長の理由とは?    https://www.travelvoice.jp/20211203-150128 

ソニーミュージック「元日恒例!ウィーン・フィルの“ニューイヤー・コンサート” を10倍楽しく見るトリビアをご紹介!」
  https://sonymusicjapaninternational.com/n/nbfbe4a8edb9b 

 

大雨で壊れた擁壁の改修が完了。庭は冬支度へ。

*[長崎日記]大雨で壊れた擁壁の改修が完了。庭は冬支度へ。

                

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庭から眺める 東シナ海に沈む夕日。前景は女神大橋伊王島

 裏庭の壊れた石垣を幅14メートル、高さ3メートルにわたり撤去し、新たにコンクリートブロックを積み上げる工事が11月末でほぼ終わり、4台の小型ユンボ油圧ショベル)等の機械も引き上げた。  天候に恵まれたおかげで雨による工事の中止は一日だけで済み、工期は予定より2週間ほど短縮されることになった。なお、ユンボという名称はもともとフランスのSICAM社が1954年に販売開始したときの製品名Yumboから来ているそうだ。

 残っている工事作業は、コンクリート擁壁の上にフェンスを建てる作業ぐらいだ。ユンボや運搬車が動き回ったために、玄関口から芝生にかけての前庭に敷き詰められていた砂利が粉砕されて無残な姿になっていたが、すでに新たな砂利を敷き詰めてもらった。

   例年なら11月中旬に点灯する樅の木のクリスマス・イルミネーションも、砂利の敷き詰め作業が終わるのを待って、11月26日に無事点灯することができた。秋の剪定作業で、樅の木をツリーらしい円錐形に剪定してもらったので、昼間でもクリスマス・ツリーらしい姿を見せている。写真は、日没直後にソーラーLEDイルミネーションが自動点灯したところ。左側にオリーヴの樹の影が浮かぶ。

                    

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日没直後のクリスマス・イルミネーション

   工事が終わると、あと処理の庭仕事が山のように控えている。前回書いたように、工事で掘った石垣と土が3メートルほど積み上げられてロックガーデン状態になっていた。埋め戻しに使われたこの土の残りは、石垣を2段に組んで囲みを作り、その中に40センチほどの高さに残土を入れ150平米ほどの新たな“更地”となった。工事で掘り上げた土に石やガラス片が含まれていたため、これを拾い集める作業が一番骨が折れそうだ。
 この“更地”には新たに甘夏や梅、アンズなどの木を7本ほど植える予定だ。残った部分は、春を待って畝を作り、順次、ジャガイモやタマネギ、人参などを植え付けるつもり。それに先だって、すでに生命力の強いホースラディッシュの脇根を40本ほど植え付けてある。

   次に取りかからねばならない庭仕事は、港側の庭の北半分や工事の影響がなかった裏庭の北側の雑草や種を散らし終えたコスモスなどの処理だ。草刈り機で刈り込む予定だが、コスモスのほかタチアオイやヒマワリの種を傷つけないように注意し、昆虫が越冬しやすくするために深く刈り込まず、落ち葉も残さなければならない。

 驚いたことに、秋には枯れるはずのタチアオイは今でも15カ所以上に青々と葉を広げている。また、新たにヒマワリも10カ所ほどから茎が伸び出しており、時季外れなのにすでにいくつかは花が開いている。大工事で住みかを奪われた植物が種族保存の本能で健気に新たな生息地を見つけようとしているのだろう。

   港側の庭の南半分は、前回書いたように残土置き場となり石垣を2段重ねにして土留めとし、その内側に60センチほどの高さまで残土を積み上げてある。5本のオリーヴや2本の柚子、レモン、ミモザの木は残土のあいまに生き残っており、残土とともに運ばれてきて新芽を出してきたホースラディッシュも元気だ。ここにも40平米ほどの“更地”が出現しているが、この“更地”は畑にせず、木々の足元にコスモスなど花の種を播く予定だ。

                      

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150平米ほどの新たな“更地”

 生き残ったホームガーデンで収穫が続いているのは、バジル、パセリ、コリアンダー、サラダミックス、紅白はつか大根、ホースラディッシュ、イチジクだ。秋キュウリはそろそろ葉が枯れ始めており、来週あたりで収穫を終えそうだ。柚子は、30個ほど収穫が出来た。お正月用に数個だけ残してある。
   6本のうち2本を工事のために失った甘夏蜜柑は、残った4本の実が黄色く色づいてきており、12月中旬には、試しにいくつか収穫してみるつもりだ。本格的な収穫は例年通り年が明けてからになる。豊作の年には800個ほどの収獲があったが、今年は300個弱となりそうだ。

                        

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色づいてきた甘夏蜜柑

   さて、以前から「ヨーロッパへの個人旅行も団体パックも来夏以降からの本格スタートとなりそうだ」と書いていたが、オーストリアで再度ロックダウンが始まるなど、11月中旬になってヨーロッパ各国の観光客受け入れに対する制限が強化されてきた。

 さらに、11月26日以降、南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」が世界中に広がり始めており、制限はさらに厳しくなる可能性がある。
  11月29日には、とうとう日本政府が「緊急避難的な予防措置として、まずは外国人の入国については、11月30日午前0時より、全世界を対象に禁止をいたします」と宣言した。
 もっとも、感染した患者は「極めて症状が軽い」との説もあるので、オミクロン株がどれほど深刻なものなのか、もう少し時間をかけて見極めなければ、海外旅行の再開にどこまで影響するかはわからないだろう。

 手元には、4月からのヨーロッパ・クルーズなどの募集パンフレットが届き始め、明るい兆しが出てきたと喜んでいたのだが。もし、来夏以降も海外旅行の再開が難しいということになれば、今まで、公的支援や国内旅行市場の開拓で生き延びていた、海外旅行中心の旅行会社は今度こそ存続の危機に立たされるだろう。
 メディアでは飲食業界の優秀な働き手が異業種に転職し、人手不足と報道されているが、海外旅行の業界ではすでに、異業種転職組が多く、いざ、旅行再開でリヴェンジ消費急増となっても肝心の担い手が不在ということになるのではと危惧する。

                   
                        

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ウィーン市庁舎前のクリスマス市(2019年)

■今日のブックマーク&記事■

□トラベルボイス11月26日記事
 「世界の余剰貯蓄の行き先は? 消費者が求めるニューノーマル、旅行予約の変化など、復興への見通しを考察」     https://www.travelvoice.jp/20211126-150122

□トラベルボイス11月29日記事
  「世界の旅行イノベーション大賞2021、最優秀はチップ払いのキャッシュレス化事業、ホテルの収益機会拡大ソリューションが高評価」   https://www.travelvoice.jp/20211129-150115

□TEEBLATT TOKYO五反田店    https://teeblatt-tokyo.com/
  オーストリアの食品を扱う店が11月にオープン。インターネット販売も行っているようだ。商品はウィーンの高級スーパーJulius Meinl am Graben https://www.meinlamgraben.eu/ のものが中心。 



 

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快晴が続き、石垣の改修工事も順調。

*[長崎日記]快晴が続き、石垣の改修工事も順調。


                 

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港側の庭で咲き乱れるコスモス

   10月初めまで真夏日が続いていた長崎も10日頃からいきなり寒く感じられるような日々となり、扇風機類を倉庫にしまうと同時にオイル・ヒーターなどを引き出してきた。同時に、暑さに油断していてノンビリ構えていた衣替えも一挙に済ませなくてはならなくなった。

 快晴が続いているおかげで裏庭の石垣の改修工事は、順調に進んでおり、14メートル幅で高さ3メートル20センチまで、十四段重ねることになるコンクリートブロックの積み上げ作業も半分ほど終えている。積み上げ作業は、一段重ねるごとにその裏にコンクリートの流し込みを行い、さらに裏込めの石や砂利などを詰めることになるので、一日一段ずつの積み上げとなるのだ。

                     

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コンクリートブロックの積み上げが始まった


   快晴続きのため、ふつうなら1.5トンの容量の雨水タンクも枯渇するはずだが、風呂水などの生活排水も活用し枯渇を免れている。悲しいことに、工事のため畑や花壇、果樹などが半減したためでもあるのだが。

 また、前回書いた、桜の木や甘夏2本、ジュンベリー1本のほかに、追加で、春に白い花を咲かせていた“ふたつばだこ”とジュンベリーの木それぞれ1本ずつ、工事のために伐採されることとなった。

 ホームガーデンの方は、現在、収穫できているのはバジル、パセリ、コリアンダーホースラディッシュ、レタス・サラダミックス、紅白はつか大根、イチジクぐらいだ。秋キュウリの畝は、工事現場の脇で健気に生き残っており、盛んに黄色い花を開いている。来週から収獲できそうだ。
 花と言えば、11月間近というのにブーゲンビリヤが開花している。2本ある柚の木の実も黄色く色づきそろそろ収穫期だ。 

     

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生き残った 秋キュウリの畝

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季節外れのブーゲンビリヤ

             

                             

 工事に伴う、庭の変貌振りについてももう少しふれておこう。港側の庭の南側は、工事で除去してきた石垣を2段重ねにして土留として、同じく工事で出た土をその手前に60センチほどの高さまで積み上げていった。驚いたことにその運んできた土の中からホースラディッシュが10カ所以上で新芽を出してきた。工事のために、裏庭のホースラディッシュの畝を3カ所除去したが、その時の土の中に埋もれていた根が、一緒に紛れ込み港側の庭に運ばれてきたためだろう。それにしても驚くべき生命力だ。
 6本のオリーヴの樹は根元に透水管と呼ばれる管を4本ずつ立て、その内側にパーライトと呼ばれるガラス質の火山岩から作られる人工用土を充填し通気性を確保することになった。柚の木やミモザ、レモンは根の部分を工事現場から出た石で囲み通気性を確保した。                                                  
                       

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港側の庭の新風景

   工事の際の掘削で1メートル四方近い岩や昔官舎が建ってた時代の貯水槽らしきものも出てきた。岩は圧搾機で粉砕して庭に積み上げ、幸い貯水槽はそのままで工事を進めることが出来た。
 工事で掘った土は、港側の庭だけでは処理しきれず、裏庭に石垣を積み上げて大きな囲いを作り、その中に3メートル以上の高さに積み上げられている。まるで、ロックガーデンの様相だが、その土は少しずつコンクリート擁壁の裏込め周辺などに使い始められており、最終的に残った土は、石垣を50センチ前後の高さに組み直し、その中に土を入れて、新たなハーブガーデンや野菜畑にする予定だ。

                   

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ロックガーデンの様相

  

   さて、当欄では折に触れて、ヨーロッパ旅行の再開状況について書き込んでいる。前回、「ヨーロッパへの個人旅行も団体パックも来夏以降からの本格スタートとなりそうだ」と書いたが、そうなると、コロナ禍以前とは異なるまったく新たな旅行情報源が不可欠となるだろう。

   航空路線・空港機能の“再起動”状況、各国の出入国規制、現地におけるワクチンパスポート等の義務づけ状況、観光施設・劇場・レストラン・ホテル等の再開状況、陸路による国境越えの規制、コロナ禍対応旅行保険、治安状況、訪欧外国人旅行者に対する現地感情、コロナ禍で急速に進むデジタル対応に対する備え(各国・都市ごとに要求されるアプリなどによるデジタル証明、キャッシュレス決済手段 等)。 
 上記に関する情報は、各国政府や政府・地方観光局による公式発表ばかりではなく、実際に旅行している人間が遭遇した生情報が必要不可欠となるはずだ。また、各国の行動規制は元より、旅行にまつわるさまざまな環境は、急に変わる可能性が以前にも増して多くなることが予想される。
 そうなると、無論、既存の紙のガイドブックや更新頻度や内容の信頼度に疑問のあるウェブガイドなどでは役に立たないだろう。

 個人的に考える対策としては、旅行計画の段階から、信頼できる情報源やリンク集、検索方法に習熟しておき、モバイルパソコンやスマホのブックマークを充実しておくことだと思う。

   実は、そう思って、久しぶりに昔よく閲覧していた情報源を行くつか見てみた。「旅行リンク Travel Page」https://www.ryokolink.com/ を見ると「新型コロナウイルス 各国渡航制限情報」の項や「ヨーロッパの旅行・観光情報」といったページが役に立ちそうだ。しかし、「旅行・観光情報」を覗いてみるとかつて現地の日本語サイトへのリンクが役立っていたのだが、リンク切れや更新停止が多かった。廃業や業務停止している旅行会社も少なくないようだ。

 旅行のクチコミと比較サイト「フォートラベル」https://4travel.jp/を見ると、「新型コロナウイルスに関する注意喚起」という特設ページがあった。役立ったのは「海外旅行記」のページで、コロナ禍でも逞しくヨーロッパ旅行をしている個人の生の声が見られた。

   現地で生活している日本人の生の声は「人気ブログランキング」の「海外」→「ヨーロッパ」https://blog.with2.net/ranking/2193のリンク集が役に立つだろう。当欄で何回か紹介したが、個人的にはここにリンクされている「たまにはオーストリアちっく パート 3」http://happawien.jugem.jp/を愛読している。ウィーンのオペラやコンサートに行けない現在、生の音楽情報に接する貴重なブログだ。ときどき、オンラインで試聴できる動画や音声サイトへのリンクも張ってある。

 アメリカで、旅行クチコミサイト(Travel Review Site)として出発し、今は大手のオンライン旅行会社でもあるTripadvisorは、日本語のページhttps://www.tripadvisor.jp/もあり「掲示板」や「クチコミ」が役立つが、最新情報は英語版(アメリカ版、イギリス版などがある)https://www.tripadvisor.com/のTravel Forum などの記事の方が役に立ちそうだ。ただし、日本人相手の情報ではないので注意したい。              
                    

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2019年11月  ウィーン旧市街にて

   いざ、ヨーロッパへ個人旅行をするとなると、去年の8月に書いたように、私自身は、「フライトはトランジットで起こりうるトラブル等を避けるために乗り継ぎ便ではなくノンストップ直行便を」、「航空会社は危機管理や突発的事態の意思疎通がスムーズな日系の会社に」、「旅行の形態は旅程保証のある募集型企画旅行(海外航空券+宿泊等)で」、「現地での長距離移動、国境越えは極力少なくする」、「食事がホテル客室内でもとれるようにキチネット付きの宿を」、「コロナ禍で突然の旅程変更を余儀なくされたときに補償のある旅行保険(多分誕生するでしょう)に加入」といった対応策を心がけている。

    海外旅行に関しては、もうひとつ気がかりなことがある。コロナ禍によるロックダウンを解除し、経済が動き始めた欧米の旅行者物価が上がっていないかということである。報道によれば、需要の急拡大に供給が追いつかず、また、物流にも問題が生じていて物価が上昇傾向にあるという。

   そこで、当欄でも紹介したことのある世界主要都市の物価が分かるサイトNumbeo http://www.numbeo.com/ で、ヨーロッパの数都市をチェックしてみたが、2年前に比べそう上がってないようだ。このサイトにはホテルの価格は掲載されておらず、その代わりにRent Per Month Apartmentが掲載されていた。
 念のため、ヨーロッパ数都市のホテル価格を日本の予約サイトAppleworldのホテリスタhttps://hotelista.jp/で見てみたが、これもあまり変化がないようだ。

   どうやら物価はあまり変わってないものの、欧米主要国の給料収入がここ数年で日本に比べ上昇しているようだ。つまり、私たちから見れば物価は変わらず、収入も横ばいだが、欧米の主要国の人にとっては、給料が上昇していながら、物価はたいして変わっていないので、生活や旅行がしやすくなったと言うことのようだ。
    興味のある方は「各国の平均給与」で検索してみては。その検索結果の中で、東洋経済オンラインの記事「日本人は国際的に低い給料の本質をわかってない」https://toyokeizai.net/articles/-/458676 という興味深い記事もあった。


■今日のブックマーク&記事■

□CNN TRAVEL   24th October 記事
“What happens when travelers test positive for Covid on vacation?”
https://edition.cnn.com/travel/article/travelers-who-test-positive-for-covid-on-vacation/index.html 

□TRVLWIRE 10月29日 記事「欧州で感染再拡大の兆候、旅行の回復に懸念も」  
https://trvlwire.jp/?p=21379&utm_source=mailnews&utm_medium=article&utm_campaign=20211029 

□FlyTeam 10月29日 記事記事
「74年の歴史に幕、アリタリア航空 機体デザインヒストリー」
https://flyteam.jp/news/article/134688 

The Economist  Burgernomics The Big Mac index     
 https://www.economist.com/big-mac-index 

 

大雨による石垣損壊の改修工事を開始

*[長崎日記]大雨による石垣損壊の改修工事を開始
 

               

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小型油圧ショベルを使った準備作業

 前回報告したように、8月11日から16日まで続いた長崎の記録的な大雨で、裏庭のフェンス際の地面が50cm以上陥没し、わが家の石垣が、隣家にせり出しご迷惑をかける事態となっていた。
  小学校の友人たちの協力で、角材やコンパネと呼ばれる合板、厚手のブルーシートなどで損壊部分を保護し、雨水が陥没部分に流れ込まないようにする応急処置をとっていたので、9月17日の台風14号の最接近時にも、さらなる被害はなかった。

  明治時代末期に作られたと思われるその石垣を撤去し、幅14メートル、高さ3メートルの間知石擁壁と呼ばれるコンクリート造りの壁を新たに設ける工事が10月1日から始まる。わが家は車道に面していないため大型機械を運び込むことが出来ず、小型の油圧ショベルユンボ)を3台使うことになった。また、コンクリートブロックなどの重い資材もゴムのキャタピラ付きの小型運搬車を使うしかない。そのため、工期も2ヶ月半ほどかかる予定。順調にいけば、工事を完了して新たな年を迎えられそうだ。

  工事開始に先だって、4メートル以上に育っていた桜の木や甘夏の木2本、ジュンベリーの木1本、オリーヴの樹の一部、豆類の畑などを除去したり、掘削のためのスペースを作る準備作業が始まった。裏庭が少々寂しくなったが、幸いなことに、今年から本格的に実を結び始めたシークァーサーは、実を収穫した上で、移植することが出来た。

  この夏の異常な大雨は、将来も発生する可能性があるので、今回の損壊部分以外の庭にも透水管やU字溝などを設け、異常気象多発の時代に備える予定だ。

             

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今年の3月の桜 

  一段低い港側の庭も、撤去する石垣や土砂の置き場となるため、だいぶ様相が変わることになる。12本ああるオリーヴの樹のうち、南側の6本は、周囲に土を盛ることになるため、根の部分に60センチほどの高さのガードを巻き、その内側にパーライトと呼ばれるガラス質の火山岩から作られる人工用土を充填し通気性を確保することになる。                                                   
  この季節、港側の庭では、赤や黄色の彼岸花が自生し、これからは落とし種から育ち上がったコスモスも庭一面で開花し始める。その姿も、港側の庭の南側半分では来年から見られなくなるだろう。
               

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庭に自生する彼岸花


  さて、ホームガーデンの方は、現在、収穫できているのはバジル、パセリ、ホースラディッシュ、イチジクぐらいだ。
  2メートル四方のハーブガーデンでは、雑草を抜いて、さらに土をふるいにかけ、細かな根を除去し、油粕や有機石灰、腐葉土などを加えて、9月8日にレタス・サラダミックス、サラダ菜、紅白はつか大根、バジル、コリアンダーを種蒔きし、現在は順調に芽を伸ばしているので、10月中には収穫を始められそうだ。


 当欄「忘れられた天才画家、いま甦る 岡山聖虚の聖母子画展」 https://europedia.hatenablog.com/entry/2018/12/29/170753 でふれた「聖母マリアと幼子キリスト」を描いた掛け軸は、2019年6月に長崎市にあるイエズス会が運営する日本二十六聖人記念館 http://www.26martyrs.com/に寄贈したが、シミや汚れ、ほこりの付着などが有り、二十六聖人記念館の方で修復し、額装の上、再度公開されたとのことだ。記念館のフェイスブックにその旨の紹介記事https://www.facebook.com/26martyrs/posts/4211669935547879もあった。

 9月25日に早速、拝見してきた。わが家の倉庫に置いていた頃は、自転車の油が飛んだり、草刈り機の刃で傷つけるのではないかと不安だったが、これでひと安心だ。もっとも、その頃は、この掛け軸を描いた岡山聖虚画伯のことも、その代表作がヴァチカンに収められていることも知らなかったのだが。
                

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修復を終え額装された「聖母子画」

  当ブログの本来のメイン・テーマは、ブログ名Europediaが示すように、ヨーロッパ旅行に関するものだが、自由に海外旅行ができる日は、当分先のようだ。
  先日も、ドイツなど一部のヨーロッパの国が、日本からの旅行者に対する制限を強化するとの報道があった。また、日本政府が、帰国者等の隔離期間を短縮することを決めたと報じられたが、蓋を開けてみると「14日間の隔離が10日間になる」に過ぎないらしい。
  これでは、ヨーロッパへの個人旅行も団体パックも来夏以降からの本格スタートとなりそうだ。果たして、それまで海外を主とする旅行会社が持ちこたえられるのだろうか。また、いざ本格スタートとなっても永年培ってきた独自のスキルを持つ添乗員や現地ガイド、現地手配会社が職場復帰できるのだろうか。すでに異業種へ完全転職してしまった有能な人材も多いと聞いている。

  また、以前書いたが、航空会社の機材や航空路線、空港機能の“再起動”には、習熟訓練と安全確認も含め相当の時間を要するはずだ。

 長崎では、一時、「中国本土で来年の5月以降のクルーズ参加者募集が始まった」との報道に期待がふくらんだが、世界的なデルタ型の蔓延でそれもキャンセルされたようだ。

  もうひとつ心配なことがある。コロナ禍以前から停滞していた日本経済が、コロナ禍に伴う各種支援金や税などの減免措置というカンフル注射で延命していた実態が2年間超の“鎖国”が解除された後に、あからさまになり、実質賃金・可処分所得の大幅な低下に気づくことになりそうなことだ。欧米の旅行者物価の高騰もあって、旅行意欲が萎縮してしまうのではないかと危惧する。

  各国の旅行制限や緩和の最新情報は以前当欄で紹介した、旅行業界人向けの最新旅行メディア情報をクリッピングするメールサービス「Curated News for Tourism Professionals」が毎日レポートしてくれている。このメールサービスの内容を集積した“世界の旅行・観光産業の最新情報をいち早く日本にご紹介することを使命とする”ホームページ「TRVLWIRE(トラベルワイヤー)」https://trvlwire.jp/も公開されている。メールサービスの配信登録もここからできるが、バックナンバーを閲覧することもできる。最新のコラムには“「待機短縮も10日間」に怒り、根拠と緩和計画を-旅行観光産業の限界は近い”という記事があった。

 

*[長崎日記]8月中旬の大雨で思わぬ被害

*[長崎日記]8月中旬の大雨で思わぬ被害

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わが家の窓越しに撮った夕焼け

 8月11日から16日まで続いた長崎の記録的な大雨は、全国で報道され、わが家を心配して下さるメールを多数いただいた。14日まで、「わが家は高台にあり、報時観測所の27m前後の高さの鉄塔が3本も建っていた地盤にあるので大丈夫です」と返事をしていた。
 しかし、15日の朝、朝食のサラダに使うバジルやディルを摘みに庭に出たら、裏庭のフェンス際の地面が50cm以上陥没しているのを発見。よく見ると、わが家の石垣が、隣家にせり出しご迷惑をかける事態となっていた。

 早速、市役所の建築部に通報、近所に住む小学校の同級生2名に連絡しアドバイスを求めた。同級生と言っても幼稚園から小学校2年までの3年間一緒だっただけで、私が東京に住んでいる55年間は音信不通状態だったのだが、6年前に再会してからは、空白期間を飛び越えて交友が復活していた。
 わが家の土地は、子供の頃一緒に草野球をしたり、周辺の空き地で段ボールの“秘密基地”を作って遊んでいた土地でもある。すぐに、2人が多量のブルーシートを持参して駆けつけてくれた。この友人たちは、ひとりは元建築士、ひとりは元材木屋の若旦那という心強い経歴の持ち主でもあった。

 

 2人の判断では、これ以上陥没を進捗させないためには、雨よけのためにブルーシートの下に傾斜をつけてフェンスに立てかけるコンパネ(コンクリート・パネル)と呼ばれる頑丈な合板が必要とのことだった。
 すでに、家を建てる際にお世話になった建築会社には一報を入れておいたが、再度電話して「どうしてもコンパネ10枚ほどが必要」と話したら、雨の中を資材倉庫などからかき集めて届けてくれた。
 この日は、市役所の建築部の人が簡単な測量と写真撮影に駆けつけて、工事開始までの段取りや市からの補助金の説明を受けた。後に、旧知の市議会議員も来てくれて、各種申請の段取りなどを手助けしてもらった。
 また、元建築士の友人は、8月19日には、市役所建築指導課に事前調査申請書を提出するのに必要な現場測量を行い、写真を撮影、被害状況の平面図・断面図を製図してくれた上、市役所への申請まで行ってくれた。

 幸いなことに8月18日には大雨が収まり、恐れていた台風12号も23日に最接近したものの、コースが長崎の西にずれたため風雨によるさらなる被害はなかった。

 壊れかけている石垣は、将来のためにも、すべて撤去して、間知石擁壁と呼ばれるものを作ることになりそうで、工事開始まで数週間かかりそうとのことだ。
そのため、当面の間、石垣をより安全に保護するために角材とコンパネをネジ止めして石垣に立てかけ、ロープで固定し、その上に厚手のブルーシートをかけるという作業をすることになり、27日に友人2人とその作業を行った。同級生の女性陣が、昼食などの差し入れを担当してくれたので作業もはかどり、午前10時に開始してから、15時には難しい仮設工事を終えることが出来た。今は、工事完了前に台風や大雨が来ないことを祈るのみだ。

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角材とコンパネの上に厚手のブルーシートをかける


 さて、真夏の長雨はホームガーデンにも影響した。キュウリやひょうたんカボチャなどは実がついたかと思うと、途中で成長がストップした。ディルやパセリ、サニーレタス、二十日大根なども不調で思い切って撤去して、秋蒔きの野菜類のためにスペースを空けた。
 2メートル四方のハーブガーデンもすべて撤去。ただ、雑草がすぐ生えてくるので、土を網目のザルでふるいにかけて根を徹底的に除去する作業が必要だ。
 順調に育っているのは、つるありインゲンと平さやいんげんプランターのバジル、そして収穫期を迎えたイチジクなどだ。

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収穫期を迎えたイチジクの木

 裏庭のシークァーサー、甘夏の一部、桜などは、擁壁工事の際に撤去する必要がありそうだ。せっかく実をつけ始めたシークァーサーだけでも移植できれば良いのだが

 港側の庭では、150本ほどのロシアヒマワリが開花を終えた。例年なら、種が採れるまで立ち枯れ状態にしておくのだが、枯れた姿が少々不気味との意見もあるので、すべて伐去して、庭に寝かせておいた。充分に乾いたところで粉砕機にかけて肥料にする予定だ。

 長雨の間は、庭の水撒きなどもお役ご免となるため、ツンドクになっていた本や図書館から借りてきた本を読んで過ごすことが多かった。

 借りてきて読んだ本のひとつ、辺見庸氏の「コロナ時代のパンセ」(毎日新聞出版)の末尾に 七年前私は「ITが発達しIPS細胞技術がすすんでも、まるでひきかえのように失っているものがある。〈人間の内面への切実な関心〉がそれであり、〈貧者と弱者への共感〉がそれだ」と書いた。これらの「関心」と「共感」はいま、さらに薄れている。そうしむけた“まろうど”を招じ入れたのは、誰あろう、わたしたち自身である。と書かれていた。
 〈人間の内面への切実な関心〉の希薄化という言葉は、なぜか心に響く。後日ゆっくり考えてみたいと思うのだが、ここ数年、ヨーロッパでクラシック音楽を鑑賞していて、1970年代に聴いた巨匠たちの指揮する音楽https://europedia.hatenablog.com/entry/20040201/p1との違いはなんなのだろうかと考え込むことが多かったが、この〈人間の内面への切実な関心〉がひとつの鍵なのかも知れない。もちろん、“誰あろう、わたし自身”の問題なのだが。

 そう言えば、辺見庸氏は NHK・Eテレ こころの時代「非常事態宣言下の日々に」https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/1MMMVGWR1Z/という2020年6月7日早朝放映の番組で「コロナ禍で、浮き彫りになった日本社会の姿」を内外の著名作家の作品や言葉を引用しながら、美しい映像とともにスカイプ回線を使って「非常事態宣言下の日々」を語っていた。

 中でも印象的だったのは、番組の最後の方でトーマス・マン感染症が広がるヴェニスを舞台に描いた「ベニスに死す」をモチーフにした部分だ。武漢やドバイなどロックダウンで無人となった大都会の映像を背景に、映画の「ベニスに死す」で使われたマーラーの第五交響曲のアダージェットが流れ、(観光客がいなくなって)水が澄んだヴェニスの運河でクラゲがゆっくりと泳ぐ姿や「インドから30年ぶりにヒマラヤが見えた」画像などが続いた。

 辺見庸氏は自身の2020年6月6日付けのブログhttp://yo-hemmi.net/で“Klassenkampf(階級闘争)のことをかんがえていた。スカイプのインタビューでは、しかし、話さなかった。「貧困」か「窮乏化」「階級」については触れたと思う。たしか”と書いておられた。

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「ベニスに死す」の舞台となったリド島

 借りた本では、もう一冊、五木寛之氏の「百歳人生を生きるヒント」(日本経済新聞出版社)も興味深かった。とくに、「私は60歳でクルマの運転を止めました」と書き、その理由が「動体視力の衰え」という部分には共感した。私自身も、3年前の67歳の時、芝刈り機や草刈り機の使用で右手の握力が落ちていたことと「動体視力の衰え」でロードレーサーでのサイクリングを断念した。前回の記事に書いたように、たまに旅先でスポーツタイプのレンタ・サイクルを借りて、安全運転をするぐらいにとどめているが、これもソロソロ卒業した方が良さそうだ。
 わが家の倉庫には、4台のロードレーサーが天井から吊されているが、遠からず処分することになるだろう。

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倉庫の天井に吊されたロードレーサー

 

 

*[長崎日記]夏休みを、雲仙、伊王島、野母半島で

*[長崎日記]夏休みを、雲仙、伊王島野母半島

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ロシアヒマワリ

 先月同様に、7月の24日と25日の2日にわたって、シルバー人材センターにお願いして草刈りをしてもらった。一段低くなった港側の庭では、雑草が刈り取られたおかげで2m前後に伸びて開花を始めた200本ほどのロシアヒマワリ並木とその手前に70cmほどの高さに育ったコスモスが公道からよく見えるようになり、道行く人が、足を止めて写真を撮ったりする姿も見かけるようになった。
 ロシアヒマワリは、昨年のように成長過程で台風や虫の被害に遭わなかったので、珍しく高さが揃ったが、初期に植え直した苗もあったせいか開花時期がずれてしまっている。また、なぜか、年を追って花の大きさが小さくなっている気がする。おそらく、育ち始めた時期の間引きを怠っているせいだろう。

 もうひとつ港側の庭で目立つのは、友人から頂戴したひょうたん型カボチャの苗の成長ぶりだ。オリーヴやレモン、薔薇の木に絡むだけなら良いのだが、公道にまで飛び出しそうな勢いで、無理矢理フェンス内に収まるように強制移動した。雌雄一対の苗をもらったのだが、雌花の開花が早すぎて、雄花に受粉させるタイミングが合わない。それでも一部カボチャがふくらみ始めているのは昆虫が良い仕事をしてくれたのだろう。

 裏庭の方では、6月末に播いた、つるありインゲンと平さやいんげんが順調に育ち、80cmの高さのネットを既に超え始めている。収獲は、おそらく9月頃だろう。

 今でも収獲が続いているのは、バジル、ディル、サニーレタス、イタリアンパセリコリアンダーホースラディッシュなどだ。

 港側と裏庭の3カ所のキュウリ畝でも収獲が続いているが、一時期の1日10本という勢いはなく、せいぜい3本前後というペースで、自家消費にはちょうど良い量だ。

 目下の家庭菜園の悩みは、7月13日に梅雨明けしてから雨がほとんど降らなくなり、1.5トンの容量の雨水タンクが枯渇することだ。雨水タンクには、風呂水や台所から出るあまり水もV字溝を通して流し込めるようになっているのだが、それでも昨日(30日)には枯渇し、今年初めて真水を庭に撒くことになった。幸い、今晩からは若干の降水が見込めるが、いつまでもつことやら。

 

 毎年、初夏には、石垣島シュノーケリングを楽しんでいたhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2019/07/26/112641が、コロナのおかげで、昨年に続き今年も石垣島での夏休みは諦めた。石垣島は離島ならではの医療事情の切迫が有り、リゾートホテルでも厳しいコロナ対策をせざるを得ないようだ。定宿としていた川平のクラブメッドhttps://www.clubmed.co.jp/も、メインレストランやバーでのアルコール類の提供を控え、“部屋飲み”に限っているようで、飲み放題のワインを楽しみにしている私には辛い制約だ。

 石垣島の代わりに、今年は6月末~7月に3回に分けて県内のビーチや温泉で短い夏休みを楽しんだ。幸い、3回の旅の予約を済ませた後に、長崎県民向けに「第2弾 ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」https://www.nagasaki-tabinet.com/feature/furusato-sinkokyuという、県内の対象宿泊施設への宿泊及び旅行商品に対し、一人1泊あたり代金の50%(最大5,000円 同一施設につき、毎月3泊まで)を助成する制度が7月1日の宿泊から始まり、地域限定クーポンも1泊あたり2,000円付与される。つまり、1泊あたり7,000円の補助となった。

 小間切れの夏休みの第一弾は、6月29日から7月3日までの4泊5日で、1泊目は小浜温泉橘湾に面したオレンジ・ベイ・ホテルhttps://orangebay.jp/に滞在。ここは、これまでに5回ほど利用している。全室オーシャンビュー、半露天風呂付きだが、価格はリーズナブルだ。
 続く3泊は、これも今までに5回ほど利用した九州ホテルhttps://kyushuhtl.co.jp/index.htmlで、夏休みの利用は昨年に続き2回目だ。こちらも半露天風呂付きだ。昨年同様、unzen旅チャリhttps://select-type.com/rsv/?id=zxfpm_FsFZ0&c_id=110266でサイクリングを楽しんだ。今回は、標高700mの雲仙ゴルフ場からロープウェーの駅がある標高1,080mの仁田峠までの登り道を電動アシストの力を借りて登り切った。いつもは、多くの観光客が訪れる観光ルートだがこのときは、途中、一台の車とも出合わなかった。

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仁田峠第二展望台から普賢岳を望む

 第二弾の夏休みは、これまた昨年に引き続き長崎港外の伊王島http://www.ioujima.jp/にある温泉付きリゾート・ホテル「アイランドナガサキhttps://www.islandnagasaki.jp/での7月13日からの4泊5日だ。ここでは、昨年同様https://europedia.hatenablog.com/entry/2020/07/31/125408シュノーケリングとサイクリングを楽しんだ。

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 第三弾の4泊は、7月26日から長崎市の西に伸びる野母半島の先端近くにある温泉付きリゾート・ホテルOcean Resort Nomon長崎https://nomon-nagasaki.jp/ で過ごした。

 ここは、以前、公共の宿として運営されていたものを大改築して温泉リゾート・ホテルにしたものだ。専用というわけではないが、ホテルの前には100mほどの長さのビーチがあり、正面に軍艦島を望むことが出来る。ここでも、シュノーケリングとサイクリング、そして評判の料理を堪能した。とくに、ビーチでは、カヌーや水泳を楽しむ地元の子供たちがときおり来ることもあるが、私が泳いだ午後の時間はひとりで独占状態。水もきれいで石垣島ほどではないが亜熱帯魚も見られた。

 沖合に岩礁があるためか、波も静かだったが、訪れた前日の7月25日には中国本土にそれた台風6号の影響により、軍艦島の見学通路の柵と桟橋の連絡橋の柵が高波で破損し、当分の間、上陸見学が停止されているそうだ。

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“専用ビーチ”から軍艦島を望む

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東シナ海に沈む夕日

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地魚のカルパッチョ






 さて、オリンピックが開催中だが、実は、私も1964年の東京オリンピックにボランティアとして係わったことがある。当時中学一年生だったが、ボーイスカウトとして、国立競技場での毎朝8時の国旗掲揚を手伝ったのだ。住んでいた麻布笄町から競技場の最寄り電停だった権田原まで、都電の早朝往復割引(往復15円だったと記憶する)を利用して通った。ボーイスカウト日本連盟から話が通っていたので中学の授業には堂々と遅刻することができた。家のどこかに当時もらった功労賞の記念メダルが残っているはずだ。ボーイスカウト日本連盟のホームページ https://www.scout.or.jp/member/tokyo2020-kyouryoku/に「東京および関係県連盟から150人あまりが関わりました」「スカウトたちにとっては、忘れることができない体験だったことでしょう」と書かれていた。あれから、57年、オリンピックも当時とは様変わりして........。

 

*[長崎日記]蜂や蝶、鳥、小動物で賑わう夏の庭

*[長崎日記]蜂や蝶、鳥、小動物で賑わう夏の庭

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タチアオイの蜜を吸う蝶



 庭に雑草が茂っても除草剤を撒かない方針で、自分で草刈り機で刈り取りそのまま放置して緑肥と化すのを待っている。おかげで年々地味豊になっているようで、作物はよく育ち、昆虫や蝶、野鳥などの訪問者も多い。しかし、何も植えていない場所は雑草や勝手に生えてくるミントなどが伸び放題だ。

 とくに夏は、放っておくと半月で20~30cmの高さに雑草が伸びてしまう。そこで、毎年、6~9月の期間はシルバー人材センターにお願いして15日ごとに草刈りをしてもらうのだが、今年は6月上旬に雨が続いたため6月の22日と23日に集中して草刈りをお願いすることになった。その間も草は伸び続けるので、できる範囲で自分で電動草刈り機を使って処理しておいた。

 ご近所の多くが、庭もしくは耕作放棄された畑を借りて家庭菜園を楽しんでいるのだが、わが家同様に“シルバーさん”にお願いしている人も少なくない。

 裏山も含めどれぐらいの“家庭菜園”があるのか歩いて探索したことがあるが、500坪以上の菜園や作業小屋を設けた家庭菜園などが多数見つかった。まるで、オーストリアのウィーン近郊で見かけたクラインガルテン(Kleingarten)やモスクワ郊外に散在するダーチャのようだ。

 コロナ禍の影響でわが家同様“ステイ・ホームガーデン”で家庭菜園にチャレンジする人が増えているようで、ホームセンターに行っても、菜園用の資材や苗、肥料、培養土などの売り切れが目立った。 お互いの収穫物を交換しあうことも増えているようだ。家庭菜園が盛んになれば、わが家の周辺で目立つ空き家や耕作放棄地対策にも役立つだろう。

 クラインガルテンについては東京に住んでいた頃に書いた当欄の「ヴェランダ栽培からクラインガルテン耕作へ」https://europedia.hatenablog.com/entry/20050107/p1をご覧いただきたい。また、“健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル”に興味のある方は,当欄の「『ロハス』ならぬ『ロハデス』の暮らしを」https://europedia.hatenablog.com/entry/20060104/p1 もご参照を。


 前回、早い梅雨入りのせいで、タチアオイなどの庭の花の開花も例年より半月ほど早かったと書いたが、タチアオイはさらに増えて50カ所以上で立ち上がってきているが、自然に散った種から伸びてきたものと、自分で採種して、年が明けてから播いたものとで開花時期が異なる。そのため、花が咲き終わって種が飛び始めたものとこれから開花するものとが混在している。おかげで5月末から7月いっぱいまで鮮やかな赤紫色の花が楽しめそうだ。

 夏は、虫による被害が激しく、葉ものは壊滅状態だが、なぜかサニーレタスだけは虫の被害に遭っていない。そこで、バジルやサニーレタス、コリアンダーが生き残っているハーブガーデンの空いた場所を耕して新たにサニーレタスとバジル、そしてダメモトでレタス・サラダミックスを種蒔きした。

 前回、虫による被害を少しでも避けるために大型のプランターを砂利やコンクリートの上に移動したと書いたが、計6つのプランターにベビーリーフやバジル、ディルを種蒔きしたが、葉ものは既に虫の被害で壊滅状態。今から思えば虫が嫌うバジルを先に育て、後から葉ものを種蒔きすれば、少しはバジルに守ってもらえたのではと反省している。

 虫は、葉ものなどに害を与えるばかりでなく、害虫を駆除してくれる益虫の側面もある。わが家の葉ものが大好物なテントウムシも害虫の代表格アブラムシを駆除してくれる有り難い天敵でもある。それに、抜いた雑草や茎などの分解を手伝い、豊かな土壌を作る協力者でもある。

 

 以前、当欄の「春のガーデニングコロナウイルスhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2020/03/31/151250で書いたが、国連環境計画UNEP日本語情報サイトの「食料を作るには虫や動物がいなくちゃ!」https://ourplanet.jp/bugs-and-beasts には、国連食糧農業機関(FAO)の調査によると、「世界のほとんどの国の食料の90%をまかなっている100種類以上の作物種のうち、70%以上が蜜蜂を経由して受粉している」と書かれている。

 一時期、庭で蜂や蝶を見かけることが少なくなったが、なぜか今年になって目立って増えてきた。蜂や蝶には、わが家のアーモンド、パッションフルーツ、桃、キュウリ、レモン、柚子、甘夏、シークァーサー、枇杷などがお世話になっている。

 蛾、ハエ、スズメバチ、甲虫、チョウなどの昆虫や鳥類、哺乳類も、花が咲く植物のほとんどの繁殖プロセスに貢献しているそうだ。昆虫や鳥類の減少の原因は、農薬や除草剤の散布のほか、大気汚染(ミツバチの植物探知能力を損なう恐れがある)、気候変動によって変化した生育期と降雨パターンなど、近現代になって発生したさまざまな事象によるもののようだ。

 わが家の庭には、朝、近くの山から野鳥が飛んできて、収穫しそびれた木の実や落とし種を突っついている。昼には、カラスや鳩が花や木の実を狙ってくることがあるが、鷲やトンビに追われて逃げ惑う姿がよく見かけられる。
 鳥は、貴重な防風林の育成にも役立っている。植えた覚えのない木が4本ほど育っており、そのうち高さ2メートル半ほどになった木はクスノキであることが植木屋さんに聞いて分かった。植木屋さんによれば、いずれも鳥が種を運んできたのだろうということだった。


 家庭菜園の報告を続けよう。楕円畝と呼んでいる、長軸が2メートル半、短軸が1メートル半ほどの枠囲いをした畝には、その1/3弱に二十日大根が植えてあり、収穫が続いているが、残りの2/3強は虫に食われた葉ものが残っていた。それをすべて抜いて、耕し直してから、つるありいんげんと平さやいんげんの種蒔きをすませた。芽が出てきたら、絡ませるためのネットを張ることになる。

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ロシア・ヒマワリと長崎港

 5月8日に、種蒔きを済ませたロシア・ヒマワリは、すでに90cm~120cmほどの高さに育っている。これだけ育てば少々の風でも昨年のように倒れることはないはずだ。昨年、一昨年と強風や虫の被害で不揃いなヒマワリ並木となったが、今年は7月末には高さ2メートルの並木が公道沿いのフェンスの内側に200本ほど並ぶと期待している。
 ヒマワリの内側には、コスモスが庭一面に育ち上がってきていたが、シルバーさんの雑草取り作業が熱心なあまりコスモスの一部も雑草に引き摺られるように抜かれてしまった。根の残っているものは支柱を立てて植え直したのでおそらく大丈夫だろう。高さが80cm以上に育って、早くも花を咲かせ始めたものもある。

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蘇鉄の雌花から飛び出してきた若い葉

 昨年12月の当欄で、この土地に昔からある、高さ2メートル、幅3メートルほどに広がった蘇鉄の木に雌花が開花し、その陰に淡いピンク色の実が隠れていたと書き、写真も掲載したがhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2020/12/30/170314、その雌花の中心から新しい葉が伸びてきた。ほかにも3カ所に咲いていた雄花からも新しい葉が伸びてきている。蘇鉄は10~15年に一度しか花を咲かせないというが、開花の年は、急成長する時期でもあるようだ。この蘇鉄も防風林として充分役立つはずだ。

 港側の庭では、わが家のシンボルツリーでもある15本のオリーヴの手入れも、夏の大切な仕事だ。剪定は植木屋さんに済ませてもらったが、以前被害に遭って半分の木が枯れて植え替えることになった天敵オリーブアナアキゾウムシを防除するためのスミチオン乳剤という薬を希釈して噴霧した。作業中に気づいたのだがオリーブアナアキゾウムシこそ見かけなかったが、カミキリムシのようなものを木の根元で発見した。
 虫の害のせいではないと思いたいが、わが家のオリーブは花を咲かせるものの、実がなかなかつかない。それでも、1本だけ、多くの実をつけた若木があった。ピクルス作りには使えそうだ。

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オリーヴの若木の実

 港側の庭と裏庭の2カ所では、毎年、キュウリを育てている。今週から日産10本ベースになっており、友人たちに引き取ってもらっている。大きな葉の影に隠れて、私の腕よりも大きく育ったものがときどき見つかるが、これはこれで、豚の薄切り肉などとチャンプルーにすると美味しい。

 毎年、この時期は、石垣島シュノーケリングを楽しんでいたhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2019/07/26/112641が、コロナの蔓延状況を考えれば、昨年に続き今年も諦めざるを得ない。その代わり、7~8月には、何回かに分けて県内のビーチや温泉で短い夏休みを楽しむ予定だ。長崎県民向けに「第2弾 ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」https://www.nagasaki-tabinet.com/feature/furusato-sinkokyuという、県内の対象宿泊施設への宿泊及び旅行商品に対し、一人1泊あたり代金の50%(最大5,000円 同一施設につき、毎月3泊まで)を助成する制度も再開されている。

■今日のブックマーク&記事■

□日本と世界を近くするメディアTRVLWIRE記事
「日本、ワクチン証明書を7月中にも発行開始へ、隔離免除に道」
https://trvlwire.jp/?p=16839

厚生労働省ワクチン接種証明書 発行手続 第1回自治体向け説明会
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000797973.pdf

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*[長崎日記]平年より20日早い梅雨入りと家庭菜園

*[長崎日記]平年より20日早い梅雨入りと家庭菜園

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枇杷に絡まるタチアオイ

 ブログの[長崎日記]を書くときには、毎日ワープロで書いている「園芸日記」を参考にしている。2013年の3月から書き始めたもので、最初は、庭の手入れに関する備忘録的なものだった。天候、雑草や芝生の刈り込み、防虫剤の散布、施肥の状況、畝作りと種蒔きや苗の植え付け、果樹や野菜・ハーブなどの成長記録と収穫作業、水撒き作業と雨水タンクの貯水量、園芸器具の購入や修理状況といったこと を書き込んでいた。
 現在は、どこに出かけたか、誰が来訪したかといったことから、夕食のメニューと飲んだワインなどの種類と量、グルテンフリーのパン焼きや洗濯、清掃といった家事に関することも追加している。
 また、コロナが発生してからは、体重や体温、ときには血中酸素飽和度まで書き込んでいる。もし、新型コロナ感染という事態になったら、過去の体調や行動記録は役立つだろう。
 健康状態に関しては、かかりつけ医のすすめもあって、以前から、朝晩血圧と脈拍を測り、パソコンに取り込んでおり、必要があればかかりつけ医が遠隔で見ることもできる。

 この「園芸日記」を振り返ると、9年間ほどの間の気候変動や蜂や昆虫など家庭菜園に役立つ生きものの数の変化などがよく分かる。また、果樹などの作物の裏作や気候変動の影響のパターンの把握にも役立つ。

 気候変動といえば、長崎県などを含む九州北部地方の梅雨入りは、5月15日で、平年より20日、昨年より27日早い。1951年の統計開始以降、54年5月13日に次ぐ過去2番目に早い梅雨入りとなった。
 暖冬気味だったことや早い梅雨入りのせいか、立葵タチアオイ)などの庭の花の開花も例年より半月ほど早かった。また、庭のレタスやルッコラなどの葉ものの虫による被害も例年になく激しく、虫に強いとされるバジルまで今年は被害にあっている。
 対策として虫がつきにくい砂利やコンクリートの上に余っていた大型のプランターを3つ移動し、土を入れ替えて油粕や腐葉土を混ぜ、しばらく養生してからベビーリーフやバジルなどを種播きする予定だ。ひと月前に、砂利の上に移動したプランターにカラフル・パプリカの種を播いたが、こちらは今のところ虫の被害にもあわず、順調に育っている。

 気候変動や生態系の変化のためか、3月頃に例年になく多くの花を咲かせていたレモンの木が、気がついてみるといったん花芽から結実し始めたものの多くが落果していた。この年末の収穫も例年並みの20個前後に留まりそうだ。


 例年5月の庭は、一年で最も花々が賑わう。今年も、タチアオイや薔薇、花水木、アジサイ、アマリリスなどが咲き誇っている。立葵は、去年の倍の40カ所ほどから立ち上がっており、今年は港側の一段低い位置にある庭に移植した1本の立葵も、一時風に倒されたものの、今は支柱に支えられて花を咲かせ続けている。この花から種が飛び、来年は複数の花が立ち上がり、道行く人の目を楽しませることを期待している。
 港側では、3年前に苗木を植えたフランス生まれの「ポール・マッカートニー」種の薔薇が高さ1メートル半ほどに大きく育っている。

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アジサイ

 5月初めには、15本のオリーヴの樹も細かな白い花吹雪を庭に撒き散らした。5年前に植え替えた異なる種類のオリーヴも花を咲かせてたので、今年こそは最初の植樹から9年目にして初めて本格的なオリーヴの実の収獲を期待している。

 虫や小動物の被害を被っている家庭菜園だが、二十日大根やシャンツァイ、キュウリ、ディル、イタリアン・パセリなどは今でも収獲が出来ている。
キュウリは、既存の畝に加えて新たに3メートル×1.5メートルの蔓植物用ネットを張った畝に、キュウリの苗を植え付け、さらにその隙間にキュウリの種蒔きをした。畝の手前には、小動物からの被害防止のためソーラーランプを設置しておいた。すでに1日2本の収穫ペースだが、来週には、既存の畝と合わせて1日10本近くの怒濤のキュウリ・ラッシュとなりそうだ。

 港側の庭には、休耕中のキュウリ用のネットを張った畝が余っていたが、昨日友人から頂戴した貴重なひょうたん型カボチャの苗を植え付けるため、整備をしているところだ。このカボチャは驚異的な成長力があるようで今から楽しみだ。

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新たに作ったキュウリの畝とネット

 前に、収獲もれのホースラディッシュが大きく葉を開いてきたと書いたが、3月に細い脇根を3つの畝に埋めておいたものからも葉が伸びて50~60cmの高さになっている。新旧の競演で裏庭の畑でもっとも目立つ作物となっている。来年は300本以上の収獲が出来そうだ。なお、わざと収穫しなかった1つの畝からは、必要に応じて少しずつ収穫している。“3年物”なので、かなり大きく、地中から掘り出すのにひと苦労だ。

 2月下旬に植えた、3畝のジャガイモ畑からも収獲が始まっているが、実は私自身はジャガイモアレルギーなので、これはもっぱら友人たちへのプレゼントとなっている。
 なぜ、食べられもしないジャガイモを毎年栽培し続けているかというと、理由がある。1970年代に、ポーランドの友人を訪ねたところ、その父上から「日本は今は繁栄を謳歌しているかも知れないが、危機は突然やってくるものだ。いざというときの食糧難に備えてジャガイモの育て方だけは覚えておくと良い。ポーランドが第二次大戦を始め度重なる戦乱にもかかわらず餓死者が少なかったのは、ジャガイモを貯えていたからだ」と諭されたからだ。
 この父君は、ポーランド陸軍では伝説的な存在だった。戦時中は、自由ポーランド軍(国内軍)の指揮官として活躍し、ソ連の影響下の戦後は、前歴を隠して陸軍大学に入り直し、ふたたび将軍となったという人物だった。戦後のポーランド陸軍の将官は前歴を知っていたが、誰も密告しなかったそうだ。

 さて、果樹の方も、枇杷、垂れ桃やジュンベリー、アーモンドの実が収穫できた。いずれも自分では使い切れず、友人たちに収穫を手伝ってもらい提供した。
 4本の木の枇杷はとくに大豊作で、ジャム作りにも使ったが、もったいないことに収穫しきれず、鳥のエサとして無償提供している。

 これからの季節に期待できる花は、毎年、通りに面したフェンス沿いに植えている200本ほどのロシア・ヒマワリだ。昨年同様5月8日に、種蒔きを済ませ、すでに20cmほどの高さに育っている。去年のように台風や虫の被害に遭わなければ7月末には、2メートルの高さのヒマワリ並木が出現するはずだ。

 ロシア・ヒマワリは、去年の落とし種から芽を出しているものもあり、こちらは40cmほどの高さになっている。
 落とし種からの花ではコスモスも港側の庭一面に育ち上がってきており、早くも花開いているものもある。実は、落とし種からの開花が少ないのではと思い、コスモスの混合種100mlを調達して5月4日に撒いたのだが、嬉しい誤算で落とし種と競い合って一斉に40cm前後の高さに伸びてきている。おかげで、他の雑草を草刈り機で処理することが出来なくなり、いちいち手で引き抜かなくてはならなくなった。

 雑草といえば、夏は機械を使ってもとても1人では処理しきれない。そこで、毎年、6~9月の期間はシルバー人材センターにお願いして15日ごとに草刈りをしてもらっている。なにしろ、夏の雑草は半月で20cm以上伸びるので、人手を借りなければ追いつけない。それでも60坪近い芝生の刈り込みは、電動芝刈り機で自分でしなければならない。以前にも書いたが、そろそろ“省力化ガーデン”とする方策を真剣に考えなければならない。

 当欄で12月に、この土地に昔から育っている、高さ2メートル、幅3メートルほどに広がった蘇鉄の木に雌花が開花し、その陰に淡いピンク色の実が隠れていたと書いたが、その種を数個収穫し、果肉を取って殻の一部を割った上でプランターに植え付けた。芽が出るまでに半年ほどかかるそうだ。発芽すれば、港の眺めの良い崖の上に地植えする予定だ。
 2年前にも、友人が奄美大島から持ち帰った蘇鉄の苗を植えていたのだが、長い間、成長が見られなかったが、ここに来て、急激に若枝を延ばし始め、今は、50cm以上の高さに伸びている。植木屋さんの話ではいったん伸び出すと恐ろしいほどの早さで葉が伸びるとのことだったので、防風林の一環となることを期待している。

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奄美大島から来た蘇鉄



 新型コロナの長崎県内の新規感染者はここ2週間ほど、ひと桁から10人台程度で推移しており、小康状態だ。しかし、長崎県独自の緊急事態宣言が長崎市に6月7日までの予定で発令中。市民への外出自粛要請や飲食店などの営業時間の短縮要請がされているほか、グラバー園や博物館、美術館ほかの観光施設、市立図書館などが閉鎖されている。
 緊急事態宣言がさらに延長される可能性もあるが、宣言中は、ひたすらステイ・ホームガーデンで、友人を招いてのワイン会も控えるようにしている。予定していた県内の温泉旅行も中止した。

 2019年まで12年連続で6月に石垣島シュノーケリングを楽しんでいたhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2019/07/26/112641が、沖縄県の感染状況を考えれば昨年に続いて中止せざるを得ない。現在、それに代わる県内のシュノーケリング・スポットを物色中だ。 

 また、2008年以降、2012年を除き2019年まで毎年、秋にヨーロッパ旅行に出かけていたhttps://europedia.hatenablog.com/entry/20121209/p1が、昨年に続き今年も諦めることになりそうだ。

 オーストリアの状況については、以前紹介した、はっぱさんがウイーンから発信している「たまにはオーストリアちっく パート3」http://happawien.jugem.jp/でチェックさせてもらっているが、5月19日からのロックダウン解除でコンサートやオペラ、オペレッタの公演も再開されたそうで、うらやましい限り。もっとも、ワクチン接種済みの証明(1回目から22日経過した後の)か、48時間有効の迅速抗原検査、72時間有効のPCR検査のいずれかの証明が入場の際に必要になるとのことなので、頻繁に検査を受けなければならないそうだ。

 私は、副反応に注意しなければならない既往症をたくさん抱えていることなどもあって、ワクチン接種は慎重にならざるを得ない。それに、現在進んでいるワクチン接種が、海外旅行に必要となるであろう国際的な“ワクチンパスポート”につながるかどうか不透明なので、渡航が可能になったときに接種を再考した方が良いとも考えている。
 ネット上でそろそろ“コロナ禍での渡航体験記”が出てきているので、それらのレポートをじっくりと拝見させてもらうつもりだ。

 前回、8Kテレビやデジタル・サラウンド音響、ハイレゾ・ストリーミング、8K対応のNetflixAmazonビデオといった動画ストリーミングサービスなどについてふれたが、そのような先進技術を使った音楽鑑賞も魅力だが、当面は、過去に録り貯めたVHSテープやハードディスクの音楽番組録画、1600枚ほどのCD、1000枚ほどのDVD、1000本あまりあるカセットテープを聴いて、ステイ・ホームの時間をしのごうと思っている。

 当欄の「旅の思い出を甦らせる音のアルバム」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20051206でも書かせてもらったが、保存しているカセットテープで最も古いものは、半世紀近く前の1974年に生まれて初めての海外旅行でヨーロッパを一周したとき、世界最初のポータブルカセット録音機といわれるアイワの録音機能付きラジカセで録ったものだ。ヨーロッパ横断特急(TEE )のアナウンスやスペインのフラメンコ酒場の音、各地の大道芸などの音を自宅のステレオで今、再生してみてもほとんど劣化を感じさせず、実に生々しく旅を思い出させてくれる。

 そう言えば、先日テレビのモーニングショーで未開封のメタル・カセットテープが1本3000円以上の高値で取引されていると報じられていた。メタル・カセットテープは現在、世界中で生産中止となっているからだそうだ。わが家のカセット棚からは5本ほどの未開封が見つかり、一番安いものはナント1本100円の値札がついていた。倉庫を探してみたら、さらに何本か未開封が出てくるはず。カセット時代の良き思い出と共に永久保存するつもりだ。

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メタル・カセットテープ



■今日のブックマーク&記事■

□Business Travel News Europe 記事
   TRVLWIRE https://trvlwire.jp/ の記事より紹介。
“Europe's transport ministers OK long-distance high-speed rail The new TEE 2.0 services”
(欧州、高速鉄道網を大幅拡充へ、「TEE」復活、3段階で長距離路線を導入) https://www.businesstravelnewseurope.com/Ground-Transport/Europe-s-transport-ministers-OK-long-distance-high-speed-rail

□TRAICY 5月26日記事“デジタル渡航認証「IATAトラベルパス」、実際に使ってみた”
https://www.traicy.com/posts/20210526210244/

 

 

長崎は開港450周年、わが家は9周年

*[長崎日記]長崎は開港450周年、わが家は9周年

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台風の被害で半分に折れた花水木 順調に回復している

 長崎を治めていたキリシタン大名大村純忠は天然の良港を求めていたイエズス会と協定を交わし、1571年に初めてポルトガルの貿易船が入港。それとともに大村氏による町割りが始まり、旧県庁のあった岬にイエズス会の本部と教会が建てられた。あまり語られることがないが、1579年4月に岬を起点とする長崎6町と長崎の南東天草灘側の有馬氏領の茂木がイエズス会に寄進され教会領となり(1584年には有馬氏領の浦上も寄進された)、領有は1587年に豊臣秀吉によって没収されるまでの足かけ9年続いた。
 今年は、ポルトガル船入港(すなわち長崎開港)から450周年にあたり、長崎県立歴史文化博物館における長崎開港450周年記念展http://www.nmhc.jp/exhibition/2021/450th/index.htmlを初めとする記念行事が開かれている。

 なお、「長崎開港の日」は便宜的に4月27日と定められた。秀吉が長崎を天領とした1588年4月2日(太陽暦4月27日)からきているようだ。
 詳しくは長崎開港450周年記念事業公式ホームページ https://nagasakiport450th.jp/ をご参照あれ。例年4月末に開かれていた、「長崎帆船祭り」も450周年に合わせて盛大に開催されるはずだったがコロナ禍で中止が決まった https://www.at-nagasaki.jp/event/51782/

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2015年4月の帆船祭り



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 さて、わが家の家庭菜園では、目立つのは、2月下旬に植え、芽かきと呼ばれる間引き作業を済ませ30~40cmの高さに育ったデジマ種とメイクィーン種のジャガイモの3つの畝だ。早くも白い花を咲かせたものもある。数日前に雑草を取り、施肥と土寄せを済ませたところだ。6月の中旬には収獲できそうだ。ジャガイモの畝の脇には、収獲もれのホースラディッシュが大きく葉を開いてきたので、一緒に収獲することになりそうだ。今から、ポテトサラダにホースラディッシュ・クリームソースをかけて食べるのが楽しみだ。

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ジャガイモと混在するホースラディッシュ

 ほかに元気に育っているものとしては、3月初めに種蒔きしたハーブや葉ものがある。とくに、ベビーリーフ、レタスサラダミックス、バジルが順調に育って収穫期を迎えている。
 2メートル四方の石積みのハーブガーデンには、未だ収穫できているコリアンダー(シャンツァイ)やサニーレタスを避けて4月7日にコリアンダー、バジル、イタリアンパセリ、ベビーリーフ、レタス・サラダミックス、サニーレタスを種播きしたが、早くもベビーリーフとレタス・サラダミックスは摘み取れる大きさに育っている。
 暖かくなると、虫の被害が発生し、バジルなど虫が嫌うハーブ類以外は、収穫できる部分が少なくなるのが悩みの種だ。わが家は丘の上にあるので、風が強く、虫・鳥除けネットやビニールハウスの設置も無理。毎年のことだが、真夏は果樹を除いてホームガーデンが半ば休園状態となってしまう。

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ハーブガーデン、手前はホースラディッシュ

 

 被害と言えば、昨日の朝、庭を見回っていると小動物(多分アナグマ)にせっかく種植えして、発芽したばかりのキュウリの畝やルッコラの畝の周辺部が掘り返されていた。培養土などで補強し、蛇やナメクジよけの粒剤を周辺に撒いておいたので多分持ち直すだろう。
 裏庭に3メートル×1.5メートルの蔓植物用ネットを張って新たに作ったキュウリ用の畝には、苗を買ってきて植え付けしてある。こちらは今のところ小動物の被害には遭っていない。

 昨日は、去年新たに設けた楕円形の畝の収獲を済ませた絹さやエンドウやサラダ菜を引き抜いて畝の半分を整備したところに二十日大根とベビーリーフの種を播いておいた。畝の残りの半分からは、イタリアン・パセリやディルが未だ収穫できているが、5月末には茄子やスイカを植えることになるだろう。

 家庭菜園に使えるスペースは200坪ほどあり、畝を新設する余裕は充分有るのだが、虫や小動物の害を少しでも避けるために大きめのプランターも8つほど置いている。その1つには、カラフルな実をつけるラブリーパプリカを種播きした。また、ほかの1つには、初めて収獲できた蘇鉄の種を植え付けた。こちらは、発芽まで3~6ヶ月かかるようだ。

 庭で実をつけ始めたものは、垂れ桃と茂木枇杷だ。垂れ桃の実はブランデーに漬けて果実酒にする予定。枇杷は一部色づき始めており、本来ならご近所が皆しているように紙袋を被せなければいけないのだが、わが家では鳥の被害が少ないこともあって、間引きした後は放っておくことにしている。順調にいけば6月上旬には例年にない量の豊作が期待できるだろう。

 毎年春からは、旺盛になる庭の雑草の刈り込みや芝生刈りの作業が欠かせなくなる。雑草の方は充電式草刈り機で刈り込むのだが、すでに自生するコスモスなどの花の芽が出始めており、枯れ葉の下には昆虫の卵も潜んでいるようなので、深く刈り込めないのが悩みの種だ。6月~9月の間は、自分1人では手が回らずシルバー人材センターにお願いしている。

 春秋の2回、植木屋さんに剪定を中心とする庭の手入れを頼んでいるが、春の剪定は5月1日にお願いしてある。今回は通常の手入れに加え、1月の大雪で枯れてしまったグリーンカーテンとして重宝していたパッションフルーツの枯れ枝除去をお願いしてある。パッションフルーツも新たに植え直すかどうか考えなければならない。

 60坪ほどの広さの庭の芝生は、今月の初めに肥料を撒いておいたので、急に緑の色が濃くなってきている。こちらの悩みは年々増えてくる芝生の間から伸びる雑草だ。東京の友人が見かねてプレゼントしてくれたグリーンカートに座って横滑りしながら手で雑草を抜いているが、雑草の勢いにはとても追いつけない。芝生の間に生える雑草にだけ効くという除草剤を撒いたこともあるが、効き目はなかった。

 家を建ててこの夏で9年目になるが、そろそろ芝生も寿命で、張り替えをするか、防草タイルや砂利敷きか枕木などの材木敷きにするかなど、こちらの体力と将来を見据えた、省力化ガーデンとする方策を考える時期が来ている。自分自身の寿命も考えれば200坪の裏庭も省力化の方策を立てなければならない。できるだけ除草剤や防草シートを使った不活性化を避けたいので、そこが考えどころだ。
 一時期は平置きの太陽光発電を始めることを考えていたが、本当に二酸化炭素削減に効果があるかどうか、そして経済的かどうか疑問が湧いてきたのでペンディングにしている。

 9年目になると、住宅設備や家電も買い換え時期に来ている。地球環境を考えればなるべく延命させたいのだが、以前書いたように14年目となるオーディオ・システムを初め、芝刈り機やテレビも寿命が近づいている。

 家電の中で、真っ先に買い換えを考えなければならないのはテレビのようだ。最近、画面がフリーズしたりB-CASカードの不調などが続いている。電源のオン・オフやカードの再挿入などで再起動できるのだが、少々煩わしい。

 テレビは、購入の顛末を当欄「フルHDの4倍緻密な映像を目指す4Kテレビ」https://europedia.hatenablog.com/entry/20130805/p1でも紹介したとおり、2013年の夏に購入した東芝の65インチ4KテレビRegza 65Z8X http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/z8x/index_j.html を使用している。実は、4Kと言いながら、4K本格放送開始時に必要な部品を交換するのに出遅れ、気がついたときにはメーカーの在庫がなくなっており、正規の4K視聴はできていない。しかし、アップコンバートでハイビジョン(2K)を疑似4K化して視聴できており、その画質には満足している。

 次に買い換えるときは8Kテレビhttps://www.nhk.or.jp/bs4k8k/8k/と決めているが、4Kや8K専用のアンテナを立てたり、アンテナ・コードを交換する必要https://www.nhk.or.jp/bs4k8k/howto/があったりするので躊躇していた。

 前にも書いたが、昨年のオリンピックが中止になってから8K放送そのものの見直しも始まっているようで、今年の秋以降の放送がどうなるかも不透明になってきているようだ。
 NHKの8Kチャンネルだけでも「バーンスタインウィーン・フィルマーラー“第9番”(収録1971年)」などの魅力的なクラシック・プログラムhttps://www.nhk.or.jp/bs4k8k/program/も少なくない。それに、2Kや4K放送の8Kへのアップコンバート画質も緻密さや濃密感などが優れていると高評価のようだ。

 わが家で8K対応のアンテナを付け替えたとしても、丘の上のわが家では風による影響で微妙な角度調整が必要な4Kや8Kの受信には障害があるようだ。それに、アンテナでの4K・8Kの受信は悪天候による視聴中断も起きやすい。

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わが家のアンテナ塔

 いろいろ調べているうちに良い解決策が見つかった。それは“光回線テレビでの視聴”だ。アンテナが不要なので、導入が容易な上、インターネット・プロヴァイダーやスカパーなどの専門テレビ、docomoなどの携帯電話会社との組み合わせで、総合すると安価になるケースも出てくるようだ。
 興味のある方は、ヒカリCOMの「2021年光回線おすすめ8社!4つの比較ポイントで選ぶおすすめインターネット回線」https://icip.info/hikarikorabohikaku/、「フレッツ・テレビNTT西日本https://flets-w.com/opt/ftv/4k8k/ 、「ひかりTV for docomohttps://www.hikaritv-docomo.jp/、「BBIQ光テレビ」https://www.bbiq.jp/hikari/tv/ などを参照いただきたい。

 8Kのもうひとつの魅力は22.2chのサラウンド音響とされる。サラウンドに関しては50年前の4チャンネル・サラウンドからから試しているが、いつも飽きて2チャンネル・ステレオに戻ってしまっていた。光回線テレビでは、FM放送やハイレゾ・ストリーミング、8K対応のNetflixAmazonビデオといった動画ストリーミングサービスなどへの可能性も広がることから、もう一度チャレンジしてみるのも面白いと考えている。                         22.2 chのスピーカーを並べずに疑似的にサラウンドを体験できるサウンドバースタイルのスピーカーセットや“オブジェクトオーディオ”“イマーシブサウンド”といった音響関連の新技術を8Kに応用する研究も進んでいるようだ。Stereo Sound online https://online.stereosound.co.jp/ やAV.watch https://av.watch.impress.co.jp/といったオーディオ・ヴィジュアル関係のサイトで研究してみよう。

 8Kテレビ受像機自体もこれから1~2年で大きな技術革新とコストダウンがあるようなので、価格.com の8Kテレビ比較ページhttps://kakaku.com/kaden/lcd-tv/itemlist.aspx?pdf_Spec051=1&pdf_so=e2で随時チェックしてみるとしよう。今、見た限りでは韓国LG Electronicsの有機ELテレビ OLED88ZXPJA https://www.lg.com/jp/tv/lg-OLED88ZXPJAが良さそうだが、日本勢の対抗製品に期待したい。


■今日のブックマーク&記事■

□「旅行リンク Travel Page」
 「ホテルや温泉旅館・旅行先でテレワーク&ワーケーション デイユースから

  長期滞在まで」  https://www.ryokolink.com/travel/hotelsogo_telework.htm 
  「旅行会社・宿泊予約サイトでテレワーク・ワーケーションプランを探す」

   のページもある。

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 「新型コロナウイルス感染症 各国渡航制限情報・PCR検査と診断書ほか海外渡航手続」 https://www.ryokolink.com/travel/tr_ciq.htm

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