ブログ情報ポータルBlogPeopleの「Google Maps / Google Earth 応用例」http://www.blogpeople.net/TB_People/tbp_3468.html のページは、「グーグルマップス(Google Maps API)の応用例を見つけるのに役立つ。「Google AJAX Search APIとGoogle Maps APIを組み合わせる」http://blog.fkoji.com/2006/06032341.htmlなどという最新技術の活用例が出ていた。
アメリカの「Google Maps Mania」http://googlemapsmania.blogspot.com/の方は、より頻繁に応用例の情報が寄せられている。
Google Maps Maniaには、Mashupという言葉がよく出てくるが、これはWeb2.0関連のキーワードで、「Webアプリケーションのハイブリッド化(複合化)あるいは複数のソースからコンテンツを組み合わせていくWebサイトやWebアプリのことを指す」そうだ。
いくつか、気になったものを紹介しよう。“Airplane pollution and Airport Parking Google Maps Mashups”http://www.terrapass.com/flight/flightcalc.htmlは出発地と目的地を検索ボックスに入れると、個人が飛行機を利用したときの二酸化炭素排出量を計算してくれるという環境コンシャスなサイトだ。
“World Ballpark Tour”http://www.nearlygod.com/ballparks/は、北米と日本の野球場をGoogle Mapsを使って紹介するサイト。ナゴヤドームの上空からの写真などが見られる。
“Koolyoom.com ”http://www.koolyoom.com/は、紛争が激化している中近東の難民たちの連絡掲示板として使えるように用意されたGoogle Maps応用サイトだ。
“NYC Farmers' Market Finder!”http://www.nyccah.org/maps/farmers.phpは、その名の通り、ニューヨークで開かれているファーマーズ・マーケットの場所を探すのに役立つ。興味のある人はアメリカ農務省ファーマーズ・マーケットサイト“Agricultural Marketing Service Farmers Markets ”http://www.ams.usda.gov/ farmersmarkets/とともに覗いてみるとよいだろう。
“GeoWalk”http://www.geowalk.de/index.html?enは、Web2.0時代の申し子のようなサイトだ。Wikiや写真投稿機能Flickr、Google NewsにGoogle Mapを組み合わせている。地図上をダブルクリックするとバルーンが現れNewsやInformation、Photoなどを見ることができる。スイスのユングフラウをクリックすると、先日あったアイガーでの200万立方メートルに及ぶ岩山の崩落事件に関するWikipediaの記事に簡単にたどり着けた。
“SalaryMap.com”http://salarymap.com/salarymap.cfmは、北米を中心とする職種別の給料を地図から閲覧できるサイトだ。パリなど北米以外の都市の給料に関する投稿も見られる。
Google Maps の旅行分野への活用例については、当欄の「Google Maps API活用のユニークな地図連動サイト」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050823も参考にしていただきたい。
Google Maps Hacks -地図検索サービス徹底活用テクニック-
- 作者: Rich Gibson,Schuyler Erle,武舎広幸,福地太郎,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/07/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 75回
- この商品を含むブログ (19件) を見る