ワールドタイム対応の電波腕時計 その2

本題に入る前に、3月11日より4月8日までの「1974年の欧州鉄道旅行をいよいよ再現」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080118の旅行レポートが「第11日目 3月21日 ニース到着」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/200803までやっと到達したことを報告しておこう。なんとか、「次回のヨーロッパ旅行」出発前に終わりたいと思ってはいるのだが.....。


 当欄の「ワールドタイム対応の電波腕時計」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071128でも書いたが、海外旅行中は、より正確な時を刻む腕時計が欲しくなる。私の場合、長旅の間には、うっかり日にちを間違えて早めに次の街に旅立ったり、曜日の勘違いで休館日に美術館を訪れてしまったりということがここ数年多くなってきている。
 また、3月のヨーロッパ旅行でもそうだったが、乗り継ぎ時間に余裕のない列車を選んだ場合など、秒単位で正確な時刻を知りたくなるものだ。

 電波腕時計の中には、日本、欧州(ドイツ)、北米の世界3エリアで標準電波を受信して、秒単位まで正確に合わせる電波修正機能を持つワールドタイム仕様のものが出回り始めている。電池交換の必要のないソーラー時計のものが多いので、長旅にも安心だ。

 もっとも、「秒単位まで正確に合わせる電波修正機能」と言っても、たとえばドイツの空港に降り立った瞬間に、針が7時間戻るといった自動修正を行うわけではない。こちらで、タイムゾーンを合わせた上で“強制受信”してやる必要がある。

 次回のヨーロッパ旅行のために選んだのは、5月に発売されたSEIKOのBRIGHTZ ブライツ ワールドタイムソーラー電波時計 SAGA011 http://www.seiko-watch.co.jp/p_search/detail/do.php?no=SAGA011だ。電波時計の多くはメタルのバンドだが、これは革製なので60gと極めて軽い。税込み価格は131,250円だが、カメラ量販店では、ポイントも併せると40.33%引きの実質78,320円になった。

旅行用と割り切って買ったつもりだったが、使い始めてみると、その正確さと使いやすさから日常生活でも手放せなくなってしまった。とくに、1日2度の“針位置自動修正機能”は3つの針のずれが気になる性分の私としては精神衛生上非常によい。
 SEIKOのサイトhttp://www.seiko-watch.co.jp/bz/about/dualtime.htmlによれば、“日本、欧州(ドイツ)、北米の世界3エリアで標準電波を受信して、正確な時刻を表示する電波時計。毎日、定刻の自動受信により時計の時刻を修正し、誤差10万年に約1秒という高精度で時を刻み続けます”とのことだ。
 製品スペックを挙げると、日常生活用強化防水(10気圧)/耐磁/厚み 11.5 mm /パワーセーブ機能/フルオートカレンダー機能/ワールドタイム機能(24都市)/デュアルタイム表示機能/電波自動受信修正機能/強制受信機能/受信結果表示機能/レトログラード式曜日機構などだ。


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