貯まったマイレージの意義ある使い方

金曜日から国際線のマイレージを使い郷里の長崎を旅行してきた。宿は、眺めのいい部屋をできれば昔住んでいた南山手地区に取りたかったので、まずGoogleで「長崎 眺め 宿 南山手」と検索して「KKR長崎ニューグラバー」http://kkr-nagasaki.jp-guide.net/に見当を付けた。KKRは国家公務員共済組合連合会http://www.kkr.or.jp/が運営する いわゆる“公共の宿”だ。次に、楽天トラベルhttp://www.mytrip.net/でこの長崎ニューグラバーの空室状況と価格を調べてみた。すると、平日は和室6畳の“眺望抜群”の部屋が朝食付き、サービス料・消費税込みシングルで3,990円と出ていたので即座に予約した。実際に泊まってみると、グラバー邸のすぐ下にあるという好立地で、朝食もヴォリュームたっぷり。夜景も美しかった。夜は、思案橋近くの居酒屋「さかなや」http://www.web-nagasaki.net/sakanaya/で、地魚の刺身や海老ミンチ揚げ物、卵焼きなどをつまみに芋焼酎のお湯割りを重ねた。そのあまりのおいしさと安さに、近い将来長崎に帰り住みたいとの思いを強くしてしまった。実はこの居酒屋は「旅チャンネル」の「新ニッポン居酒屋紀行http://www.tabi-ch.net/gourmet/new_izakaya/index.htmlという番組でチェックしておいたものだ。
月曜日に東京に帰ってみると、「マイレージの意義ある使い方」についての記事をウェブ上で見つけ、私的な国内旅行に使ってしまったことに少々後ろめたさを感じてしまった。
日通旅行のホームページの【お知らせ】に「マイレージによる貢献方法について」という記事http://www.nittsu-ryoko.com/blog/disp.php?class_id=1&report_id=95を見つけたからだ。これによると、ユナイテッド航空は「今回の津波被害の救済にマイルの寄付を受け付けています。このマイルは、津波救済に向かう活動組織のスタッフの航空券に利用されます」とあった。
これは、ユナイテッド航空の英語ホームページhttps://secure.ualmiles.com/MP050103.jspに出ていたものだが、同航空の日本語のホームページには「インド洋津波被害復興支援ご協力のお願い」http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/ja/united/tsunami.jsp の特別ページが設けられており、「ユナイテッド航空では、この度のインド洋津波による被害の復興支援といたしまして、タイ、インドネシアスリランカ等被害地域への救援物資運搬にカーゴスペースを提供する等の協力をいたしております。他にも当該国政府および関係機関の要請による支援物資の供給にも対応しております。支援施策のひとつとして、2月28日までに弊社「マイレージ・プラス」会員のお客様が、下記の復興支援団体にUS50ドル以上をご寄付頂くと、ユナイテッド航空から500ボーナスマイルを差し上げます」とあり、7つの支援団体のページへのリンクが張られていた。
 以前紹介したhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040520「海外情報サイト WORLDNAVI.NET」にも「スマトラ島沖地震義援金受付情報」http://www.worldnavi.net/tsunami.php というページが設けられ、リンク用のバナーと募金リンク集が作成されていた。
☆写真は KKR長崎ニューグラバーの3階和室からの長崎港の眺め