国内でもノンビリと温泉ライフを楽しもう

 毎年、暮れが近づくとなぜか温泉で雪見酒をやりたくなる。もし、それができないときは、温泉地の動画を見ながら自宅で一杯やることにしている。温泉地の動画を探すのに便利なのがNAVER検索エンジンの「動画・サウンド検索」http://searchhome.naver.co.jp/media.html だ。「温泉」と検索すれば500件以上の何らかの形で動画を見せてくれるサイトが見つかる。越後長野温泉 嵐渓荘の「露天で一杯セットが好評です」http://www.rankei.com/album/spa/78.htm という罪作りな画像まで見つけてきてしまう。
国内の温泉情報を探すのに役立つサイトをいくつか挙げよう。
 日本観光協会が全国の消費者向けに観光情報提供を行っている「全国地域観光情報センター」http://www.nihon-kankou.or.jp/nkks/index.htmlの「いい旅探そう!旅の情報検索ツール」のページは、「見る」「イベント」「遊ぶ」「泊まる」「食べる」など7つのジャンルに分けられた16万件以上ののデータベースが用意されている。
 データーベースは「温泉めぐり」などのキーワード検索も可能。「温泉めぐり」を選択すると、さらに「外湯めぐり」「露天風呂が名物の温泉」「クアハウスなど」「温泉浴+自然観察」といった7つの選択肢が出てくる。
 地方自治情報センターが中心となって運営する「NIPPON-Net」http://www.nippon-net.ne.jp/は、地方公共団体のホームページを対象とした全文検索可能なデータベース「地域発見」と全国の自治体の観光ホームページ等を地図から検索できる「全国自治体マップ検索」の2つの機能を提供。「地域発見」では「温泉+雪見酒」、「温泉+長期滞在」「温泉+花見」といった情報を都道府県を指定して探し出すこともできる。
 「発見!観光宝探しデータベース」http://www.kanko-otakara.jp/jp/index.html国土交通省が「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環として日本の埋もれた魅力的な観光資源を発掘しようと言う目的で開かれたサイトだ。自薦、他薦を問わず「お宝」を投稿することができる点もユニークだ。「宝探し」は都道府県単位のほか、キーワードや、「温泉」などの目的別の3通りの検索で楽しむことができる。
 旅行会社㈱世界一周堂が運営する「大好き日本」http://www.gojapan.jp/は、トップに「シーズン到来。スキー場情報」など旬の情報を置いて季節感を選出している。「テーマから探す」の「宿泊施設」には「温泉地」の項が設けられている。「テーマから」には「各種協会」のページもあり「日本温泉協会」などがリンクされている。
 岐阜県郡上八幡市でインターネット関連事業を営むパブリックシステム㈱が運営する「地域情報マガジン・winds!ウィンズ」http://www.windsnet.ne.jp/は、「地域スタッフ」のヴォランティアパワーでYahoo!のようなポータルサイトを全国市区町村3,300が各個に展開することを目指している。各市町村のポータル・ページの「観光&特産物」の「宿泊」を開くと地域の温泉ホテルなどが見つかるだろう。また、Googleを使った「サイト内検索」で「温泉」と検索してみるのもよいうだろう。
デジタルコンテンツネットワークが松下電器産業の協力を得て運営する「ニッポン地元通情報 GANSO 」http://www.gansodesu.net/は、全国のタウン誌と提携しフレッシュな地元情報を全国に発信するというユニークなサイトだ。とくに、タウン誌の地元スタッフが選りすぐった温泉施設の中から、目的の温泉を検索できる「温泉施設GENSENガイド」が貴重だ。「温泉のふ〜ん」という温泉雑学集も面白い。
☆写真は中禅寺湖から奥日光湯元温泉に向かう途中にある「竜頭の滝」