クルーズ中のインターネット環境は?

ブロードバンド系総合情報サイト「RBB TODAY」に「世界一周の船旅でもブロードバンド! 『飛鳥II』には最大10Mbpsのインターネット接続」 http://www.rbbtoday.com/news/20060227/29210.htmlという興味深い記事があった。「世界一周の船旅でもブロードバンド。総務省関東総合通信局は、Maritime Telecommunications Networkに対して、客船『飛鳥II』に設置する携帯移動地球局の無線局免許を付与した。これにより、航行中であっても、最大10Mbpsのインターネット接続が利用できる」といった内容の記事だ。
 japan.internet.comの「洋上でインターネット、宇宙通信が日本近海で海洋ブロードバンドサービスを開始」http://japan.internet.com/busnews/20060317/2.htmlという記事でも、「飛鳥II」の海洋ブロードバンドサービスについてふれている。
 一般に、クルーズ船では船内のコンピューター・ルームに設置されたパソコンで、Webとメールが有料で利用できるケースが多いが、乗客が持ち込んだパソコンの接続はできないようだ。
 「飛鳥II」を運用する郵船クルーズ株式会社 http://www.asukacruise.co.jp/のサイト上の「クルーズライフ」にも「デッキのコンピュータープラザにて、Eメールの送受信とウェブの閲覧が可能です(共に有料)。ただし、お客様がお持ち込みになられたパソコンによる接続はできません。また、寄港先の規制で停泊中にご利用いただけない場合がございます」とあった。
 ピースボートを運営するジャパングレイスhttp://www.japangrace.com/の「船内生活Q&A」には、「船上から日本へE-MAILはできますか?」という問いに、「船に設置してあります専用パソコンより有料にてWeb-MAILを使用できます」と書かれていた。
ボーイング社が航空機内だけではなく、船上からのインターネット接続も扱っていたのを思い出し、ボーイング・ジャパンhttp://www.boeing.jp/flash.htmlのサイトからコネクション・バイ・ボーイング http://www.connexionbyboeing.com/のサイトにたどり着いたところ、海上へのブロードバンドの進出を紹介する「海上での移動性」 http://www.connexionbyboeing.com/index.cfm?p=cbb.maritime&l=ja.JP&ec=という記事があった。
 ついでに、クルーズに関するサイトを紹介しておこう。
 「客船クルーズネット」http://www.hi-ho.ne.jp/cruise/は、個人が運営するクルーズに関する総合ポータル。クルーズニュースや宣伝掲示板、写真掲示板、客船データベース、日本船スケジュール、クルーズに関する個人ページリンク、世界一周が出来る船、安く気楽な国際フェリー、船内新聞で見るクルーズの一日、レストラン・シップ一覧などのページがあり、クルーズの持つ多様な魅力を伝えてくれる。「クルーズリンク」には、丁寧な日本語の解説付きで関連ホームページが多数リンクされている。
 「船旅へようこそ」http://www.tokyonews.co.jp/funenotabi/ は、クルーズ専門の隔月刊誌「船の旅」のホームページ。How to Cruiseのページにはクルーズ初心者に役立つ内容が満載されており、「船を決めよう」ではアンケートに答えるとおすすめクルーズを選んでくれる機能がある。船旅の1日や基礎知識、マナーを紹介する「船に乗ったら」などの読み物も豊富。船会社のサイトや船旅愛好家の個人ページのリンク集も便利。「船の旅MAGAZINE」では、雑誌「船の旅」最新号の記事の一部も閲覧できる。
HIS系のクルーズ専門店「クルーズプラネット」http://www.cruiseplanet.co.jp/もユニークなクルーズ商品を提供している。